| 撮影開始 |
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第一機材はマッチプレート上の組上げに難航しております。 MT200用鏡筒バンド取り付け部のネジ径を間違えて、設計変更中です。 M10ネジのところに、M8用としてマッチプレートに穴あけをしていました。 通常であれば、マッチプレートの穴径を大きくすれば良いのですが、 何せ大きすぎるので、メーカーに依頼しないと追加工困難。 そこで、M8ボルトで対応できるように、鏡筒バンドに追加工。 さらに、マッチプレート上で方向修正する部分も部品加工が必要で、 対応中です。
とは言いつつ、連日快晴日が続くので、第2機材にε130を載せて、 撮影を開始しました。 八塔寺へ遠征していた時代の組み合わせそのままです。 違うのは、空の状態と、遠征vs自宅観測所という2点です。 添付写真は、Pixinsightでインテグレーション(コンポジット)した だけの、いわゆる撮って出しの状態です。
撮影データ(M45,M42共通) 撮影日:2024.01.08 鏡筒 :タカハシε130 赤道儀:ビクセン製旧ATLUX(Onstep改造) カメラ:Canon EOS60D(自作IR改造&冷却改造) ISO :800 冷却温度:-11℃(CANON EXIF出力値) フィルター:IDAS LPS-D1 露出 :各20秒 撮影枚数:240枚 総露出時間:4800秒(80分) ガイド:100mm/F3.5 CCTVレンズ+QHYCCD QHY5L-IIM+PHD2,ディザー無し 画像処理:Pixinsightで、DARK,BIAS,FLAT画像を使用して インテグレーション処理のみ。ノートリミング。
八塔寺遠征時は、同じ光学系で、ISO1600/露出300秒近く掛けられたのですが 自宅では、20秒がやっと。 それ以上では、露出オーバーで画面が真っ白になってしまいます。 そこで、撮影枚数を増やして、総露出時間を確保しています。 フォーカスの追い込みがまだまだですが、そこそこの写り具合かな?と 思っています。
一方で、自宅観測所のメリットは絶大ですね。 リビングからの移動時間は、数分程度。 ルーフを開けて、機材&PCの電源を入れて、赤道儀の初期アライメントを 行えば、撮影準備OK。 その後は、リモートデスクトップでリビングから遠隔操作。 DARK,BIAS,FLAT処理も、撮影後、ルーフを閉じて行えます。 撮影時間が掛かるDARKも、100枚撮影をセットして、寝ている間に 取得出来ます。 片道2~3時間掛けて、遠征していた時代とは大きな差ですね。
なを、Pixinsight処理は、暫くぶりなので、詳細を忘れてしまっています。 処理素材が手に入り始めたので、本格的に学習再開予定です。 もちろん、BXTも同時に。。。
やまぎし [71] 01/09/(火) 19:34:01
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