[1164] 祭り屋台?
投稿者:穂高
投稿日:2013年04月10日 (水) 08時52分
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写真は、「動く陽明門 豪華絢爛 春の高山祭りの主役 祭り屋台」です。 「動く陽明門 豪華絢爛 春の高山祭・・・・・。」というタイトルに首をかしげる方もみえると思います。実は、この写真は春祭りを前に屋台の飾り付けをしているところなのです。屋台は祭りの前後一週間ほどを除くと、金具や彫刻など取り外せるものは取り外し、それぞれのパーツごとに乾燥剤や防虫剤を入れた箱に保管されます。屋台本体は、ほぼ白木の状態で蔵の中で、次の祭りを待ちます。 写真を見てみていただければわかるように、屋台そのものは小さな木造の建築物です。木造住宅に耐用年数があるように、屋台の骨組み部分にも耐用年数があります。そのため、100年に2〜3回、メンテナンスを兼ねた修理を行います。破損、消耗した部分を取り換えることによって、元の形を取り戻します。春、秋の祭りの屋台23台のうち1台は、常に修理のため休台(祭りに出れない状態になること)していることになります。その間、台銘旗(屋台の名前を書いた旗)を載せた代車で祭りに参加します。消失などで屋台を失った屋台組も代車で参加しています。 4月14日、15日は、春の高山祭りです。今年は、屋台と桜を楽しむことができます。是非、お越しくださいね。

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