| 各フィルターのRGBバランス |
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やまぎしさん
やまぎしさんの11/17のEOS6Dの露出倍数のデータと同じように手持ちのフィルターのシグナル値を測定しました。DBフィルターの露出倍数はRGBで若干違いますが30~35倍くらいでした。
SV240フィルターとASI533MCPROカメラのようにどちらも赤外線を通す・感度がある場合、LED光源と太陽光源で違いがありました。G,Bはほぼ同じですが、Rが違いました。 しかし実際の天体画像をフラット補正するとLED光源フラットでも太陽光フラットでもどちらもそれなりに補正できるのは不思議です。(①参照)
M33の赤ポチを強調しようとするにはDBフィルターが良いのですが、銀河の渦巻が写りません。 SV240フィルターは近赤外で銀河の渦巻も写そうと欲張り、GとBが増えたせいで、赤ポチRが白っぽくなったのかもしれません。SV240どっちつかずで残念な結果でした。(②参照) 光害や月光に強いため、SV240フィルターは光害地でL-RGB合成のL値に使えそうです。
以下の1~4の目的を切り分けてフィルター使い分けが必要なのでデータを収集続け検証してみます。もっとも光害がないところで撮影が一番良いのですが。(③、④参照)
1.光害耐性(LED、蛍光灯などの人工光源) 2.月光耐性(連続光) 3.系外銀河、反射星雲(連続光のシグナル) 4.発光星雲(Hα、OⅢのシグナル)
今のところ、CBP,QBP,DBを撮影対象と月齢で使い分けに落ち着きそうです。 LPS-DTDやSV240のように近赤外域を利用するタイプは、ワンショットカラーでは色バランスが難しいです。 やまぎしさんのLPS-D1(CBP相当)は系外銀河、反射星雲にちょうど良いですね。
ほしの [176] 11/23/(土) 18:47:42
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