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猫の発表会

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No.288 雨の日の ファースト・コンタクト
NAME:光輝

色のない夢をみている感じだった
その日はとても冷たい雨が降っていいて、空は灰色
僕は日曜日なのに幼稚園の制服に着替えさせられ、母さんに手を引かれ、殺風景な場所に連れてこられた
大人たちは表情を曇らせ誰も僕にかまってくれなかった

―――いつもなら母さんが手を握ってくれるのに

僕の手はとても冷くて、もう感覚もなくただあるだけだった
とうの母さんはずっと先で泣いていた

暗い、とても冷たい世界に一人ぼっち、
とても心細くて、
世界の冷たさは、僕のちいさなからだからねつを奪う
奪うというより、侵食されるカンジ
冷たさが、夏物の制服でむき出しになっている手や足に張り付き、やがては全身に及ぶ、体が完全に冷え切ると、次に体の奥にあるものにも手を架けてくる、

ぬらりと

見えざる冷たさは、孤独をよりいそう煽った
全身に鳥肌を立て拒絶反応を示しても、そんなことは無意味とばかりに侵食を続ける
その頃になってくるともう、先に冷え切っていた指先は、冷たさに爪を立てられているようだった
冷たさは心のすぐそばまで来ていた
必死で助けを求める

―――誰か・・・・・、

青い少女が、

―――どうか、

雨にかまわず走ってくる
長いスカートが雨にぬれ足に絡みつくことも気にせず

―――僕の・・・・、

そんな青い少女が

「・・・・え?」

すぐそばに立っていたら驚くのも無理はない、


「どうしってわかったの・・・?」
青い少女は僕を不思議そうな目で見つめてくる
無彩色の世界に紅一点
・・・藍一点?(とにかく
鮮明な印象
なのに、どこか儚げで幻想的

「僕のお願い、どうして?」
 
話しかけて、目で見て、手で触れていないと消えてしまいそう

「ねぇ、」
「テレパシー・・・・、」
「へ?」

「おーい、フォックスー!!」
呼びかけに振り向く
しまった、と思い視線を戻した時にはすでに遅く、青い少女は消え無彩色の世界が広がる
また名前を呼ばれ振り向く、
ため息をついて、右手に視線を落とした、
さっきまで、まったく感覚が無かったのに今はちょっとあったかくて、青い少女がいた唯一の証拠になっていた

この感覚はすぐに消えてしまって、
いつか僕も今日の日のことを忘れてしまうかも知れないけど、

「また、会えるよね」

2003年06月08日 (日) 00時22分


No.289 クリスタルさん再びを記念して
NAME:光輝

青い少女の名前は出てこなかったけど頭のいい皆さんならきっとわかってくれるはず

私的にこの2人は以前どこかで出会っているような気がするんですよね しかし2人の年齢差を間がえっるとこの文はおかしいですねどう見ても同い年くらい、(駄目文。

あと、小説のリクを受け付けます〜♪
どんなんでもドンとコイです(ああ、でも詳しいお話は聞かせてください

2003年06月08日 (日) 00時27分

No.286 TrueBlue
NAME:空蒼飛鳥



遠く遠く澄み渡る空


あの日、二人で見た青い空は、

もう二度と…




「マスター?」


はっと我に返る

そこには、ルイージが立っていた


「…なんだ?お前が一人で来るとは、珍しいではないか。」

「兄さんから苦情。スーパースコープの調子がおかしいって。」

「そうか…すまないな。」



私は、急いで渡されたアイテムの確認をする

その最中、

「マスター、何か悩み事かい?」

ルイージが私の後ろ姿に尋ねる

「…お前には関係のない話だ。」

そっけなく返す

「ふぅん…。」

ルイージも深くは聞いてこない



かちゃかちゃ…


作業の音だけが、空間に響き渡る




『兄さん!今日はいい天気だよっ!』

『…だからなんだ。』

『一緒に空を見よう!』

『空など、いつでも見られるだろうに…。』

『ま、いいからよっ!』

『………。』



遠く遠く澄み渡る空



濃くも、薄くもない、

ただただ純粋な


”青”



『兄さん!』

『む?』

『また一緒に空を見ようなっ!』

『…ふむ、またいつかな。』



「マスター。」

「…っ!なんだ?」

「アイテム分解してどうするの?(汗」

「んなっ!?」


私の手の中のアイテムは、見事にバラバラになっていた


「あ〜あぁあ。」

「…(汗汗」

「やっぱり、悩み事あるんじゃない?」

「……なぁ、ルイージ。」

「何?」

「兄弟とは…弟とは、兄を羨むモノなのか?」

「へ?」

「弟とは、兄が憎いモノなのか?」



『兄さん、いや、マスター。
俺は俺のやり方で戦う。生き抜いてみせる!
あんたにだけは…負けねぇ!』



「…僕、本当のことを言えば、兄さんに嫉妬すること、たくさんある。
僕にないところを沢山持っていて、適わないなって、いつも思ってる。」

「…。」

「だけど、やっぱり憎めないよ。だって、兄さんは、たった一人の
僕の兄さんだもの。」

「……!」



『兄さん!』


「そうか。」

「何?マスター、弟がいるの?」

「……遠くに、な。」



蒼く蒼く、澄み渡った空は、

いつかの、あの日の空は、


もう戻ってこないけど、


だけど、記憶の中の空は決して色あせたりなどしない




「マスター、今日もいい天気だねぇ。」

「…あ。」



今日の空は、快晴



あの日見た空と、同じ色の空



お前も見ているか?

雲の位置は違えども、

あの日見た空と同じ色の…

この、蒼く澄み切った、



空を…


2003年05月18日 (日) 16時57分


No.287 あとがき…だす(ぇ
NAME:空蒼飛鳥

今回はマスターメインに書きました。
兄弟とはどう言ったモノなのかと言うようなことを…。
兄弟(弟の象)と言うことで、ルイージにも参加していただきました。
ありがと、ルイージ(ぇ
ちなみに、Myクレイジーは♂です(あそ
途中で力つきました。駄文になってしまいました;;
お目汚しすみませんです、はい;;;

2003年05月18日 (日) 17時01分

No.284 忘れな人 
NAME:EIJI


   『かぁさぁ――――――んっ!!!』
ゴゴゴゴ・・・・バチッ、バチバチッ・・・
ズシャァンッ!!
キィヤァンッ!!
ビチャッ!!!
母の体から飛び出た血飛沫が、母を殺した男である父と、その子供に飛び散り、それぞれの顔に付着した。

―――――そのハイラル史上残酷なる事件[血の砦事件]は、今から数十年程昔の出来事であった・・・・




       忘れな人




「・・・つたく、ドクターったら、薬を取りに行って欲しいだなんて」
子リンク君只今ドクターことDrマリオのお使いとして、ゲルドの砦のお婆さん`sから薬(材料)を貰いに行ってるところです。
「さてと・・・もうすぐ着く筈なんだけどなあ・・・。ん?」
リンク君の目の前には、一人のゲルド人。
んが、そんじょそこらのゲルド人とは違い、化粧(顔)はゲルド族独特の厚化粧ではなく、厚さを抑えた薄くも無く厚くも無い化粧。目・鼻・口の整った顔立ち。凛としたオーラに全体像が綺麗なボディライン。リンクは、(この人こそハイラル一の美人じゃないかなあ)と、思いながら、まじまじと見てしまった。すると、
「坊や。用事があって此処に来たんじゃないんかい?」
なんと、その女性が自分に話しかけてきたのだ。しかも、凛とした眼でこっちを見て。「は、はい!実はコタケさんとコウメさんに」
「呼び捨てでいいんじゃないかい?」
これまた見ために合う涼やかな声で答える女性。「おっと、まだ名前も言ってなかったね。あたいは・・・」その時・・・
「リンク!リンク!」
「あっ・・・」
「フフッ、お使いの邪魔して悪いな。」
「あっ待って!まだ名前も!」
ゴオオオオオオゥ「・・ル」
「えっ・・・」
その時の強風で、名前は聞けなかったリンク君でした・・・・

「・・・ってな事があったんだ。」
「・・・ふ〜ん・・・」
その日、買い物を終えたリンク君と大人リンク、そしてゼルダとガノンの4人は、リビング(という名の大ホール)の一角で、リンク君が今日体験した事を一つも漏らさず聞いていた。(もち本人から)
「一体どんな美人だろ〜な〜」
「ほんっとうに美人だったんだよ〜あの人見たら、ここの女性は・・・って感じなる事受け合いだよ」
「へぇ〜」
「・・・(怒っている)」
「あっあっ、でもゼルダ姫にはかないっこないかな〜(多分)」
カッコの部分を子声で言う子リンク君。その中で一人無口な人約一名。
「どうしたの、ガノン」
「・・・・・いや、何でもない。・・・先に寝る」
「そう・・・お休み」
「ああ」
2階の部屋の方に行くガノンを見て、彼に挨拶をするようになった自分に呆れるリンクだった。

2階・ガノンの部屋。彼は、自分の持ってきたボロい写真を見て溜息を漏らした。
―――そんな訳、無いよな
先程の子リンクの話を聞き、彼は昔の想い出の中で一番嫌なものを想いだしてしまった。
   母が、自分が、裏切られた瞬間を

   『かぁさぁ――――――んっ!!!』
ゴゴゴゴ・・・・バチッ、バチバチッ・・・
ズシャァンッ!!
キィヤァンッ!!
ビチャッ!!!
母の体から飛び出た血飛沫が、母を殺した男である父と、その子供であった自分に飛び散り、それぞれの顔に付着した。

・・・・思えば、あれが自分を聖地に向かわせた原因だったかもしれない。
彼はそう思い、そしてそれを忘れたいかのように、布団にもぐりこんだ。

・・・翌朝
「う〜ん・・・あっ」

ドタドタッ、バタッ「ガノン、ガノン起きろよ!」
「う〜ん・・・なんだ**(確認後掲載)、テメーが起きるには、」
「とにかくきてっ!」ドタドタッ、ドンッ
「なっ・・・・」
ガノンと子リンクの目の前には、あの女性がいた。そして・・・
「ありがと、リンク」
「えへへっ」
「後、ガノンッ!」
「・・・あ、あぁ?!」
    「体、無茶すんなよ」
「!!!!!」
すると、その女性の体は透けてきて、最後にはすうっと消えていった。後には、下を俯いて亡き母との再会で泣いているのを必死でばれない様にしようとしてるガノンと、その様子を見ている子リンクが残った。
  

2003年05月18日 (日) 12時12分


No.285
NAME:EIJI

・・・すんませんすんませんすんません。
こおっんな駄文、見てくれる読者の皆様ありがとうございます。そしてすんません、ガノンのイメージ変にしてしまって。苦情などがあったら送信してくださぁぁいっ!(TT)

2003年05月18日 (日) 12時17分

No.282 予告編
NAME:光輝

「ああ、もうそんな時期か・・・、」
マリオの手には一枚の手紙、そばの机には招待状が二枚。
片方は一緒に住んでいる弟のもの、
封は開けたが手紙の内容を見なくても大方の予想は付いていた。
「兄さん今年こそ支度は速めにしてよ、」
ルイージーは大きな旅行バッグを下げてやってきた。
「去年みたいに枕カバーに何もかも詰め込むのやめて、ホテルに着いたらごみと間違われて捨てられそうになったじゃない、覚えてる?」
「いいや、ソレは前々回の話だ、確か去年は**(確認後掲載)でいって、何もかもコンビニでそろえたはずだ。」
「もう!いいから早く支度しろ!」
ルイージーにしては珍しく荒々しい口調で突っかかった。が、すぐにそれは能天気な兄に交わされてしまう。
「そういえば花火はどうしてる?」

「ね?カーくん同時に見ようね?」
「うん。リンクどうしよう僕どきどきしちゃって」
「大丈夫。僕も一緒だ。」
会話は続かない、口の中が渇きすぎて、足もしびれてきて、
もう、いいよね?
次に待っているのが絶望でも喜びでも
僕たちは精一杯やってきたんだ、くいは残らない。
二人は目で合図した。
紙を引き裂く音。続いて絶叫
「やったー!合格したよ!招待状もあるッ――――!!」
「2人合格なんて夢見たい、」
リンクは歓喜きわまって涙ぐみだし、その場にへなへなと座り込んでしまった。
「早くユウキに知らせなくちゃ。リンクも泣いてないで笑おうよ!いつもどうりの笑顔でサ☆光輝に知らせにいきなよ!」
「うん!」

大して広くも無い密閉空間。
自由を好むフォックスにとって、そこは今すぐにでも出て行きたくなるよな場所だったが、ココは居心地がいい。
「猫家・・・。」
つぶやくと、空間は青白く光だし命を吹き込まれ様に熱を持ち始めた。
「ありがとう。」
そのとき通信システムにファルコからの連絡が入った。
「どうした、ファ・・・・、」
「ふフフ、」
「その笑いはどっちなんだ!?」
「俺が落ちるわけないだろ?なぁ、飛鳥?」
「受かったんだな!?」
「当たり前だろ?それだけだじゃーなー☆」
「お、おい、」
ファルコの方から無理やり回線を閉じた。
「アノ調子だと、フォックスも受かったみたいだな、飛鳥。」
ファルコはそっとマシンをなでた。
「勝てる自信?もちろん。お前がいてくれるんだ優勝だって狙えるさ、お前は最高の女だ。」
ファルコは飛鳥にそっと口付けをした。

加速していく運命の中
???「マスタ・・・・・、」
闇が青白く光りだした

少年たちは走りだした
風を身に纏い
夜を見方にして

2003年05月10日 (土) 23時42分


No.283
NAME:光輝

意味不明ですみません。
舞台はマリオサーキットです
皆さんのHNはキャラの乗るマシンの愛称にさせていただきました
スピードモノが書きたくて
とにかくよろしくです

2003年05月10日 (土) 23時50分

No.280 医者
NAME:月星安奈

私の名はDr.マリオ。スマデラの中で医者は私1人なのに皆(スマデラ)は私のところに来ないだ。病人がでればわざわざこの屋敷から4キロ離れたところの病院に行く。何故なんだ?わたしが何か悪いことをしたのか〜!!

「ドクター、皆さんがドクターのところに来ないのはこの前の診察が原因では?」

「この前の・・・・診察?」

「もう、あのことを忘れたのですか!!あれ日以来皆さんは4キロ離れた病院にいくようになったのですよ」

「えーと・・・・・・ピーチ看護婦、もしかしてその患者はロイ君・・・だったかね?」

「やっと思い出したのですか。あの日のことを」




その日彼(ロイ)は遊撃体のフォックスと星の戦士カービィとポケモンのプリンとの試合をするはずだったが、頭が痛くなって出場を棄権しDr.マリオの所へいった。

「あの〜、すみませんDr.マリオ先生はいますか?」

「すみません。先生は今乱闘にでていますので、もう少し待ってください」

「え、医者もスマデラに出ているのですか?」

「ええ。もちろん」

「(嫌な予感がするような・・・・)」

「ピーチ看護婦、今帰ったぞ」

「ドクター、患者さんが来ていますよ」

「わかった。すぐ行く」

 

「えー、君の名前は?」

「ロイ・フェレです。」

「ロイ君。今日はどうしたのかね?」

「朝起きたときから、頭が痛くて体もだるいで今日の試合を棄権しました」

「ふむふむ。では口を大きく開けてください。!?こ・・これは」

「どうしたのですか?先生」

「のどか赤すぎる。すぐに手術をしなくては」

「しゅ・・・・手術!?」

「ド・・・・・・ドクター、もしかしてそれはインフルエンザではありませんか?」

「インフルエンザ?」

「高熱で、頭がいたく、だるくなる症状は間違えなくインフルエンザです」

「インフルエンザか・・・・そういえば、ハイラルの戦士リンクもインフルエンザにかかってたっけ。」

「そうそう流行は追いかけないと」

「ドクター、インフルエンザを追いかけてどうするのですか」

「そうですよ先生患者が増えますよ」

「そうだな。よしこのDr.マリオ特性スマデラで使用するカプセルを飲みたまえ」

「・・・・・・・ドクター、それはダメです。私が薬を出すのでやめてください」






「その後やぶ医者と言ううわさはたちまち広がりとうとう患者は来なくなったのですよ」

「あー。そんなこともあったな〜」

「のんきすぎですよ。少しは医学を勉強してください」

「今やってるよ」

と言っているがDr.マリオが読んでいるのは、漫画であった




おわり

2003年05月07日 (水) 21時37分


No.281 あとがき
NAME:月星安奈

久々に書いた月星安奈です。ネタが思いつかなく考えた末にこれになりました。
ちなみにインフルエンザの症状はよく知らないので多分間違っているかもしれません(おい)

2003年05月07日 (水) 21時41分

No.278 見せる夢、覚ます夢    3章
NAME:大魔幻聖竜

「な…何なんだよおまえは!マスターになんの用だ!?」

「お前が…クッパのフィギュアを奪ったのか?」


「黙れ、口答えするなら首を飛ばすぞ。」



突然の訪問者の威嚇に、彼らも頭に来る。





「いきなり来てそれは無いでしょうが!!」

「やる気か?受けてたつゼ!!」

「覚悟しろよ…」




「やめろ、その者に手を出すな!!」




んぃゆぅぅぅううん…


「ん?マスター!?」


「その者は、我が呼んだ。」


「何ですって!!?」



「マスターよ、よほどの事のようだな…」




「ああ…久しぶりだな…

姉上…」






「あにぇうえぇ〜〜〜〜!!!!?

ま、マスター…そいつぁあ…」



「その通り、わらわとマスターは双子の姉弟だ。」









そして他のキャラも起きて、皆ホールに集まった。



「では、お前が我輩のフィギュアを取ったのでは、無いと?」

クッパが確認混じりにマスターの姉、クレイジーに問う。

「そう。わらわもそこまで過激なことはせぬ。」


「じゃあ、何しに来たんだか…教えろよ。」

リンクの質問に、マスターハンドが。


「その質問には、我が答える。」



「あれから、妙なんだ。

クッパのフィギュアが、もはや我の探索力では届かないほど遠くに行ってしまった。

それだけじゃない。この空間が、遠くのほうからだんだん蝕まれているようなのだ。

今の状況では、フィギュアを探すのも危険極まりないだろう。

それに、このままほうっておけば、何もせぬうちにこの世界は…最悪、滅びる。

そこで、新たな戦力が必要だと思って、呼んだわけだ。」



「まあ、わらわもこの世界を失いたくは無いからな。

そうでもなければ、貴様らと協力する気など無い。」


そこに、ロイがさっきのマスターの言葉に疑問を抱く。

「いま、「戦力」って言ったよな…

なんかと戦うのか?」


「おそらくな…この原因となる者と、総力戦になるだろう…

犠牲が出るかもしれんが…お前らも、戦ってもらうからな。」


その言葉に、周りは不安げになる。


特に、恐怖を感じる者がいた。プリンだ。




「ゼルちゃん…無事でいられるかなぁ…?

恐いよぉ…くるかとはおもってたけど…」

恐がるプリンを、ゼルダがなだめる。


「大丈夫よ、プリンちゃん。

それに、最初からそんな気持ちでいたら、うまくいくわけ無いわよ。

ほら、プリンちゃんには「彼」がいるじゃない?心配なんて、要らないよ♪」


「彼」発言にプリンは過剰に反応し、頬を赤く染めた。

「…もう!何いってるの!!」

「ふふっ、照れちゃって♪」



「静かに!!!」


突然のクレイジーの声に、周りは一瞬固まる。


「来る…!!」

「来るって…敵ですか…?」

予想が当たったかのように、マルスが確認混じりで聞く。


「ああ。とてつもなく強大なエネルギーを感じる…!!」



「いよいよだな…」

ミュウツーが、闇のオーラを迸らせる。



「もう後には戻れないぞ…皆、後は戦うのみだ!!」

マスターハンドが士気を揚げる。









壊せ




潰せ




それが お前の使命





この世界を 消すのだ






「ミナ…破壊スル…待ッテ…イロ…」

2003年05月05日 (月) 01時06分


No.279 あとがき
NAME:大魔幻聖竜

はい、3章目です。

終わり方が、2章と似ている…
マスターとクレイジーの関係、かなり意外にしてみました。
さて、どこまでこのペースで書けるか…

2003年05月05日 (月) 01時09分

No.273 見せる夢、覚ます夢   1章
NAME:大魔幻聖竜

始めるのだ




お前は目覚めの使者





目覚めのために







この夢を破壊しろ







「!!!?」

「どうした?クッパ。」


屋敷のリビングでマリオ、ドンキー、ガノンドロフとの会話中に、クッパが頭の中から声がしたような感覚を受けた。



「いや…ちょっと頭が痛くてな…」

何なんだ…?さっきの声は…

頭が変に鳴り響いているような感じ。

「すまん…ちょっと用事を思い出した…」


「ん?そうか。じゃあな。」

ドンキーがそう軽く言葉を交わすと、

クッパは多少ふらふらとした足取りで自分の部屋へ戻った。





さっきの声…なんだったんだ…?

聞いた事もない声…

我輩を…呼んでいた…?

目覚めの使者…?

夢を破壊…?


ぐっ…わからないことだらけだ…

空耳だったのか…?



クッパがさっきの声について悩んでいると、





がふぅ!!!


「こ、今度はなんだ!?」


何かを噛み付いたような音、

その音がしたほうへクッパは走る。



誰もさっきの音を聞いた気配がない。


「おい、今なにか音がしなかったか!?」

と、すれ違ったロイにたずねてみるも、

「いやぁ?お前に足音以外は何にも。」

と、聞こえてない様子。


いや、今度ははっきり聞こえた。ならなぜ…?


音が鳴った場所についた。屋敷の中心部、

各キャラのフィギュアが置いてある場所。


「ここから…音がしたはずなんだが…」

部屋を見回してみると、とんでもないことに気づいてしまった!!




「ワ…我輩のフィギュアが…無い!!!?」



他のフィギュアはそろっているのに、クッパのフィギュアだけが、

忽然と消えていた。


誰かが盗んだようにも思えたが、

この部屋には、誰も来た形跡が無い。

どこも荒らされていない。


ごく自然な部屋の中で、ただ一つだけ、不自然な部分があった…




一体何があった…

そして、これからなにが始まろうとするのか…

とにかく、こうしてはいられない。



クッパは、屋敷の管理人マスターハンドにことを全て話した。

「何?そういった気配は全くしなかったが…」

「とにかく、我輩のフィギュアだけが無くなってしまったんだ!!」


「ん〜む…ん!?」

「どうした?何かわかるのか?」


「お前のフィギュアの気配だけ、確かにない…

屋敷のどこにもない…というよりこの空間全体にもない…」



「何!!?じゃあどうすればいいのだ!?

あれが…フィギュアがもし壊されたら、

そのフィギュアの元になったキャラは消滅してしまうのだろォ!!?」




「まあ…まあ落ち着け!!とにかく、いやな予感がするのは確かだ。

だが、あのフィギュアはよほどのことがない限り壊されない。

そっちのほうは、大丈夫だと信じておけ。」




うう…どうなってしまうんだ我輩は…

このまま…我輩だけ消えてしまうのか?




その夜、マスターハンドは緊急集会を開いた。


「…というわけだ。とにかく、何者かが進入したのは間違いない。

他の者のフィギュアも狙われる可能性があるが、我はそこまで手は回らないので、

各自注意を怠らぬよう!!」




「全く…なぜ我輩のだけが…」

クッパがそう嘆くと、ガノンドロフが不器用ながらも慰める。

「まあ…そこはよくわからんが…必ず戻ってくるだろう!!」

「けっ…お前は我輩の気持ちがわからんのか…」




「ミュウツーさんでもわからなかったんですか?」

ヨッシーが訊ねると、

「ああ…全く…いやな予感がする…」

と、ミュウツーも不安な様子。

そこにネスが提案。

「じゃあさあ、いつまた来るかもわからないから、朝から屋敷の外の見回りしようよ!!」

「ん〜む…まあやって手損は無いゼ!!」

「何も起こらなければいいんですが…」

ウォッチたちも賛成する。







これから、彼らのみならず、





この世界全域の運命を握る戦いが起こるとは、今は誰も思わなかった…

2003年05月03日 (土) 14時14分


No.274 あとがき
NAME:大魔幻聖竜

はい、投稿用です。

当分はメールがつかえないので
猫家さんの言った方法で投稿。


てか、一つの章が終わったのに、まだメインキャラが出てこない…
最後のほうでちょこっとでただけ…

2003年05月03日 (土) 14時18分

No.272 見せる夢、覚ます夢   2章
NAME:大魔幻聖竜

「物騒な話だなぁ…フィギュアが盗まれるだなんて…

しっかしクッパだけってのがなぜ…」

ロイが不安げにマルスに話し掛ける。


「…とにかく、十分気をつけるほかないですね。」

マルスも、妙な気分でいた。





だめだ…眠れない…

なんだろう…みんなと離れ離れになってしまう…そんな気がしてならない…




こんこん…

「誰ですか?」


「あの…あたしだけど…」

「プリンちゃんですか…まあ入って…」


「どうしたんですか?」

「マルス…なんだか眠れないの…体が震えて…

一緒に寝よぉ…」


「う…いいですよ…」

「あ、ありがと…マルス…」


いつもなら断ってたんですが、今のプリンちゃんには、誰かがついていないと…そう思えてならないんですよ。





「プリンちゃんも…眠れませんよね…」

「うん…マルスぅ…」


プリンちゃん…?

様子がおかしい…声が…震えている…体も…

おびえているのか…これからの不安に…


「マルス…!!!」

プリンちゃんが、いきなり僕の胸の中に飛びついた。

「え…!?あ、ちょ、ちょっとプリンちゃん!?」

…?いつもと感じが違う…

やっぱり震えている…


「マルスぅ…恐いよぉ…」

「!?…プリンちゃん…?」


「恐いの…不安なの…

今度ばかりは…みんながみんな、ぶじでいられないような気がするの…」


「プリンちゃん…」

ふと見ると、プリンちゃんの閉じた瞳から…涙があふれ出ていた…


「マルスぅ…あたし…だれかのそばにいないと…

この気持ち…おさえきれないよぉ…

これから一人になるかもしれないのに…どうしよぉ…」


プリンちゃん…

やっぱり今のプリンちゃんには…僕がいてあげないと…


「!?マルス…?」

僕は、震えっぱなしのプリンちゃんの体に軽く腕を回し、そっとなでてあげた…


「大丈夫ですよ…

僕が、プリンちゃんを1人にはさせませんよ…

君だけは、何があろうとも、僕が守りぬいてみせますから…」


「マルスぅ…信じて、いいの…?」


「もちろんですよ…!」


「ありがと…マルスぅ…」


僕のほうからも、ありがとう…プリンちゃん…でも、声には出せないよ…

さっきの言葉も、僕、なんて恥ずかしいこと言っちゃったんでしょう。











だめだ…このままじゃ一睡もできないかも…


「う〜ん…マルスぅ〜…」

プリンちゃん…?

寝言ですか…でも、寝ながらでも僕を呼んでくれるなんて…


「マルスぅ…行かないでぇ…」


…!?プリンちゃん…?ど…どんな夢を見てるんでしょうか…

「あたしを…1人にしないでよぉう…」


ああ…夢でもそんなことを…ほんとに、恐いんですね…















夜があけた…

ミュウツーたちは、予告どおり屋敷付近の見回りをしていた。



「こっちも、異常なし、かな?」

「ネスさん…何もこんな早朝から…」

「もぉ、敵はいつ来るかわかんないんだよ?

ぼく達にできること、やっとかなきゃだめだよぉ!!」


「まあ、そういうことか…」

「しっかし、見回りってのは、暇だゼ…」

「もぉ、ウォッチまで!!だけど…正直ぼくも退屈…」


「もうちょっと寝てていいですかぁ…?」

「そうしてぇけどなあ…ん!!?」

ウォッチが何かに気づく。

「どしたの?」


「空間の…波が…乱れているゼ…」


「わ…わかるんですかウォッチさん?」

さすがは平面世界の住人、といったところだろうか、空間の波長を感じるらしい。

「ん〜…だめだ…どうも早朝は感覚が鈍る…」

ミュウツーもその能力はあるが、起きたばかりなので感度がウォッチより劣るようだ。

「で…ウォッチ、乱れてるって…どういうこと…?」


「それだ…何者かが、異空間を通ってここに向かってきてるゼ…!!」

その言葉に、ヨッシーとネスは驚く。

「ええ!?それって…」

「クッパのフィギュアを盗んだやつ!?」


「さあな…そこまではわからんゼ。」

「さあなって…どうするんだよ!?もしそれだったら…

まだ戦う準備もできてないのに!」


「お前は、自分で言ったこと、もう忘れてしまったのか…」

「…!?じ、自分で言ったこと…?」

うろたえるネスに、何かを諭すミュウツー。その言葉にネスは疑問を抱く。




「『ぼく達にできること、やっとかなきゃだめ』か…

お前も口先だけか…?ネス…お前が最初に見回りをすると言い出したのに、

何か来るとわかった途端それか?

この事態だ…自分が無事でいることは、後回しにしろ…!!」


「ミュウツー…ごめん。

間違ってたよ、もう逃げ気にはなんない!!」


「しっ!!静かに!!」

不意にウォッチが叫ぶ。

「!?ウォッチ…来たか?」


「ああ…そろそろ来るゼ…」


「え…く、来るんですか…」


「覚悟を決めろ…!!」

「うん!ぼくはもう大丈夫だよ!!」


おごごごご……がぁぁぁぁぁぁ……


「どぅあ…!!これは…大物が出てきそうな予感だゼ…」

空間の波動に体を振るわせる…



でゅうぃゆうううううぅぅぅぅん!!!


空間が大きく開け、その者が姿を現す…!!


「!!?」

「お前は!?」




異空間から現れた者は、

姿はマスターハンドと酷似していた。

ただ一つ違うのは、左手であった、ということだ…!!




「ここに、マスターハンドという男がいるか?」









「何だ…?こいつは…」



2003年05月03日 (土) 14時07分


No.275 あとがき
NAME:大魔幻聖竜

こっちも投稿用です。(ならば題名にそう書け)

それだけ(いいのか)

2003年05月03日 (土) 14時22分

No.268 大好きな歌を歌おう
NAME:空蒼飛鳥



『ぷぅ〜ぷるるっぷぅぷりぃぷぅ〜ぷりぃん〜♪』


いつもと同じ唄を口ずさむ

大好きな私の唄

だけど、みんなはこの唄を全て聞き終えずに

眠ってしまう


それは、この唄の特徴だし、仕方ないんだけど…



「どうしたの?」

声をかけてきたのは、

ポンチョを着た、右頬に傷のある女の子

「なんでもないです。」
「ねぇ、君歌うまいでしょ?」
「え?」
「さっき唄ってたのは、君でしょ?」
「あ、うん。」
「やっぱな☆」
「…ねぇ、眠くならないの?」
「ならん。」
「どうして?!」
「えと、いろんな唄を聞き慣れちまったからかなぁ。」
「そうなのっ!?」
「うん。」


女の子は、ニカッと笑った

その笑顔に、つられて私も笑ってしまった


「あのさ、その唄に歌詞つけてもいい?」
「え?」
「あちしの仕事なのさ。あ、お金はいらないよ!」
「え、でも…」
「だめかな?」
「………いいよ。」
「本当に!?
よし、頑張るぞ!じゃあ、もう一回だけ歌ってくれる?」
「うん!」


初めてだった


私の唄を、進んで聞きたがってくれた人

張り切って歌った

あの子は、体育座りをしながら笑顔で聞いてくれた



「ふ〜むむ…よしっ!でーっけたさっ!」
「できたの?」
「おうさっ!」
「みせてよ〜!」
「いんや、だぁめ!」
「なんでぇ。」
「あちしが歌うから♪」
「へ?」


女の子は、がばっと立ち上がると、

綺麗なソプラノの声を響かせた

「さぁ 夢の時間が来たよ
 花の中 歌おう
 君の夢は何だろう
 風に乗って みよう

 君の瞳(め) まぶしく
 優しい笑顔

 夢の中にも ぼくがいるかな?
 そうだといいな

 大好きな君の寝顔
 微笑む 僕たち
 眠りから覚めた後は
 また遊ぼうよね」


プリンは、しばらく瞬きをするのを忘れてしまっていた

自分の唄が

こんなふうに変わるなんて…


「どっかな?」

女の子が、不安げにプリンを見る

「いいよ…すっごくいいっ!!」
「まじさっ!ありがたいさ〜っ!」
「私の方こそ、ありがとう!」
「感謝されるなんて思わなかったなぁ///
 …ほんじゃ、あちしは行くさ!
 じゃあね、桃色少女!」
「あ、貴方の名前は…?」
「ん〜?あちしはハモニア!じゃあね!」


女の子は、またニカッと笑うと、
ポンチョを翻して行ってしまった



「ハモニア…ありがとう…。」



「お〜い、プリン〜!」
「あ、ピカチュウ!」
「あんまり遅いから迎えに来ちゃったよ。」
「ありがとう。
…ねぇ、私の唄、聞いてくれる?」
「え?」
「絶対に眠くなんかならないから!」



ハモニアが作ってくれた歌詞で
いつもの歌を歌う
ピカチュウは驚いた目で私を見てたけど、
ちゃんと最後まで聞いてくれたんだ


私の大好きな歌が、どんどん広まっていく

ハモニアが作ってくれた歌詞と一緒に…


ねぇ、ハモニア


あなたは、このために私と出会ったの?

そうだとしたら、



感謝します




" ありがとう "


2003年05月01日 (木) 22時58分


No.269 あとがきぃぃぃ…(ぇ
NAME:空蒼飛鳥

なんじゃこりゃぁっ!!(駄文だよ

はい、プリンたんの唄に歌詞を
つけて見ちゃったという
無謀かつ、非難囂々であろうと…(汗
あぁ、石は投げないで!!(じゃあ岩を

オリジナルキャラ、ハモニアは
ハーモニーとハーモニカから取りました。
ハーモニカの似合う女の子です、はい。
それでは、逃亡します(去れ

2003年05月01日 (木) 23時02分


No.270 いいですねぇ♪
NAME:線香花火

石や岩を投げる奴ぁ許さん!(あんた誰
とっても素敵ですよ^^
ハモニア、いいですね><
プリンの歌・・・最後まで聞きてぇ(ぉぃ
歌の歌詞、とってもいいです><
なんか、じーんとくるものがあります^^

こんな文書けて羨ましい(聞いてねぇ

2003年05月01日 (木) 23時07分


No.271 すごいですぅ!!
NAME:大魔幻聖竜

歌詞がとっても素敵です!!
心にぐぐっときますよ!

ハモニア、ボーイッシュな感じが良いです♪
でも何よりプリンちゃんがぁ〜!!(何)
ああ…プリンちゃんの歌聞きたい…生で(おい)

2003年05月02日 (金) 22時05分


No.276 プリンよ…(何だ
NAME:麒麟

…その歌のCD発売しないかなぁと思ってしまった一瞬(をい
ハモニアいい奴だっぁぁぁ!
とゆーか文中の歌詞って飛鳥さんが考えたんですよね?凄いです!飛鳥さんって小説だけじゃなくて作詞の才能のあるんですねっ!(何もとりえのない奴

2003年05月04日 (日) 14時59分

No.262 かつてなくした友人へ・・・
NAME:光輝

「止めてッ!」
フォックスの運転するエアカーに乗り、会話もなく、ぼんやりと走っていく外の景色を眺めていた。っと、ワシ、ペッピーは年甲斐もなく叫んでしまった。
それに驚きフォックスは急ブレーキを踏んだ。
キーーッ
高い悲鳴を上げて車は止まったが、ワシは車が完全に止まるより先にドアロックをはずし外に飛び出していた。
後ろからフォックスの呼び止める声がしたようなきがしたが、無視して走った。
車の窓から見えた人影が消えたほうへ、走った。

―――あれは、
 見間違えるはずない、
 何度やつの名前を呼んだことだろう?
 幾つの時を共に過ごした事だろう?
―――ジェームズだッ!
 ―――やぁ、元気だったか?
 とぼけたってかまわない
 ―――10年越しのドッキリなんだ
 わしを騙してたってかまわない
 幽霊でもかまわない

―――もう一度、
   もう一度その姿を・・・ッ!
 
 人影が消えた路地を曲がる
光から閉ざされ、人から見放されたそこは案外広い――――・・・・、
 行き止まりだった。
 光も、温かみもない、ただのコンクリートだけがペッピーを待っていた。
 待っているものが幽霊でも、会えることを望んでいたペッピーだったが、その顔は幽霊でも見たかのようだった。
 とぼとぼと、歩き始めた。
 コツっと頭がコンクリートむき出しの壁に突き当たった。
 両手で触れても望んだ温かみはない、呼ばれる声もない、
 望んだわけでもない涙だけが、頬をつたって暖かかった。

 君の姿を見たのは、わしの狂った心のせいか?
 それでも、私の中に残る君の残像は・・・、

 「ペッピー」
 通の向こうからの逆光でよく見えないが、
 まばゆいほどの金髪。
 私の名を呼ぶ声

 それは、

 暗がりに迷い込んでしまったワシを、光の世界に導こうと――――、

 「ジェームズ・・・、」

 「ん?なんか言った?」
 一歩進み出て、彼がジェームズじゃないとわかるのに数秒かかってしまった。
 「フォックス」
 「急に飛び出すから驚たよ。すぐに追いかけようと思ったら後ろでクラクションがうるさくってさー」
 フォックスはその後もしばらく愚痴り続けたが、車に戻ったとき、ようやくワシが飛び出した訳を質問してきた。
 ワシが正直なことをいえずにいるとフォックスがちょうどいい答えを持ってきてくれた。
 「あっ、もしかして昔の恋人でも見つけた?」
 昔の恋人、まー、そーゆーたとえもアリか、
ワシは答える代わりに、その答えで満足したかのように、ふっと鼻を鳴らし、また走る車の窓の外を眺めた。
「マジっ!?」
フォックスはやけに驚いて本気にしていたようだがワシは安全運転しろよとだけ言っておいた。
「誰かさんが無茶しなければな」


フォックスの運転するエアカーに乗り、会話もなく、ぼんやりと走っていく外の景色を眺めていた。
子供がボールで遊んでる、
恋人たちが戯れる、
その中を急ぐ大人たち、
その中にお前さんはいた、
死んでないならそれでもいいが、

かつてなくした友人に
伝えたいことがあるなら
自らワシの前に現れておくれ
そのときは、吐息のひとつ聞き漏らしたりはしないから
群衆になどまぎれておらず
死者の中にもいないでおくれ

2003年04月26日 (土) 13時04分


No.263
NAME:光輝

書きにくかったですっとっても、「かつてなくした友人へ」ってのがどこに使か・・・、ってかんじで、当初は兎さんがパパに伝えたい言葉があって、その言葉を伝える前に先立たれ、その言葉はきみ以外に言うつもりは無いよ
ってのになるはずっだたのに、それ、恋愛感情やん!(ツッコミ)そんなの御法度だ〜ってことになりましてあえなく撃沈しました

2003年04月26日 (土) 13時15分


No.265 おじさまぁvv
NAME:空蒼飛鳥

ペッピーおじさま万歳っ!(いきなり何
素敵です素敵です〜〜っvvv
途中で涙がほろほろと出て来ちゃいました(マジです
狐君の運転するエアカーに乗ってみたいなぁ(だめ

2003年04月26日 (土) 22時29分


No.266 いいなぁ(何がッ!
NAME:線香花火

ペッピー!!!!!(ぉぃぃ!
いやぁ、良い文章でしたよっ^^
最後の語り(みたいなの<おい)ジーンと
きました(うるうる>やめぃ

フォックス、事故に気を付けて(ぉぃ

2003年04月29日 (火) 16時24分


No.267 しまった〜〜〜ッ!!!
NAME:光輝

大事なことを書くの忘れてました
(みなさん、もう一度これ読んでェ〜

え〜っと、この文はユウキさんのお絵かきbのジェームズ&ペッピーを見て私がユウキさんに御願いして書かせて頂いたモノなので、
絵はユウキ、著者は光輝と思ってください。

遅れながら、こんなことを書いて皆さんに気付いてくださるか・・・、

2003年04月29日 (火) 21時05分


No.277 嗚呼ペッピーよ(蹴
NAME:麒麟

スタフォ音痴な私でも読みやすい小説でしたw(コラ
…となると、ユウキさんとの合作という事になるんでせうか。ユウキさんのあの絵、光輝さんのこの小説、う〜ん、コラボレーションw両者の作品の味が濃くなった気がしますw
なんつーか、風景描写が凄い上手いです。

2003年05月04日 (日) 15時12分






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