| M27(BKP300&MT-200単独画像) |
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BKP300&MT-200も光軸を見直しし、ようやく画像処理できそうな写真が撮れたので、 処理して見ました。 画像処理に当たっては、それぞれの鏡筒で撮影したツイン画像合成にもチャレンジ しています。 この掲示板の都合(一度の投稿枚数制限)と、画像連結がうまくできなっかたので、 単独画像とツイン合成画像を分けて投稿します。
【共通データ】 対象 :M27 撮影日 :2024.10.20 赤道儀 :三鷹GN-26s ガイド :FL80s+Ceres-C+PHD2でディザリングガイド 画像処理:Pixinsight,Graxpert,drizzle_x4,JPEG変換時にx1(0.25倍)へResample BIAS,DARK,FLAT各100枚 備考 :レーザーオートコリメータにて光軸再調整済み
【BKP300データ】 鏡筒 :Skywatcher_BKP300+ビクセン_コレクターPH直焦点 D305mm,合成f1425mm,合成F4.67 カメラ :EOS6D(非改造) フィルター:サイトロン_QBP 撮影方法 :直焦点、BSCKYSRD_EOS経由(Dual接続) ISO :1600 露出 :各180s x17枚、総露出時間=51分
【MT-200データ】 鏡筒 :タカハシ MT-200+ビクセン_コレクターPH直焦点 D200mm,合成f1140mm,合成F5.7 カメラ :EOS6D(非改造) フィルター:サイトロン_QBP 撮影方法 :直焦点、BSCKYSRD_EOS経由(Dual接続) ISO :1600 露出 :各180s x17枚、総露出時間=51分
それぞれ、以下のような画像欠陥がありますが、フルサイズの実力を把握するために 敢えてクロップ処理を施してありません。(ノートリミング) ・ミラー部がケラレている ・4隅がケラレている ・フラットで除去できなかったゴミ跡が残っている
【考察】 ・ガイドが甘く、東西方向へ星像が伸びてしまいました。 →PHD2のキャリブレーションをM27近傍(高赤緯)で行った、赤経バランス調整を 怠った等の原因が考えられます。 ・各方面で噂されていますが、EOS6Dのミラー部ケラレは大きかったです。 →さっそく、ミラーを除去しました。 →その後テスト撮影済みですが、ケラレはほぼ無くなり、良好でした。 ・BKP300の右上コーナー部で、放射状に星像が流れている。 →光軸調整が今一だったのか? それとも、カメラマウント部でスケアリングズレが発生しているのか? いろいろと要因がありそうですか、そろそろBXTの購入頃かな~と思っています。 ・BKP300は、ピントが今一でした。 ・画像処理に当たっては、いわゆるピンクスター現象に悩みました。 →画像処理の最初とAS(ArchsinhStretch)後に、HT(HistogramTranformation)で ハイライトクリッピング及びシャドークリッピングを施して対処しました。 他にも対処方法が有りそうなので、今後の課題です。
やまぎし [169] 11/17/(日) 23:32:53
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