| Re:10/2 C/2025A6 Lemmon彗星 |
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やまぎし [489] 10/02/(木) 18:10:14
ほしのさんへ
ほぼ同じ時刻で撮影していましたね。 私のところも、機材&ルーフ内がびしょ濡れでした。 相違点は、夜半過ぎからずっと晴れていたようで、撮影した全コマをスタック出来ました。 写野は、1.5度x1.5度なので、ほしのさんのほぼ2倍(面積比4倍)です。 →彗星のコマを写野中心に導入して、尾が辛うじて写野に収まってくれました。 遠征で撮影された写真を見ると、この2倍位尾が伸びているようです。 余裕を見れば、オフセットした方が良いですね。
なを、今回も新しいチャレンジして見ました。
1,導入&撮影方法 N.I.N.A.のOrbitalsプラグインを使用して、彗星導入&彗星追尾を自動運転して見ました。 参考になる動画は下記URLです。 これに加えてちょっと一ひねりすると、高度なシーケンスが組めて、完全自動撮影が可能に成ります。 撮影シーケンスのハードコピーも投稿しておきます。 Using NINA and the Orbitals Plugin to Catch a Comet https://www.youtube.com/watch?v=WYPHs0Ez9Uw How to track a comet using N.I.N.A. software https://www.youtube.com/watch?v=dbdLMcJzAzU
2,画像処理 Pixinsightの「CometAligment」を使って、メトカーフ・スタッキングしました。 参考動画: How to Comet Align in PixInsight https://www.youtube.com/watch?v=jB71gNZvTGg Pixinsightでもステライメージみたいなことが出来るので、使い慣れたBXT他を適用出来ます。 しかしながら、恒星の点像が無く成るので、ImageSolver&StaeNet2が使えなく成ります。 ImageSolverが使えないという事は、MGC,SPCCが使えないのでちょっと痛手です。
反省点: 画面左下にフラット補正で除去し切れなかったゴミ跡が残っています。 Light画像が60secと短いので、N.I.N.A.のフラットウィザード設定が下限となり、微調整が 利きませんでした。 →やはり早めに、センサークリーニングをした方が良いかもしれません。
【共通データ】 鏡筒:タカハシ ε130直焦点 D130mm,f430mm,F3.3 赤道儀:ビクセン ATLUX 撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由自動運転 カメラ:SVBONY_SV605CC(冷却5℃) フィルター:LPS-D1 Gain:101 Offset:5 露出:各60s 画像処理:Pixinsigh,BXT,NXT,GraXpert,LHE,iHDR,GHS Bias,Dark,FLAT,FLAT_DARK有り
①、2025/10/02 2:32 - 3:29 ガイド:恒星ガイド インテグレーション(スタック)方法:恒星基準 撮影枚数:57枚
②、2025/10/02 2:32 - 3:29 ガイド:恒星ガイド インテグレーション(スタック)方法:彗星基準(メトカーフ法) 撮影枚数:54枚
③、①&②画像撮影時のシーケンス
④、2025/10/02 3:31 - 4:29 ガイド:彗星ガイド(メトカーフ法) インテグレーション(スタック)方法:彗星基準(メトカーフ法) 撮影枚数:58枚
⑤、④画像撮影時のシーケンス
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