松天OB会掲示板

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Re:今朝の3Iアトラス

やまぎし [575] 11/19/(水) 20:48:55

ほしのさんへ

速報有難うございます。
C/2025K1アトラスって、緑色にならないのが正解の様です。
コマ周辺が黄金色に広がり、独特な彗星です。
Web上では核分裂の様子が各種報告されていますので、参考にしてみてください。

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今朝の3Iアトラス

ほしの [574] 11/19/(水) 06:57:34

今朝、11/19 朝5時の恒星間天体3Iアトラスを撮影しました。
明るさは11等台とのことです。

2025.11.19 5:00-5:10 60秒x10枚

10等台のC/2025K1 アトラス彗星、14等台のC/2022N2パンスター彗星も撮影しました

3つとも800mm.60秒x10枚の恒星基準スタックで、デノイス処理で、背景勾配処理はしていません。
K1アトラス彗星のみかけの動きが速いです。

CBPフィルターの特性でSPCC色合わせしたのですが、彗星の色がイマイチです。
あとで腰を据えて、核基準スタックや色合わせをしたいと思います。
①3Iアトラス 11/19 5時
②C/2025K1アトラス 11/19 3時
③C/2022N2パンスターズ 11/18 22時30分



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Re:C2025K1_ATLAS彗星(11/11早朝)

やまぎし [573] 11/18/(火) 21:15:23

ほしのさんへ

1,C2025K1_ATLAS彗星について
データ記述に誤りが有りました。
正解は11/12早朝でした。
コピペ時の変更漏れと、オリジナルデータ管理が夜半前の日時で管理しているので、
夜半過ぎのデータを扱う際に、少々混乱が発生しています。
正:日時:2025/11/12 03:57-04:59(11/12早朝=11/11夜)
誤:日時:2025/11/07 03:57-04:59(コピペミス)
これだけ、太陽からの離角が大きくて、核分裂が発生するのは珍しいです。
今から思うと、画像処理をしていて不思議な事が有りました。
・核周辺が黄色っぽい。普通は緑色。
・CometAlignmentでコマ位置検出時、少し尾側を核として検出された。
→核分裂の影響だったかもしれないです。
11/18現在、薄明開始時には高度70度近くまで登っているので、かなり撮影し易く
成っています。


2,異なる光学系画像の合成
PixinsightのStarAlignment機能は物凄く強力で、画角差が1.5位の相違までで有れば、
位置合わせ可能です。
この時、各光学系の光学系仕様、カメラ仕様の相違は影響有りません。
反射系と屈折系の組合せでもOKですし、180度ズレていても、OKです。
更に、片側の光学系で歪曲ひずみ(樽型ひずみ)が発生していても、レファレンス
画像側に合わせて補正してくれます。
画角差が1.5倍を超える場合は、大きい画角画像をあらかじめクロップして画角差を1.5
倍以下に下げて置けば大丈夫です。
モノクロカメラとカラーカメラによるLRGB前提であれば、それぞれの光学系で並列同時
撮影すると効率的だと思います。
私がPixinsightを選択したの理由の一つは、この強力なStarAlignment機能に有ります。
→複数カメラで同時撮影して総露出時間を稼いでいます。


3,フィルターのマグネットキャッチ
私はKenko製マグネットマウントシステムを使っています。
コンバージョンリングは、アマゾンの並行輸入品です。
同じ商品ですが、並行輸入品は若干割安です。
サイズについては、フィルター径より少々大きく、且つドローチューブより若干小さい
サイズを選択しています。
・フィルター径=φ52mm
・ドローチューブ内径=φ58(M60メネジ付き)
・マグネットマウントシステム=φ55mm
ステップアップリング&ステップダウンリングの併用が必要ですが、マグネット
catch部を大きくしておくと、ドローチューブがガイドに成るので、手元が見えなくても
フィルター着脱が容易と成ります。
更にフィルター先端には、フィルター枠(ガラスを外した状態)を数枚入れておくと、
これが取っ手替わりに成るので、フィルター表面へ触る危険性を低減出来ます。

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C2025R2_スワン彗星(11/17夕方)

やまぎし [572] 11/18/(火) 19:21:12

11/17夕方に撮影したC2025R2_スワン彗星です。
フィルターをQBPフィルターに変更し、1枚当たりの露出時間を180sに伸ばしてみました。
この彗星は緑色が強く、LPS-D1とほぼ相違の無い結果に成りました。
また、鏡筒を回転し斜鏡スパイダー光状の方向を東西南北方向に合わせました。
→赤経赤緯線のアノテーションが画角とほぼ同じに成りました。
スパイダー光状の方向を他鏡筒(BKP300,MT200)と合わせておかないと、画像合成した際
にスパイダー光状がズレるので、重要な設定に成ります。

日時:2025/11/17 19:27-20:54
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:QBP
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各180sx30枚(総露出時間:90min)
画像処理:Pixinsight

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C2025R2_スワン彗星(11/11夕方)

やまぎし [571] 11/18/(火) 19:19:31

11/11夕方に撮影したC2025R2_スワン彗星です。

日時:2025/11/11 19:03-19:43
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:LPS-D1
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各30sx80枚(総露出時間:40min)
画像処理:Pixinsight

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Re:C2025K1_ATLAS彗星(11/11早朝)

ほしの [570] 11/17/(月) 23:18:34

やまぎしさん

K1_ATLAS彗星は11/16に核が分裂したそうですね。
11/11はまだ分裂前ですが、尾がしっかりしています。


カラーカメラの533MCとモノクロカメラの585Mを使ってL-RGB合成の練習をしています。
533は正方形で11.3mmx11.3mm 585は11.2mm×6.3mmで長辺が同じサイズで、短辺はだいたい半分です。
(AskarFRA400+レデューサ)は焦点距離280mmで533の正方形センサーだといろいろな天体で納まりが良いのですが、585の縦長半分だとM31やM45は窮屈です。


とりあえず、135㎜レンズと280mmのFRA400でカラーとモノクロの画像を撮りためて合成の練習をしています。
同じ焦点距離同士の方が合成しやすいですが、焦点距離が約2倍違う135mmと280mmでも位置合わせできてしまうPixInsightはすごいです。


フィルターのマグネット着脱について調べました。
マルミがマグネットで着脱できるフィルターアダプタを扱っているのですね。
48mm径がありませんが、ステップダウンアダプタを使えばドローチューブの斜鏡側に取り付けできそうです。


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C2025K1_ATLAS彗星(11/11早朝)

やまぎし [569] 11/17/(月) 20:10:12

11/11早朝に撮影したC2025K1_ATLAS彗星です。
尾は短いですがしっかりした彗星らしい尾が立派です。

日時:2025/11/07 03:57-04:59
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:LPS-D1
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて由自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各30sx105枚(総露出時間:52.5min)
画像処理:Pixinsight

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Re:QBPの露出時間

やまぎし [568] 11/16/(日) 20:21:57

ほしのさんへ

判りやすいデータご報告、ありがとうございます。

因みにIMX533のベイヤー配列は、GRBG(Gチャンネルが2つ)なので、
GチャンネルのStatisticsがR,Bチャンネルより高く成っていますね。
また533MCのR,G,BチャンネルのStatics合計が585MのStatisticsと
ほぼ同じに成っています。

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Re:フィルター厚み

やまぎし [567] 11/16/(日) 20:21:25

ほしのさんへ

いろいろなフィルターをお持ちですね。
仰せの通り、フィルタードロワーで使うとすれば、サイトロンで揃えるのが便利ですね。
一方でその他の48mmフィルターをBKP200で使う際には、コマコレの前面に取り付けては
如何ですか?
コマコレの前面であれば、バックローカスに影響を与えないので、少しは使いやすくな
ると思います。
私のBKP300&MT200はビクセンン製コレクターPHを使っているので、コマコレクターPHの
前面しか選択肢が有りません。
そこで、フィルター用マグネットチャックを併用して、鏡筒先端からフィルターを交換
出来るようにしています。
口径20cm以上のニュートン反射でれば、斜鏡の脇から手が入って、フィルター交換が
出来ます。
ε-130はやっと手が入るのですが、決して操作性は良く無いです。
→カメラをSV605CCへ替える際に、フィルターホイールを採用しました。

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QBPの露出時間

ほしの [566] 11/16/(日) 11:16:29

モノクロカメラQHY5Ⅲ585Mをテストしだんだんと挙動が分かってきました。

585のカラーとモノクロで比較した方がよいのですが、ASI533MCProと比較しました。
モノクロはRGBに3分割されない分、シグナルが3倍稼げます。

基本的に180秒で露出していますが、光害がひどい南の低空は
QBPフィルターで露出オーバーになりました。


SAMYANG135mmF2.0開放+QBPフィルター
585M(ゲイン80≒ユニティゲイン)180秒 →NG

DualBand(SV220)は、背景の光害がQBPの1/3に抑えられるので
180秒かけられます。

BKP200やFRA400+レデュサーは口径比F4で、F2の4倍暗いためQBPで180秒かけられます。

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フィルター厚み

ほしの [565] 11/16/(日) 10:13:39

やまぎしさん

フィルターの厚みをマイクロゲージで測定しました。

サイトロンのフィルター厚みは全部1.5mmでした。
Svbonyのフィルター厚みは統一感がありません。

サイトロンのフィルターは交換してもピント移動がないので
便利ですね。

◆サイトロン
QBP,CBP,LPR-N,IR640(48mm径)→1.5mm
QBP,Ha(31.4mm径)→1.5mm

◆Svbony
SV220(DB) (48mm径)1.8mm (31.4mm径)→1.85mm
SV231(フリンジキラー) (48mm径)→1.0mm
SV240(Semiナロー+IR) (48mm径)→2.0mm
CLS (48mm径)→1.85mm
SkyGlow (48mm径)→2.0mm

◆その他
ANTLIA TriBand (48mm径)→2.0mm
Baddar UHC(31.4mm径)→2.0mm

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C2025K1_ATLAS彗星(11/08早朝)

やまぎし [564] 11/15/(土) 20:31:46

11/8早朝に撮影したC2025K1_ATLAS彗星です。
撮影後1W経過してしまいました。
視野の中心から外れてしまいました。
→N.I.N.A.-Orbital_Pluginの設定がイマイチ理解出来ていません。

日時:2025/11/07 03:32-04:59
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:LPS-D1
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて由自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各30sx172枚(総露出時間:86min=1h26min)
画像処理:Pixinsight

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太陽黒点2025年11月15日

やまぎし [563] 11/15/(土) 20:30:18

本日(11/15)の太陽黒点画像です。
低緯度オーロラ源と成った黒点群は西側リムギリギリの所まで移動しています。
明日(11/16)には、裏側へ隠れると思われます。
→3枚目写真。
またしばらくは黒点の少ない日々が続く様です。

撮影日時:2025年11月15日 09:46:43 ~ 09:50:28
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:16.5fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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C2025R2_スワン彗星(11/07夕方)

やまぎし [562] 11/14/(金) 12:46:11

11/7夕方に撮影したC2025R2_スワン彗星です。
合計2h28m(281枚)撮影しましたが、その中から2h5.5m(251枚)を採用しました。
△30枚は、Registration時に不可解な位置ズレが発生していました。
2h余りの間に結構移動しています。
→アニメーションGIFを作製して見ました。
宇宙空間を移動していく彗星の姿は面白いです。

日時:2025/11/07 18:46-21:14
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却0℃)
フィルター:LPS-D1
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.+Orbital_Pluginにて由自動運転
Gain:101
Offset:5
露出:各30sx251枚(総露出時間:125.5min=2h5.5min)
画像処理:Pixinsight

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Re:恒星間天体3I/ATLAS

やまぎし [561] 11/14/(金) 12:44:10

ほしのさんへ

移動速度が速い天体は、予想位置確定が肝ですね。
これがしっかりしていないと、プレートソルブが上手く行かないです。
撮影開始時刻で予想位置を自動計算するツールが有れば、自動撮影が楽に成りますね。

なを、複数フィルターを交互に使う場合は、メーカーを統一しておくと、フィルター
厚がほぼ同じと成るので、バックフォーカスが同じに成るので、良いですね。
私は、ε-130でQBPとLPS-D1を切り替えているので、都度バックフォーカスを微調整
しています。

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