松天OB会掲示板

松山高校地学部OB会掲示板(2022年7月30日teacup掲示板から移行)

スマホのブラウザで投稿のサムネイル画像が見えない場合は画面回転してください
17249
今日60 昨日30

松天OB会掲示板最新投稿へ

C8+レデューサー画像

C8用レデューサー0.63x中古品をヤフオクで入手したので、テスト撮影をして見ました。
公称値では、f1280mmに成るハズですが、SharpCapでプレートソルブを掛けてみると
f1318mmでした。よって、F6.5に成ります。
シュミカセって、フランジバックによって合成焦点距離が変化するようなのですが、
ほぼ設計値通りのフランジバックに成っていたようです。
イメージサークルはφ24mmなので、ASI585MC(対角=12.85mm)には十分すぎる広さです。
星像及び周辺減光は良好に補正されていて、フラット補正無しでも、GraXpert及び
BXT_Correct_Onlyを掛けることにより、十分実用になる画像が得られます。
また、焦点距離が短くなるので、P2赤道儀への負荷が少なく成るのですが、ガイド
成功率は最悪27%位に劣化するようです。
→ディザリング時、赤緯方向へ団子状態?にズレる場合が有るようです。
→後ほど、赤緯ウォーム部のかみ合わせ調整を実施予定です。

テスト撮影は、N.I.N.A.の「高度なシーケンス」で自動撮影をテストして見ました。
「自動導入→プレートソルブ→赤道儀のパーク」の一連作業が出来ることが確認
出来ました。
一方で撮影終了後、パーク処理だけでは不十分であることが判りました。
パーク処理が出来ても、追尾は動き続けていました。
→N.I.N.A.の「追尾に設定」命令で、トラッキングレートを「停止しました」に設定
する必要が有るようです。

また、オートフォーカスも正常に動作するようです。
→今回の撮影は、「N.I.N.A.+Hocus_Focus」にてフォーカス調整を行っています。
→バーティノフマスクは未使用。
但し、オートフォーカスで得られるカーブ底値での位置へ移動するのは手動で行って
います。自動で全てを実行する方法は、模索中です。

撮影データ(共通):
撮影日:2025.07.20 20:32~ 2025.07.21 03:45
鏡筒:セレストロンC8 + レデューサー0.63x
D203mm,合成f1318mm,合成F6.5
赤道儀:タカハシ P2赤道儀(+スペースボーイ赤緯体+OnStep-X)
カメラ:ASI585MC
フィルター:UV/IR
撮影方法:直焦点、N.I.N.A.経由
ゲイン:252
オフセット:15
ガイド:Nikon55-200mmズーム(90mm)+Ceres-C+UV/IR+PHD2でディザリングガイド
画像処理:Pixinsight,GraXpert,BXT,NXT,x1_Drizzle
Bias_x100枚、Dark_x50枚、FLAT無し

1,M13
露出時間:各90s x 31枚(総露出時間=46min30sec) ガイド成功率=77%

2,M92
露出時間:各120s x 19枚(総露出時間=38min) ガイド成功率=63%

3,NGC6888(クレセント星雲)
露出時間:各90s x 36枚(総露出時間=54min) ガイド成功率=90%
「StarNet2+Image_Blend」併用

4,NGC7320(ステファンの五つ子)
露出時間:各90s x 12枚(総露出時間=18min) ガイド成功率=27%

5,NGC7331
露出時間:各90s x 34枚(総露出時間=51min) ガイド成功率=57%

※、NGC7331はなかなか見ごたえのある系外星雲です。是非露出時間をタップリ
掛けて撮影したい対象でした。

やまぎし [346] 07/23/(水) 18:41:31



このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

名前
題名
内容
  削除キー Cookie 

Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板