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[317] 叔父の死 |
- 大滝 - 2025年03月02日 (日) 17時58分
先週火曜日、北海道の叔父が亡くなったとの連絡があった。叔父は亡き母の 年の離れた弟で89歳であったと。数年前に認知症にかかり施設に入ってい
たが肺がんで施設から病院に移ったとの連絡があり娘(僕の従妹であるにもか かわらず、僕はターボおじちゃんと呼ばれていた。)から桜の咲く季節(北海
道は5月)まで持つかどうかわからないと知らされていた。だから、5月は覚 悟しなければならないと思っていたのに2か月も早く逝くなんて。気が動転し た。
叔父とはいっても、僕ら姉弟から見れば年の離れた兄のような存在だった。コ ロナもあって施設に会いにも行けず、昨年秋に北海道に帰省した時は、土日は 面会できないとかで、結局会えずじまいで逝かれてしまった。
母が竹を割ったような性格であったのに対し弟の叔父は、どちらかといえば優 柔不断、よく言えば優しい性格の叔父であった。通夜、告別式が終わった後、
娘とその旦那と3人でレストランで話をした。通夜と告別式の時は、涙が出な かったのに、叔父の思い出話をしていたら、急に涙が止まらなくなった。
姉も訃報を聴いたときは冷静でいられなかったと。89歳でしかも認知にかか り、ここ数年会えない状態であったにも関わらず、叔父は僕ら姉弟にとっては
存在自体が、生きているだけで叔父を頼りにしていたんだなと亡くなって初めて 分かった。
姉にしても、僕にしてもそう先は長くはない。火葬場で叔父の骨を拾っていると き、死んだらこうなるのかと妙に親近感が湧いた。若い時は、死は他人の死であっ た、今は他人の死でも自分の死と感じられる。
これから、叔父の娘と内縁の妻との間でトラブルが予想される。死んだ者はそう いうトラブルとは無縁になるわけだから、死んだほうが楽かもしれない。 不謹慎かも。叔父のことだから笑って許してくれるだろう。合掌。
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