[116] 題名:広陵 名前:585 投稿日: 2024/08/07(水) 14:54
暑さ対策とかで
帽子とアンダーシャツを白に変更。
ダサいとしか言いようがない。
名門校としての重みもなく7イニング制度に
賛成している中井監督のズレっぷりが露呈した。
3点予想で広陵を推したがないな。
ユニフォームの威圧感で相模に大敗や。
[115] 題名:2024年選手権優勝予想 名前:ボウフラ 投稿日: 2024/08/07(水) 01:16
以前、当掲示板の存続が危ぶまれた際に存続希望を願って一度だけ書き込みをしたことがあるボウフラと申します。
ここでは長い間ファンとして見る専でしたが、コロナが発生したり7回制議論が起きたり明日何が起きるかわからないこの世の中、人生に悔いのないよう一度は憧れの予想に参戦してみようと思った次第です。
微力ながら賑やかしとしてご笑覧いただければ幸いです。
◎東海大相模
昨今塁上でパフォーマンスをしたがる高校生が多い中、出塁に一喜一憂することなくギラギラと先を狙う姿勢がチームに浸透していて好ましい。アグレッシブベースボール健在。
若き才能集団のぶつかり合いとなった神奈川決勝、スーパー下級生たちを主人公にドラマを描こうとしていた横浜に対し(あれだけのキャプテンシーを持った椎木から主将を剥奪したマネジメントは未だ理解不要)、タレントが揃いも揃ってチームのために汗を流していた姿勢が勝負の明暗を分けた。
投打の戦力は申し分ない。眉間にシワを寄せ常に険しい表情でマウンドに立つ藤田の雰囲気が良い。才田の職人ぶりが光る。
プロくずれでぱっと見清原のような圧を感じる原監督には勝手にネガティブイメージを抱いていたが、意外にも謙虚で天然さも感じさせる人間性に良い意味で裏切られた。この監督を勝たせようと選手たちが団結する様子が目に浮かぶ。
昨夏コールド負けした慶応が全国制覇、最大のライバル横浜に劇的な勝利、思いを背負ったエリートたちは強い。
◯報徳学園
劣勢の社戦、替えたばかりの今朝丸に代打を送って試合の流れを持ってきた攻撃にはしびれたが、その後の3、4番手投手の落ち着いた投げっぷりにさらに驚かされた。
元より守備は鉄壁、投手陣が底上げされ、どこを相手にしてもいい試合ができ、とにかく負けにくいチーム力にさらに磨きがかかっている。
場内を支配するアゲホイの大応援団も大きな戦力になること必至。(昨夏の慶応と対戦したらどれだけ凄まじいことになるだろう。)
▲花巻東
量質ともに粒揃いで県内ほぼ敵なしだった投手陣(特に葛西のキレ)、守備力と機動力で磨き上げたスモールベースボールに低反発バット導入が追い風。
春の東北王者でありながら、青森山田の前に影が薄くなっていることも狙い目と言える。
メジャーリーガーを輩出する育成力、比較的早くから髪型自由化、地元中心の選手構成、麟太郎の米国留学など旬の話題には事欠かず、仙台育英、慶応と続いた新しい高校野球を求める時代の流れが次は君だよと呼ぶ声がするのは気のせいだろうか。(優勝したら野球ライターたちによる佐々木監督本の争奪戦)
A:東海大相模
高尾の坊主頭は甲子園にとてもよく似合う。個人的には応援しているのでぜひ記憶に残る熱投が見たい。
B:明徳義塾
高校野球ファン待望の帝京復活を技ありでしとめる関東一はさすが手強いが、守りの野球を30年以上貫いてきた馬渕監督が飛ばないバットの年にこれぞという玄人野球を見せてくれる展開を期待。
C:青森山田
この組み合わせでさすがに青森山田は外せない。見た目も振る舞いもおとなし目な兜森監督、あのヤンチャ集団を一体どうコントロールしているのか興味深い。
D:花巻東
一番悪いクジを引いた花巻東をよほど外そうかとも思ったがそれで勝てないようなら仕方がない。
昨年は奇策で智弁を手球に取ったが、その立役者葛西今年は普通に好投手に成長。あの制球と球のキレに智弁和歌山打線もかなり手を焼くはず。
E:健大高崎
群馬高校野球史に残る勝ち上がりを見せた健大高崎。近年どんな巨大戦力を要しても勝ち切れなかったのは監督力では?と薄々感じていたが、その穴を埋めて余りある精神的支柱箱山のリーダーシップ、実質今年の監督。興南戦で左腕との相性を測れることは左右使い分ける健大にプラス。過去甲子園で多く教わった桐蔭にいよいよ恩返しをする機会がきた。ただし佐藤龍月離脱はやはり痛く優勝までは足りなさそう。
F:花咲徳栄
過去のトラブルなどがそうさせたのか、教育としての高校野球にとても重きをおいている岩井監督の記事を見た(記事内で門馬:ガチガチ勝ちに行く、西谷:個性よりチーム力、吉田:誤魔化して勝つ、という同世代監督寸評が面白い)。ここの選手たちがみな根性のある戦う顔つきをしているのは指導の賜物だろうか。石塚の右方向に伸びる打球は素晴らしく甲子園でもよく映えそう。初戦も二回戦も手ごわそうな相手だが打ち勝つ力は十分と見る。
金農の吉田はどれだけやれるのか純粋に楽しみ。
G:聖カタリナ
優勝インタビューで真っ先に不祥事の反省からチームを作り直した事情を率直に語っていた監督が印象的で気になっていた。
細身で手足の長いエースは甲子園で活躍するイメージがあまりないが、いや鎌倉(川之江)がいたなと無理やりこじつけて自分を納得させた。
不祥事?ス桾蝿募集停止といった背景もあるとは言え、今大会唯一のベンチ入りメンバー全員が3年生という構成には惹かれるものがある。菰野のスタメン全員2年生にもやもやした思いがあったので、こういうチームの活躍が見たい。誰も想像していなかったベスト8枠。
H:報徳学園
こんな野球が上で通用するかと思いきやなぜか通用してしまう早実野球。昨夏の慶応に甲子園100周年ときたら早実フラグかと考えたくもなるが、さすがに今年の報徳があの野球に飲まれる姿はちょっと想像しづらい。
[114] 題名:甲子園予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/08/06(火) 22:45
【5枠】桐蔭
中井監督と対照的に7イニング制に真っ向から異を唱えた西谷翁、よくぞ言ってくれた。タイブレーク、球数制限、どんどんおかしな方向に向かう高野連、7イニングってもはや戦後ではない、いや、もはや野球ちゃうやん。
選抜前絶賛していた森ハルキ君、彼はやはり心中するにたる存在だ。予選決勝後、ずっと悔しそうだった平嶋投手、確かに出番すら与えられずあれで悔しくないなら甲子園で勝つ資格は無い。とはいえ突然の四球連発癖は怖すぎる。ラマル氏とあわせて起用法には悩みそうだ。しかし徳丸氏、これぞ戦う顔。興南の左は強敵だが、3点は取れるだろう。
高崎、絶対予選で高崎倒すマンの前橋育英戦、よく9回無死満塁を切り抜けたものだ。しかし桐生一戦でも死にかけており、予選で一度はともかく(根尾世代の桐蔭など)、2度も死にかけたチームが甲子園優勝というのは最近あるのかな。桐蔭としては、トミー・ジョンの佐藤氏リタイアでも代わりに出てきた左の下重投手よりは、石垣氏の方がくみしやすしと見るが。しかし群馬のレベルの高さよ。
岐阜城北には失礼だが、ここに負けているようでは岐阜商鍛治舎翁も、よく全国制覇へのメソッドなどと言ったものだ。万年準優勝側にいる岐阜勢と同じゾーンに入った事、桐蔭にとっては不吉なジンクス。
しかし朝日新聞の大会展望座談会
岐阜が48番目、岡山が最後 笑。ギリシア氏の感想を聞きたいものだ。
【6枠】京都
シンプルに強いですね、谷間とはいえ平安を子ども扱いしてたもんな。甲子園初戦2回連続サヨナラ負けなのも運を溜め込んでいる。強打花咲打線相手も土俵際踏ん張れるだろう。
【7枠】中京
夏の内弁慶名電負けろ、の愛知県民の願い通じる。やっぱり中京だぎゃあと2週後にはなっているか。神村とは能力的にはゴルフで言うところのスクラッチ勝負だが、神村は強すぎて予選で接戦を経験できなかった。中京は旋風を起こした名古屋たちばなの勢いを封じ込めたのが分水嶺。継投失敗で中村奨成に負けた時に殺害予告すら受けていまだに監督を続けている高橋翁、鋼鉄の心臓なのは間違いない。
【8枠】報徳
予選、社高校か神戸国際あたりに足をすくわれるのではと見ていたが、苦戦を乗り越えてきた、今朝丸氏最初で最後の夏甲子園。難敵鶴岡と聖光が潰し合いするのもプラス。
早実の応援を聞きにチケットは取った。昨年の慶應ほどの大音量ではないだろうが。小学生の頃荒木大輔の早実を叔父さんが甲子園まで連れて行ってくれた時以来の早実観戦だ。あの大観衆はいまだに脳裏に焼き付いている。
高野連、酷暑対策は当然必要だが、少年に高校野球の素晴らしさを伝える事をもっと取り組むべき。今更ながらなんだあのブラバン禁止の大阪予選の地味さは。神奈川予算の爪の垢でも煎じて飲みなさい。
コロナ禍の21年は例外として
23年 山梨 慶應
13年 浦和 前橋
11年 相模 日大三
06年 横浜 早実
選抜関東勢が優勝したときは原則夏も関東が持っていくのだ、ここは敢えて近畿有利と見てみよう。
◎桐蔭
◯青森
▲和智辯
[113] 題名:甲子園予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/08/06(火) 21:55
間違えて押してしまった)今年予選で敗れた若人達、今は悔しくて仕方ないだろうが、君たちの4年先輩は悔しがる事すらできなかった。勝って笑い、負けて泣くのは幸せな事なのだ。
五輪といえば柔道団体のイカサマルーレット、あからさますぎて笑ってしまったが、今の試合後(3回戦後)に勝者がくじをひく方式、これも同じ事やん。なんとでも操作できる。昔の主将がバックネットに整列して順にくじを引いていくのが、夏の甲子園の美しい風物詩だったんやけどな。
【1枠】広陵
いつも終盤崩れる高尾投手、学習したのか広島大会では山口投手の好救援が光った。(監督に無断でマウンドに行ったの言うのは流石にギャグだろうが、それを言える雰囲気の良さ)
過保護高野連のまさかの7イニング制提言(以前このサイトでネタで言っていたらホントになった。そのうちゴムボール使用とかなるのでは)、中井監督が理解を示したのは意外。往年佐賀北の判定に異を唱えた名将も、高野連にごまする処世術を備えたか。
相模の原監督、わざと選手の前で泣いて奮起させてるの発言には、姑息な事するなあ、というのが正直な感想。それをべらべら公言してしまうのもどうかな。ここは相模が戦力をもて余すと見る。3回戦で神奈川勢と当たる組み合わせは昨年と同様。しかし相模は直近4回連続2回戦スタート。桐蔭とは真逆。
【2枠】関東一
北陸は気比に快勝、昨年慶應に敗れた悔しさもあり、毒蛇チームに十分なりうる存在だが、関東にしよう。烏氏指摘のように、選抜開幕戦、10回裏ホーム突入セーフぽかったし、その悔しさも加味。予選決勝帝京が自滅しただけやんという指摘はもっともだが。
【3枠】青森
往年の光星のように2回戦スタートで強敵のいないゾーン。しかし同一世代光星に3連勝できるチームが全国にどれだけあるか。予選決勝、球場のフェンスに助けられたのも、素直に勝運がある。慶應も昨年横浜戦での微妙な判定を最大限活かした。しかし兜森監督、戦う顔をしてないな。ラストエンペラー溥儀に似てる。
【4枠】和智辯
県外民一学年二人までだったのは今や昔。広大スカウト網。苦戦を経験してないのはマイナスだが、前年予選前半敗退チームを狙えの法則、昨年の神村、一昨年の仙台。
[112] 題名:106回夏甲子園 予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/08/06(火) 21:16
連日盛り上がるパリ五輪、観客の大歓声、これぞオリンピック。無観客で粛々と行われた東京五輪、ホントにかわいそうだった。あらためて、甲子園への挑戦権すら与えられなかった悲劇の2020年の3年生。今年予選で敗れた
[111] 題名:24選手権 ベスト8予想 名前:ギリシア 投稿日: 2024/08/06(火) 20:01
1枠 広陵
去年に引き続き、神奈川vs広島が早い段階で見られるか??。
去年も優勝した慶應を敵に回して広陵を買ったんだけど今年も広陵を買った。
ただ今年の相模は去年の慶應と違い2年生中心。
初戦の富山商戦でやらかす可能性もあるとみる。
ちょうど10年前、14年の相模とかぶるのだ。
14年の相模は優勝候補に挙げられていたが2年生中心の若いチーム。初戦で盛岡大付にまさかの敗戦。
盛岡大付にソフトバンクにドラ1で指名され、現在も活躍する松本投手がいたとはいえ大番狂わせだった。
たしか150キロの触れ込みだったが、肩を痛めていたとかでノラリクラリとテクニックだけで相模の強力打線をかわしていた。だから余計に番狂わせ感があった。何故あれが打てない的な。
今年の富山商もプロ注はいないが2年連続出場で大型選手を揃え悪くない。
相模に一杯食わせても不思議ない。富山勢初のベスト4進出を目標に鼻息も荒い。
14年の富山商といえば、去年回りまわって27歳でようやくプロ入りした森田投手を擁して2勝するなど躍進した。
初戦で我が◎本命、関西を倒してくれたので忘れたくても忘れられない(当時の主力、小郷が楽天で活躍してるからいいけど)
富山商の森田。いい投手だった。あのチームならベスト4獲れたと思うが・・・あれから10年激走の余地はある。
一方、14年の相模は屈辱の初戦敗退。まあその悔しさで翌年の全国制覇に繋げているのは流石だが。
10年を経てそういう流れがありそうな気はする。
1度あることは2度ある。
当時の相模のスタメン
1番レフト 楠
2番ショート 杉崎 2年
3番ライト 豊田 2年
4番サード 平山
5番ファースト 南谷
6番キャッチャー 長倉 2年
7番セカンド 小酒井 千野 2年
8番センター 宮地 2年
9番ピッチャー 青島
ピッチャー 小笠原 2年
吉田 2年
今年の相模のスタメン
1番ライト 三浦 2年
2番サード 日賀 2年
3番レフト 中村 2年
4番ファースト 金本 2年
5番キャッチャー 木村
6番ショート 才田
7番センター 和田
8番セカンド 柴田 2年
9番ピッチャー 藤田
ピッチャー 福田 2年
2年生だけ記してみたが(それ以外は3年)何となく似てませんか。
来年の全国制覇の布石になるような屈辱的な初戦敗退に賭けたくなる。
2枠 関東一
関東一は代表に決まった時は印をつけようか迷ったほど。
センバツでは「魔王」を語った坂井投手を散々罵ったが、リリーフエースに成長しているからだ。
さらに言うと去年までサブローの息子「大村勝星」が主将だったというのも何とも買いたくなる要素。
推しの子なのである。
その関東一について5ちゃんで面白い発言をみつけた。
>カンイチって東京専というか東京の外出たら通用しないタイプのチームだと思う
悪いチームではないがあれが8強以上に行くピジョンは見えない??
>>356
分かる、関東全般に言えるけどレベルは高いんだけど野球がスマートだわ
ここ一番の爆発力は関西のチームの方があるんだよな
あとはイケイケで我が強いのも関西人、個性の関西、組織の関東だね
>>369
うーん最近の関東勢の野球は普通に爆発力あるように見えるけど
今年のカンイチに勝てるイメージがないのは「東京専」だからだよ
決勝でコテンパンにされた帝京はじめ、グラウンド環境が悪く守備練度が低い東京の高校を倒すのに特化したちびっ子機動力カサカサ野球
>なおその東京専ミス待ち野球に、内野守備難の大阪のチームがボコられてしまったのはないしょ・・・??
負けに直結したその当事者は今その大阪のチームでスタメンを外れているようだしね・・・
>これをいうと「カンイチの中軸は長打打てるぞ」って反論はがあるかもしれない
でもそれもトリックがわかれば大した問題ではない
カンイチの中軸が長打打つ時は決まって俊足ちびっ子が塁上にいる
ちびっ子たちは捕手が前に弾いたりするとすぐに次の塁を狙ってくる高い走塁判断と走力を併せ持つ
それを嫌がったバッテリーが落ちる球を捨ててベルト近辺に甘い球を放ると、ちびっ子に数人紛れたゴリラーマンが左中間を破るというそういうメカニズムだ
ゴリラーマンのところで吹いた。
ギリシアくんはその4番高橋主将に期待している。
吉本のお笑い芸人ネルソンズの青山フォール勝ちにソックリなその風貌はザ優等生。
クラスに1人はいる勉強もスポーツも出来て背も高く顔もいい人気者。
「有言実行」タイプでもある。
「甲子園に忘れ物を獲りに行く」と優勝後のインタビューで答えていた。強いモチベーションが二松学舎と帝京撃破に繋がった。
この夏の関東一は東京専では終わらないとみる。
北陸の投手陣も魅力的ではあるがコントロールがもうひとつ。これでは関一にかき回される。
余談になるが、ここと準々決勝を戦った工大福井の10番がメチャクチャ良かった。
胸の張り方とかフォームが美しくて惚れ惚れするようなストレートを投げていた。育成でオリックスあたりに獲られそう。
3枠 青森山田
我が◎本命。2回戦からの登場と相手にも恵まれた最高のクジ運。
石橋vs聖和学園。
初出場校同士の一戦。
聖和学園??仙台育英が無名の雑魚に負けたと思ってたら違った。
それなりの段階を踏んでいるチームであった。
創部から受け継がれてきたテーマ「球史創造」が美しい。
「仙台育英」「東北」の2強を倒して新たな歴史を創る。
仙台育英相手に白旗を上げてないのがいい。
2年前の夏には宮城県大会で初の決勝進出。東北勢甲子園初優勝を成し遂げた伝説のチーム相手に1−3の惜敗。
去年の秋には創部20年の節目に初の宮城県大会優勝。
石橋は21世紀枠出場から、そのチームを基盤に自力で戻ってきたのは奇跡的。
石橋の入江選手は東大か京大かはたまた慶應か。
どちらかが初勝利を挙げられるというのは微笑ましい。倒してきた相手を考えたら甲子園の女神様からのささやかなプレゼント。
4枠 滋賀学園
花巻東vs智弁和歌山。優雅に高みの見物をしたい潰し合いと思わせたが・・・
予想大会ではこういうカードを取れるかどうかが重要になってくる。
両方とも印をつけてない常連さんで興味はないのに分析しないといけない。
興味がないだけに筆が進まない。
どちらに転んでもおかしくない。そういう結論にしかならない。早晩行き詰る。
去年、姉妹校の智弁学園がいいようにしてやられたサウスポー葛西に智弁和歌山がリベンジする。
そんな凡庸な予想しか出てこない。
これではダメだと思い直した。
滋賀学園に行きついた。
変なところが一つ二つは必ず入ってくるのがベスト8予想。今夏はここだ。
名前は地味だし無名だし弱そうなのがいい。
だが中身は知る人ぞ知るプロ注のショート岩井がいる。投手、脇本も何気に140オーバーで制球もいい。被安打率も低い。
5枠 明豊
我が◎本命、青森山田と同じくセンバツベスト8から夏の頂点を狙う大阪桐蔭。
センバツベスト8が2校しかいないので、特にケチをつけるところのない大阪桐蔭にも筋から言えば印を回さないといけないところだが・・・
ここは明豊に▲単穴つけて勝負させてもらった。
またまた西谷親方に胸を貸してもらう。
とはいえ大阪桐蔭がセンバツベスト8からのローテーションとなるとそれはもう逆らえないのかも。
91年の初優勝以来だからだ。
選手権 センバツ
24年 ベスト8
23年 不出場 ベスト4
22年 ベスト8 優勝
21年 2回戦敗退 初戦敗退
19年 不出場 不出場
18年 優勝 優勝
17年 ベスト8 優勝
16年 不出場 2回戦敗退
15年 不出場 ベスト4
14年 優勝 不出場
13年 3回戦敗退 3回戦敗退
12年 優勝 優勝
11年 不出場 不出場
10年 不出場 2回戦敗退
09年 不出場 不出場
08年 優勝 不出場
07年 不出場 ベスト8
06年 2回戦敗退 不出場
05年 ベスト4 不出場
04年 不出場 2回戦敗退
03年 不出場 不出場
02年 初戦敗退 不出場
01年 不出場 不出場
00年 不出場 不出場
99年 不出場 不出場
98年 不出場 不出場
97年 不出場 不出場
96年 不出場 不出場
95年 不出場 不出場
94年 不出場 不出場
93年 不出場 不出場
92年 不出場 不出場
91年 優勝 ベスト8
センバツベスト8止まりの大阪桐蔭は珍しい。
30年弱で2回だけ。1回は優勝。もう1回は不出場(中田3年時まさかの大番狂わせ)3回目の今年、出場してきた以上は言わずもがな・・・
西谷監督もさぞかし鍛えがいがあっただろう。夏の巻き返しは必至。火を見るよりも明らか。
履正社をコールドで圧倒した走りに脱帽。白旗を上げるところだった。
怪物、森投手がいよいよ覚醒してきた。持っているエンジンの馬力が違い過ぎる。
豪華投手陣を相手に合わせて使い分け、森を常に万全の状態で送り出せればまず打たれない。
このマネジメントができるかどうか??
興南との初戦で森をかなり消費してしまうのではないか。
2戦目の明豊戦は中野が濃厚?平嶋が未知数すぎる。
打線もラマルを外す荒療治が成功して繋がるようになっているが・・・興南戦は左なのでラマル先発か?
守備も春よりはましになっているが根本的にはどうか。
西谷監督が「日本一を獲る」と自信満々に語る仕上がりの良さだけが目を引くが。
大阪桐蔭vs興南はタイブレークも考えられる。
とりあえず宝物の森も使わざるを得ないし、かなりのウェイトを大阪桐蔭は興南に傾けなければならない。
漁夫の利を得られる明豊はラッキーなのである。
神宮優勝馬、星稜に完勝した小松大谷に明豊が苦戦するかもしれないという話は内緒。
健大は大阪桐蔭相手ならセンバツ王者の意地で勝ち切ってベスト8はとってほしいが、明豊相手だと佐藤龍月の不在が響く。
6枠 京都国際
初出場の札幌日大にちょっと期待したが、左腕、小熊投手が思ったのと違っていた。手投げすぎん。
山村学園の西川投手ぐらいの下半身を目一杯使った、沈み込みからのストレートのボリュームが欲しかった。
埼玉の山村学園に昌平。毎年毎年、頭が下がるぐらいいいチームをつくっている。
昌平はサッカー部に随分差をつけられているのではないか。
サッカー部は今夏のインターハイ優勝してたし。監督がサッカー元日本代表の玉田圭司にはたまげた。ブラジル戦の先制ゴールは永遠に色褪せない。
京都国際は沖縄のエナジックスポーツやウェルネスらと同じ野球専門学校。名門、平安を子供扱いした実力は本物。
7枠 中京
去年からしつこく愛知を買い続けている。
名電は何度も暴落してるが、愛知株はまだまだ手放さない。名門、中京がこんな値で売っているのだ。
今夏の愛知は「名古屋たちばな」という新銘柄が爆上がり。ストップ高で買い注文が殺到した。ナスダック、ダウ平均、エトセトラエトセトラ
それぐらい名古屋のマーケットは盛り上がっているのだ。
WBSを見てるギリシアくんはこういう表現も使う(キリツ)
ただし王者殿には、子供たちに大人気マッサマン並みのバカだということは見抜かれている。
愛知の老舗といえば、泣く子も黙る天下の「中京」
私学四強のうち享栄と名電を倒した「名古屋たちばな」に傾いた流れを断ち切った本物「中京」の地力。
決勝では私学四強の残り1つ「東邦」を圧倒した。
20年の幻の甲子園から4年。コロナ中止のの影響を一番受けたのが当時、最強を誇った中京。
20年の高橋(中日)中山(巨人)印出(早大)の時の幻のダービー馬に匹敵するとは言わない。それなら印打つ。
17年の鵜飼(中日)伊藤(元中日)沢井(ヤクルト)らがいたチームも大型馬だった(清宮ボールでホームランを量産した中村の広陵に理不尽に敗れたが)
24年の中京は17年のレベルにはある。清宮ボールは今や昔。山田頼旺を擁しダービーでもいい走りができる大型馬。
17年以来の夏の甲子園は、使わなかった20年の運気も使って大いに暴れてくれるとみる。
神村vs木更津は初戦屈指の好カード。神村優利もわからない。
宮崎商はコロナ辞退後初の甲子園で爪痕を残せるか。
8枠 鳴門渦潮
大社高校には1番に「ぴの」がいるらしい。50メートル5秒8。ジャイアントキリングを期待したが無理っぽい。練習試合で対戦経験があるとか。
昔の自分の予想なら鶴岡東や創成館を買ったかもしれないが、正直、報徳を倒すには一枚も二枚も足りない。
報徳の今朝丸投手は大会NO1投手。この相手ならまず失点しない。
問題はまだ間木投手を2枚看板として考えていないかという点。2年のセンバツの時はそうだったかもしれないが、そこからの伸びしろが段違い。
報徳はもう絶対的エース今朝丸のチームである。
間木は割り切って今朝丸のサポートに回ってほしい。下手に張り合うと社戦のような1−4の危ういスコアとなったりする。終盤のあの展開は甲子園上位クラスとのゲームではジエンドを意味する。
今朝丸が絶対的エースで間木は並みの2番手投手。ここを徹底できれば楽に勝ち上がれる。
センバツベスト8、阿南光を地力で倒した鳴門渦潮が不気味。近走の徳島代表は俺様エースが躍動している。
その系譜にある鳴門渦潮の岡田投手は侮れない。
鳴門渦潮買おうか迷ったんだけど、2勝した後、中1日で報徳はきついかな・・・
あんまり遊びすぎると予選落ちしちゃうしね。
だけど自分の8予想に遊びが少ないことに気付いてしまった。
鳴門渦潮でいく。
[110] 題名: 名前:585 投稿日: 2024/08/06(火) 15:36
2024夏・甲子園
1枠 広陵
広陵の経験値が相模を上回る。広陵は中井監督の目論見通り投手王国を形成。左腕の山口が成長し高尾頼みから脱却した。ただ打力は昨年からのメンバーが残っている割には寂しくここはネック。今年の大会は選抜時の低反発バットの影響を如実に受けた事実と低反発バット克服の中間に位置していると定義づけている。その理屈でいくと投手王国を形成した広陵は優勝に届くとも言える。相模は打力、投手力とも優勝レベルであるが監督が初采配であることがどう出るか。相模は去年の慶應ほどのアルプスからの応援はなく、ここは百戦錬磨の広陵バッテリーが凌ぐと見た。
2枠 明徳義塾
低反発バットになり明徳の時代が再度来るかと思われたが、強豪校は早々と低反発バットを克服しつつあり、やはり打力がなければ上まではいけない流れは変わらない。ただ、今年は前述したように端境期にあり明徳はチャンスがある。ライバルになりそうな関東一高とも過去2戦2勝しており、対北陸で考えても接戦になりそうで、そうなるとやはり明徳が抜け出しそう。
3枠 青森山田
激戦青森を勝ち抜いたご褒美か上位進出に向け絶好の組み合わせとなった山田。エースの関が素晴らしく申し分がない。打線も対左投手に強く甲子園優勝のオーラがある。不安は桜田の復調具合と青森の決勝戦で関を先発させなかった監督の采配。出来れば関を温存する形で8まで駆け上がりたい。
4枠 花巻東
佐賀代表が開幕戦をひいた。佐賀が優勝するパターンだ。これは注視したい。
シンガリ登場の花巻だが派手さはないが春の東北王者で好チーム。1年古城にも注目。
自分の中では昨夏、智弁学園を奇襲で破った分析力にこのチームの強さを感じる。
不利を凌いでその勢いで8まで行くとみた。抽選会を見て相変わらず坊主が多く辟易としたが
花巻は違う。昨年同様、非坊主チームは積極的に買っていく。
5枠 大阪桐蔭
課題だった守備も大阪大会を通じて1つのみ。投手陣も盤石。当然ケチをつけて桐蔭を落とす理由を見つけたいところだが特にない。好左腕の興南、次の明豊、小松大谷の勝者も曲者であるが、より怖いのは明豊。ここはいつ優勝してもいいポジションにいる。初戦の難敵を下して安心したところに明豊はいかにも波乱の匂いがする。健大高崎は佐藤がいなくなった時点で無理でしょう。仮に石垣、佐藤が揃っても群馬大会から考えるとだいぶ怪しい。初戦の相手、英明もしぶとい相手。そしてここも非坊主チーム。昨年は監督が策に溺れて勝ちを逃したがリベンジなるか。
6枠 京都国際
花咲徳栄との一騎打ちの様相だが、花咲は大味なチームで緻密さにかける。非坊主の新潟産大にも期待したい。金足農業は来年のチームといったところだが初戦は勝ちたい。2年生軍団菰野が穴馬候補に上がっているが、南陽工業も一刺しあるチーム。近年の安定感と春の近畿王者、京都大会での準決勝、決勝での勝ち方を見るとここは京都国際に分がある。
7枠 中京大中京
非坊主の有力校、中京を推す。同じ実力とみなした場合は坊主でないチームにする。経験値では大きく上回る神村学園、好投手のいる木更津、この初戦がわからない。神村は打率こそ4割越えだがその割に長打が少なくそこが引っかかる。投手力は今村が成長しさらに上昇する気配もある。反対の山は目立たないが毎回応援が素晴らしい陰の実力校の日本航空がきそう。ただ、初戦の掛川西は非坊主チーム、ここにも注目。
8枠 報徳学園
初戦の相手、大社は好左腕を擁するが攻撃力不足。間木が成長し投手力に厚みを増した報徳の牙城は揺るがないか。早稲田は帝京と同じ扱いで打力はあるが守備が脆く初戦の渦潮に負ける気がする。聖光学院と鶴岡東は読みにくいが、伝統的に打線がいい鶴岡東に期待したい。
優勝予想
◎ 大阪桐蔭
低反発とその克服の端境と今大会を定義し、そこから考えるとここが最短。
◯ 青森山田
エースの関、顔よし投げっぷりよし、籤運よし。打線も主役と脇役が揃っている。
乾坤一擲の大チャンス。
△ 広陵
大エース高尾の存在に左腕山口の台頭
中井監督は広島大会をあえて高尾を使わず余力を保って勝った見据える先は甲子園。中井監督のこういう戦い方は知る限りない。打力不足は投手で補う。
最後に高野連の7回制議論について。言語道断、野球を壊すな。
[109] 題名:24選手権 優勝予想 名前:ギリシア 投稿日: 2024/08/05(月) 20:10
100周年甲子園。日本野球の聖地。
「低反発バット」に選手も慣れてきてホームランが多く出ているのは嬉しい悲鳴。
「帝京魂」で復活した(惜しくも決勝で負けたが)帝京の春季大会のホームラン攻勢には痺れた。
ところが悪の枢軸「高野連」が今度は7回制の導入を検討しているという。
これは誰かが声を上げなければ数年後には間違いなく決定する。
何にでも口出ししてくるダルビッシュ。何故声を上げない。
体操選手の喫煙による代表辞退問題でも沈黙していたが・・・
自身も未成年の時に喫煙を週刊誌にスクープされて謹慎した過去があっただろう。
「私も過ちを犯しましたが立ち直ることができました。立ち直ることは必ず出来ます」ぐらいのメッセージを送らんかい。
肝心なところで役に立たない。成功した野球選手は馬鹿しかいない。自分さえ良ければいいという人間しかいない。
溜息しかない。
スーパースター「大谷翔平」に「僕を育ててくれた高校野球の姿が変わるのは我慢できない」と緊急来日して首相にでも訴えてもらうしか救いの道はない。無理筋。彼も野球しか能がないから(しかも両親ともアスリートの恵まれた遺伝子ありき)
それにしても「高野連」の独裁ぶりは目に余る。「選手の健康」を大義名分にやりたい放題。高校野球を面白くなくすことに全身全霊を注いでいる。
そもそも「暑い」「キツイ」はジジイの感覚であって当事者の選手は猛練習で鍛え上げられている。
現在も甲子園を逃した連中が死に物狂いで炎天下の中、練習している。ここにメスを入れるというならまだわかる。事故は99パーセント練習中というデータもある。
試合の方が楽は既出。一度でも選手から「暑いから7回に短縮してください。」などと言われたことがあるのか?絶対にないだろう。
西谷親方が7回制に反対の声明。「現場の声」も聞いてほしいと声を上げていたのは選手の声を代弁していた。
一方で中井(広陵)と大角(報徳)はいただけない。
いずれにしても独裁者は倒さないと止まらない。9回制の高校野球もあと数年の命。
今のうちに「高校野球」を堪能しましょう。
予想してお金を賭けることによってより一層楽しむのは言うまでもない。
◎本命 青森山田
◎本命にセンバツで▲単穴打った青森山田。
センバツでは広陵を劇的に下し、一気に突き抜けるかと思わせたが距離が足りなかったか。脚を余した。
センバツ向きの中央学院に負けたのがいかにも夏向きを思わせる。
中央学院はギリシアくんの予想通り、夏戻って来られませんでしたよね。「俺言うたよな」田端のお兄さんの決め台詞でドヤ顔してみた。
中央学院は「戦国千葉」で木更津総合にきっちりリベンジされたが、青森山田は激闘となった青森で並み居るライバルを返り討ちにしてきた。
圧巻は準々決勝からの3試合の内容。
準々決勝、センバツで1勝を挙げた光星に完勝。投打の柱である関と原田が大爆発。
準決勝、プロ注目サウスポーが先発しなかったとはいえ(2回から緊急登板も時すでに遅し)コールドで退けたのは素晴らしいの一言。
先発した2年生ピーの下山投手が良かった。
決勝は2点先制される苦しい展開も我慢して中盤に大逆転。後半1点差まで追い上げられるも振り切った。なかなか経験できない厳しいゲームを勝ち切った。
この3試合だけ見てもセンバツから順調に伸びているのがわかる。
センバツベスト8からの大きな上積みは2年生にある。
2番手投手の座を射止めた下山投手がいい。
キレのあるストレートをインコースに投げ込めるし、コントロールも抜群。
センバツはベンチ外でボールボーイを務める中で仲間の活躍に発奮したとか。
急成長して春の大会で大活躍。関に休養を取らせて大事な試合で先発を任せられるほど信頼を得ている。
甲子園でも上位クラス相手でも十分先発を任せられる。
逆に決勝でバグった櫻田は監督も計算していないと思う。彼のピークはノーヒットノーランの昨秋。2年半でどこにピークを持ってくるかは難しい。
怪我が治って1番に戻ってきた佐藤洸も大きい。決勝での逆転満塁ホームランに象徴されるように「持ってる選手」だし勝負強い。
もちろん3年生も負けていない。
センバツでは何本もいい当たりを飛ばしながら、まだ不慣れな「低反発バット」の影響をもろに受けてホームランを損した4番原田がホームランを連発している。
春季東北大会の2打席連発に、夏の準々決勝の2打席連発。完全に飛ばすポイント、コツを掴んでいる。
エース関もストレート主体に投球を切り替えて唸りを上げる剛球を投げている。
広陵戦の純粋な涙に伸びしろを感じたが予想以上に良くなっている。
甲子園優勝投手に相応しい品格もある。
センバツベスト8の選手権成績
09年 中京 優勝
06年 早稲田実 優勝
02年 明徳 優勝
96年 松山商 優勝
91年 大阪桐蔭 優勝
84年 取手二 優勝
23年 仙台育英 準優勝
21年 智弁学園 準優勝
07年 広陵 準優勝
97年 平安 準優勝
95年 星稜 準優勝
89年 仙台育英 準優勝
79年 池田 準優勝
98年 明徳 ベスト4
91年 鹿実 ベスト4
87年 帝京 ベスト4
近年は準優勝止まりとなっているが、今年は15年ぶりにセンバツベスト8からの優勝が出るとみる。
阿南光と山梨学院が予選で負けたので青森山田と大阪桐蔭の2校しかいないが、◎本命には青森山田を推す。
本音を言えば今夏の予想は◎本命、青森山田一択にしたかったのだが・・・関投手の四死球の多さは無視できなかった。
決勝の緊急登板の影響があったとはいえ・・・多いかな。
従って〇対抗▲単穴まで拡げて他のチームに印をつけた。
ただ聖愛との決勝戦に苦しんだことは甲子園に生きる。聖愛クラスだとまだ攻め手が甘く、致命傷にはならなかったが(4番の三振には助けられた)大阪桐蔭クラス相手には許されない。
そのことを肝に銘じられていて隙はないとみる。
〇対抗 広陵
〇対抗に広陵。
去年は自信満々に〇対抗を打って、優勝した慶應に負けてしまったが、バッテリーが残った今年も印を回す。
ただし印は〇対抗のまま。◎本命に推すにはこの夏の高尾投手が未知数ゆえに。
センバツに至っては無印で成功した。
高尾投手のパフォーマンスが落ちて来ていると感じたからだ。
最後に印を打ったのは、広陵にしては珍しくエースと心中をやめているから。
左腕の山口投手がキレキレの投球を見せている。驚いたのは広商との決勝戦の土壇場、高尾に代わってリリーフさせたことだ。
結果は2死満塁の大ピンチを三振で切り抜けた。先発も抑えも出来るとなると高尾の負担は大幅に軽減される。
これによって高尾のパフォーマンスが上がる可能性がある。
広陵史上初の1年生春からエース番号を背負った高尾。
甲子園優勝はラストチャンスになってしまったが、同世代の誰よりもエース番号を背負った時間が長い男が意地を見せる。
最初の夏は無名校に負けて1番短い夏だった。
そこから3季連続の甲子園は惜しいゲームばかり。
23センバツ 準決勝 1-6山梨学院(優勝)
23選手権 3回戦 3-6慶應 (優勝)
24センバツ 2回戦 5-6青森山田(ベスト8)
最後の夏が1番長い夏になればドラマになる。
▲単穴 明豊
▲単穴に明豊。
打線の能力、得点力が高い。
川崎監督が手塩に掛けて育てた高木選手が、何でも出来るいやらしい2番バッターとして効いている。
川崎監督が掲げる「考える野球」を体現する選手として全幅の信頼を置かれている。
「簡単に三振にならず、球数を投げさせることができる。選球眼だけでなく、技術もあり、バントも盗塁もできる。
自分のチームに高木がいてくれて本当によかった。相手だったらと思うとゾッとする」と最高の賛辞を送られている。
4年連続出場の明豊。高木も1年生からレギュラーで春も合わせると4度目の甲子園(5季連続はならず)
結果で応えると読む。
その他の選手も自分の役割に徹している。
センバツで健大の佐藤龍月に完封されたことで攻撃のバリエーションを増やすことに努めたという。
元々この夏が集大成と川崎監督が言い続けてきたチーム。
チームとしての「完成度は高い」と自信を持っている様子。
投手は打線に比べて見劣る感は否めない。1、2年生の台頭が見られなかったのが残念。
3年生も少しは良くなってるとはいえ、どうしても物足りないので▲単穴の評価にとどめた。
[108] 題名:2024夏予想 名前:烏 投稿日: 2024/08/04(日) 20:57
気がつけば夏の選手権。慶應の優勝から早一年が経とうとしているとは…時間の流れは早い早い。
もはや35度超えでも驚かなくなった猛暑の中で、高校野球界に更なる激震。そう、7回制の検討が始まったというのである。これまでも球数制限やタイブレーク導入など、ここ数年だけでも目まぐるしく制度変更がなされてきた高校野球界だが、とうとうここまで来たか、と。これに関してはX(Twitter)に「7イニング制だと優勝できなかったチーム(1978年以降)」という面白いポストがあって、これによると1984夏・取手二、1998春夏・横浜、2006夏・早実、2007夏・佐賀北など未だに話題に上るような優勝校も、大会途中で敗退していたというね。とまぁ仮定の話は仮定の話としても、本件に関しては小中学野球や世界に目を向けると、すでに7回制が導入されているという意味では反対勢力にはやや分が悪いような気もする。個人的には9回制は続けてほしいが、時代の波はそれを許してくれないのだろうか。
さて今大会の予想。今年は珍しく事前に注目していたチームが複数勝ち上がってきたこともあり、一昨年の◎仙台育英、昨年の◎慶應、今春の◎健大高崎ほど自信を持って印を打てる学校があまりない。各打者の低反発バットへの順応度、複数の強力な投手陣といった条件に絞っても、今大会は予想が難しい。
◎神村学園
センバツで◯を打ったものの、大阪桐蔭投手陣の前に正林以外がほぼ封じ込められたのは記憶に新しい。しかしながら、むしろこの試合が夏の好材料となった。ここはもともと昨夏四強のメンバーが数多く揃う点で秋の段階から既に評価は高かったが、通常この手のチームは夏まで息が持つことは少ない。とはいえ、春の段階ではまだ買えると踏んで印をつけたのが春時点の見立てであった。蓋を開けてみれば、予想に反してエース今村は不調で、本来であれば2番手の上川床に頼らざるを得ない展開に。自慢の打線も、作新小川こそ攻略したが大阪桐蔭の2年生投手陣にしてやられ、評価も地に落ちた。並のチームであればここからの浮上はない。私も今年の神村は、ここで終わったと思った。
しかし今年の神村、なかなかにしぶとい。まずは投手陣だが、春先に不調でベンチ外も経験した今村が復活。樟南戦の完封は見事だった。また、今村が不調を極めた春の間に台所を支えた上川床・早瀬も急成長。特に上川床はもともと1年秋段階では松永・黒木を抑えてエース格だったというから、そのレベルの投手が二番手として確固たる地位を固めているのは心強い。
野手陣も、今大会最注目打者の一角・4番正林を筆頭に、増田・入耒田・今岡弟の上位陣は高い水準で安定。下位を打つ岩下、木下も鹿児島大会打率5割超と振れている。昨年、打者として話題になった上川床が県大会で打撃不振に陥ったが、逆に言うとそれ以外のメンバーは満遍なく当たっているわけで、投手としての上川床の貢献度を考えれば少し上振れしてくれれば十分にお釣りが来る。打線の不安要素はその程度だ。
選抜でどん底に落ちた後の春季大会・NHK旗・夏県大会という戦いの中、エース今村が春季・NHK旗までほぼ不在、正林もNHK旗では不在という厳しい状況。昨夏・昨秋時点から右肩下がりに落ちていく期待感のなかで、投打のサイドメンバーがしぶとく支え、再び選手権に戻ってきた神村学園。春以降に暴落した株価が夏にかけて急浮上した珍しいパターンを、私は高く評価したい。
◯東海大相模
神奈川決勝の横浜戦は劇的な展開だったが、三年に投打の核がいた東海大相模に分があったと言えなくもない。未完の大器・藤田の覚醒は、あまりに大きすぎる追い風。春決勝のスリーランホームランから何かが変わったのか?春から夏にかけての球速の伸びと安定感が異常。いつの間にかドラフト上位指名候補にも浮上しているのも納得。短期間でのここまでの急成長パターンは作新・今井と被るが。
もちろん、今年の相模を買う理由は藤田だけではない。かといって福田や金本、中村といった黄金世代と呼ばれる二年生軍団でもない。相模の核はあくまで三年生。優勝後の各メンバーのコメントを読むと、三年生の存在に言及している二年生の多いことに気づく。個々のポテンシャルで突出している下級生が、全力で三年生を支える構図。たとえ下級生主体のチームであっても、核は三年生で固めるチームづくり。今年の相模にあって横浜になかったのは、個人的にはコレだと思っている。
野手陣は攻守最大のポイントとして遊撃・才田と扇の要・木村。彼らなしには県大会優勝はなかった。和田も、プレー外の部分でもチームに良い雰囲気をもたらしていることがわかる。長尾は県大会こそ出番は少なかったが、本来は春先までクリーンナップを打っていた選手。このレベルの選手が代打に追いやられるほど、二年生は二年生で急成長を遂げている。中村・金本の3,4番は間違いなく超高校級だが、決勝の横浜戦で大車輪の活躍を見せた三浦、そして脇を固める日賀や柴田も状態は良い。
投手陣も、藤田筆頭に高橋と塚本の好調は大きい。特に塚本は、あまり注目されていないが横浜戦大逆転のあとの投球は見事。並の投手ならあそこでひっくり返されている。福田は確かに大器だが、まだまだ成長途上。それでも150近いボールを投げるのだが。
原采配については過去にもここで苦言を呈したことがあるが、周囲が支えたくなる存在、という意味では横浜村田よりも優れた指揮官なのかもしれない。最近の学生スポーツは、意外とこの手の指導者も強いのよね。神輿タイプ。
▲青森山田
ここはセンバツで見た際にかなり良いチームだなと思ったが、問題なく夏も勝ち上がってきたので、しっかり印を打ちたい。光星が夏も出てきたらこうはならなかったが。
中心打者である原田・對馬は打席の内容もよく高校レベルでは既に上位レベル。また、蝦名や吉川、聖愛戦で逆転グランドスラムの佐藤洸など脇役も揃いも揃って振りが鋭い。
投手陣はエースの関が出色のデキで、選手権でも上位クラスの投手と言える。最大の懸念は、本来であればWエース格・櫻田の状態が未知数という点。もし仮に櫻田が本来の出来であれば、◎◯クラスの力はあると思うのだが。とはいえ、それでも控えの下山・菊池が夏にかけて状態を上げてきており、大幅なビハインドはない。兜森監督も、近年の中学軟式出身監督というトレンドにもハマっており、激走の予感は漂う。
一枠 東海大相模◯
熊工vs広陵が初戦で潰し合う展開は相模にとってはおいしい。高尾最後の夏、ここまで不遇の展開が続いていたこともあり、「組み合わせ次第では…」とも思ったが、横浜の本格派投手陣を打ち崩した相模にはさほど脅威にはならないと見る。昨年の真鍋・小林や一昨年の内海に相当する野手のいない打線もインパクトに欠く。熊工は廣永が万全なら広陵を喰う展開もあったと思うが。
二枠 関東一
関東一vs北陸はチームカラーも似ている上にパワーピッチャーを互いに擁しており、期待の試合。
関東一はセンバツで八強予想に組み込んだはいいが、初戦で監督の消極的な采配が目立って光星に競り負けた経緯がある。もはや秋に大阪桐蔭を倒したことを覚えてる人ってどれくらいいるのだろう。とはいえ、坂井筆頭に個々のポテンシャルの高さについては申し分がなかった。もともと今年の東東京は、個人的に「帝京復活なるか」という観点で追いかけていたが、ラスボスとして立ちはだかったのはここ。帝京は打線こそ全国でも戦えるレベルにあったと思うが、いかんせんその他が脆すぎた。
関東一は畠中・坂井の継投策は今の高校野球スタイルにはハマっているし、打線も高橋がとにかく目立つ中、越後も良い。飛田、成井、坂本あたりはスピードもあるし、数年前のエースの弟である市川も攻守両面で(良い意味で)いやらしい。組み合わせ次第では充分に跳ねる要素アリと見る。
北陸は北陸で、昨年も慶應戦で力戦した竹田が成長して戻ってきたが、タレントの多さで勝り、且つ春の雪辱に燃える関東一をここは推したい。
三枠 青森山田▲
ここは問題なく突破してほしいが。石橋は県大会でも劇的な試合が多く、お祭り属性はありそうだが…。後述する花咲徳栄や早実と違って、個々のポテンシャルはそこまで高くない。青森山田としては、早々に差を付けて関の負担をうまく櫻田、下山、菊池にバラけさせられれば理想的な勝ち上がりができるか。
四枠 智辯和歌山
過去のイメージと連続コールドゲームのおかげで、やたらと打線がクローズアップされるが、ここの強みは投手力。渡邉、松倉、中西、宮口と、相変わらず枚数は多い。実はここ、2023春の本命校だが、今思えば前年の國學院栃木戦以後、智辯和歌山は何かがおかしくなっていた。昨年の選抜では英明に敗れ、昨夏は高野山に敗れ、昨秋も田辺に敗れ、話題も耐久に持って行かれた。正直今回もあまりチームとして強いと思っておらず、消去法的に選んだのは否めない。しかし、ただでは終わらないのが中谷智辯。いつか完全復活してくれると信じているが。
五枠 健大高崎
下馬評では健大高崎と大阪桐蔭に二分されるだろうか。
まず春の大本命だった健大高崎だが、もともと旬は今年の春だったという見立て。更にここにきて佐藤が離脱したことで、流石に厳しくなった。本来であれば見に徹する場面だが、石垣の状態がかなり良く、二年生左腕の下重が急成長した点はかなりの高ポイント。打線も悪くない。佐藤離脱によって若干人気が剥落したことで、夏も抑えておきたくなった。
一方で大阪桐蔭にとって、初戦で興南を引いたのは脅威。いかんせん、万全の状態の好左腕・田崎をぶつけられるのは怖い。これが2,3回戦なら打ち崩すのは多少容易だったかもしれないが、初戦は何が起こるかわからない。大阪桐蔭は日程が進めば進むほど生きるタイプのチームであって、初戦の相手としては考えうる限りで最悪のパターンを引いたのではないかと思う。仮に勝ち上がっても、健大高崎の石垣・下重を打たないといけないのはハードルが高いか。
六枠 花咲徳栄
四枠に続きここも消去法。花咲徳栄は春先から期待していたチームだが、とうとう上原に次ぐ投手が最後まで出てこなかった。その代わり、ここの打力は本物。生田目、石塚の3,4番はよう飛ばすし、斎藤や目黒もハイアベレージが期待できる。特に石塚の才能は特A級。神村学園・正林、早実・宇野らと並んで今大会ナンバーワン打者候補筆頭格だが、個人の力では、個人的には石塚が一枚上か。京都国際は相変わらず不気味な存在だが、今年のチームは森下のいた頃に及ぶとは思えない。ここは、荒れ模様の試合を力で押し切る花咲徳栄得意のパターンの前に屈するか。そもそも二戦目であれば上原が快投してあっけない試合になる可能性もあるが。逆に言うと、上原の体力が厳しくなってくる準々決勝以降を勝ち上がるのは望みにくい。
七枠 神村学園◎
神村にとっては初戦、二回戦と難敵続きだが、印を打っている以上はそんなことを問題にしてはいけない。木更津総合は千葉・石沢と優れた右腕が揃うが、左の好打者揃いの神村にとってはさほど脅威にはならない。むしろ中京大中京の中井がかなりの脅威となるか。それでも、今年の中京大中京は久々の甲子園出場であり、経験で勝る神村が押し切る展開を予想する。
中京大中京が初戦で当たる宮崎商は、振りの鋭い打者が多く、ダークホースの可能性もあると思っていたが、流石に組み合わせが悪すぎる。
八枠 早実
普通に考えれば報徳一択の枠だが、今年の早実は理屈が通用しない意味不明な野球。春の豊川を更に強化したような打ちつ打たれつっぷりだが、個々の野手の能力は極めて高い。宇野ばかりが注目される打線だが、個人的には高崎にもスケールを感じる。
高校野球ファンとしては、洗練された今年の報徳学園の野球をより長く見たい思いはあるのだが、今年の早実や花咲徳栄は何をしてくるかわからん「パワー系」の恐ろしさがある。
[105] 題名:お久しぶり! 名前:まつもとゆうま 投稿日: 2024/08/02(金) 21:29
ぎゃーはあああー!