 IEEE802.11nは環境次第では難ありです。 先ず現状の無線LANの接続規格は何ですか?またその接続での回線速度は幾ら出ていますか?
nはチャンネルボンディングとMIMOという技術で高速通信を可能にしています。 市販で一番高速なのはアンテナ3本搭載のもので450Mbpsの親機がありますが、親機だけが高速では意味が有りません。無線LAN子機(アダプタ)が同じく3本アンテナ搭載でなければ450Mbpsは出ません。 現在使用中のパソコンの無線LANアダプタがn対応なのか、そしてアンテナが何本搭載しているのかを確認する必要があります。 殆どの場合は1本しかないためにnでも150Mbps(理論値)が最大ということになります。 また、nはチャンネルボンディングで利用可能なチャンネルがgの半分となります。2.4GHz帯の場合は2台の親機しか近くで使えない。またgとチャンネルが重なれば混信して接続が不安定になる場合もある。 よって回線速度が27Mbps以下の場合はgを使い続ける方がトラブルが少ないということになります。 隣家などで無線LAN親機の電波が飛び交っている様な環境ではnはgより問題が多くなります。 なお、nでも5GHz帯ならばチャンネル数が多いので混信の心配は格段に少なくなります。しかし5GHz帯の無線LANアダプタ搭載というノートPCは少ない。 ご自身の無線LANアダプタを確認の上判断することです。 AUひかりはギガビットLANサービスですが、性能を最も享受できるのは、ギガビット対応の有線LANケーブルで接続したパソコンが最高というこkとになります。
2011年09月30日 (金) 10時08分
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