 電気料金を考えた場合、家庭内での延長コードはせいぜい数メートルでありほとんど影響はありません。 スイッチ付きテーブルタップでONの場合ランプが点灯する様な製品はランプが多少の電力を消費します。
厳密な話をすれば、コードは電気抵抗がありますので、電気製品をオンにして電流を流すとコード自身の抵抗で発熱して電力を消費します。しかし数メートル程度ではそれ程大きな抵抗ではないので、電気代に影響するほどではありません。 但し、テーブルタップや延長コードには定格消費電力があります。通常100V・15A(つまり1500W)が一般的ですが、そのコードに流れる電流は15アンペアまで、つまり合計で1500ワット以下の電気製品しか同時につないで使用してはいけないと言うことです。 もし、容量オーバーで使うとコードが発熱して被覆が発熱で溶けたりしてショートを起こし、火災になる危険性があります。 屋内配線(コンセントの壁の中の集中ブレーカーまでの配線)はコードの許容範囲より先にブレーカーが落ちる様に工事をしているはずなので、壁内のコードの発熱で火災になる可能性は低いと思われます。
テーブルタップには何口ものコンセントが挿せる様になっているので、タコ足配線をすると許容電力オーバーとなって火災の原因になりますので気を付けましょう。
ノートパソコンなどは消費電力が数十ワット程度なのでほとんど気にする事はありません。 ノートパソコンのACアダプタをコンセントに挿しっぱなしにして、パソコン本体をシャットダウンしている場合にはバッテリーに充電するための消費電力を要している事になります。フル充電した場合はパソコンへの電流はほとんど流れませんが、ACアダプタは交流を直流にする電気回路が動作しているので、触ると暖かいと思います。暖かいということは電力を消費して熱を発していると言うことです。 気をつかうならスイッチ付きテーブルタップを介して元からスイッチを切っておくのが一番節電になり、パソコンのバッテリーも過充電状態を起こさない、いい方法だと思います。
2017年01月24日 (火) 20時54分
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