| 土星2025年10月17日 |
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やまぎし [521] 10/18/(土) 22:17:03
昨日(10/17)の土星です。 初めてPIPP(Planetary Imaging Pre-Processor)を使ってみました。 複数の.SERファイルをPIPPで結合後にスタック&画像処理をしたためか、ノイズの少ない 滑らかな画像が得られました。 今まで、本体の縞が中々表現できなかったですが、どうにか縞が出て来ました。 総露出時間を延ばした効果は大きいようです。
撮影日時:2025年10月17日 22:20:01 ~ 22:32:30 鏡筒:セレストロン C8(シュミカセ)+x2バローレンズ D203mm,合成f4006mm,合成F20 撮影方法:拡大撮影 赤道儀:タカハシ P2赤道儀(スペースボーイ赤緯体+OnStep-X) カメラ:ASI585MC フィルター:UV/IR 撮像ソフト:SharpCap4.1.13800.0 ROI:640x480 ゲイン:422 露出時間:40mS 各コマ総露出時間:120sec x 5セット(合計600sec) フレームレート:24.7fps 画像処理: ・PIPPにて.SERファイルを結合 ・AutoStakkert 4にて上位25%をスタック ・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理
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| C2025A6_レモン彗星(10/18朝) |
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ほしの [520] 10/18/(土) 21:13:45
10/18 朝4:59のレモン彗星です。 北本市の自宅の庭でポラリエ+135mm+ASI294MCで撮影しました。 電線が邪魔です。今朝は霧が出ており、雲間を狙っての撮影になりました。 1秒露出のライブビューで彗星が見え導入が簡単でした。
4:59では雲が朝焼けで照らされ始めています。 明け方は急激に低くなっており、今後は夕方側のほうが良いかもしれません。
【撮影データ】 2025年10月18日(土) 4:59 5秒×5枚スタック レンズ:SAMYANG135mmF2.0ED UMC→絞りF2.8 カメラ:ZWO ASI294MC比冷却 ゲイン200 フィルタ:LPR-N 追尾:ビクセン ポラリエ
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| 太陽黒点2025年10月17日 |
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やまぎし [519] 10/18/(土) 10:58:08
昨日(10/17)の太陽黒点画像です。
一日遅れの投稿に成ります。
撮影日時:2025年10月17日 11:22:07 ~ 11:29:40 鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640) 撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大 赤道儀:三鷹GN-26s カメラ:SV905C フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る 撮像ソフト:SharpCap4.1.13502 ゲイン:70 露出時間:0.513mS 各コマ総露出時間:60sec フレームレート:18.2fps 画像処理: ・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック ・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理
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| C2025A6_レモン彗星(10/17夕刻) |
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やまぎし [518] 10/18/(土) 10:35:34
昨日(10/17)夕刻に撮影したレモン彗星です。 自宅裏庭からの固定撮影です。 久しぶりの秋晴れ、且つ撮影しやすい夕刻なので期待していたのですが、遠くの 市街地光害に遮られ、頭部がやっと写る程度でした。
①,2025/10/17 18:04 カメラ:EOS_Kiss_x2(IR改造済み) レンズ:18-55mmズーム(f55/F5.0) フィルター:MCプロテクター ISO:1600 露出:2sec x 1枚 撮影方法:固定 画像処理:DPP4にてJPEGに変換
②,2025/10/17 18:00 カメラ:EOS_Kiss_x4(IR改造済み) レンズ:Nikon f180/F2.8ED(絞り開放) フィルター:UV-L41 ISO:800 露出:1sec x 6枚(スタック) 撮影方法:固定 画像処理:Pixinsight
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| 10/17明け方のレモン彗星 |
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ほしの [517] 10/17/(金) 07:13:00
10/1を最後に天気が悪くレモン彗星を撮影できていませんでした。 今朝早起きしてレモン彗星を撮影しました。 りょうけん座のコル・カロリの右下にあり,8x32双眼鏡ですぐに恒星ではないと分かるほど明るくなっています。
赤道儀設置場所では隣の家の陰になるため、ポラリエと50mmレンズとEOS9000を担ぎ、家から200m程度移動して撮影しました。 50mmレンズでも尾が写りました。 ①赤道儀から2mずれたところ 50mmF2.8 5秒露出(ISO1600) ②ポラリエで撮影風景をiPhone 16proのナイトモードで撮影 ③50mmF2.8 10秒(ISO800)x10枚スタック ④ ③の薄明をGraXpertで補正
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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やまぎし [516] 10/14/(火) 22:14:22
ほしのさんへ
QHY5III585Mのユニティゲインが確認出来てよかったです。 数値変化だけを見ると微小な変化ですが、ダイナミックレンジ変化に置き換えると 下記のように成ります。
例:Sigma_MRS_0 gain=74→0.0093 gain=75→0.0027 ダイナミックレンジ変化=20*log(0.0093/0.0027)=10.74dB ※グラフから概略値を読み込んだので若干の誤差が有ります。
物凄い変化だと思います。
こう見ると、BIAS&DARK補正を行う場合は、ユニティゲインで撮影するメリットは 非常に大きいですが、これらの補正を行わない拡大撮影等では、ユニティゲインに 拘る必要性は低いと思われます。
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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ほしの [515] 10/13/(月) 22:33:25
やまぎしさん
先ほど585MのBIAS画像を撮影し解析したら、ゲイン74→75に変化点がありました。
ノイズのばらつきがフラットフレームのLIGHTでは目立つほどではなく、BAIS画像でノイズがようやく分かる程度に抑えられているようです。
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| Re:WBPP処理速度 |
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やまぎし [514] 10/13/(月) 18:24:00
ほしのさんへ
仰せの通り「B.赤道儀制御用」を入れ替えることが賢明と思います。 理由1:Windows10が今月いっぱいでサポート対象外となる。 理由2:Pixinsight1.9.2以降はAVX2対応CPUが必要となる。 CPUパワー的にはそこそこ有るようですが、致し方ないですね。 Pixinsightの推奨OSはKubuntu Linuxですが、AVX2という制限に引っ掛かってしまう と思います。
一方で、「C.レッツノートLX6」はCPUパワーを必要等する使い方には向かないです。 レッツノートって、バッテリー駆動時間,重量&筐体強度に重きを置いた思想で作られ ています。 Office系ソフトでは実用に成りますが、科学計算用途には不向きです。 コア数の差も有りますが、CPU世代の新しい「C.レッツノートLX6」が「B.赤道儀制 御用」よりWBPP処理に時間を要するのは上記理由によると思われます。 また、こちらもギリギリでWindows11非対応に成るので、早めに対応を考えた方が良 いです。
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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やまぎし [513] 10/13/(月) 18:21:06
ほしのさんへ
ユニティゲインの追加検証ご報告有難うございます。 →変化点が見えず、残念でした。 SV905CC&ASI585MCでは、ゲインを変化させたとき、ユニティゲイン相当で画像の明るさ が急変するので、行けるとは思ったのですが。。。
そこで、ASI585MCのユニティゲインを測定して見ました。 結果: BIASにて、gain251~252間で各種値が急変する事が判りました。 LIGHでは、同様の変化は見られなかった。 →よく見ると、わずかな変化が見られた。
これらの結果より、ユニティゲインを有効に使うには、LIGHTに設定するだけではなく、 BIAS&DARKにも設定する必要があると思います。 むしろ、BIAS&DARK側の方が重要かもしれません。
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| WBPP処理速度 |
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ほしの [512] 10/12/(日) 21:38:59
PixinsightのWBPPのサブ機に使っていたCorei第3世代i7-3770がver1.8→1.9へバージョンアップできません。 第4世代以降はまだ1.9にできるそうです。
家の余っていたレッツノートLX6(i5-7300U)のPixinsightベンチマークとASI533の画像30枚のWBPP処理時間を測定しました。
C.LX6(i5-7300U)は B.i7-3770より1.6倍時間がかかることが分かりました。
A.のメインPCでWBPPした方が速いのですが、そのあいだメインPCで他の作業ができなくなるのでWBPPをB.でさせていました。 Corei第3世代が1.9へバージョンアップできなくなり、替わりを探していますがさすがにC.は遅いです。
WBPP処理時間は、PixinsightベンチマークCPUの計測値にほぼ比例しています。 C.レッツノートにWBPPさせるより新しいPCを導入し、A.をサブ機に回した方が良さそうです。 WBPPはCPUの力だけよいのですが、BTXやGraXpert,StarNetなどの画像処理はグラフィックボードGeForceのCUDAがあった方が良い断然早いのでもはや必須です。
---------------- A.画像処理用 ASUS製ゲーミングノートPC 2020年製 Coreiの第10世代のi5相当+GeForeceGTX1650 AMD Ryzen 5 4600H@3GHz 物理コア6 メモリ32GB Total 9765 CPU 11055 Swap 6614 WBPP処理時間(30枚) 18:16
B.赤道儀制御用+WBPP処理サブ 自作PC 2013年製 Coreiの第3世代 Intel(R) Core(TM) i7-3770 CPU @ 3.40GHz 物理コア4 メモリ16GB Total 3761 CPU 6016 Swap 1477 WBPP処理時間(30枚) 28:22
CレッツノートLX6 モバイルPC 2017年製 Coreiの第7世代 Intel(R) Core(TM) i5-7300U CPU @ 2.60GHz 物理コア2 メモリ8GB Total 3002 CPU 3536 Swap 1853 WBPP処理時間(30枚) 46:18
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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ほしの [511] 10/12/(日) 20:57:54
やまぎしさん
ユニティゲインの切り替わりを調べるために585Mをゲイン70~80でフラット撮影し、PixinsightのStatisticsで調べてみましたが、 中央値もノイズの標準偏差も、ゲインに対して段付きがなくいまいち変化点が分かりませんでした。 SharpCapではリードノイズに変化点があり、e/ADU=1がユニティゲインのはずなので、そこを若干上回るゲイン80で運用することにります。
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| 太陽黒点2025年10月12日 |
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やまぎし [510] 10/12/(日) 14:28:26
本日(10/12)の太陽黒点画像です。
一昨日(10/10)とは一変して黒点群が増加しています。 2&3枚目の黒点群は新規発生したモノと思われます。 活発な太陽活動を裏付ける結果でしょうか? 一方で、本日はAutoStakkertによるスタック処理が安定して実行出来ました。 10/10は、大きな黒点が少ない状況で、薄雲の疎らな暗い部分をAutoStakkertのAnalyseが 黒点と誤認識してしまったようです。 黒点が少ない状況下では、薄雲が通過するような状況下での撮影は見送った方が良さ そうです。
撮影日時:2025年10月12日 11:14:47 ~ 11:20:43 鏡筒:ビクセン FL80s(D80/f640) 撮影方法:ペンタックスXP-14で拡大 赤道儀:三鷹GN-26s カメラ:SV905C フィルター:ND8+ND400+PO1+UV/IR ND8&ND400は対物レンズ前に配置→D72mmに絞る 撮像ソフト:SharpCap4.1.13502 ゲイン:70 露出時間:0.513mS 各コマ総露出時間:60sec フレームレート:18.2fps 画像処理: ・AutoStakkert 4にて上位5%をフラット補正&スタック ・AstroSurface_V5にてWavelets & Deconvolution処理
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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やまぎし [509] 10/11/(土) 22:53:09
ほしのさんへ
ユニティゲイン測定について追加情報です。
SharpCapのセンサー解析では、測定ゲインは10間隔とかで、細かいところは判別 しがたいです。 もっと細かい値を求めるとすれば、実際にゲインを1間隔で変化させてフラット等 を撮影すれば可能と思います。 N.I.N.A.で有れば、統計の中央値を比較すれば良いです。 またASIFitsViewやPixinsightのStatisticsでMedian値を比較しても良いと思います。 特にPixinsightでは、BtachStatisticsを使うと複数のファイルをバッチ解析して CSVファイルに出力できるので、グラフ化が容易に成ります。
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| Re:QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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やまぎし [508] 10/11/(土) 20:28:22
ほしのさんへ
実際にユニティゲインを測定されたのですね。 お疲れ様です。
測定値を拝見すると、下記値になると思います。 QHY5III585M:ユニティゲイン=80 ZWO ASI294MC:ユニティゲイン=121 SharpCap出力値をそのままExeclでグラフ化すると判りにくいですが、 ユニティゲイン想定値以下のグラフを外挿するとユニティゲイン部でノコギリ状に 変化していることが判ります。
こういったデータって、メーカーデータが発表されていなかったら、実際に測定するの がベストです。 Web上ではもっともらしい推測値が出回っている場合が多々あるので、その信憑性と原典 は良く確認しておかないと、思わぬ結果に成りますね。
温度に関しては、撮影開始後数分から10分程度は安定しませんが、その後は室温基準の 温度上昇値はほぼ一定値と成ります。 依って、別の温度ロガーで変化監視されることをお勧めします。 または、同時に温度センサー付きカメラで撮影して、そちらの温度データで温度変化を 検出しても良いかもしれません。
因みに、Ceres-CはN.I.N.A.で撮影したデータにカメラ温度が残っています。 SV905CはSharpCap画面でカメラ温度は残っていません。 同じガイド用途のスティックタイプでもメーカーの考え方で、細かいところの対応が変 わって来るようです。
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| QHY5Ⅲ585Mのゲイン |
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ほしの [507] 10/11/(土) 12:08:32
IMX585センサーのモノクロバージョンのQHY5Ⅲ585MをSharpCapでセンサー解析しました。
QHY5Ⅲ585Mはゲイン70~80の間にユニティゲインがありそうです。 ZWO社のASI585MCやモノクロのASI585MMはユニティゲインが252でずいぶん違います。
メーカーによって回路や考え方が違ってユニティゲインが違うそうです。 またhQHY5Ⅲ585Mは温度センサーがついておらず、Fitファイルにも温度が記録されません。 暗い天体撮影でダーク減算するには温度の記録が欲しいところです。 もともとアメリカンサイズのスティック型で惑星&ガイドカメラなのですが、温度モニターくらいは欲しかったです。
せっかくの3連休なのに天気が悪いです。
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