| [239] 親鸞と空海 |
- 大滝 - 2024年04月01日 (月) 10時15分
立川武蔵の「死と生の哲学 親鸞と空海を読む」を読んだ。 親鸞の「正信偈」と空海の「即身成仏義」を中心に解説して
あったが、案の定よく理解できなかった。「正信偈」ついては 念仏を唱えれば浄土に生まれるという説明が信じられないのだ。
空海の「即身成仏義」にしても曼荼羅の説明が技術的でピンと こなかった。僕の理解力が最低レベルであることをさておいても、
不遜であるが人間の頭の中で作り上げた概念のように思えた。要す るに僕には宗教に一番大切な「信じる」ということが欠如している
のだな。理屈とか論理を超えたその先にあるものが宗教だと思うん だけど、それを頭で理解しようとしていることに矛盾があるんだな。 それでもいいと思っているけど…
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