松天OB会掲示板

松山高校地学部OB会掲示板(2022年7月30日teacup掲示板から移行)

スマホのブラウザで投稿のサムネイル画像が見えない場合は画面回転してください
12492
今日18 昨日416

松天OB会掲示板最新投稿へ

Re:DB画像とブレンド
IMG
IMG

やまぎしさん

1.PixInsightのImageSolverはオンラインスターカタログにつなげる方法が標準で、Windows11のアップデートで通信ポートを勝手に止められると困ります。
星図データサーバーが止まることもあるそうなのでWindows10PCからImageSolverをしたらこちらは正常にサーバーにつながっており、フランスのサーバーは問題ないです。
仕方ないので、GaiaDR3の星位置データをダウンロードしオフラインでImageSolverできるように設定変更しました。

ちなみにGaiaDR3/SPはSPCCの色測定だけに使う別物で、GaiaDR3が入っていないとオフラインImageSolverできないそうです。


3.NBRGBCombinationとPixelMathの使う段階
同じような機能ですが、使う段階がかなり違います。

◆NBRGBCombination→リニア段階で使います。
背景色合わせやストレッチする前にかけます。
背景ムラを少し整えるGradientcorrection、ノイズ除去DeePSNRなどの色合いが大きく変わらない軽い処理はNBRGBCombinationをかける前にできます。StarAliment
SPCCやArcsingStretch、GHSのような背景色合わせ、線形性を損なう処理をしてからNBRGBCombinationをRGB-R合成すると色が大きく崩れます。
StarAlignment→NBRGBCombination合成した後は位置情報が消えてしまうので、ImageSolverしてからSPCCをかけます。

◆PixelMath→ノンリニア段階で使います。
それぞれの画像をSPCCやストレッチしHistogramTransformation(HT)で明るくしてから、StarAlignment→PixelMathします。
HTしたあとは、ImageSolverやSPCCで参照できる星の数が足りなくなるため使えなくなります。


①M51のQBPフィルタ画像にDB画像をNBRGBCombinationで赤ポチ入れました。
② ①の画像にQBPフィルタ画像をPixelMath5:5で薄めました。①だと赤ポチが強すぎるため少しマイルドになりました。露出合計7時間です。

撮影データ
望遠鏡:BKP200+コマコレ(f=800mm,F4) カメラ:SV605CC-5℃、ゲイン130
QBPフィルター180秒×120枚(6時間)、DBフィルター180秒×20枚(1時間)




ほしの [250] 02/24/(月) 16:12:09



このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

名前
題名
内容
  削除キー Cookie 

Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板