[1132] サンマ祭り 投稿者：穂高 投稿日：2012年11月12日 (月) 23時45分

写真は、「サンマ祭り」です。
１１日（日）、「復興レストラン　女川すえひろ」の駐車場でサンマ祭りがありました。
主催は、ＮＰＯ法人のサポート・コミュニティ飛騨、それに特産館あじかと女川すえひろが共催して行われました。
塩焼きにして振る舞われたサンマは、気仙沼の第二十八豊漁丸の船長さんから贈られたものです。その数、約３０００尾。
第二十八豊漁丸の船長さんは、現在、自分の船を持っていません。大震災の折、自分の船が津波で損壊したということです。しかも、その船を修理中に火災にあい完全に船を失い、新たな船を建造中だということです。
自分の船を再興中という状況にありながら、震災時にお世話になったということで、そのお礼として、サンマがサポート・コミュニティ飛騨に届けられました。サポート・コミュニティ飛騨は、船長さんの気持ちを多くの人に伝えたくて、サンマ祭りを企画し、多くの人にサンマを振る舞ったのです。
自分の船を持たない船長さんは、他の人の船を借り、サンマ漁に出かけ、大量のサンマを持ち帰ったそうです。
そんな船長さんの気持ち、祈りがこもったサンマはとても美味しく、みんな喜んでいました。
「復興レストラン　女川すえひろ」だけではなく、第二十八豊漁丸の船長さんにもエールを送りたいと思った私です。