| [353] 負けるな！ やせ蛙！ |
- 大滝 - 2025年08月04日 (月) 14時28分
やせ蛙 負けるな一茶 これにあり 一茶
「荘子」を読んでいると弱さとか強さとかにこだわっていた自分があほらしく思えてくる。老年の今だからこそ、「荘子」が理解できるようになったかもしれない。荘子は立場（人間だけではなく動物も含めて自分自身すらさえも）が違えば真理も違ってくると。固定的な真理なんかないといっている。すべては流動的であり過去も未来もないと。禅に通ずるところがあるな。今の現状を受け入れることだと。消極的ではないかと思えるが精神の安定につながるな。
それでもである。若い時は戦うべきではないかと思う。生きるための戦いを避けるべきではないと思う。若い人が「老荘思想」に染まっているのはなんだかだなぁ。
僕もまぎれもなく老年であるが仕事をしている以上生きるために闘わなければならないと思っている。矛盾だぁ！
闘って負けてもそんなに堪えないのが若い時と違うところだと思っているんだけどね。
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