| 太陽面写真のフラット補正 |
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備忘録を兼ねて、今回試した内容を纏めました。
DSO(Deep Sky Object)用途では、鏡筒先端に何らかの拡散板or平面光源を置く手法が 一般的です。 この手の方法を2種類試してみましたが、カラーバランスが崩れたり、余計なムラが 発生したりと、手間のかかる割には上手く行きませんでした。 一方で、ボケボケ画像を作る「デフォーカス方法」は、デフォーカス量を十分に取る ことにより、良好なフラット画像を得ることが出来ました。 電動フォーカーサーと組み合わせることにより、常に一定量のデフォーカス量を与え られますし、オリジナルのフォーカス位置へ戻すことも容易です。 何より、追加デバイスが不要なのと、撮影条件(ゲイン、露出時間、カラーバランスetc) を変えずに撮影できるのはとてもありがたいです。 最適なデフォーカス量については、撮影機材により変わりますが、各自の条件毎に 試してみる価値はあると思います。 また、エタロンで発生する残留ムラもフラット補正で除去できるようです。
参考URL: 太陽画像のフラット補正 https://asterism5592.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
Creating Flats for Solar images in Autostakkert 2 http://www.schursastrophotography.com/solar/Articles/solararticle5.html
太陽撮影時のフラット撮影 https://note.com/kiy0sh/n/ne9e9fd30d351
AutoStakkert!を用いた画像スタックの方法 http://yamachan.la.coocan.jp/LIStack.html
やまぎし [377] 08/05/(火) 16:24:15
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