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【山本洋さんのコメント】
特選 46 行く春や言へないことと言へること 過ぎ行く時を惜しむ思いのなかに、人に言えないことと言えることが混在している。 言えないことのなかには、言ってしまったら自分のなかから出て行ってしまうのを惜しむ気持ちもあるのではないでしょうか。 普通選 1 のどけしや水ゆつたりと海へゆく 6 一脚の椅子をよすがに春の宵 7 花冷や窓に筋なす雨の粒 29 長閑さや窓開け放つラブホテル 36 キジバトの眠り見ている春の月 47 山茱萸の花ほつほつと灯りをり
[194] 松子 > キジバトの名前の由来は雉に羽の色が似ているそうだからで、そういえばキジトラという言い方が猫にはあります。茶色がきれいです。 (2023年04月28日 (金) 18時14分)
[202] 芽笹 > 1、47、とっていただきありがとうございます。 (2023年04月29日 (土) 00時48分)
[213] 朱胤 > 6の選、ありがとうございます。
(2023年04月29日 (土) 14時11分) |
【屁散人さんのコメント】
特選 50 ハンガーの色とりどりに烏の巣 烏の巣は高い位置にあるので、なかなか見えないけれど、時折、大きな木の股なんかに巣をかけているのを発見することがあります。 木の枝だけでなくハンガーも巣の材料となるようで、「ハンガーの色とりどり」が新婚所帯みたいで微笑ましいな。 うきうきする気分が漂っています。 烏はハンガーを運ぶとき、竿に引っ掛ける?←部分の上部を銜えるのではなく、なで肩の部分を銜えて飛ぶという話を聞いたことがあります。 ちゃんとバランスを取っているんだねぇ。 普通選 8 のどけしや相模にいくつ吾妻山 14 使はれぬ高炉のまはり斑雪 18 長閑さやカレーの匂ひ教室へ 33 ひとりぼちなんくるないと春の月 36 キジバトの眠り見ている春の月 44 艶やかな羽膨らませ鳥の恋
[195] 松子 > 33と36、ありがとうございました。春の月は優しいです。 (2023年04月28日 (金) 18時16分)
[203] 芽笹 > 50番、特選にとっていただきありがとうございます。
烏の知恵はすごいですね。針金のハンガーを組み合わせて巣をつくる! 卵を温めることができるのかしらと心配になりますが、知恵者ですから何か暖かいものを敷き詰めているのでしょうね。 44番もありがとうございます。 (2023年04月29日 (土) 00時52分) |
【珍辰さんのコメント】
特選 52 引鶴を送りし人らゐなくなる 北へ帰る鶴の群れ。それを見送る人々。鶴も人も今年もまた無事に冬を越し、 春が迎えられたことを喜びあっているようだ。 しかし、ふと気が付けば作者の周りには人がいなくなっていた。 これから畑や田んぼの仕事が山積みなのだ。北帰行は、さぁ働こうというスタートなのだ。 日本的な穏やかで優雅な景色、そして風土をしっかりと読み込まれた作品だと思います。 普通選 6 一脚の椅子をよすがに春の宵 何とも頼りないような気がするけど、穏やかな情景が見えます。 13 浦島草仏炎包の闇見せず 浦島草が自らの「仏炎包」が醸す闇を見せないという解釈でいいのかな? 30 長閑さや行きつ戻りつページ繰る 「長閑」とは長く閑なり。つまり時間が流れていることが季語としてのお約束。適切な配合。 42 柚子剪定棘の痛みも清しくて 柑橘類の棘の鋭さは格別。しかしその痛みさえ「清し」とするのは収穫の喜を知っているから。 45 のどけしや振つたをとこも年を取り 振られた女も歳をとり。こっちじゃないかな。 47 山茱萸の花ほつほつと灯りをり 自己主張を見せず静かに、慎ましやかに何かを訴える句が好きであります。
[196] 松子 > ありがとうございます。長閑という兼題をいただき、春のゆったりとした時を楽しみました。 (2023年04月28日 (金) 18時19分)
[204] 芽笹 > 47番、とっていただきありがとうございます。 (2023年04月29日 (土) 00時54分)
[206] 屁散人 > 13 浦島草仏炎包の闇見せず
選、ありがとざんす! 珍老師の解釈でいいです。 お隣さんから何年も前に小さな浦島草を4株もらったんだけど、それが今は40センチほどの大きな花になり、株も7つに増えた。 仏炎包の暗闇から伸びてくるものは、蛇の舌のように見えるのであります。 (2023年04月29日 (土) 08時55分)
[214] 朱胤 > 52の特選、風情のある評、ありがとうございます。6の選もありがとうございました。
(2023年04月29日 (土) 14時20分) |
3月の句会のコメントを書き込みました。
どうぞご覧になってください。 また、自由にご意見を書き込んでくださいね。 |
【珍辰さんのコメント】
特選 5 稿の窓より採り頃の夏みかん 穏やかな、そして豊かな世界ですね。「稿の窓」とは、もちろん原稿を書いている机が向かう窓。 どんなことを描こうか思いを巡らしていると、立派に熟した夏みかん。 気分転換に食べてみようかと、思っている作者がそこにいます。 昔、長州の浜に流れ着いた種を蒔いたものが、今日の日本の夏みかんの祖先といいます。 夏みかんには、そんな歴史の匂いもあり、座して物事を考える姿にぴったり合いますね。 普通選 15 身も影も陽炎ひて行く薬売り 「身も影も」の表現を何とか別の言い方に直せたらもっと良くなるかな。 18 桜餅ひとつ残して夫を待つ 「一つ残した」のだから、何個たべたのだろうか。 28 竹の秋傾ぎたる身で眺めをり 「傾ぎたる身」病んだ子規や放哉のようだな。 30 無造作に火を点じては野焼人 「無造作」に火をつけたら山火事になるので、実は慎重に点火しているはず。 44 春眠の夢の中なる吾も睡り あるあるです。髪の毛ふさふさの頃の夢みます。 56 毎日が小さき遠足保育園 幼児にとって毎日が発見、感動、驚き、時に恐怖。遠足なんですね。
[175] 屁散人 > 44 春眠の夢の中なる吾も睡り
選、ありがとさんです! 最近は昼寝だけでなく夕寝もプラス。 吾ながらよく寝るなぁ、だけど、先日見た夢でも寝てましたよ(笑) (2023年03月27日 (月) 10時02分) |
【まゆ子さんのコメント】
特選 6 木瓜咲くや昨日のことはきのふまで 鮮やかな赤い木瓜の花をみていると昨日のことを引きずるのはよそう、と思います。 入選 3 西へゆく電車に乗りて春睡し 9 湧水は波紋をつくり水草生ふ 17 急登にかかる水場よ水草生ふ 38 水草生ふ流れに故郷の香りたち 43 山に山重なりあへる春霞 53 沈丁の散り際なをも匂ひけり |
【山本洋さんのコメント】
特選 7 コーラスのすこし上手に水草生ふ 春の息吹をコーラスと水草が演出している感じがしました。 しかも、「すこし上手に」とあるところが、一際嬉しさを際立たせています。 普通選 4 花人の帰りきたりて一つの灯 12 春の夢母と海鳴り聴いてをり 15 身も影も陽炎ひて行く薬売り 19 少年の魚籠の空つぽ水草生ふ 21 水草生ふ放流の稚魚いきいきと 50 子どもらのさざめき笑ひミモザ揺れ |
【朱胤さんのコメント】
【特選】 12 春の夢母と海鳴り聴いてをり 幻想的。甘美なかなしみ。下句が利いている。 【選】 3 西へゆく電車に乗りて春睡し 「西へ」が利いている。 10 自転車の母子行き過ぎて朝桜 通りすぎた母子が桜に戻ってきたのだろうか。小さなドラマを感じさせる。 16 万物を抱きたるごと花照りぬ 大きな景を大胆につかみ取っている。 20 うつむいて髪すく夜のゆすらうめ 小説の一シーンのよう。 44 春眠の夢の中なる吾も睡り 夢の中で眠っている吾の見ている夢の中にも… 56 毎日が小さき遠足保育園 完全なる風景と言うべきか。 【その他惹かれた句】 2 うたかたの消えたる行方水草生ふ 6 木瓜咲くや昨日のことはきのふまで 9 湧水は波紋をつくり水草生ふ 今月もありがとうございました。
[176] 屁散人 > 44 春眠の夢の中なる吾も睡り
選、ありがとうございます! 夜の普通の睡眠の他、昼寝もほぼ毎日。 気が付くと2時間以上寝てることもあります。 この夢は夜だったか昼寝の時だったか忘れたけど、縮こまって寝ている屁散人がおりました♪ (2023年03月27日 (月) 10時06分) |
【松子さんのコメント】
特選 31 水草生ふ次に会ふのは何時のこと すごく個人的な思い入れがあって、歌手であり詩人でもある友部正人が好きです。 この人の歌に「今度君にいつ会える」と繰り返す部分があるのですが、泣けます。 https://www.youtube.com/watch?v=1FSpFDzurzQ 私にとっては永遠の恋歌です。 入選 3 西へゆく電車に乗りて春睡し 西っていうところが意味深です。魔法の電車ですかね。 4 花人の帰りきたりて一つの灯 私にとっては難解な句でしたが、しらべが素敵でした。 10 自転車の母子行き過ぎて朝桜 目に浮かびます。どうぞ転ばないでと祈ります。朝の桜も一日の始まりという感じて生きています。 23 ポケットに春の日暮をさぐりけり 今日一日何を拾ったのでしょうか。桜の花びらとか。それとも・・・ 44 春眠の夢の中なる吾も睡り よっぽど眠いのですね。 47 廃線の鉄橋朽ちて水草生ふ 鉄橋が朽ちるというのはすごい。
[177] 屁散人 > 44 春眠の夢の中なる吾も睡り
毎日毎日よく寝るけど、夢の中で寝ている屁散人も気持ちよさそうでしたな♪ (2023年03月27日 (月) 10時12分) |
【屁散人さんのコメント】
特選 40 下の子も外国暮らし花菜漬 「下の子も」ですから「上の子」も外国暮らしなのでしょう。 せめて「下の子」くらい家に、あるいは日本の自分の近くにいて欲しいという思いがあるようですが、上も下も外国へ行ってしまった。 子どもたちの現在の生活は安定し、外国でまあまあ元気で過ごしている。 身近にいない寂しさはあるが、そういう自分の暮らしにも満足している。 それが「花菜漬」の春を知らせる鮮やかな色彩に現れているようです。 普通選 4 花人の帰りきたりて一つの灯 6 木瓜咲くや昨日のことはきのふまで 7 コーラスのすこし上手に水草生ふ 19 少年の魚籠の空つぽ水草生ふ 20 うつむいて髪すく夜のゆすらうめ 21 水草生ふ放流の稚魚いきいきと |
【凡々さんのコメント】
特撰 41 犬ふぐり陽へいつせいに起ち上がる 小さないぬふぐりが一斉に立ち上がるかどうかわかりませんが、 『陽へいつせいに起ち上がる』に春になった喜びが溢れていると思います。 普通選 11 水草生ふ百姓継ぎし手を洗ひ 12 春の夢母と海鳴り聴いてをり 23 ポケットに春の日暮をさぐりけり 29 水草生ふ他郷に移り白髪増ゆ 55 亀鳴いて力尽きたる夕日かな 56 毎日が小さき遠足保育園
[178] 屁散人 > 特撰 41 犬ふぐり陽へいつせいに起ち上がる
特選ありがとうございます! 屁見庵近くの空き地に犬ふぐりがいっぱい咲きました。 それが日に当たって、みんな起ち上ってるの♪ きらきらして勢いがありましたね。 55 亀鳴いて力尽きたる夕日かな 選、ありがとうございます! 夕日は海だったけど、一気に沈んでしまった感じがしました。 (2023年03月27日 (月) 10時19分) |
【芽笹のコメント】
特選 47 廃線の鉄橋朽ちて水草生ふ 鉄は錆びつき朽ち果てんとしていますが、自然の命は芽吹き始めています。 冬が終わり、春が訪れる。悠久の時の流れを感じます。 入選 5 稿の窓より採り頃の夏みかん 6 木瓜咲くや昨日のことはきのふまで 15 身も影も陽炎ひて行く薬売り 34 大天守なき掘割に水草生ふ 40 下の子も外国暮らし花菜漬 44 春眠の夢の中なる吾も睡り |
【犬客さんのコメント】
特選 51 今日からはどこを踏んでも春の土 立春の句とも取れますが、春を迎えた喜びが実感として伝わってきます。 独創性と逆転の発想の句です。 入選 7 コーラスのすこし上手に水草生ふ 27 中学生行く橋の下水草生ふ 34 大天守なき掘割に水草生ふ 36 チューリップ都会の雲を光らせて 47 廃線の鉄橋朽ちて水草生ふ 48 ダイサギの姿凜々しく水草生ふ |
2月の句会のコメントを書き込みました。
どうぞご覧になってください。 また、自由にご意見を書き込んでくださいね。 |
【松子さんのコメント】
特選 2 転勤の準備完了シクラメン 転勤の準備完了、の後に感嘆符が入りそうな元気。さらにシクラメンも反り返って元気。新しい生活が始まる喜びがあふれていると思いいただきました。 入選 16 早春の島やひねもす鳶の空 のんびりとした春の空。 23 春隣レコードの音ぷつぷつと このぷつぷつがいいのですが、ちょっとイラっともします。 24 にこやかに卒寿の遺影春浅く ああ、にこやかなのを用意しなくちゃ。と、思いました。 32 早春へ先端出して積雪計 目に浮かぶような景色です。でも、現実には見たことがない。テレビでした。 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと ガーンとなります。まさに我が身でした。 56 早春や立ち止まりつつ二人来る なんだろう、この二人は爺と婆に思えてしょうがない。春なのになあ。
[160] 屁散人 > 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと
選、ありがとさんでした! 久しぶりの豆撒きは、家がまさに夜闇に囲まれている感じ。 松っつぁんも豆撒きしたのかなあ? (2023年03月01日 (水) 23時33分) |
【珍辰さんのコメント】
特選 6 古草のうへに庭師が梯子置く 「古草」その生命力。目立たず、主張せず謙虚に、かつ厳しさに堪えてようやく春を迎えた名もなき草草。 春の草草も新芽を伸ばしている。そこへ春の庭づくりに庭師が入ってきた。 無造作にハシゴを始め、道具や脚立もずかすがと置き、仕事を始めようとしている。 老いながらも生きながらえる厳しさと強さ、一方で寂しさも。 表面上は何も主張していない作品ですが、奥深いものを感じ取りました。「季語の本意」の働きでしょう。 普通選 14 仇討ちを語り継ぐ村梅真白 曽我梅林の風景ですね。神奈川県民として覚えておきたいものです。 19 ポケットによべの福豆鳩に撒く 前夜の鬼打ち豆の残りをポケットにいれたのか。ちと不謹慎ですがそれも俳味。 24 にこやかに卒寿の遺影春浅く 「春浅く」だとちょっと寒さ、冷たさが出てしまうので「にこやか」と少しズレるのでは。 26 目印は欅の大樹梅まつり 欅の大樹が光景から神社や寺の境内が想像されます。その空間で梅まつりが開かれている。 33 着ぶくれて一粒万倍日を家居 何か良いこと起こるかもしれないけど、ずぼらに一日過ごす。誠によろしい生き方ですな。 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと 「豆撒きの窓開け闇どっと」は似た句があるね。「闇どっと」をどう新しい表現にするか。
[161] 屁散人 > 選2句、ありがとさんでした!
33 着ぶくれて一粒万倍日を家居 「一粒万倍日」がどういうものか、よく分からないけど、宝くじ売り場なんかで出てますな♪ 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと 「闇どつと」は確かにあるかもね♪ 参考までにその句を教えてくださるとウレピ。 (2023年03月01日 (水) 23時43分) |
【芽笹のコメント】
特選 14 仇討ちを語り継ぐ村梅真白 満開の白梅、素晴らしい香りが満ちている。 村には伝説となっている仇討ちがあった。 語り継がれている話を知りたい気持ちになりました。 6 古草のうへに庭師が梯子置く 9 浅き春やどり木ばかりあをあをと 11 送り出て再び別辞梅の門 29 橋わたるつかのま広き春の空 42 国道は雪で不通や建国日 47 大門は閉ぢられしまま梅咲けど |
【まゆ子さんのコメント】
特選 22 梅郷に雪の名残のにはたづみ 雪の梅園などではきっとみられる光景だとおもいました。 雪解け水のみずたまりに空がうつって梅の香りさえが漂ってくるという光景がすっと浮かびました。 入選 5 早春や波紋しづかに慄へをり 9 浅き春やどり木ばかりあをあをと 21 塗椀のうちに早春京町屋 25 教室に潮騒を聞く余寒かな 43 春の日にパッチワークの布並べ 46 早春や湖面に光の粒をおき |
【山本洋さんのコメント】
特選 29 橋わたるつかのま広き春の空 何気なく橋を渡っていると、急に開けた視界に春の空が広がっていた。 あーやっと春が来たんだなぁー、としみじみ感じられる句です。 何気ない日常の素晴らしさを見事に切り取っていると思います。 普通選 8 早春のまだ形なき深空かな 特選か迷った句。 12 早春の道に一つの影を置く 18 水仙の香だけ「斜陽」の館跡 36 早春へ買い足してをり黄の絵具 53 指舐めてめくる頁や春寒し 54 風光るサーファーたちは波待てり |
【朱胤さんのコメント】
【特選】 36 早春へ買い足してをり黄の絵具 春が近づいているがまだまだ寒い時期の情感を絵の具の色に語らせており秀逸と思います。 【選】 6 古草のうへに庭師が梯子置く 特別なことは何も提示されていないけれど、妙に惹かれます。 9 浅き春やどり木ばかりあをあをと ちょっとしたアイロニーですね。 31 魚は氷に上り戦車は動き出す 対句法が決まっています。 35 早春や薬の種類一つ減り 薬の増減で様々なふくみを表現できるのですね。抑制された表現が季語と響き合っています。 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと 闇が漆黒の液体となり押し寄せてくるようです。この時期の季節感をよく表現していると思います。 46 早春や湖面に光の粒をおき 「光の粒をおき」の描写が秀逸です。 今月もありがとうございました。
[162] 屁散人 > 37 豆撒きの窓をひらけば闇どつと
我が家の近くにLEDライトが点っているけれど、そんなものは消えてしまった闇を感じていました(かなぁ……♪) (2023年03月01日 (水) 23時50分) |