| [249] 藤沢周平 |
- 大滝 - 2024年05月13日 (月) 22時41分
藤沢周平の小説、「獄医 立花登手控え@からC」を読んだ。 文庫本の発行年を見ると1994年となっていたから今から
30年前に読んでいたことになる(ほかの作品はその前から も読んでいたが)。
獄医だから当然牢屋に入っている犯罪者が描かれることが 多い。惚れた女を守ろうとして人を殺して島流しになる男。 その惚れた女は別な男に…
寂しいんだけど、人生ってそんなものだと思う。とはいえ 底の底では人間を信頼したいという藤沢周平のヒューマニ
ズムが僕の胸を柔らかに満たしてくる。人間ってそんなに捨 てたもんじゃないと思わせてくれるんだな。
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