| [377] 冬だぁ! |
- 大滝 - 2025年12月08日 (月) 16時48分
初雪や 水仙の葉の たわむまで 芭蕉 僕の故郷の北海道洞爺湖にも雪が降り9センチくらい積もっていると。雪は東北や北海道では雪かきとか雪降ろしなどが強いられ厄介シロモノになっている。特に高齢者世帯にとって冬が地獄になっている。古い話で恐縮だが、僕が小中学生のころは冬が待ち遠しかった。家の前の道路の雪かきは僕の仕事だったけど中学生の頃はなんてことはなかった。それよりスキーに乗れるシーズンが待ち遠しかった。スキーを担いで自宅の裏山に上り(当時はリフトなんかなかった。今でもないが)、頂上から一気に滑り降りてくるのが爽快だった。だから雪が降る季節になるとワクワクしたものだったが、青年になった(スキーに乗らなくなった)ころからいつのまにかそのワクワク感は感じられなくなった。遊ぶことより生活に追われるようになったからだね。
芭蕉の句も雪が降るのを楽しみしていたことがうかがえる。当然のごとだが芭蕉は生活人ではない。生活よりも美的感覚で風景を見ている。僕も美的生活にあこがれながら生活人であることを捨てきれないでいる。まっ、遊びは遊び。生活は生活と割り切っているからかもしれないが。
それにしても中途半端!まっ、いいかぁ〜
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