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ついに運搬車まで駆り出して砂利を集めて
水たまりにぶち込む。何度投入しても
なお平然と泥の中に呑み込まれてゆく。
暇をみては、まついAがやってきて埋め立て作業。
悠太くんはお父さんと違って蚊に好かれるタイプで
こんだけ蚊取り線香を立ててもまだ吸われてる。
しかも何ぼ石ころを運んでも賽の河原状態。
踏みつければズブズブと何処までも沈んでゆく。
ま、諦めずにやってれば最後には埋まるだろう…。
ただし、この事業は完成しても誰も気がつかない。 不自由だったり汚れたりしていれば人は気づくけれど、 便利だったり、綺麗だったりしていれば それが当たり前で、それ以上何も思わない。 苦労した当人の記憶にのみ、功績と誇りが残るのだ。 どうしても褒めてもらいたい人に コマランドの仕事はできない。
見ろ、トンボまで哂ってるぜ。
何してるんだろうと目の前まで来て ピタリと空中で静止。 普通に飛んでる時は羽根も写るけど ホバーリング中はストロボを焚いても羽根が写らない。 よほど高速で動かしているんだろう。
おおきなお世話役 [7290] 08/20/(水) 01:42:21
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