 マザーボードにはBIOS(バイオス)の設定情報を保持する為にメモリに電源を供給しておかなければなりません。でもパソコンは使わない時は節電タップなどで元からコンセントを切るのでマザーボードへの電源供給は断たれます。その度にマザーのBIOSの設定が変わったのでは大変なので、それを保持する為にボタン電池が使われています。 デスクトップPCの場合はマザーボードはケースを開ければ裸なので、ボタン電池の交換は容易です。 ノートPCもマザーボードに電線でボタン電池又はニッケル水素充電池などが接続されています。これを交換するにはノートPCを分解しないといけないので簡単ではありません。また市販のボタン電池ではなく、特殊な形状のもので、一般の店頭では入手できません。 完全に電源を切りコンセントから抜くとマザー上のメモリ(メインメモリではありません)への給電はボタン電池(ノートは特殊な電池か充電地)で行われるので、電池の消耗が大きくなります。よってコンセントに挿しておけば、マザーボードへは微弱な電流が流れ続けるので、ボタン電池の消耗は少なくなり、寿命も長くなるということです。 一般的にはパソコンの寿命は3〜5年で陳腐化すると考えられるので、ボタン電池が先に寿命が来ることはあまり考えられないと思います。 いずれにしてもデスクトップPCのマザー上にあるボタン電池は市販品ですので、簡単に交換できます。
2012年06月11日 (月) 22時05分
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