松天OB会掲示板

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C2025K1_ATLAS彗星(11/07早朝)

やまぎし [557] 11/12/(水) 18:28:20

遅く成りましたが、11/7早朝に撮影したC2025K1_ATLAS彗星です。
画像処理に行き詰まり、投稿が遅れてしまいました。
何故か、彗星or恒星の軌跡が虹色に成っています。

日時:2025/11/07 03:16-04:59
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:LPS-D1
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて由自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各30sx204枚(総露出時間:102min=1h42min)
画像処理:Pixinsight

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太陽黒点2025年11月12日

やまぎし [556] 11/12/(水) 18:26:18

本日(11/12)の太陽黒点画像です。
ここのところ太陽撮影の間合いが空き気味ですが、大きな黒点群が有るので、
中々見ごたえが有ります。

撮影日時:2025年11月12日 09:53:32 ~ 09:59:04
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:16.5fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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Re:Starnet2_vs_SXT

やまぎし [555] 11/12/(水) 18:25:04

ほしのさんへ

訂正が遅れましたが、SXTはGPU(CUDA)をフル活用していました。
当初、タスクマネージャーのグラフを見落としか、その後、リポジトリのアップデートを
行った際に動き出したかは不明ですが、再確認したところOKでした。
お騒がせして申し訳ありません。

ところで、Starnet2とGraXpertのGPU活用仕様は以下の通りです。
・Starnet2→CUDA(Nvidia_API)を使用
・GraXpert→DirectML(Microsoft_API)を使用
特にDenoise時にGPUを活用しているようで、勾配補正時には殆どGPUを使用していない
様です。
https://stargazerslounge.com/topic/421393-graxpert-30-denoise/
DirecrMLって、Microsoftが機械学習用に提唱しているAPIなので、ゲームでも使われる
可能性大です。
以前windows10にDirectMLをインストールした際には、かなり高ハードルでした。
Windows11では、OSの一部として組み込まれているそうなので、GraXpertが自動的に
DirectML(GPU)を使えるように成ったようです。
→CUDAももっと容易にインストールできる様に成れば良いですね。

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恒星間天体3I/ATLAS

ほしの [554] 11/12/(水) 06:49:45

11/12今朝の恒星間天体3Iアトラスです。
11等から12等くらいで、彗星のような色でコマをまとっています。
恒星間天体を初めて撮影しましたが、彗星と見分けがつきません。
60秒x20枚の恒星基準スタックでは核が動いてます。

①2025.11.12 4:38-4:43 60秒x5枚
②2025.11.12 4:49-5:08 60秒x20枚
BKP200(800mm) SV605CC -5℃冷却 CBPフィルタ

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Re: Starnet2_vs_SXT

ほしの [553] 11/11/(火) 07:15:35

やまぎしさん

STXとstarnet2どちらもNGC 1055の右側が、星雲として認識されないようですね。
人間の目では明らかに恒星ではないのが明らかですが。

GPUを利用する処理をパフォーマンスモニターで見てみると
BXTとGraXpertはCUDAが機能しており、starnet2はGraphics_1というグラフの使用率が上がってました。

GPUを利用すると言っても、アプリによって使っている機能が違うようです。
windows11のパフォーマンスモニターは、それらの機能を全部表示していないのかもしれません。
SXTが、StarNet2と同じ機能を使っているとしたらgraphics_1が動いているかもしれません。
graphics_1は調べましたが何者かよく分からず、ゲーム動かすと負荷が上がります。



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Starnet2_vs_SXT(SXT版データ)

やまぎし [552] 11/08/(土) 20:52:04

SXT版の比較画像です。

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Starnet2_vs_SXT(Starnet2版データ)

やまぎし [551] 11/08/(土) 20:50:39

StarXTermiator(SXT)のTrial版を入手しました。
そこで、Starnet2(無料版)との簡易比較を行いました。
→比較画像数が多くなったので、Starnet2版とSXT版の2回に分けて投稿致します。

1.素材
2025.09.25投稿済みのNGC1055画像

2.比較方法
WBPP処理後画像にStanet2及びSXTを掛け、星有り/星無し画像を作成。
これらのSFT表示を比較する。
2-1,Starnet2
[2X_upsample]の設定有無を比較
2-2,SXT
AI_Versionを3種類変えて比較する。

3,結果
星雲部詳細(暗黒帯部):Starnet2の方が微細構造が残っている。
輝星部:NXTの方が滑らか。しかしながら、双方共に何らかのマスク処理が必要
と成りそうです。

4,GPU(グラボ)依存
Starnet2:GPU必須。1回目はニューロネットワークからのダウンロードが必要なため
処理時間が長く成るが、2回目以降はキャッシュが利いて?処理が早くなる。
SXT:GPUは使っていない様である。
→タスクマネージャーにてCUDAグラフが表示されない。

SXTのTrial期間は30日なので、もう少し様子を見てみます。


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太陽黒点2025年11月08日

やまぎし [550] 11/08/(土) 14:43:33

本日(11/08)の太陽黒点画像です。
久しぶりの黒点撮影と成ります。
黒点群数は少ないですが、大きな黒点群が見られます。

撮影日時:2025年11月08日 10:08:38 ~ 10:16:44
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:1.5mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:16.5fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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Re:Pixinsightで彗星画像処理

やまぎし [549] 11/06/(木) 20:57:18

ほしのさんへ

StarNet2って、ハロ気味の恒星はハロを星雲側に分離します。
このため、恒星像は綺麗に成るのですが、星雲側の仕上がりはイマイチです。
9/24投稿済みのNGC1055は、StarNet2使用時に画面上部の明るい2恒星のハロが星雲側
へ分離されて、うまく処理出来ませんでした。
このため、この画像はStarNet2未使用で処理しました。
一方で、SXTはこのハロを恒星側に分離して、星雲を綺麗に仕上げるようです。
よって、StarNet2の恒星画像(星有り)とSXTの星雲画像(星無し)を組み合わせると
理想的な画像が期待出来ます。
→近々に、SXTのトライアル版を試してみようと思っています。

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Re:Pixinsightで彗星画像処理

ほしの [548] 11/05/(水) 23:38:55

やまぎしさん

無料のStarNet2で星を消してから、CometAlignmentしてみました。
StarNet2では星がきれいに消せず、若干残ってしまいました。

風が強くぶれているコマがStarNet2で星が消えづらいようです。
風が弱ければStarNet2はう少し健闘したかもしれません。


恒星基準でスタックした①-Aと彗星各でスタックした②は明らかにイオンテイルの構造が見えてます。
20秒×30枚の10分間だけでも、彗星はけっこう動いています。



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Re:Pixinsightで彗星画像処理

やまぎし [547] 11/05/(水) 20:37:45

ほしのさんへ

CometAlignment上手く行って良かったです。

彗星&星を同時に止めるには、SXT(StarXterminator)の出番でしょうか?
SXTって、彗星対応も考えられているようです。

「StarNet2(無料)が有れば、SXTは不要」という意見も有りますが、それぞれ一長一短
が有って、「StarNet2の星画像とSXTの星無し画像を組み合わせる」と言うのが良さそう
です。


Mastering Comet Photography
https://www.rc-astro.com/mastering-comet-photography/

PixInsight: Using SXT in Batch Mode for Comet Processing with a NEW mask feature!
https://www.youtube.com/watch?v=jxWgUN1FkbM

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Re:Pixinsightで彗星画像処理

ほしの [546] 11/04/(火) 23:47:27

やまぎしさん

CometAlignmentを試してみました。
彗星の核基準でスタックできました。

彗星&星が止まった処理は難しいです。
彗星有・恒星無と彗星無・恒星有の画像を合体させるのですが、恒星を消そうとすると彗星が薄くなりバランスが難しいです。

恒星が線状になる一般的なメトカーフ合成がPixInsightでできるようになっただけでもメリットです。

メトカーフ合成は、位置情報が付与できないのでSPCCの色合わせができず戸惑います。

A:彗星&星が止まった処理
B:彗星核基準CometAlignment→ImageIntegration(Average)

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Pixinsightで彗星画像処理

やまぎし [545] 11/04/(火) 13:33:51

ほしのさんへ

丹羽さんや蒼月城さんのWeb&動画で紹介されているCometAlignmentを使うと、彗星&星
が止まった究極の彗星画像処理が可能に成ります。

<緊急企画>レナード彗星接近記念 ~ PixInsightによる彗星の画像処理
https://masahiko.me/comet-processing/
彗星画像から星を消す方法 ~ PixInsightの画像処理
https://masahiko.me/comet-starless/
彗星の画像処理 - PixInsight
https://www.youtube.com/watch?v=EZ72vet-9BQ

[APTips 022] 彗星の画像処理方法 ZTF彗星(C/2022 E3)処理してみた [PixInsight編]
https://www.youtube.com/watch?v=PRfdMAo09Sg

一方で、CometAlignment処理したRegisterd画像をそのままインテグレーションすると
通常のメトカーフ合成が出来ます。
私は、まだここまでしが施していません。
昨日(11/3)画像は、この方法で処理しています。
幸い、焦点距離&総撮影時間が短時間なため、恒星の伸びが少なく、BXTで点像化
出来ています。
なを、2回目のインテグレーションはWBPPを使用しています。
通常のImageIntegrationのデフォルト設定だと、人工衛星が残ってしまうので、
設定値のカスタマイズを手抜きしています。

また、YouTube動画では、海外の方々が多数彗星処理方法を紹介されています。

是非チャレンジしてみてください。


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C2025A6_レモン彗星(11/03夕方)

ほしの [544] 11/03/(月) 23:36:33

やまぎしさん

Pixinsightでメトカーフできるんですね。
丹羽さんのHPの「Comet Alignmentによる彗星の核基準での位置合わせ」でしょうか?

本日11/3夕方は風が強かったのですが、JP赤道儀に135mmレンズ+ASI533MCPROを載せレモン彗星を撮影しました。
11/1は10秒露出でしたが、今日は20秒で露出しました。

135mmで中央に導入したら尾がはみ出てしまいました。
イオンテイルが複雑でおもしろいです。

①135mm+533+CBPフィルタ 20秒x30枚(10分)_20251103_18:15-18:25 恒星基準合成
②135mm+533+CBPフィルタ 20秒x78枚(26分)_20251103_17:51-18:17 メトカーフ合成

③800mm+605CC+LPRフィルタ 20秒x6枚(2分)_20251103_18:15-18:16 恒星基準合成
③800mm+605CC+LPRフィルタ 20秒x30枚(10分)_20251103_18:15-18:25 メトカーフ合成

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C2025A6_レモン彗星(11/03夕刻)

やまぎし [543] 11/03/(月) 23:09:04

本日(11/03)夕刻に撮影したレモン彗星です。
ノートPCが飛ばされそうな強風でした。
お陰で透明度は良かったのですが、途中で雲が掛かってしまいました。
→夕方の雰囲気を残すために、勾配補正は施していません。
画面上端にM12(球状星団)が半分写り込んでいます。


日時:2025/11/03 17:46-51
カメラ:EOS_Kiss_x4(IR改造済み)
レンズ:Nikon f180/F2.8ED(絞り開放)
フィルター:UV-L41
ISO:3200
露出:1sec x 117枚(スタック)
撮影方法:固定
画像処理:Pixinsight

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