覚書
小説に成りきれない雑文や、日々の語りなど。| TRSシリーズ/語り | |
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| [149] 2005年12月14日 (水) 21時11分 TRSシリーズ/語り | |
| 面白い。 蜘蛛の糸のように張り巡らされている血筋の系譜と歴史の道筋を何とか理解しながら驚いたり笑ったり。 この辺のややこしさはFEでは味わえないものとなりましたねっていうかユトナがやりすぎなんだけどさ(笑) もしも今、FEが新作でこういう味のストーリーを出したら、みんなドン引きするでしょう(笑)。 さておき、リシュエルとホームズが血縁だなんて、気づいてる人どのくらいいるんだろう。ちなみに、マルジュも土の神殿を継ぐ資格はあるし。 戦闘グラフィックは確かにへぼいけど、その分ベルウィックより俄然スピーディー。人物も大きいから、結構細かいところまでハァハァしてます。エステル騎乗時の太ももの絶対領域は、ちょっと、すごい。 それになんと言っても魔女!!!!あの色気はベルウィックにはないもんね。 ベルウィックにないものが、ユトナにはあるよ…愛とか夢とか希望とか。色気とかお笑いとか。(笑) TRSシリーズで好きなのは、シナリオと戦術がきっちり分かれてるところかな。支援上昇のために延々隣接とか、そういう「作業」みたいなものがないから。闘技場も作業っちゃあ作業だけど、「育成」が特色の作品なので、それもまた戦術に入るからね。 それと、ドロドロした物語… 血筋、伝統、そう言ったものが複雑に絡み合って背景でうごめいている空気が好きです。 FEも確かに聖戦辺りはそういう物があるけど、ユトナにしろベルウィックにしろ、それを「設定の一部」ではなくて、本当に、根底にあるというかストーリーの深いところまで持ってくる、どこか神話めいたところが好きです。長い物語を読んでいるような気分になれる。 戦闘に関すれば、ユトナで特筆すると、エリア魔法! どうしてベルウィックではなくなってしまったのだろう。 全体魔法は確かに反則だけれど、9マスとかはすごく面白いと思うのにな。 ベルウィックでは、スキルの扱い方が巧みになったと思う。ゲーム性がとても高まった。 スタッフがゲーム誌で述べていたように、「ユトナはストーリー性を重視するあまりゲーム性を損なった」、に対し、べルウィックは「ストーリーを踏まえながらゲーム性を重視」した作品であることが、よくわかる。 ユトナのストーリーは確かに面白いし、爽快感があるけれど、ゲームをしながらのストレスやワクワク感は、俄然、ベルウィック。 馬が死ぬ!反撃できない!いっけぇ、切り込み反撃!ベルウィックをプレイして感じる「ストレス」「緊張感」というのは、それこそがまさに「ゲーム性」であるのだと、改めて感じた。 ライブに頭を使いながら進める、という快感は、はっきり言って、過去作品のFEをも凌いでいると感じた。 ユトナはその点、従来のFEと大差ない攻略スタイル…だと思う。 「へクス」「同時ターン」、ベルウィックで大きく変わったのはここかな。それから敵の知能も上がってるし。敵との命中率ギャップもポイントだと思う。これでかなりハラハラ感が違う。 前作を反省し、大胆な改良・新システムをやっちまうのが加賀節だと思う(笑)。それでもどこか、「あぁ、シリーズだな」って思えてしまうしね。 それからシナリオ。…ユトナ、芸細かいなー 出撃メンバーで会話が変わったりね。支援に関係のない小さな会話が楽しい。 キャラが大きいし、やっぱりイラストも綺麗なので、会話をしているだけで楽しい気持ちになれる。ベルウィックのようにドットキャラの動きはない分、イラストを楽しむ方向で。 っていうか、っていうか、 ディアンはサムソンでもバーツでもありません。ジュリアでした。 いや、1章でリースと隣接して会話を聞いた時、確かにジュリアっぽいなと思ったら ―――まんまだった。 同盟軍? 今頃現れてのん気なものね。 あはははははは!!!!気づかない!誰もここまで気づかない!!! ベルウィックスタッフ、すごく愛情もってユトナに接してくれてるなー、と感じた。(とりあえず、ディレクターと音楽の方が継続してることは確認) なんかこう…村のおじいちゃんが8章依頼の老兵に似てたりね……(笑) ベルウィックをやったときは既にユトナから離れていたから気づかなかったけれど… …いいなぁ… ふわふわした、夢見心地なユトナと、地に足をつけて現実を見すえるベルウィック…という好対照。だけど、どちらも根底で繋がっている感じを受けました。 うん。ユトナ英雄戦記は、面白い。 |
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| [150] 2005年12月15日 (木) 00時44分 配下整理 | |
| こうしてみると、本当に色々とベルサガでもオマージュされてますよね。 ちなみに私はミンツが全てのキャラの中で最愛なんですが(苦笑)、多分BSでは美味しいとこもっていった敵のままのにくい奴、一応この人もブラックナイトなんだよねグラープさんだと思ってます(爆)そういえばあのソフィーのお姉さんも気の強そうなところはレニーにそっくり…げふげふ。 でもやはり一番好きなのはアグザルおじさんなんですが(ガロは好きかもしんないけどそこまでなかったのに) |
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| [154] 2005年12月15日 (木) 13時22分 一臣@管理人 | |
| コメントありがとうございます。 ベルウィックは、どれだけユトナマニアなんだと思うくらい、各キーワードを丁寧に砕いてちりばめてあるので、既視感はあるけど思い出せない…ということが多々ありました。 ゼフロスなんてアレ、ジークとジュリアスのあわせ技ですよ?(笑) 素直に同じ設定を使っているわけではないところに、深い愛というかこだわりというものを感じて、発見するたびに嬉しくなったものです。 グラープ将軍!!!憎いですよね…いいキャラクターですよねぇ 私は初回時イストバルイベントを起こしていなかったので、9章で普通に倒したのですけれど、その時だって「…アレ?なんかいい人だ…お、おかしいな」と思ったものです。何か裏がありそうと思いましたが、あんなに活躍するとは…。 ソフィーのお姉さんも、すごくいい味でしたよね…お嬢様!!姫も良いけど、「お嬢様」という響きも好きです。マイベストお嬢様はシャロンですが!(聞いてない) アグザルおじさんのように、罪を背負いながら大切な存在のために戦うというキャラクターは、ユトナには無い存在でしたよね。 ベルウィックは、各キャラに対する掘り下げ方が、血統と伝統を主にしたユトナとは方向を変えて、あくまで「一人の人間」に焦点を向けている所が、魅力なのだと思います。 |
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