[65] 題名:予想まとめ 名前:ギリシア 投稿日: 2023/08/06(日) 20:35
優勝予想
ギリ ◎土浦○広陵▲名電
烏 ◎慶應○仙育▲前橋
佐々木◎智辯○広陵▲光星
585 ◎明豊○英明▲履正
ベスト8予想
1枠 2枠 3枠 4枠 5枠 6枠 7枠 8枠
ギリ 沖尚 広陵 光星 土浦 履正 名電 大垣 北海
烏 沖尚 慶應 光星 上田 仙育 前橋 日山 星翔
佐々 沖尚 広陵 光星 九国 履正 智辯 三高 星翔
585 星稜 淞南 文星 土浦 履正 英明 近江 明豊
野戦病院。負傷者続出で不穏なスタート。
SINCE氏はベスト8全的中で神になられて燃え尽きたわけではないようですね。
仕事が忙しいは予想家あるあるですから不参加は仕方ないです(宮西先生とか)
仕事が出来過ぎるエリートのメガネ氏などは現在はドイツ在住。
[64] 題名:うるせえ男へ送る歌 名前:今日ぞ晴れの日 投稿日: 2023/08/06(日) 15:57
おう。去年の夏のやつで病んどる思っちょったがのお。元気そうで何よりじゃ。のお。
開会式の入場行進観ていつも思うんじゃがのお。きちっとした美しい日本語の歌詞があるのに曲のしでのお。何故これを歌わんのんじゃ?
せっかく開会式に女学生合唱団呼び寄せちょるのにのお。式の途中や式の退場で栄冠は君に輝く歌わせよるんだったらのお。これを歌わせなければいかんのんじゃ。のお。栄冠はなんぞ歌わせよってからに。行進でこれを歌えや行進でのお。のお。
一般大衆の中には入場行進曲は栄冠は君に輝くと勘違いしちょる奴もおるがのお。入場行進曲は栄冠は君に輝くじゃないけえ。のお。
夏の甲子園大会開会式入場行進歌
作詞 富田砕花
作曲 山田耕筰
百連競へるこの壮美
羽搏(はばた)け若鷹 雲裂きて
溢るゝ感激 迸(ほとばし)る意気
今日ぞ晴れの日 起て男児
掲ぐるほこりに 旭日映えて
球史燦たり 大会旗
烈々火燃ゆるこの闘志
撩乱華咲け技冴えて
溢るゝ感激 迸る意気
今日ぞ晴れの日 往け男児
掲ぐるほこりに 旭日映えて
球史燦たり 大会旗
優勝確たるこの飛躍
毅(つよ)かれ若獅子 陽を浴びて
溢るゝ感激 迸る意気
今日ぞ晴れの日 捷(か)て男児
掲ぐるほこりに 旭日映えて
球史燦たり 大会旗
↓これを歌えやこれを。のお。35秒後からじゃ。
https://m.youtube.com/watch?v=5YWmmZnnSfM&t=2s&pp=2AECkAIB
[63] 題名:2023夏予想 名前:585 投稿日: 2023/08/06(日) 08:52
酷暑に加えて予選の激戦続き、インハイサッカーで明秀日立の優勝に波乱の予感がどうも予想を困難にさせる。
1枠 星稜
沖縄の声が喧しいが、こうなると星稜が大人しすぎんか?ひょっこりくる気がするぜ。
2枠 淞南
ここのエースが◎予選ではリリーフだったが監督がエース先発で腹をくくれば波乱を起こせる予感がある。しかしネットの広島サイドでは淞南を警戒している。見たらわかるんだよな。島根ってことで軽くみられているが英数学館も広陵に勝ったんだぜ。淞南もあり得るぜ。
3枠 文星
作新以外の栃木勢も力はあることを國學院が証明した。
ここも中々強いぜ。
4枠 土浦
おー強いじゃないのここ。しかも長髪。いいね。
ひっそりしてるのも買い。専修大は事情通から平野が投げられないって聞いたぜ。甲府は従来のエースが予選直前で行方不明なんだろ。
5枠 履正社
仙台が連覇?だって150投げるのが3人もいるから!
って高校野球ファンお前らそれで納得すんのかって。
そんなプロ野球みたいな継投面白いのかって。
履正社、初戦で鳥取は旨味がでかいぜ。去年の仙台じゃねえか。
6枠 英明
長髪に加えてアンダーの下村の脱力投法に躍進の予感。
左のPもいい。智弁キラーになって欲しいぜ。花巻は過大評価がすぎるぜ。
7枠 近江
近年の勢いを買うぜ。ただ前橋も強いんだよな。
8枠 明豊
ここは激戦ダークホースブロックだぜ。
臭うのは浜松、熊本セイショウ、北海と曲者揃い。
浜松と熊本はお祭り属性強めで乗ればどんどん走る気配がある。あと北海のPはかなりいいな。メイホウとは激戦だぜ。そんな中メイホウにしたのはなき友に捧ぐだぜ。去年の名電だな。
◎ 明豊 青年監督が優勝する流れがきている。次は川崎君の番だぜ。
◯英明 好きなんだよ俺は坊主じゃないチームがよ。
ここの監督も青年監督だぜ。
△ 履正社 3回戦で仙台だの浦和だのに勝ったら負けられねーだろ。
[62] 題名:105回予想 続き 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2023/08/06(日) 08:18
【5枠】履正
春に組み合わせ次第で十分夏連覇の可能性ありと書いた仙台だが、死のグループに入った。大会後半なら複数投手陣が生きてくるが、当たり前だが序盤は先発投手のできいかん。初戦で優勝候補同士が当たり、そのままゴールを切るのは中々難しい。(まぁ2002年春日大三を倒して優勝までつききった報徳等ないこともないが)
ということで履正。福田投手、素人目にも桐蔭前田投手よりシンプルに上に見えた。むしろ決勝が完璧すぎて、甲子園で下降するのが心配。ある程度泥試合を経験しておいたほうが、個人的にはいい気がする。
相手が勝手に終盤ミスを連発する共栄(栄冠ナインで言うところの魔物召喚)、ガタイのいい強豪女子バレー部がチアをしていたのは良かったが、写真の切り取り方か、イヤイヤそうに見えた。彼女らがホントは練習したいのに、と思っているなら問題だが。
聖光、今年の一大ムーブメント「盛り上がりが足りない」、口ラッパ隊の君たちには一番ぴったり。
桐蔭応援がないのは残念だが、演奏会自己満足、高校野球の応援ぽくないとの批判もある。来春はどうしてくるか。生徒が優等生だから声小さいんだよな。対局が男子校報徳のアゲアゲ。
【6枠】智辯
「打線は水物という格言、覆したりますわ!」闘将小坂の言や、良し。投手陣も抜群ではないがそこまで悪くない。娘さんが普段は運動部で、甲子園期間のみチアをしているようだが、父親が怖くて声をかける勇気のある部員はいないだろう 笑。
春の中国大会準優勝の宇部、クラークは地味に毒蛇(穴)になりうる学校だが、8強には3勝しなければならない一回戦スタート組、チョイスする胆力は私にはない。
しかし花巻佐々木リンタロー君、マスコミの扱い少ないですね。清宮との扱いの差よ。まぁ本人的にはその方がいいだろう。
【7枠】日大三
誰しも自分がかけた時は走らず、賭けない時は走る学校があるだろう。それが自分にとっての日大三。まぁ意地ですね。リリーフが殆ど投げていないのは不安。
【8枠】星翔
後出しでもなんでもなく、穴ならここか浜松と思っていた。浜松はあの狂ったように打ちまくる08年菊川の佐野監督、誰も覚えてないが、昨年春東海大会制覇、地道に強くなって来ていた。ということで、浜松とは五分だし、選手の全国経験が無いという不安要素はあるが。相模から転校、実写版ノゴローの百崎君ばかり注目されるが、玉木投手、他の大阪人も地味に実力者。リトル秀岳館。春九州覇者の有明、直江投手擁する九州学院を連破したのはマグレではない。
◎智辯
自分の書いた事に責任を持たねばならない。21年夏決勝、和智辯に大差をつけられ悔しさの余り、人目も憚らずベンチを泣きながら殴りつけた捕手。このDNAは確実に後輩に引き継がれている。決して楽なゾーンではなく、甲子園プレー経験者がいないのが不安材料だが、前述通り、東北優勝できない呪い等いろんなジンクスがなくなっている。
◯広陵
去年謎の学校に予選序盤で負けた時に全国ニュースになっていた。既視感があると思ったが、仙台育英も実は21年仙台商に不覚をとり全国ニュース化、その翌年見事リベンジ。
高校ラグビー化の止まらない甲子園、優勝するのは予選初期でまさかの敗戦した時に驚かれるような巨大戦艦学校。広商に苦戦したのもよい薬。厳父中井翁、悲願の夏制覇なら、広島県民栄誉賞待ったなし。
▲光星
しかし、暑いな。甲子園行くの憂鬱になってきました。
[61] 題名:105回夏 甲子園予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2023/08/06(日) 07:27
12万年に一度の暑さらしい。確かに異常に暑い。でも、気象学者によると5年以内にこれより暑い年がくるという。それは120万年に一度なんかい 笑。まぁ、20年に一度の大物(最近言わないが)が毎年ドラフトを賑わす日本、聞き流すしかないのだが、流石に今日仙台浦和戦を見届けに行く自分としては正直暑さにビビっている。しかも外野席。狂人と嫁から揶揄されようが行かねばならないのだ。
タイブレークの影響か、終盤の逆転、サヨナラが相次いだ予選終盤。負けた選手は悔しくて仕方ないだろうが、3年前の3年生はコロナ中止で負けて泣くことすら許されなかった。(代替大会はあくまで慰め)ヤフーコメントで、3年前の選手の母らしき人が、今年の盛況をみて、自分の息子の時は声も出せずガラガラの応援席でホント可愛そうだった、今年の子が羨ましいと書いて何故か大量マイナス食らっていたが、誰だってそう思うだろう。なんで自分の年だけ、と。
改めて勝ち抜いた選手達には、全国の舞台への挑戦権すらなかった先輩達の分まで頑張ってほしい。
【1枠】沖縄
元々沖縄には甘い高野連。台風のお陰で良い所に入った。(あれで5日目の一回戦スタート組に入ったらそれはもう持ってないということ)レベルの高い沖縄大会、完全他チームからの包囲網を振り切った。あとは、もう一回ルールを読み直しとけ。
ちなみに、去年コロナ組が強制終盤スタートだったように、公立校は全て2回戦スタートでいいというのが所見。実名あげてアレだが、鳥取が2回戦スタートでも誰も文句言わんだろ。野球バカ、もとい野球強化巨大戦艦学校は、強制一回戦スタート。
【2枠】広陵
ここで北陸に負けるのが慶應あるあるやと思う。(春の山梨にもそんな事言っていたが忘れて貰おう)横浜戦の二塁触塁問題、塁に触れずに一塁投げるやつおらんやろという意見と、上手いからミナシ触塁でやったのでは、とこれは永久に結論出ない。リプレー検証導入しかないだろう、全員納得させるのは。申告敬遠とか、メジャーの真似、取り入れてる事やし。名言ぽく言うと間違う事は審判には何の恥でも無い、それを改めない事が恥なのだ。しかし慶應にこれでミソがついたのは紛れもない事実。あの大応援、楽しみなんだけどな。
【3枠】光星
東北優勝出来ない呪いが解け、地元民中心じゃないと県勢初優勝出来ないというのも山梨などで有名無実化した今、絶好の好機。明桜は春の東北大会でその光星と激戦しており、配当狙いで迷ったが、そこから夏への上積み、光星に1日の镸あり。
文星の黒崎君のフライング優勝には笑わせてもらった。確かにストライクくさかったが。それを恥ともせず、その裏サヨナラ弾を打つ胆力、往年の宇都宮学園高嶋捕手を思い出した。
【4枠】九州
松戸は平野君、この短期間で不調を修正するのは至難のワザでは。持丸翁、春は8強入りしたが、それで夏は小休止する気がする。甲府は投手が崩壊(往年の巨人かよ)、九州は全然打てないが、打てないチームが甲子園の飛ぶボールで打ち出すのは何度も見たが、逆は余り経験無い。ということで九州。
しかし応援に命をかけてそうな千葉大会の盛況、口ラッパしかできない大阪在住の身としては羨ましい。野球人口激減してるようだが、子供も千葉大会の盛り上がり見たら野球に憧れるのでは。
余談だが、頭部死球を食らった春の覇者山梨の林投手、「逆にいい刺激で調子良くなりました。相手投手は気にしないでほしいです」勿論、多少優等生ぶってるにしろ、なかなか言えない発言だ。社会に出ても成功するタイプ。アッパレ!
[60] 題名:夏の甲子園予想と言いたいが… 名前:SINCE 1989 投稿日: 2023/08/06(日) 06:59
優勝予想、ベスト8予想としたいが…
昨年春と似た状況。
センバツ終盤に部署異動となり、反省文書いて投稿したつもりになってしまっていた。
この夏はまともに見れたのは神奈川の決勝のみ。
慶應の反発力は凄い。
裏で横浜が逆転サヨナラしようものなら、その反発力(審判と慶應に対する)で◎ものだった。
さて、そんなこんなで部署異動したが、大手の子会社とはいえ社員数50人程度の会社である。
前部署兼務で前部署でやっていた仕事はそのままで、新部署の仕事が新たに追加となった。
目が回るほどの状態。
予選もバーチャルでこっそり見ようにも思うように行かず、週刊朝日(AREAか)も買えていない。
東海大相撲については烏氏と同意見。
門馬に土下座して呼び戻さないとスカウトはいいが宝の持ち腐れになる。
横浜は今回の決勝の敗戦も影響なさそう。
村田になって打線は少しひ弱だが、打球が飛ぶハマスタとはいえ9番峯にホームランが出る等、改善は見られた。(この峯は親父は94佐賀商の優勝投手)
色々作新のこととか、書きたいことはあるけど…
実際に大して試合を見てないので何も言えない。
というわけで、今回は予想を辞退いたします。
センバツで予想できるように、仕事何とかします。
ギリシア氏、烏氏、現状投稿ありませんが佐々木氏はじめ常連の皆様、そして王者氏、場を汚し大変失礼いたしました。
この夏はROMで楽しみます。
[59] 題名:2023夏ベスト8予想 名前:烏 投稿日: 2023/08/06(日) 02:24
混戦模様の夏。地方大会決勝49試合のうち、1点差ゲームは実に24。こんな年は過去にあっただろうか。
春の王者、山梨学院は敗れ去った。ここに打ち勝った駿台甲府、もともと十数年ほど前から山梨県内ではそこそこのポジションにはあったが甲子園には縁がなかったチーム。近年は山梨学院の台頭もあり、再び低調気味の印象だったが、ここで大金星。そのまま駆け抜けるかとも思ったが、またあと一歩及ばず。山梨学院・吉田監督は久々の朝日放送解説に徹することとなる。
大阪桐蔭が履正社に食われたのは想定の範囲内。春の総評でも触れた履正社・福田の激投。大阪桐蔭の完封負けという珍しいゲームを演出した。今更になるが、大阪桐蔭は優勝を狙うならやはり昨年がチャンスだった。昨年は川原が春から急成長を遂げたのに対し、今年の前田はあまり上積みが見られなかったのが全てだったとも言える。ところで、高校野球ドットコムが決勝の福田・前田がともに自己最速を更新したとの情報を発信していたが、これには疑問が残る。映像も見たがそんなに出てたかな?せいぜい140台中盤くらいでは?それでもすごいが。
仕事疲れもあるので、前置きはこの辺にしてさっさと予想に移る。
◎慶應義塾
もともと、ここには選抜で印を打つ予定であったが、初戦の相手が仙台育英だったので様子見をした経緯がある。流石にまだ春の段階では、百戦錬磨の仙台育英には勝てないと踏んだわけだ。しかしながら、試合では想定以上に仙台育英を苦しめる格好となり、敗れはしたものの、もし夏に出てきたら買いたいと思わせるだけの片鱗を見せた。また、それはそれとして以下に述べる通り、純粋に春からのスケールアップが目覚ましかった点も大いに評価し、今度こそ堂々の大本命とする。
まず、このチームの魅力はなんといってもスケールのデカさ。特に攻撃面。
県決勝殊勲弾の渡邉、県央宇都宮B時代からその打棒を評価される加藤、清原ジュニアからポジション奪取に成功した延末の3人からなるクリーンナップの破壊力は恐らく今大会でも随一。何より全員デカいし、よく振れている。
また、個人的に面白いのが丸田・八木の1・2番。特に例のイケメン画像で話題になっている丸田は高校生離れしたスピードの持ち主であり、物議を醸した県決勝の緒方のプレーも、丸田のこの驚異的なスピードに対する警戒心によってもたらされたもの。2番の八木も、強行・小回りどちらもイケるタイプの優良選手で、どこか2011日大三の金子を彷彿とさせる。
下位打線の大村や福井も選抜では上位・主軸を任されていた選手であり、もともと力はある選手。単純に彼らが下位に回らざるをえないほど、上に挙げた選手らの春からの上積みが凄まじいのである。清原ジュニアに至っては今や代打専だ。ちなみに、今の清原の実力であれば、彼はこの位置でいい。球場の空気を変えられる代打という意味では、2006鹿児島工・今吉のようになれる可能性も秘めている。
2年エースの小宅も、相変わらず「気付いたら抑えている」というその魅力を損なわぬまま、純粋に出力が増した。県決勝では球速からして不調気味だったが、東海大相模との県準決勝では145キロ前後を連発していたのが印象的。小宅は不調でも横浜打線を5失点に抑えられる投手と考えれば、後ろに控える鈴木・松井も一線級の力量はあるわけで、選手権トーナメントを戦い抜くだけの力は充分にある。
慶應は近年、大学野球部がそれなりにスケールの大きな選手を育成することが多く、個人的に注目している。プロでは活躍していると言い難いかもしれないが、高校時代のレベルを考えれば加藤・木澤・津留崎・岩見(今年の廣瀬なんかもそう)あたりをプロ上位レベルに持っていく点は素直に評価すべきである。そして、今年の高等部については、そんな大学での育成ノウハウを下部組織に降ろしてきたような印象を受ける。個々の選手の振りの鋭さ、出力など、スケールが他の高校と明らかに一線を画している。スピードとパワーを兼ね備えた今年の慶應の攻撃的なスタイルは、往年の東海大相模や横浜が一番やりたかったことを実践しているとすら思う。一方で相模はもうダメかもしれない。原俊介では無理、今から門馬に土下座して戻ってきてもらいたい。
なんといっても、その東海大相模、横浜を撃破しての神奈川制覇という実績は大いに評価する。決勝などはむしろ、横浜がよくここまで喰らい付いたなと思ったほどである。今年は久々に期待できる神奈川代表が出てきた。グリグリの大本命。
◯仙台育英
3季連続で印を打たざるをえない。それだけ突出したチームといえる。須江・猿橋の宮城中学軟式名将コンビの天下はしばらく続く。
昨年夏、苦難を乗り越えた地元出身選手・岩崎の劇的グランドスラムからの、優勝監督インタビューにおける須江監督の「青春は密」発言。一気にヒールターンならぬベビーフェイスターンに成功した。佐々木政権時代の暗くネガティブなイメージはほぼ払拭されたと言って良い。
湯田、高橋、仁田、田中の自慢の投手陣は今年も盤石。いや、恐らくだが昨年の水準を超えている。6月、須江監督のTVインタビューでの一言「高校生ナンバーワン右腕は湯田。甲子園で皆気づくはず」は、県大会の東北戦で確信に変わった。橋本、山田、斎藤陽、尾形ら昨年の優勝メンバーも多数残り、脇を固める湯浅や住石もパンチ力がついた。投打で隙がない。
唯一の懸念はやはり仁田の起用。昨夏は初戦の楽な展開で試運転させることでリズムに乗れたようだが、この春は上手くいかなかった。昨年の大阪桐蔭が別所を先発させてそのまま崩れたように、今大会の仙台育英も仁田の起用にはかなり細心の注意が求められる。須江監督ならば同じ轍は踏まないとは思うのだが。
▲前橋商
地味だが、その秘めたる爆発力を高評価。ここは試合を経るごとに、投打両面で仕上がってきている感があり、10年前の前橋育英よろしく激走の可能性を感じる。
投手陣は坂部・清水と力のある二枚。特に二年生右腕の清水は気持ちの良い直球を放る。最高球速については、いま群馬の球場は敷島・改修後の城南ともにやや球速がインフレ気味らしいので、あまり信用はしてはいけないが、それでも映像で見る限り145前後は出ているのではないかと思う。打線も中軸の真藤を中心に皆よく振れている。予選も逆転に次ぐ逆転をくぐり抜けてきており、終盤の集中力は買いたい。ダークホースとしての実力は十分。
また、群馬県勢は2003年の桐生第一(4強)、2013年の前橋育英(優勝)と、今世紀に入ってから10年周期で激走しているという頼もしい実績がある。今大会は本命、対抗ともに注目度の高いチームをチョイスしてきたが、穴党としては今回ここをしっかり押さえておく。
一枠 沖縄尚学
ここは万全の状態の横並びであれば単純に沖縄尚学が抜けており、他はダンゴと見る。台風の影響で割引く必要性も少し考えたが、各種報道を見る限り、恐らく影響はないと見て良いだろう。近年、沖縄県勢のエース格は軒並み選手権でしっかりと爪痕を残している印象があるが、今回の東恩納は沖縄大会の出来を見る限り、今大会上位レベルの実力はあるわけで、ちゃんとやればちゃんと走る。
二枠 慶應義塾
本命。北陸、広陵ともに今年度の地区大会王者であり、難敵であることは間違いないのだが、それでも今年の慶應はそれらをぶち抜くだけのパワーがある。
最大のヤマは、ギリシア氏の裏返しになるがやはり広陵か。確かに、高尾は広島大会の映像を見る限り、かなり良くなっており、少し気持ちが揺らいだのは事実。しかしながら慶應も慶應で、東海大相模の怪物一年生・福田(恐らく1年次吉田凌と同格)、横浜・杉山(決勝では終盤でも145前後を連発)を軽やかに打ち破ってきた実績があり、この打棒を信じる。
三枠 八戸学院光星
ここも奇は衒わない。春季東北大会決勝で仙台育英に土を付けたのが光星。ちなみにこの決勝戦、各投手の最速が仙台育英が湯田(149)、田中(145)、高橋(149)、仁田(151)、光星が洗平(146)岡本(145)だったそうな。プロ野球か?
その春季東北大会で光星と接戦を演じた明桜との初戦は一瞬迷ったが、この試合における明桜の得点は3番手以下の投手陣からであること、また終盤に岡本が出てきてからはほぼ完全に抑えられていたという点で、実力は光星に分があると見た。
四枠 上田西
近年、2018報徳学園や2022高松商のように、大会の目玉、ドラフト上位級の野手を要するチームが8強入りする事例が多数あるが、今年それがあるとしたらここだと踏んだ。主軸の横山は言わずもがな、今大会どころか今世代で見ても最注目選手の一人であることは間違いない。横山は投げても149キロというオマケつきだが、実は今年の上田西は意外と投手陣が充実しており、基本は権田・服部・滝沢という三枚が中心になる。個人的には左腕の服部が面白く、彼は全国の舞台でもそれなりにやれるのではないか。
打線は横山ばかりがクローズされるが、井出、小林、黒岩など高校通算二桁本塁打を記録するパンチの効いた選手もズラリと並ぶ布陣で、決して横山のワンマンでないところも、昨年の高松商(浅野の他にも本田という優れた打者がいた)と被る。
九国の佐倉はすっかり騒がれなくなったが、個人的には致し方ないと思う。少なくとも現状では佐々木>>>真鍋>>>>>佐倉くらいの差があると思う。まあ清宮、安田、村上みたいな例もあるわけで上のカテゴリでどうなるかは分からんが。しかし村上は外れとはいえ1位の器だったわけで、果たして佐倉がそのレベルかというと…
五枠 仙台育英
世間的には履正社・仙台育英あたりが本命扱いになっているようだが、果たして今年の履正社はどうなのか?大阪桐蔭を倒したということで例年以上に人気しすぎている感があると思う。
そもそも大阪桐蔭を倒したチームというのは過去あまり縁起が良くなく、勝ってそのまま甲子園で優勝した例というと、私の記憶が正しければ2005駒大苫小牧、2006早実あたりまで遡るのではなかろうか。2019履正社も大阪桐蔭は通過していない。福田は確かに目を見張る投手ではあるが、ここ三年でワーストコンディションに近い状態の前田から3点しか取れないというのはどうなのか。正直ここは怪しいと思う。
仙台育英は初戦が浦学ということで、2013年の再現。あのときは仙台上林のコンディションが最悪で、浦学は浦学で小島が打ち込まれるわで、事前の注目度の割にあまり良い内容の試合ではなかった記憶がある。世間では智弁和歌山-帝京戦のように乱打戦=名勝負としたがる層が一定数いるようだが、勘弁してほしい。ついでに言うと5年後の2018も初戦で当たっていて、このときは浦学が完勝。何気に5年周期で初戦カードが再現されているという珍しい事例である。まあ、それはそれとして今年の浦和学院は谷間世代であり、あまり心配していないのではあるが。
このヤマはむしろ共栄学園・高知中央の初出場組が面白い。共栄学園のエース左腕は意外と馬力のある投手で、打撃陣もよく振れている。都大会決勝の逆転劇を演出した二死からの鮮やかなセーフティバントなどは、名門校顔負けの胆力で、お見事としかいいようがなかった。序盤の継投はヘタクソだなと思ったが、監督は浦和学院出身とのことで妙に納得してしまった。後からインタビューで、「采配ミスが多かったので途中から選手に任せた」と言っていて更に納得した。このチームは下手に監督が動かない方が強い。
高知中央も下級生時代から実績のある投手が複数おり、明徳・高知を抑えた実力は評価すべきだろう。どちらも初出場だが侮れないチームである。ブロック次第では8強予想も有り得た。
六枠 前橋商
何気に前橋商もクラーク、花巻東と1・2回戦も難敵揃い。今大会の三点予想組はいずれも初戦からフルスロットルでいかないと難しい油断ならない相手ばかりだが、なんのその。智辯・名電戦は高みの見物でいく。今年の智辯の投手陣のレベルからして、恐らく名電が来るのでは無いかと思うが。いずれにせよ前橋商が侮られる展開となることは大いに予想ができ、ダークホースとしては好都合である。
七枠 日大山形
すっかり山形の顔になりつつある日大山形。ここは鶴岡東や山形中央も比較的よくやっていて、東北の底上げに間違いなく貢献していると言える。佐々木朗?ノ影響を受けたフォームが話題のエース菅井はかなりの本格派であり、恐らく初戦のおかやま山陽はじめ、このブロックの打線ではかなり苦労する。日大三も迷ったが、ここは2001、2011、2018と選抜出場年にしか夏に激走しないので、今回はスルーを決め込んだ。
八枠 東海大熊本星翔
東海大相模から移籍の百崎が見事に選手権行きを決めたその日、神奈川県大会で東海大相模が慶應に完敗したのはどういう神の悪戯か。百崎は相模1年時から天才と称された選手で、「もし残っていたら山内とともに超攻撃的な1,2番が見られたかもしれない」とも考えたが、慶應にあそこまでやられると、百崎がいても流石にどうにもならなかっただろう。結果的に彼は転校という賭けに勝った。また、既にギリシア氏も触れているが、門馬の創志学園が初戦で散ったのも妙なコントラストである。
ちなみに、今年は横浜も横浜で、小野・本田という二人の目玉選手が早々に退部し、話題になっていた。小野は花咲徳栄の四番として選手権に王手をかけたが、浦学の前に散った。本田に至っては、山村学園に転校したという噂があるが、今夏メンバー入りはなかった。Twitter(今はもうXか)では、既に退部しているという情報も出ていたが、真偽不明である。いずれにせよ、百崎・小野・本田という、それぞれ相模・横浜という神奈川を代表する名門校を早々に退部した大物選手の中で、唯一返り咲いたのがこの百崎であり、こういう「持っている」選手の力を侮っていけないのが夏の選手権である。
また、このチームは百崎以外にもエース玉木がなかなか良い投手で、見たところ140中盤は問題なく出せる高出力の持ち主。秀岳館や九州学院を抑え切った実力は間違いなく全国区。あとはチームの雰囲気が良さそうなのも好印象。単穴は前橋商とこことで迷った。
初戦の相手の浜松開誠館は、静岡にしては珍しい投打両面で大型のチーム。ここは組み合わせ次第で一発も考えられたが、やはり初出場でそうはうまくいかない。
[58] 題名:まいったな…… 名前:王者のカキコ 投稿日: 2023/08/06(日) 01:22
たまたま茨城県の決勝を見て、このチームは甲子園でもかなりいいとこあるぞと、秘かに穴馬として買っていた(リアルの賭博のほうで)土浦日大を、なんと!ギリシアが本命に推してやがるwww
[57] 題名:23選手権 ベスト8予想 名前:ギリシア 投稿日: 2023/08/05(土) 17:57
1枠 沖縄尚学
沖縄尚学は台風で忖度されて運を使ってしまったのがどうか。
5日目以降のクジってどうやったのかよくわからなかった。
いずれにせよこの相手でベスト8はただもらいも同然。
創成館の2刀流がちょっと手強いぐらい。
2枠 広陵
〇対抗印。
慶応戦は序盤のハイライト。
慶応はセンバツ初戦敗退からは確かに伸びているが、横浜を圧倒した感じではないので広陵相手には足りない。
準決勝まで無失点の小宅が横浜を完封して5-0ぐらいなら勝負になった。
横浜相手に辛勝の馬柱で広陵と同じレースに出たら、1馬身ほどは離される。そういう力関係。枠の有利不利もないガチガチの序盤なら尚更。
それよりも驚いたのは、清原が留年してて2年生ながら今夏が最後の大会になるという。
センバツの時は2年生レギュラーで凄いなあと思ってたら騙された。
何のことはないただのずんぐりむっくりだったようだ(レギュラー落ちも3年扱いなら自然か)
3枠 光星
光星自慢の2年生サウスポー2人はかなりいい。
岡本の予選の数字が悪すぎるが大量得点下に失点したもの。決勝ではナイスリリーフを見せた。
洗平は逆に数字が突出しているが数字通リ。それだけのボールを投げる。決勝後にちょっと痛めたというが問題なさそうだ。
代表確定の主砲、中沢は打ちまくる。
準優勝時に匹敵するとは言わないが、ベスト8を獲った武岡(ヤクルト)がいた19年は上回る打線とみる。
文星はアマチュア野球の有名選手だった高根沢監督の下に集まってきたタレント軍団なんだとか。
作新を3度目の正直で倒した実力は侮れない。
作新相手に大量得点を許さなかった要因になった守備が良い。
セカンド曽我は攻守に光るものがある。
左腕、渋谷もセンスある。
作新なら買いたかったが・・・
4枠 土浦日大
◎本命印。
九国戦がヤマ。九国の2年生サウスポーは素晴らしいフォームからキレキレのストレートを投げる。
予選、5回戦から4試合連続完投の疲労も不戦勝で軽減される。
2年生で経験不足であることぐらいしか付け入るスキがない。
まあタイムリー結構打たれてたのでやっぱり2年生だなと。3年生になって無双する前に当たれてラッキー。
しかも、この大外枠は昔から誰も引きたくないと言われる死に枠。
余程、抜けた力がないと勝ち上がれない。今夏の九国にその力はない(21秋季九州ならその力はあった)
問題は専大松戸。木内一門を破門になった持丸には絶対に負けられない。
5枠 履正社
大阪桐蔭はやはり履正社に負けましたね。
春の段階で分かってたこととはいえ履正社の完勝。
>夏は普通にやればセンバツベスト4は帰ってこられないというジンクスがある大阪桐蔭には勝てそうだが・・・相性が悪すぎるのが。
5ちゃんねらのほとんどが大阪桐蔭の勝ちを予想してて、あまつさえ事前ランクでSつけてたのには呆れた。
さて大阪桐蔭を倒して夏の甲子園切符を勝ち取った履正社の23。
5回目の出場になる夏だが、大阪桐蔭に勝っての出場は初めてなんだとか。へえー
履正社の19の優勝に追いつけるのか。否。
大阪桐蔭倒して満たされた感は否めない。センバツ決勝前の報徳状態。
そんなやや浮ついた状態に活を入れてくれた組み合わせに恵まれた。
仙台育英が第二の大阪桐蔭になってくれたからだ。
仙台vs浦学の勝者が勝ち上がると言われているのがシャクに触ってるだろう。
「大阪桐蔭倒した俺らが注目されてへんやなんか」「どっちが来ても潰したるわ」
仙台vs浦学の勝者には勝てる。
反発心を持った時の大阪人は強い。
6枠 名電
▲単穴印。
智弁の打線は本物も英明の下手投げが調子を狂わせてくれないものか。あのピッチャーの後に、左腕の寿賀のストレートは打ちにくい。
作新戦のようなバカ試合を期待。
徳商の投手もプロに行くような馬力型。機動力で崩したい。
花巻には25点獲ってトラウマを植え付けてるので問題ない。一冬越えて1年がかりのリベンジとかなら分かるが、僅か数ヶ月では力の差は埋まらない。
もとより、名電の打線もセンバツがかかっていた秋の東海大会で、大垣日大の山田に0-1で完封負けを喫してから相当振り込んだようだ。
打撃力が上がっている。
激戦地、愛知を3連覇した力を信用したい。
7枠 大垣日大
おかやま山陽が代表とは・・・甲子園1勝もしてないのに「甲子園3勝が目標」とか意味不明。優勝と言わないだけまだましか。ハアア(ため息)
山陽は2年生ピーの三宅投手がちょっといいぐらい(報知高校野球の注目1、2年生に載ってる三浦尊神はまだまだヒョロヒョロ)
夏初采配となる門馬がやらかしたのが悪い。
岡山南が強かったのは40年前。
夏の選手権に関しては山根(広島)以来、30年も遠ざかっている。
93年、修徳の高橋尚成(巨人)に0-2と完封された試合。あの試合、最近YouTubeで見れたのは嬉しかった。
近年の岡山南は2回戦ボーイ。
18年 2回戦
19年 1回戦
20年 2回戦
21年 2回戦
22年 2回戦
今年のチームも成績は散々だった。16勝26敗
岡山南は県ベスト8にも届かない、つまり21世紀枠より弱いチーム。
対して創志は
18年 優勝
19年 4強
20年 準優勝
21年 4強
22年 優勝
36勝20敗5分
学芸館、山陽に続く3番人気。
門馬がいかにやらかしたかがお分かりいただけただろうか。
もちろん1戦必勝で勝った岡山南の選手は素晴らしい。スカイブルーのユニフォームも美しいので復活してほしい。
岡山の古豪が意地を見せたというのも岡山県民としては喜ばしいことなんでしょう。
ただ門馬アンチではないので、岡山に来てくれた門馬を応援してしまう。
ギリシアくん期待の倉商、和田投手は運が悪かった。
準決勝の試合中にキャッチャーの2塁送球が後頭部に直撃するというアクシデント。
130キロ近い硬球がダイレクトですよ。
報徳の堀柊那の2塁送球だったら死んでてもおかしくなかった。
影響がないわけがない。案の定、その試合と決勝はもうボロボロ。ストレートのスピードが10キロは落ちていた。
山陽なら倉敷(通商ポン校)に行って欲しかった。
2年前、1年生で春季中国優勝の創志を苦しめた146キロストレートの坂本。4番としても3安打するなど期待値がハンパなかった。
その数ヶ月後、まさか監督が給付金詐欺で逮捕されるとは・・・
チームは空中分解。この2年、倉敷はコールド負けばかりだった印象。それでも最後の夏に坂本が復活(怪我も乗り越えたとか)
山陽相手に7回2死まで2-0とリードするなど、この夏、山陽を最も苦しめた。
バーチャルで見たが坂本は改めてセンス抜群。
育成でプロに指名されそう。いや待てよ。先輩が先輩だけになあ。倉敷から直だとコンプライアンスに引っかかるかもしれない。
07年、日ハム2位の津田は同期のドラ1中田より素行不良で僅か3年でクビ。8つ下の弟さんは浦学ー東洋大ーHondaでも活躍中。
08年、巨人2位の宮本も数年でクビの後、数回逮捕されている。
ちなみに2人とも逮捕されたあの監督の教え子である。プロに行けるような選手を育成できるんだよなあ。
坂本だけじゃなく、他の選手も粒ぞろいだったのも納得。ヤクザ監督が連れてきた選手が残っていたのだろう?
惜しむらくはあのままあの監督だったら1、2年生にいい選手がたくさん入部して全国でも戦えたんじゃないだろうか。3年になる前に辞めた子や転校した子もいただろうし・・・
というわけで誰も知りたくもない全国最弱、岡山情報お届けしてすいません。
予想ですが、山陽を応援しつつ(この面子なら山陽3勝できるかもと悪魔の囁きはあった)ずっと買い続けてる岐阜の大垣日大でいく。
ちなみにこのレース、意図的に下から順に弱いチームを集めたのではないかと疑いたくなる。
バレそうだから共栄学園と日大三を入れ替えた。まあ小倉監督が勇退された日大三もたいがい弱いけど。
8枠 北海
穴馬が集まって面白いレース。相対的にレベルも高くなり時計も出そうだ。
GⅠへ名乗りを挙げても十分やれそうでこのレースの勝ち馬は注目に値する。
北海vs明豊の勝者に絞ったが、夏の舞台では、馬体に勝る北海だ。
投手として注目されてきた熊谷が打者として覚醒した。手が付けられない状態。高校日本代表の不動の4番は確定だ。
熊谷の代わりにエースになった岡田も凄いストレートを投げる。この投手一躍ドラフト戦線に浮上すること間違いない。
熊谷中心に他のメンバーを2年生で固めているのもいい。16年準優勝の時もそうだったとか。
16年準優勝メンバー
6番ファースト 川村
7番レフト 井上
8番キャッチャー佐藤
9番ライト 鈴木
23年。
1番センター 片岡
2番キャッチャー大石
6番ショート 幌村
7番ライト 宮下
16年準優勝と同じく2年生レギュラーが4人いる。
1年生の秋からレギュラーに抜擢してきた2年生が、ようやく熊谷をサポートできるまでに成長してきた。
思えば、圧倒的攻撃力で今春センバツ確実と言われながら(秋季全道決勝までに札幌支部4試合、北海道大会4試合の計8試合中7試合をコールド勝ちプラス無失策)
決勝でまさかの打戦沈黙で敗退。
1-3クラーク
クラークの千手観音投法の新岡にやられた。彼は天才肌。いい時と悪い時がハッキリしている。
今夏も予選17失点のワーストながら連投となった決勝を1-0で完封するなど宇宙人。地元北海道の新庄監督とはウマが合いそうで育成で指名してもらうといい。来年の開幕スタメンショートとかあるかも。
センバツを逃したたった1試合の打線の不発から這い上がってきた北海打線。
どんどん成長するスケールの大きなチームとして甲子園に帰ってきた。
北海は常に北海道の高校野球をリードしてきた自負がある。選手権全国最多40回出場は伊達じゃない。
今春にも、北海道を8年ぶりに制している。そして夏の南北海道も制した。
知らなかったことだが、北海道を春夏連覇するというのは大変なことらしい。抜けた実力がないとできないとか。
2000年以降では、あの駒大苫小牧と北海の2校だけしかないらしい。それも複数回。
04年 駒大苫小牧 優勝
06年 駒大苫小牧 準優勝
07年 駒大苫小牧 初戦敗退 4-5広陵(準優勝)
15年 北海 初戦敗退 4-18鹿実(屈辱コールドを翌年の準優勝に繋げている)
23年 北海 ?
全盛期の駒大苫小牧はわかるが、今夏の北海もそのレベルにあるということ。
15年の北海は初戦敗退だが翌年には準優勝してるし・・・
北海道を春夏連覇するようなスケールの大きなチームは何か持ってる。
駒大苫小牧のように優勝、準優勝あっても驚けない。北海道の春夏連覇はデータ的に買いだ。
確率的に北海にそろそろ1発あってもおかしくない。
このレ-スの内容次第ではヒモまであるとみる。
[56] 題名:23選手権 優勝予想 名前:ギリシア 投稿日: 2023/08/03(木) 22:52
105回目の夏。
玄人の館はカリスマ王者殿によって01年スタート。01~23年。
23回目の高校野球選手権予想大会開幕します。
バーチャル高校野球様。予選全試合放送ありがとうございます。
東北地方に多く見られたバックネット裏からの解説なしの中継には辟易としましたが・・・鶴岡東vs山形中央の好ゲームが台無し。
まあTVも基本10倍速の音無しで見ることが多いからいいんですが。
家ついて行っていいですかとかは30倍速。たまにおもろい奴いたら止める(ボーイズの野球少年出てた時は止めた。彼はレギュラーになっただろうか?青藍泰斗だったかな)
バーチャルのおかげで昔のスカパーの決勝戦全試合よりも格段に見やすくなった。
あの時代は録画しても後回しにして見ない試合が何十試合もあった。駒大苫小牧とか駒大苫小牧とか。
結果痛い目にあってきた。「見てたら買えたんだよ」と言い訳ができる逃げ道があって救われてもいた。
スマホにタブレット、パソコンでバーチャルが見られる時代になった現在にそれは通用しない。
全試合放送しているということは、より選別して試合を見なければならなくなった。
予想力が問われる。
そんなギリシアくんの予想が読めるのは玄人の館だけ。
◎本命 土浦日大
◎本命に茨城の土浦日大。
狙いすぎはいつものこと。ご容赦頂きたい。
ただ、本当はネームバリューのある常総に◎本命を打つつもりだった。
10年ごとに常総に◎本命を打つのがギリシアくんの予想法の一つ。
03年 選手権 ◎常総 優勝 王者殿も的中
13年 選手権 ◎常総 ベスト8 優勝した前橋育英を9回2死まで2-0と追い込むも無念の延長サヨナラ負け。飯田の熱中症が・・・今でも時々思い出す最も悔しい予想。
23年 選手権
ところが常総が偏差値70の超進学校、茨城に敗れるという大波乱。変更を余儀なくされた。
島田直也ってホンマに木内御大の教え子なのかと目を覆いたくなる。
かつてのSSコンビも今夏は散々。芝草監督の新潟の優勝候補、帝京長岡もまさかのコールド負け。
まあバーチャルで見た感じ常総は、茨城に足元掬われなくとも土浦には歯が立たなかったかなと。
それほど土浦はいい。棚からぼたもちとはこのこと。
10年ぶりに常総に印をつけるべく茨城を調べていくうちに、土浦日大という穴馬を発見できた。
全国的には無名だが、茨城においては春季関東ベスト4の常総を差し置いて1番人気に推されていた。
「土浦って何者?」
茨城で1番人気になれない常総の実力に違和感を感じるのと同時に、土浦を意識した瞬間だった。
もちろんこの時点では、初志貫徹でまだ常総◎本命だった(春季関東ベスト4は仕上げてきたなと好感を持って見守っていた)
茨城を圧倒的に勝ち上がれば◎本命は問題なくつけようと。
ただし気になっていた土浦をバーチャルで見て気が変わるのにそう時間はかからなかった。
ドラフト候補の右の速球派、小森から入ったが悪くはないが良くもない。及第点。小森では心は動かされない。
目を奪われたのは左の技巧派と書かれていた藤本の力強いストレート。涼しい顔で落ち着いたマウンド捌きも光っていた。
常総の左腕、諸星より全然いいと即座に思った。
そんな浮気性が顔を覗かせた時に常総敗退の一報。ある意味朗報。直接対決で白黒つけて欲しかった気もするが勝負は見えていた。
打戦も経験豊富な面子を揃え洗練されている。太刀川、後藤、香取の並びは圧巻。
去年の茨城決勝で、明秀日立にサヨナラホームラン食らって負けた試合に出場していた3人には、悔しさを知っている強みがある。
明秀日立といえば、本番で優勝した仙台育英と紙一重の勝負を演じた実力校。ベスト16とはいえ実質準優勝と言っても過言ではない。4番打ってた石川ケニーは大学で早くも大車輪の活躍。
そのチームと大接戦を戦った土浦日大には確かな実力の裏付けがある。
甲子園決まる前に◎本命に土浦日大を推し、余裕ぶっこいていたのは言うまでもない。
決勝の相手プロ注目の霞ヶ浦、木村投手も明秀日立倒すなど疲弊した上に中1日だし、簡単に攻略できると踏んでいた。
予想文も半分作ってノリノリ、そこからあわや地獄に叩き落されそうになるとは夢にも思わなかった。
3回に1点先制されて、なおエラーも重なって3点献上する苦しい試合展開。
打線も疲れを隠せないかわす投球の木村をなかなか打ち崩せない。
後になって知ったが木村三兄弟の土浦日大への執念は怖ろしいものがあった。150キロ台は一球もなかったが緩急を使って気力で投げていた。
茨城県大会決勝
17年 土浦日大10-9霞ヶ浦 木村長兄(日本通運) 4番サード
18年 土浦日大 8-5霞ヶ浦 木村次兄 ? ?
23年 土浦日大 5-3霞ヶ浦 木村三男(ドラフト候補)4番ピッチャー
決勝を前に兄の弔いを果たすよう「三兄弟の誓い」が立てられていたという。
木村の気迫の前に8回終わって0-3。
最終回を残すのみという大ピンチの土浦。完全に負けゲーム。ギリシアくん幻の◎本命になる寸前(予想あるある)
ただそんな中、4回以降、相手打線を1安打に抑えていた藤本の粘りのピッチングは見事だった。
でも3点ビハインドはなあ・・・半ば諦めていた。
裏でやってた横浜を消去法で◎本命にしようと本気で考えた(土浦の負けは覚悟したが横浜は勝つと思っていた)
0-2の劣勢から追撃のホームランで1点返して、5-3と逆転した横浜はさすがだなと(慶応の小宅って決勝まであの神奈川で無失点だった投手なのに)
ところが両方ともに凄いドラマが待っていた。
まず土浦、先頭の代打がヒットで出塁すると攻守の要ながら、準決勝で頭部への死球で負傷したキャプテン塚原の代役捕手が値千金のツーベースでノーアウト2塁3塁。
1死後、1番の2点タイムリーで1点差。勢いに乗る。
太刀川も左前打で続き、1死1、2塁。ここで強打者、後藤を迎え逆転間違いなしの場面に心踊ったのも束の間。簡単に打ち取られ意気消沈した。万事休す。もはやここまでかと思ったが・・・
痺れたのは後藤が初球で打ち取られ、ツーアウトになった直後の香取の初球攻撃。
木村も意表を突いたスローカーブを投げるなど投げも投げたり、打ちも打ったりの名勝負。
この同点打が勝敗を分けた。その後も続いて一挙5得点。5-3と試合をひっくり返した。
時系列でいうとその数分後?横浜では5-3からの逆転スリーランが飛び出した。
その前のプレーは平田監督と同意見。識者では高木豊氏の「踏んだ確証がなければ1塁に投げない」というのが説得力があった。
あんなものはタイミングでアウトが当たり前。AIじゃあるまいし踏んだ踏んでないなど審判が独自色を出さなくていい。
緒方、杉山の横浜無念。でも出て来たら来たでセンバツで狙ってただけに印が足りなくなるところだった。
ということで常総の代わりに同じ茨城の土浦◎本命は一見すると、いい加減で安易に見えるかもしれないが・・・
2転3転のドラマありきなのである。
さらにもう一つ。
10年ごとの常総◎本命予想の進化した姿もお見せしよう。
監督の経歴に答えはある。
土浦日大の小菅監督は木内監督の教え子なのである。はい決まった。
03年 選手権 ◎木内監督 常総 優勝
13年 選手権 ◎木内監督の教え子 佐々木(取手ニ) 常総 ベスト8
23年 選手権 ◎木内監督の教え子 小菅 (取手ニ) 土浦 ?
33年 選手権 ◎木内監督の教え子 ? ? ?
10年後の◎本命も木内監督の教え子を予約してある。
チルドレンを買い続ける。
チルドレンといえば野村監督。
野村チルドレンがプロ野球界を席巻しているのは既出。語りつくされている。
高津(ヤクルト監督)
新庄(日ハム監督)
石井(楽天監督)
吉井(ロッテ監督)
稲葉(日ハムGM)
古田
矢野
真中
辻
宮本
橋上
三木(楽天元監督現二軍監督)
永井(楽天投手コーチ)
渡辺(楽天コーチ)
佐竹(楽天コーチ)
今岡(阪神打撃コーチ)
伊藤智(ヤクルト投手コーチ)
池山(ヤクルト二軍監督)
嶋(ヤクルトコーチ)
野村克則(阪神コーチ)
木内監督は高校野球界においては野村監督に匹敵する存在。
木内チルドレンが高校野球界を席巻する。これはまだ誰も語っていない。
大野久(東洋大牛久監督)
小菅(土浦日大監督)
中島(住金鹿島監督)
島田(常総学院監督)
ちなみにプロ野球界にも木内チルドレンはいて
金子(ロッテ戦略コーチ)
仁志(U-12日本代表監督?)
横川
金子(93常総ー日ハム)が2位と好調なロッテを支えている。
原に遠ざけられている仁志は出世コースから外れているが・・・
10年前、木内チルドレンの佐々木監督が惜しくも逃した深紅の大優勝旗。
2020年11月に木内監督が亡くなられてから、教え子による初の夏の甲子園となる小菅監督。
今度こそ、木内チルドレンが木内監督最後の優勝となった03年以来の優勝旗を20年ぶりに取り戻す。
「勝ちパターンに入ったら遮二無二勝ちにいく。
これが監督の仕事だかんね」
「木内語録 子供の力はこうして伸ばす」より抜粋
ギリシアの常総10年予想は正に勝ちパターン。▲単穴なんてケチな印はつけない。◎本命打って遮二無二勝ちにいく。
最後に木内語録の最終ページのほうに載っていた木内監督と小菅監督のエピソードで締める。
またまた抜粋
>甲子園ではまずないが、茨城県大会では試合後、木内監督が相手監督の采配について話をすることがある。
それは直接本人に伝えることもあるし、マスコミを通して言うこともある。
例えば、93年の夏の伊奈戦。7回を終わって伊奈が2点のリード。大金星は目前だった。
8回、金子(日ハム)に本塁打を打たれ1点差となったところで伊奈・小菅監督(現土浦日大監督)は動いた。
右下手投げの投手からオーソドックスな右上手投げの投手に交代。
「根本っつうのは、あれはオーバースローの「エイッ」ってのに強いんだよ。ところが、アンダースローになっと打てなかったの」
代わった投手から根本は三塁打。これをきっかけに常総学院が逆転、伊奈は大金星を逃した。
「なんで根本んとこでアンダースローを引っ込めたんだと。ホームラン打たれたからって代えるんじゃダメなんだ。打者には苦手なタイプってのがあんだから」
03年夏、東洋大牛久戦でも同じようなことがあった。
5回裏二死満塁、打者・井上の場面で大野久監督(阪神ーダイエー、91パリーグ盗塁王)は投手を右の大野彰之から左上手の投げの水澤健太郎へと継投する。
だが、井上は走者一掃の三塁打を放った。
「あの左じゃなくて、横からの左がいたんだよ。これを持ってくれば井上を代えようと思ってたの。そしたらオーバースローの左を持ってきたと。こりゃ、代える必要ねぇと」
右左の違いはあるが、井上も変則的な投手を嫌い、オーソドックスなタイプに強い打者だった。
「何も左打者だからって左投手を持ってきたら抑えられるもんではないよと。横っちょの左がいたんだから。それをぶつけてりゃあ、オレはその打者を代えてたんだから。
だからあの投手交代は間違いだと喋っちゃったんだけど、大野は教え子だからそこまで話したんだよ。そういうことを記憶しといてくれと。教え子じゃなかったらそこまで言わねぇよ」
小菅監督は取手ニが優勝した時の三塁手、大野監督は取手ニが初出場を果たしたときの中堅手。
監督としてレベルアップしてほしいという教え子を思う気持ちから出た言葉だった。
木内監督に選手の時も監督の時も指導して頂いてるなんて何とも贅沢。羨ましい。
このエピソードでさらに買いたくなった。
そういえば東洋大牛久と今夏戦っていて、4ー1のスコアが物足りないなあと思っていたらそういうことだったのかと妙に納得した(兄弟弟子対決)
兄弟弟子対決を制した小菅監督。木内監督の墓前に深紅の大優勝旗をと心中期するものがないか。少なくとも無様な試合はしない決意を感じる。
17年、18年の初戦敗退の勉強時代を経て、現3年生世代には「甲子園で勝つ」ということを初めて意識して指導したという。
劇的な勝ち方で「甲子園で勝つ」スタートラインは実現した。最後の夏に小菅監督の思いに応えた3年生。死の淵から這い上がってきたチームは強いとみる。
「木内幸男」死してなおその影響力は受け継がれていく。
〇対抗 広陵
これはもう鉄板。1番人気じゃないのが信じられないくらい。
高尾は打てない。糸を引くようなストレートが低めにズバズバ決まる。落ちるボールの精度も高い。
メンタルも強く、スタミナもセンバツで実証済み。
高校野球界の山本由伸(オリックス)軽く投げてるようで凄いボールを投げる。
予選で36イニングも投げさせた中井の昭和根性野球が玉にキズだが、この夏ぐらいまでは無理させても持つだろう。
全試合先発させてくれるだろうから買いやすいし、大量得点奪って下げられる試合も何試合か作れるだろう。
3-2で迎えた広商戦の8回9回のピッチングは圧巻だった。1点のリードがあれば十分とばかりにギアを上げて付け入る隙を与えなかった。
広商も昨春センバツ2回戦の大阪桐蔭戦をコロナで戦えなかったメンバーが残っていて、その時以来の甲子園に執念を燃やしており、簡単な相手ではなかった。
高尾はセンバツ準決勝、山梨学院戦、1-1の9回に一挙5得点されたことを悔やんで夏に向けて鍛錬に鍛錬を重ねてきたのが伺える。
ピンチでベストピッチができるので連打を食わない。
出会いがしらの一発によるスミ1か、タイブレークの表の攻撃で、味方がゼロに終わった直後のサヨナラ負けぐらいしか負けるシーンが思い浮かばない。
ただし広陵打線がそれを許さない。1-1の山梨戦に競り負けて、先制、中押し、ダメ押しの徹底がなされている。
爆発力はないが、得点能力は高い。
センバツベスト4があわや全滅寸前のところ広陵は自力で戻ってきた。11年優勝のセンバツベスト4、日大三に近い。
2回戦からの組み合わせにも恵まれた。広陵初の夏の優勝が現実味を帯びてきた。
思えば昨夏の広島県予選、皆がまさかと思った、無名の英数学館に負けたことも全てはこの夏への演出だったのかと思う。
慶応戦が序盤のヤマだが、神奈川に高尾級のストレートを投げる投手はいなかった。
フルスロットルで投げる高尾はどこも打てない。リミッターを外した広商戦の8回9回の投球。これを甲子園で初戦から見せていくとみる。慶応戦は特に楽しみだ。
木内語録の木内監督が重視した言葉に広陵が当てはまるのもいい。
「春はどちらかっていうと、悔しい思いをして、そして夏を迎えた方がいいんだよ。だって成長段階がそういう段階だから」
「頂点ってのはどのぐらい強いから頂点なのかってのがわかんないんだから、子供は。その頂点を感じさせるってのが大事でね。
優勝するチームあたりにサヨナラ負けとか1点差負けすっと理想だわな」
優勝した山梨学院に8回終わって1-1の同点。9回5点取られて1-6と開いたが1点差のようなもの。少なくとも高尾はそう思っている。
王者殿が言われてきた優勝投手の顔。エースの品格。
高尾は優勝するに相応しい顔。エースの品格も併せ持つ。
▲単穴 愛工大名電
▲単穴に名電。
今夏の愛知はレベルが高かった。
名電も初戦の大府戦から危うく、9回2死まで追い込まれたがそこから這い上がっての優勝は見事。
準々決勝では、152キロ左腕の東松をメッタ打ち。10-0の衝撃コールドで強さを見せつけた。
準決勝の相手、春日丘も春に中京を16-4のコールドで下すほどの打撃自慢の猛者。苦戦しながらも8-5で退けた。
決勝がこれまた難敵中の難敵、春の屈辱コールドからノーシードで這い上がってきた名門、中京。
この試合、投手陣を総動員するのかなと思いきやエース笹尾に完投させたのには驚いた。
バーチャルで見た感じ、名電投手陣の中では2年生サウスポーの大泉が1番いいなと思ってただけに(東(DeNA)の再来)
エースの気迫に賭けた倉野監督の采配が凄かった。この勝ち方は大きいと思う。
エース笹尾の気迫のピッチングは、甲子園での大きな武器となる。前でも後ろでも計算できる。
才能豊かな2年生ピー2枚だけでは物足りなかったが、笹尾が気持ちを前面に出してくれるなら去年のベスト8を上回る優勝も見えてくる。
打線も去年のベスト8のレギュラーを擁し活発に打つ。春の招待試合で花巻東相手に25得点した打線は本物。足の速い選手が多く縦横無尽に塁間を駆け巡る。
広い守備範囲を誇る守備も素晴らしい。遊撃手、河田が鉄壁。
最もハイレベルな予選を文句なく勝ち上がった名電に印を打たないわけにはいかない。