No.3037 人生の贈りもの 投稿者:コーメイ 投稿日:2025年10月31日 (金) 10時06分 [ 返信] |
もう、80数年前のこと。母親どうしが、時々赤ちゃんを連れて会っていた。二人は、大阪(関西)生まれで、大層気の合った仲だった。 互いに相手の赤ちゃんを抱いたり、あやしたりしていた。一方の母親は、自分の子を投げ出すように相手に渡すので、それをヒヤヒヤしながら、眺めていた姉がいた。
投げ出されたのは、本日の朝日朝刊に掲載されている、下の記事の写真に写る赤ちゃん。受け手は、後の我が神さんの母親である。姉がこのシーンの目撃者である。
代々木深町でのご近所付き合いは、短く、その後の接触もなかった。写真の赤ちゃんは、立派な音楽家となり、NHK連続テレビ小説「おしん」や大河ドラマ「おんな太閤記」等の主題歌や劇伴を手掛ける有名な作曲家になりました。
坂田晃一さんのお名前の「晃」の字は、普通に使われる文字だが、弟は、「こうじ」といって、その「こう」は、「日光」(日へんに光)である。還暦間近、退職間近、急逝した。 職人肌のいい義弟だった。
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