松天OB会掲示板

松山高校地学部OB会掲示板(2022年7月30日teacup掲示板から移行)

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M45

やまぎし [492] 10/02/(木) 22:38:38

C/2025A6_Lemmon彗星撮影開始までの時間で、M45を撮影しました。
普段は、「QBP+180sec露出」で撮影していますが下記理由により、1コマ60secで撮影
しています。
・彗星撮影用にフィルターをLPD-D1に変えたため、露出倍数が減っている。
・カメラ温度を5℃に下げて彗星を撮影したため、60sec_DARKしか用意出来なかった。
→180sec_DARKを取得する時間が無かった。
画像処理に有っては、彩度をいつもより強く処理し、青色を際立たせて見ました。
この領域って、思ったよりオレンジ色の恒星が多く、青い星雲部とのコントラストが
綺麗です。
一足早く、冬を感じました。

撮影日:2025.10.02
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却5℃)
フィルター:LPS-D1
Gain:101
Offset:5
露出:各60sx102枚(総露出時間:102min=1h42min)
ガイド:D60mm/f240+QHY5L-IIM+PHD2でディザリングガイド
画像処理:Pixinsigh,BXT,NXT,MGC,x2_Drizzle,LHE,iHDR,GHS
Bias,Dark,FLAT,FLAT_DARK有り

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土星2025年10月01日

やまぎし [491] 10/02/(木) 22:36:42

昨日(10/01)の土星です。
C/2025A6_Lemmon彗星の撮影準備を行いながら土星も撮影して見ました。
今回はゲインを上げて、露出時間を短縮しています。
露出時間を短縮していくと、シーングによる揺れが目立って来ます。
→細部が見えて来ます。
前回(9/30)と比較して、ざらつき感は有りますが、心なしか細部の写りが良くなったようです。
因みに、C8補正板、ガイド鏡レンズ共に、びっしょり濡れていました。


撮影日時:2025年10月01日 24:32:49 ~ 24:33:49
鏡筒:セレストロン C8(シュミカセ)+x2バローレンズ
D203mm,合成f4006mm,合成F20
撮影方法:拡大撮影
赤道儀:タカハシ P2赤道儀(スペースボーイ赤緯体+OnStep-X)
カメラ:ASI585MC
フィルター:UV/IR
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ROI:640x480
ゲイン:395
露出時間:176mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:5.6fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位25%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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太陽黒点2025年10月02日

やまぎし [490] 10/02/(木) 18:11:30

本日(10/02)の太陽黒点画像です。
一昨日とは変わって、安定した画像が得られました。
→とはいっても、最初のコマと最後のコマ間の5分差でも、像が劣化してきています。
フローライトって温度変化に敏感な様です。

撮影日時:2025年10月02日 10:51:58 ~ 10:57:45
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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Re:10/2 C/2025A6 Lemmon彗星

やまぎし [489] 10/02/(木) 18:10:14

ほしのさんへ

ほぼ同じ時刻で撮影していましたね。
私のところも、機材&ルーフ内がびしょ濡れでした。
相違点は、夜半過ぎからずっと晴れていたようで、撮影した全コマをスタック出来ました。
写野は、1.5度x1.5度なので、ほしのさんのほぼ2倍(面積比4倍)です。
→彗星のコマを写野中心に導入して、尾が辛うじて写野に収まってくれました。
遠征で撮影された写真を見ると、この2倍位尾が伸びているようです。
余裕を見れば、オフセットした方が良いですね。

なを、今回も新しいチャレンジして見ました。

1,導入&撮影方法
N.I.N.A.のOrbitalsプラグインを使用して、彗星導入&彗星追尾を自動運転して見ました。
参考になる動画は下記URLです。
これに加えてちょっと一ひねりすると、高度なシーケンスが組めて、完全自動撮影が可能に成ります。
撮影シーケンスのハードコピーも投稿しておきます。
Using NINA and the Orbitals Plugin to Catch a Comet
https://www.youtube.com/watch?v=WYPHs0Ez9Uw
How to track a comet using N.I.N.A. software
https://www.youtube.com/watch?v=dbdLMcJzAzU

2,画像処理
Pixinsightの「CometAligment」を使って、メトカーフ・スタッキングしました。
参考動画:
How to Comet Align in PixInsight
https://www.youtube.com/watch?v=jB71gNZvTGg
Pixinsightでもステライメージみたいなことが出来るので、使い慣れたBXT他を適用出来ます。
しかしながら、恒星の点像が無く成るので、ImageSolver&StaeNet2が使えなく成ります。
ImageSolverが使えないという事は、MGC,SPCCが使えないのでちょっと痛手です。

反省点:
画面左下にフラット補正で除去し切れなかったゴミ跡が残っています。
Light画像が60secと短いので、N.I.N.A.のフラットウィザード設定が下限となり、微調整が
利きませんでした。
→やはり早めに、センサークリーニングをした方が良いかもしれません。


【共通データ】
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由自動運転
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却5℃)
フィルター:LPS-D1
Gain:101
Offset:5
露出:各60s
画像処理:Pixinsigh,BXT,NXT,GraXpert,LHE,iHDR,GHS
Bias,Dark,FLAT,FLAT_DARK有り

①、2025/10/02 2:32 - 3:29
ガイド:恒星ガイド
インテグレーション(スタック)方法:恒星基準
撮影枚数:57枚

②、2025/10/02 2:32 - 3:29
ガイド:恒星ガイド
インテグレーション(スタック)方法:彗星基準(メトカーフ法)
撮影枚数:54枚

③、①&②画像撮影時のシーケンス

④、2025/10/02 3:31 - 4:29
ガイド:彗星ガイド(メトカーフ法)
インテグレーション(スタック)方法:彗星基準(メトカーフ法)
撮影枚数:58枚

⑤、④画像撮影時のシーケンス

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10/2 C/2025A6 Lemmon彗星

ほしの [488] 10/02/(木) 07:12:26

10/2今朝のレモン彗星です

彗星はイオンテイルが長くなりました。
写野0.8度x0.8度の中心に導入したので尾がはみ出てます。
予想より明るくなっているそうでこれからが楽しみです。

昨日の雨の影響で結露が激しく、望遠鏡も周囲もがびしょ濡れでした。
3時30分から、5時まで1分露出を90枚撮影しました。
薄雲が出ており比較的影響が少なかった4時27分から4時33分の6枚をスタックしました。
薄明が4時11分なので、薄明前で雲がなければ、尾はもっとはっきり写ったと思います。

BKP200 SV605CC CBPフィルタ
5℃冷却 ゲイン130 露出60秒6枚
2025年10月2日 4:27-4:33
地平線が下になるよう回転させました


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太陽黒点2025年9月30日

やまぎし [487] 09/30/(火) 20:47:04

本日(9/30)の太陽黒点画像です。
撮影コマ数が進むにつれて、像が甘く成っています。
原因は良く判りません。
→雲が多かったので、ルーフを開放したまま晴れ間を待っていました。
鏡筒温度は手で触る限りは、ぬくもりを感じる程度だったので、異常なほどに
上昇してはいなかったです。


撮影日時:2025年9月30日 11:20:10 ~ 11:27:09
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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Re:SV605CC

やまぎし [486] 09/29/(月) 13:32:53

ほしのさんへ

貴重なデータ(経験談)をご教授頂き、ありがとうございます。
これから本格使用するにあたり、参考にさせていただきます。

なを、SV605CCはユーザーが少ないためか、それともメーカーの差か?、ゲイン&
オフセット技術情報が乏しいため、実機測定をしてみました。
結果は、ASI533MC_Proとほぼ同じでした。
→データを投稿いたします。

この結果に基づき、余裕を見て下記値で運用しようと思っています。
ゲイン:101、オフセット:5

ASI533MC_ProのUSB2ポートは、電動フォーカーサ、電動ホイール、電動ローテータ
を意識してると思われますが、これらは使用予定無しなので、私には不要です。
冷却時の電流は、自宅でAC電源が有るので、これも気にならないです。
遠征で使用される方にとっては、重要な項目かもしれませんが。。。

入手は、ヤフオクにて6万円で落札しました。
出展者の方は、ASI533MC_Proの予備品として購入したらしく、「1回フォーカ
スチェックしただけ」というほぼ新品同等品を入手出来ました。
ASI533MC_Proのほぼ半額以下でしたので、ラッキーでした。
一方で、中古品の為下記の様な不具合が有りました。
①、42mm-48mmアダプターが無かった
→使用予定が無いので問題なし。
②、センサー表面に埃が付着している(保護ガラスの中)
→フラット処理で除去できる。
→→冬場に成ったら、保護ガラスを外してクリーニングを実施しようと思っています。
新品で有れば、無償交換だと思いますが、いずれ乾燥剤のメンテナンスも必要と
成るでしょうし、マニュアルにも「センサークリーニング方法」の記述が有ったので、
「良いメンテナンス練習機会を得た!」と前向きに捉えています。

ε130へ搭載するについては、「入手して即撮影」とは行きませんでした。
課題と対策内容については、別途ご報告致します。

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土星2025年9月27日

やまぎし [485] 09/28/(日) 22:47:41

雲の切れ間から撮影してみました。
光軸調整&惑星撮影の練習を主としているので、仕上がりはまだまだです。

撮影日時:2025年9月27日 24:18:25 ~ 24:19:25
鏡筒:セレストロン C8(シュミカセ)+x2バローレンズ
D203mm,合成f4006mm,合成F20
撮影方法:拡大撮影
赤道儀:タカハシ P2赤道儀(スペースボーイ赤緯体+OnStep-X)
カメラ:ASI585MC
フィルター:UV/IR
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ROI:640x480
ゲイン:256
露出時間:439.225mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:2.3fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理,Registacでカラーバランス&コントラスト調整

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SV605CC

ほしの [484] 09/28/(日) 22:02:39

やまぎしさん

SV605CCの冷却温度ごとのノイズデータありがとうございます。
マカリのダークノイズの平均、最大が使っている感覚に合っています。
温度が安定すると画像処理の安定度が良くなります。
冷却カメラに慣れてしまうと、非冷却カメラの温度変化が面倒になります。


SV605CCのWEB広告には周囲温度から30℃冷却とありますが、実用的には20℃冷却で使っています。
使い方としては、その季節で可能な限り温度を下げるだと思います。
 真夏 外気温30℃→10℃設定
 春明 外気温20℃→0℃設定
 真冬 外気温10℃→-10℃設定(-5℃設定)
センサー結露は今のところ経験ありません。

SV605CCの初期モデルはバンディングノイズが出て、問題があったそうです。
私は改良モデルのS/N(B)に切り替わったときに買いました。
改良モデルはUnityGainが130→100に変更になり、ZWO社ASI533と同じ仕様になったことを、さきほど検索して知りました。
古い仕様の説明書に従ってSV605CCをGain130で撮影してました。

IMX533を使ったZWO社ASI533MCPROとSVBONY社SV605CCを両方使っていますが、同じ設定にしたときの写りやノイズに差は無いです。

ZWO ASI533MCProの良い点
 冷却速度が速い
 冷却時の電流が少ない
 USBハブが二個

SVBONY SV605CCの良い点
 DC12Vを接続しなくてもUSBケーブルだけで動作する(冷却は不可)
 安い

SVBONYは割り切って使えばコスパが良いです。







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太陽黒点2025年9月27日

やまぎし [483] 09/28/(日) 00:55:21

本日(9/27)の太陽黒点画像です。
4コマ目画像で、AutoStakkert4でスタック時に、x1.5&x3.0_Drizzleを掛けてみました。
→その後のAstroSurface_V5でDirzzleの有意差を引き出せず、高解像度は得られませんでした。
ファイルサイズは、理論通りDrizzle倍率の2乗に比例して増大するので、むやみにDrizzleを
掛けると、ディスク容量に余計な負荷を掛けることに成りそうです。


撮影日時:2025年9月27日 10:58:18 ~ 11:03:34
鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640)
撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:SV905C
フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR
ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る
撮像ソフト:SharpCap4.1.13502
ゲイン:70
露出時間:0.513mS
各コマ総露出時間:60sec
フレームレート:18.2fps
画像処理:
・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック
・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理

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Re:9/26 C/2025A6Lemmon彗星

やまぎし [482] 09/28/(日) 00:54:05

ほしのさんへ

彗星撮影方法判りました。
ありがとうございます。

欲を言えば、メトカーフガイド法が自動で出来ればベストですね。
ステラショットで出来るようですが、「フリーソフトで出来ないか?」と検索して
見たら、出てきました。
自動撮影が可能に成れば、ε130の速写性を生かして彗星撮影へもチャレンジしたい
です。

1,PHD2利用
PHD2には、彗星追尾(Comet_Tracking)という機能が有って、彗星の移動方向&速度を
設定して、メトカーフガイドが出来るようです。
彗星の移動方向&速度は、Carte du cielから連携して取得するようです。
ただし、N.I.N.A.との連携性は不明です。
Cartes du Ciel(SkyCharts)で彗星追尾
https://ameblo.jp/hosimi-2018/entry-12603550755.html
メトカーフ法に挑戦
https://ameblo.jp/hosimi-2018/entry-12604040385.html
成功と失敗と
https://hpn.hatenablog.com/entry/2019/12/06/183658
Comet Tracking in PHD
https://www.cloudynights.com/topic/631752-comet-tracking-in-phd/


2,N.I.N.A.プラグイン利用
まだ良く見ていませんが、「Orbitals Plugin」を使うと「彗星の導入」&
「メトカーフ法」が出来るみたいです。
これで、自動撮影が出来ればベストです。
Using NINA and the Orbitals Plugin to Catch a Comet
https://www.cloudynights.com/topic/858807-using-nina-and-the-orbitals-plugin-to-catch-a-comet/
Using NINA and the Orbitals Plugin to Catch a Comet
https://www.youtube.com/watch?v=WYPHs0Ez9Uw
How to track a comet using N.I.N.A. software
https://www.youtube.com/watch?v=dbdLMcJzAzU
The Green Comet ... How To Find it
https://www.youtube.com/watch?v=8sLLPjU6yBc
How to Shoot and Process Comet Images
https://www.youtube.com/watch?v=SCMyGNZlx5o

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ほしのさんへ

やまぎし [481] 09/28/(日) 00:52:41

ほしのさんへ

・SV605CC
初物なので、いろいろと単体テストを行っています。
ダークノイズの温度依存について纏めました。
季節柄-3.5℃までのデータですが、ほしのさんのデータ(経験則含む)と相関取れますか?
冷却カメラのメリットって、「冷却して電子ノイズを抑える」というだけでなく、
「温度を一定に保てる」という優位性が有ると思っています。
非冷却の場合、一晩で3~5℃近く変化する場合が有るので、DARK,FLAT等の温度管理が
難しいです。

・惑星用CMOSカメラ
焦点距離&ピクセルサイズで決まる空間分解能が最優先事項ですが、実撮影に当たって
は、対象天体導入性も重要と思っています。
個人的には、必要ROIが640x480でも、大き目のセンサーが良いと思っています。
一般論ですが、「直焦点⇔拡大撮影」を切り替えるとフォーカス位置が大きく変
わって、対象導入&フォーカス合焦作業に難儀します。
特にシュミカセの場合、主鏡位置を目視確認しがたいので、なおさらですね。
また、SharpCap,Fircaputer共に惑星を追尾する機能が有ります。
これらの機能は、ソフトウェア的にセンサー範囲内でROI領域を動かすことによって
実現しています。
センサーサイズが実使用ROIに対して余裕が有れば、撮影も楽に行えるように成ります。

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Re:9/26 C/2025A6Lemmon彗星

ほしの [480] 09/27/(土) 11:59:05

やまぎしさん

レモン彗星は①の方式でN.I.N.A.で撮影しています、

Carte du cielを朝3:00の日時設定にし、C/2025A6を検索表示させます。
N.I.N.A.のシーケンスに天体位置情報を取り込みます。
朝3時にレモン彗星のシーケンスの順番が来るように、
M77だとか少し西側の天体をシーケンスで撮影します。
テザリングや次の導入にかかる時間を計算し3時になるようにしています。
シーケンス開始待機時間を設定できるので、他の天体を撮影する必要ないのですが、晴れてる夜がもったいないので撮影してます。

9/26のレモン彗星は、2時40分くらいからシーケンスがスタートしており、最初の10分は隣の家の壁が写ってました

撮影している1時間半のうちに彗星が動いてしまうのは仕方ないかなとあきらめてます。
また途中に再導入のシーケンスを入れるとメフカーフした時に、切れ目ができてしまうので。


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Re:SVBONY_SV605CC

ほしの [479] 09/26/(金) 22:59:54

やまぎしさん

冷却C-MOSカメラ入手おめでとうございます。
冷却カメラはダーク画像の使い回しできるのが良いです。


SVBONY_SV605CCは外気温からΔ20℃が限界です、私は夏場、10℃で使っています。
夏場に5℃設定にしたら、冷却ファンからかなりうるさく回ってブレないか心配になるほどです。5℃設定維持で電流値が50%を超えて心配になりました。

冬場の気温10度の夜なら―5℃設定でも―10℃設定でも大丈夫です
真冬は外気温が0℃近くになると-5℃設定でオーバーシュートでし―6℃くらいからなかなか戻ってこないので、-10℃設定が良いです。

---------
話は変わって9月25日の21時ごろに土星をテスト撮影しました。
ピクセルサイズ3.75μmのASI385MCと4.63μmのASI294MCで比較しました。C8に2倍バローレンズを付けて約4000㎜です。

640x480でキャプチャーすると3.75μmの方が、4.63μmより123%大きく写るため、3.75μmの方が若干よいです。
3回ずつ動画撮影しAutoStakkert4→regiStaxを同じ設定でかけました。3枚ともほぼ同じクオリティーで安定しています。

鏡筒の写りや拡大率、シーイングなども効くので私の骨董品のC8ではピクセルサイズの違いはあまり出ませんでした。極めればピクセルサイズが小さい方が解像度上がってくると思います。感度が下がっちゃいますけど。




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NGC6946(夏の回転花火銀河)二景

やまぎし [478] 09/26/(金) 22:29:28

2025.07.31付けで「C8+ASI585MC+P2赤道儀改」機材で撮影したプレ版を投稿済みで
すが、主力機材側で長時間露光を掛けて撮影しました。

なを、今回からε130用カメラを変更しました。
従来:EOS60DEOS60D(IR&ミラーレス改造&冷却改造)
新規:SVBONY_SV605CC(ほしのさんと同じです)
今回は、SV605CCのファーストライトと成りますので、単独で画像処理を施しました。

やはり、露出時間を延ばすと細部の写りが増してきます。

①,ε130+SV605CC版(正方形画像)
F3.3の明るさと高感度CMOSの組合せなので、淡い部分の写りが早いです。
また、フォーカス合わせ時は、「gain=600/x2ビンニング」設定を使って、バーティノフ
マスクの光条がハッキリ見えて、フォーカス精度が向上したようです。
画像処理は、全体的に赤が強すぎたようです。
QBPフィルター単体画像なので、この傾向に成るかもしれません。
総露出時間:312min=5h12min(各180sx104枚)

②,BKP300+MT200+SFX150版(長方形画像)
こちらは、EOS6D(デジカメ)を使用しています。
→「デジカメでも、露出時間をたっぷり掛ければCMOSカメラ並みの画像が得られる」
と思われます。
各鏡筒に,QBP,CBP,LPS-D1フィルターを掛けているので、ナチュラルな色が出しやすい
です。CBP,LPS-D1のG成分が利いている様です。
輝星に青ハロが出ています。これは、SFX150(旧式屈折)によるモノです。
結構綺麗な青なので、個人的には気に入っています。
総露出時間:828min=13h48min(各180sx276枚)

【共通データ】
撮影日:2025.09.17
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由
画像処理:Pixinsigh,BXT,NXT,MGC,x2_Drizzle,StarNet2,LHE,iHDR,GHS
Bias,Dark,FLAT,FLAT_DARK有り

【個別データ】
1,BKP300鏡筒
鏡筒:スカイウォッチャー_ BKP-300+ビクセン_コレクターPH直焦点
D302mm,合成f1425mm,合成F4.72
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:EOS6D1(IR&ミラーレス改造&冷却改造)冷却温度=22℃
フィルター:QBP
ISO:2000
露出:各180sx86枚(総露出時間:258min=4h18min)
ガイド:SE120+x0.5レデューサ+ASI224+UV/IR+PHD2でディザリングガイド

2,MT200鏡筒
鏡筒:タカハシ_MT200+ビクセン_コレクターPH直焦点
D200mm,合成f1140mm,合成F5.7
赤道儀:三鷹GN-26s
カメラ:EOS6D2(IR&ミラーレス改造&冷却改造)冷却温度=22℃
フィルター:CBP
ISO:1250
露出:各180sx86枚(総露出時間:258min=4h18min)
ガイド:SE120+x0.5レデューサ+ASI224+UV/IR+PHD2でディザリングガイド

3,SFX150鏡筒
鏡筒:アストロフィジックス_SFX150+ビクセン_SDレデューサーHDキット直焦点
D152mm,合成f1067mm,合成F7.02
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:EOS6D3(IR&ミラーレス改造&冷却改造)冷却温度=23℃
フィルター:LPS-D1
ISO:2000
露出:各180sx104枚(総露出時間:312min=5h12min)
ガイド:D60mm/f240+QHY5L-IIM+PHD2でディザリングガイド

4,ε130鏡筒
鏡筒:タカハシ ε130直焦点
D130mm,f430mm,F3.3
赤道儀:ビクセン ATLUX
カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却10℃)
フィルター:QBP
Gain:101
Offset:5
露出:各180sx104枚(総露出時間:312min=5h12min)
ガイド:D60mm/f240+QHY5L-IIM+PHD2でディザリングガイド

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