松天OB会掲示板

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アルミ保温シートの保温性(その2)

やまぎし [415] 08/25/(月) 19:51:39

その2です。
投稿JPGを参照してください。

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アルミ保温シートの保温性(その1)

やまぎし [414] 08/25/(月) 19:46:55

アルミ保温シートについて、「どれくらい保温性があるのか?」実測してみました。
資料JPGが8枚に成ってしまったので、2回に分けて投稿します。

1,目的
保温シート(セリア製T=2mm片面アルミ蒸着仕様)の保温性効果を検証する。

2,測定対象
2-1,クーラーボックス水色(7L品、ホームセンターで入手)
2-2,クーラーボックス群青(7L品、ホームセンターで入手、上記水色品と色違い?)
2-3,MT-100鏡筒(内面に植毛紙貼付け済み)

3,測定器
GRAPHTEC製GL-200(熱電対データロガー)

4,測定方法
対象物の表面、内部、保温シート表面に熱電対を配置して、5分間隔でデータ取得

5,結果
5-1,日光が測定対象物に直射している間、表面&内部共に外気温に対して大きく温度上昇する。
5-2,日光が測定対象物に当たらない間(日陰)は、内部温度は表面温度より低く(約△0.3~△2℃)なり且つほぼ一定の温度差を保つ。
5-3,アルミ保温シートを巻いた場合、日光が測定物に当たらない間、内部温度はアルミ保温シートが無い状態より約1℃低くなる。→これがアルミ保温シートの効果?
5-4,アルミ保温シートを巻いた場合、日光直射時には、内部温度はアルミ保温シート無しの状態よりも高くなる。
→機器の容積が小さため、飽和して断熱性が逆効果に成っている?

6,考察
アルミ保温シートによる保温性効果(優位性)は、約1度程度であることが確認出来た。
→アルミ保温シート類を筒内気流対策として使用する場合は、下記項目に留意する必要があると思われる。
・外気温変化が数℃(0~3℃程度以下)の状態で使用する。
・機器温度が高い場合は、使用状態温度近くまで、十分に馴染ませる必要がある。→強制空冷が有効。
・アルミ保温シートが有り、且つ密閉状態の自然空冷では、内部温度が高いまま安定してしまい、温度がなかなか下がらない。
・より高い保温性(断熱性)を期待する場合は、真空断熱パネル等を導入する。

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太陽黒点2025年8月25日

やまぎし [413] 08/25/(月) 19:44:42

本日(8/25)の太陽黒点画像です。

昨日は無かった新たな黒点が見られます。
活発な太陽活動を裏付ける結果と思います。


撮影日時:2025年8月25日 11:22:01~ 11:27:01
鏡筒:ビクセン A80M(D80/f910)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:50
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets処理

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カラーマネージメントディスプレイ

やまぎし [412] 08/24/(日) 14:48:47

写真の色は作者の好みが有るので、正解は有りませんが、色表示が一番正確と思われる
モニター(カラーマネージメントディスプレイ)を持っていると心強いです。

私は、デスクトップPCにEIZOのCG246&CG247をデュアルディスプレイで接続しています。
古い機種で、もちろん中古品ですが、下記特徴が有ります。
・セルフハードウェアキャリブレーション機能が付いている
・毎月1回、自動的にハードウェアキャリブレーションが実行される
・積算使用時間が記録され、確認できる
また、長時間画面と向き合っていても、疲れが無いです。

モニターって地味な機器ですが、視覚というユーザーインターフェースの要となる機器
なので、良い機器を選びたいモノです。

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NGC7635(シャボン玉星雲)

やまぎし [411] 08/24/(日) 14:12:29

NGC7635(シャボン玉星雲) 2025.08.24

サウナ風呂に入っている様な夜でしたが、PHD2調整を兼ねて撮影しました。

PHD2アルゴリズムにローパス2フィルターを適用すると、赤緯の動きが滑らかに成るのですが、
殆ど修正が入らない様なので、中止としました。
また、方向によってバックラッシュ量が変動するようなので、アルゴリズムを元に戻して
且つ赤経のみディザリングに変更したつもりですが、赤緯アルゴリズムが赤経と同じヒステリシス
に成っていました。
→次回、再調整予定です。
なを、赤経のみディザリングに設定する際には、PHD2とN.I.N.A.側の双方で設定する必要が有るようです。

画像処理については、NB Colour Mapperを使用して、赤色色相を少し紫色側に寄せています。
→個人的には、この傾向が好みです。Nikonのデジカメがこんな発色傾向です。
一方で、オリジナルは、朱色(黄色側)に寄る傾向の様です。

補足:
輝星に奇妙な光状が発生していますが、TVアンテナの張線が視野に入り込んで発生しています。


撮影日:2025.08.23
鏡筒:セレストロン C8(シュミカセ)+x0.63レデューサー
D203mm,合成f1318mm,合成F6.5
赤道儀:タカハシ P2赤道儀(スペースボーイ赤緯体+OnStep-X)
カメラ:ASI585MC
フィルター:UV/IR
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由
ゲイン:252
オフセット:15
露出:各90s x29枚(総露出時間=43min30sec)
ガイド:D50/f176mmガイド鏡+Ceres-C+PHD2で赤経のみディザリングガイド
画像処理:Pixinsight,GraXpert,BXT,NXT,x1_Drizzle,StarNet2,LHE
Bias_x100枚、Dark_x50枚、FLAT_x100枚

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太陽黒点2025年8月24日

やまぎし [410] 08/24/(日) 14:10:56

本日(8/24)の太陽黒点画像です。

東側リム付近の黒点群は発達して、見ごたえが出てきました。
他の黒点も、小さいながらも昨日より発達した黒点が見られます。

撮影日時:2025年8月24日 10:30:21~ 10:36:29
鏡筒:ビクセン A80M(D80/f910)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:50
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets処理

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ダイオウイカ星雲お試し

ほしの [409] 08/24/(日) 13:54:28

昨晩もすっきり晴れませんでしたが、ケフェウス座のダイオウイカ星雲&フライングバット星雲(Sh2-129)を135mmレンズで試しに撮影しました。

ダイオウイカ星雲は淡くて難しい対象と言われています。
今回、5分露出×40枚=3時間20分でイカの胴の部分が少しだけ写りました。

埼玉の光害地では、ダイオウイカ星雲は箸にも棒にもかからないと思っていましたが、期待が持てます。
しかしカラーC-MOSカメラとデュアルバンドフィルターだけでは、露出を増やしても難しそうです。
すっきり晴れた日のモノクロカメラ+OⅢフィルターの情報があると画像処理しやすそうです。

カラーC-MOS画像をRGB分解するとイカ成分はGとBチャンネルにあります。デユアルバンドフィルターではGとBチャンネルにもHα光が若干入っているようで、イカ成分をあぶりだそうとすると周辺のHα成分もあぶりだされ独立に調整できず難しいです。

GP2赤道儀
SAMYANG135mmF2.0ED(f=135mm,F2.0→F2.8)
カメラASI533MCPRO ゲイン100,+10℃
Svbony デュアルバンドフィルタSV220
画像処理PixInsight:WBPP/MGC,DSNR,GraXpert,Arc,SPCC


やまぎしさん
NB Colour Mapper試してみました。
赤い星雲の色合いを調整できて面白いです。

太陽も星雲も色調整は、正解がなく個人のセンスによるところが多いので、難しいです。また私の外付けディスプレイとノーパソコンのディスプレイ、スマホでそれぞれ発色が少し違います。色調整はしているのですが。


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太陽2025年8月24日

ほしの [408] 08/24/(日) 12:06:24

8月23日の太陽です。

可視光はオートホワイトバランスで処理したら白黒画像のようになりました。
UHCフィルターのせいで青緑が強く赤が弱い画像でしたが、オートホワイトバランスは赤を引き延ばしています。

昨日は大きなプロミネンスがいくつもありましたが、今日は小さくなっていました。

①可視光画像
 鏡筒:Blanca70ED(f=400mm、口径70mm)
 カメラ:ZWO ASI294MC
 フィルター:Baader太陽フィルター+BaaderUHC
②Hα画像
 鏡筒:フェニックス太陽望遠鏡(f=400mm、口径40mm)
 カメラ:QHY5Ⅲ585M

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Re:雲を通して星雲を撮影

やまぎし [407] 08/23/(土) 18:02:39

ほしのさんへ

短い晴れ間?を上手く捉えましたね。
私は、実際の空とSCW-天気予報を見て、撮影は見送りました。
ご自宅撮影でも良く写りますね。

ところで、各自の好みにも依りますが、こんな処理を追加して見ると面白いです。
HII領域を少し紫よりにする - NB Colour Mapper
https://masahiko.me/hii-magenta/
リニアー/ノンリニアーのどこでも処理出来るようですが、最終段階の方が微調整が
利いて良いかもしれません。

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Re:太陽2025年8月23日

やまぎし [406] 08/23/(土) 15:13:57

ほしのさんへ

撮像ソフトウェアは、SharpCapだと思いますが、オートホワイトバランス機能を
使うと、カラーカメラ上でホワイトバランスを自動で合わせてくれます。
オートホワイトバランスの合わせ方は、カメラーメーカー毎に相違が有って、
ZWO:R,Bチャンネルをそれぞれ単独で合わせます。
SVBONY:ボタン一つでR,G,Bチャンネルを全て合わせてくれます。
私は、PO1(緑色)+UV1の組み合わせなので、下記バランスに成っています。
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=511
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=433
惑星の場合は、対象が暗いので合わせにくいですが、月面(明るい)で合わせて
置くと良いです。

なを太陽用で、波長を絞るフィルターって、なかなか見つけにくいですね。
PO1フィルターの中古を探すとか、3色分解用フィルターとかを流用するとか。
本格的に使うのであれば、バーダーのソーラーコンティニュアムフィルターが
良さそうです。

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太陽黒点2025年8月23日

やまぎし [405] 08/23/(土) 14:52:48

本日(8/23)の太陽黒点画像です。

薄曇りでの撮影でした。


撮影日時:2025年8月23日 10:23:27~ 10:27:26
鏡筒:ビクセン A80M(D80/f910)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:83
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:17.8fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets処理

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雲を通して星雲を撮影

ほしの [404] 08/23/(土) 11:52:14

8月22日の晩は、薄雲が出ており透明度が悪い夜空でした。
ダメもとで天頂付近を135mmカメラレンズとQBPⅢフィルタ、N.I.N.A.自動撮影しました。
雲の通過でNGのコマがたくさんありましたが、雲のおかげで明るい恒星がにじみ、雰囲気がある画像になりました。
夜半過ぎは秋の空です。

①はくちょう座γ星付近 60秒×30枚
②ケフェウス座ガーネットスター 180秒×22枚

①2025年8月22日 22:23-23:00 30分露出
②2025年8月23日 0:13-1:23 66分露出

GP2赤道儀
SAMYANG135mmF2.0ED(f=135mm,F2.0→F2.8)
カメラASI533MCPRO ゲイン100,+10℃ QBPⅢフィルタ
画像処理PixInsight:WBPP/MGC,DSNR,/ARC,GHS,GC,GraXpert,SPCC

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太陽2025年8月23日

ほしの [403] 08/23/(土) 11:27:55

8月23日の太陽です。

薄雲が全天を覆っており、露出時間がいつもの2倍でちょうど良い感じでした。
8月20日大きなプロミネンスが東側に出たようですが、今日の東側はおとなしく、西側の方がにぎやかです。

可視光撮影はBlanca70ED+ASI294MCにしました。UV/IRカットと波長を絞る適切なフィルターが無いため、バーダーのUHCフィルタを使いました。太陽が青緑色になりました。

①可視光画像
 鏡筒:Blanca70ED(f=400mm、口径70mm)
 カメラ:ZWO ASI294MC
 フィルター:Baader太陽フィルター+BaaderUHC
②Hα画像
 鏡筒:フェニックス太陽望遠鏡(f=400mm、口径40mm)
 カメラ:QHY5Ⅲ585M

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太陽黒点2025年8月22日

やまぎし [402] 08/22/(金) 20:29:39

本日(8/22)の太陽黒点画像です。

東側リム部の黒点群は、そこそこの大きさの様ですが、他が小さいので、太陽全面を
撮影している場合は、少々物足りなさを感じるかもしれません。

撮影日時:2025年8月22日 12:37:02~ 12:43:17
鏡筒:ビクセン A80M(D80/f910)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets処理

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太陽黒点2025年8月21日

やまぎし [401] 08/21/(木) 19:54:08

本日(8/21)の太陽黒点画像です。

東側リム部にまた新たな黒点が見えてきました。
今度のは大きそうです。

撮影日時:2025年8月21日 10:06:33~ 10:14:04
鏡筒:ビクセン A80M(D80/f910)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:65&50
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:16.5fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets処理

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