第3の機材を仕立てました。 仕立てると言っても、遊休機材を寄せ集めて、手を加えたモノです。 今回は概要をご説明し、後ほど順次詳細をアップする予定です。
1,主な用途 ・月惑星撮影 ・SeestarモドキでDSOの簡易サーベイ ・N.I.N.Aの動作チェック
2,概要 2-1,赤道儀 以前チョット紹介しましたが、タカハシP2赤道儀をベースとして、 同社スペースボーイ赤緯体を同架して、自動導入化しました。 駆動系は、42mm角0.9度ステップ角ステッピングモータによるベルト伝達 方式として、OnStep-Xで制御しています。
2-2,三脚 オリジナルのP2仕様に加えて、ビクセン製アルミ三脚にも同架できる 様にしました。 30mm角アルミフレームで高さ約100mmのハーフピーラーを作成し、その上に P2三脚架台を載せています。 →「ZWO_AM5・軽量用ハーフピラー」ライクな外観に成りました。
2-3,主光学系 かなり古いセレストロンC8シュミカセをオーバーホール&改造しています。
2-4,サブ光学系 「Nikon AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」というズーム レンズに、31.7mmアダプターを自作して、Ceres-C(CMOSカメラ)と組み合わせて 電子ファインダー化しています。 C8との光軸調整部は、光学実験用のゴニオステージと回転ステージを流用して います。 添付写真は、ASI224を簡易的に取り付けてありますが、自作アダプターが長すぎ、 フォーカスが出なかったので、Ceres-Cに戻しました。
2-5,電装系 制御用PC,OnStep-X制御部、フォーカーサ制御部は、赤道儀のウェイト側に バランスウェイトを兼ねて同架しています。 制御用PCは、Windows11マシンで、必要なソフトウェアを全てインストール してあります。 実際の操作は、リモートデスクトップ経由で行います。 添付写真は、配線が未整形なのでバラバラ状態です。
2-6,設置場所 母屋の2Fルーフバルコニーへ設置予定です。 未使用時は、鏡筒部を外して、カバーを掛けておこうと思います。 →カバーは物色中です。
やまぎし [312] 07/01/(火) 22:59:00
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