[86] 題名:24年選抜予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/03/17(日) 18:44
高野連がビデオ判定導入の可能性にも触れたが、これは大賛成。そもそも論だが、一瞬のプレーをボランティアの審判が裁くのは無理、昨秋の桐蔭報徳戦でも、明らかに桐蔭ランナー一塁を先に駆け抜けているのにアウトの判定が二回あった(自分は球場一塁側スタンドで見ていた)。問題提起だけで無くやり遂げて欲しい。
コロナとは一体何だったのか。今年のバリ五輪がおそらく満員の観衆で盛り上がるだろう、東京五輪、日本だけババを引いた。オリンピックはまだいい、高校3年は一生に一回。全員マスクをして、声出し応援禁止、一人でも感染したらチームが出場辞退。つい2年前の話しである。昨年「あの夏を取り戻せ」プロジェクト、運営に携わった若者の行動力にはホントに頭が下がるが(無理だろうが冬だし全試合甲子園でできなかったか)、やはり自分たちの代だけ甲子園の夏の挑戦権すらなかったという傷は一生残る。今の球児たちは、大観衆、大歓声の中でプレーをする事が当たり前ではない、たった4年前の先輩達はそれができなかった事は決して忘れず全力で戦って欲しいものだ。
少子化を上回る(下回る?)物凄い数で減り続ける野球部員数。山梨、報徳、広陵、桐蔭の昨年選抜4強が揃い踏み(戦後初めて)。強豪校への戦力寡占、高校ラグビー化どころか、高校アメフト化。下手したら、近い将来田舎の県は夏は2回勝ったら甲子園、あり得る話しだ。
【1枠】光星
という事でほぼ野球常連校ばかりの今大会。戦力も拮抗、予想が例年以上に難しい。いい左は打てないのが高校野球アルアルだが、この枠も関東、星稜も良い左を持つが、洗平投手が一歩上回る。お父さんが甲子園目前でのがし続けて不運だった分、彼が「持っている」気がしてならない。
【2枠】豊川
10年間お前何しとってん。俳優でも西島秀俊とか突然復活する奴がいるが。あのベスト4からはや10年、光陰矢の如し、自分もすっかり老け込んだ。打線の方はどこが相手でもそこそこできる、岐阜第一戦東海大会観戦していたが、スイングの鋭さが違った。(岐阜勢は鍛治舎翁もあの体たらく、ダメですね。門馬レベルが私学の帝京可児あたりにきてくれないと)問題の投手陣の方は飛ばないバットに力を借りるのは勿論、見栄えの数字ほど悪くはない。
【3枠】高崎
壮絶なスカウト合戦が繰り広げられた佐藤投手を獲得、投球術は往年の浦学小島、そしてスピードは小島よりも10キロ以上早いイメージ。従来の継投投手陣でごまかして、打線がカバーする戦い方ではない。昨年の山梨のように持てる力を発揮できずに、甲子園では序盤敗退が続いて運を溜め込んでいる。ここは狙い続けたい。
気比の東監督退任騒動の真相は如何に。情報弱者の私の知らないなにか闇が。
【4枠】創志
昨夏まさかの岡山大会初戦敗退。その後地獄の練習があったのは間違いない。23年夏神村、22年夏仙台育英、直近の地方予選で初期に不覚を取っている学校は狙い目のセオリーどおり。
京都西、選手時代、選抜英語で宣誓して噛んでしまってやり直した上羽監督。自分もまだ高校生だった(遠い目)。履正から10点取ったり、耐久に1点しか取れなかったり掴みどころがなさすぎて、難しい。しかし秋の近畿大会、桐蔭含めてどこもほぼ打球が外野を超えなかったな。やはり※※試合が見る分には楽しい。
山梨は前回チャンプが陥る2戦目の壁、というか初戦もスクラッチ勝負だ。
[85] 題名:No.84の訂正 名前:烏 投稿日: 2024/03/17(日) 17:49
予想内容には影響しないですが、
広陵が昨秋敗れたのは、青森山田ではなく星稜でしたね。失礼しました。
[84] 題名:2024選抜予想 名前:烏 投稿日: 2024/03/17(日) 17:33
開幕前にも関わらず大谷一色の野球界。先日、杉谷のYouTubeチャンネルで中田翔が「確かに翔平は入団時から化け物だったが、想像していたよりもずっと凄い選手になった…」と言っていたが、確かにその通りかもしれない。今や名実ともに国民的スターと化した大谷をめぐる狂騒は、しばらく止みそうにない。しかし真のオタク達は、MLBでもNPBでもなく高校野球だ。
今大会、低反発バット導入の影響がやはり気になってしまう。2011から2012あたりのNPBにおける統一球ばりに、野球そのものがガラリと変容してしまうのか、はたまた大した影響もなく終わるのか?パドックの様子を見る限り、長打こそ減りはするが、ロースコアだらけになるほどの影響はないと見るが…はてさて。個人的には、今年は例年以上に秋のデータが意味をなしにくい大会になるのではないかと推察。必然的に、互いにデータの少ない状態で戦わざるをえない秋季大会でスイスイと勝ち上がったようなチームが、例年以上に順当に勝ち上がる傾向が強いのではないか。例年、秋の大会を勝ち上がったチームは研究材料を多く与えてしまうジレンマを抱えるが、今年に関してはそれがあまり不利にならない、ということだ。ノーデータのガチンコ対決でも殴り勝てるチームが上に行く、そんな大会になる気がする。
しかし、今大会は地味に有力校がそれぞれのヤマに程よく散らばっている印象があり、大外ししないように油断せずに行きたい。
一枠 関東一
光星との開幕ゲームは正直、迷うところ。光星の誇る左腕軍団のカタログスペックは今大会でも上位だが、洗平はともかくとして岡本には一抹の不安が残る印象。偶然か、昨夏の土浦日大戦・昨秋の青森山田戦など、大事な試合でのポカが多いのだよな。実は球速の割に打ちやすいのではなかろうか。ここは関東一で。神宮では故障を抱え、本調子に無かったエースの畠中が戻ってきて、いよいよ畠中・坂井という本来の二枚看板が復活する。主砲の高橋も、地味だが今大会ではラマル、モイセエフ、箱山あたりに注目度で並んでいてもおかしくない選手。とにかく戦績の割に地味すぎる今回の関東一には要注目。いつかの國學院久我山になりうる可能性もあると思っている。また、このブロックでは秋に智辯・市和歌山のツートップを撃破した田辺がいるが、ここは今大会の近畿勢の中では期待できそうだったのだが(少なくとも耐久より評価は上)、組み合わせが悪い。
二枠 豊川
豊川はかなり大味なチームで、いわゆるお祭り属性と見た。昨秋から一貫して、どんな相手からでもほぼ満遍なく打つし、打たれる。モイセエフの才能は普通に本物だと思っているが、脇を固める中村や、林・高橋の1・2番らも充分に強力だし、上に挙げた面々は脚も使える。ド派手な打撃成績と際立った盗塁数が目立つチームカラーは、10年前に大激走した田中空良率いる豊川というよりは、00年代中頃の名電や中京に近い印象。この手のタイプは夏は買いにくいが、春は充分に期待できる。
三枠 ◎健大高崎
昨夏の予想で、群馬の球場のガンが甘すぎるのではないか?という話をしたが、どうやら健大高崎の新二年生投手に関しては、球速云々はあまり関係がないようだ。練習試合結果を見る限り、佐藤・石垣は大崩れしていない模様。個人的に、選抜前の練習試合は得点数よりも失点数に注目すべきだと思っていて、2017秀岳館などは練習試合から本大会まで全試合3失点以内にまとめて4強入りに繋げた。今年の健大高崎も似たような戦績を重ねており、激走の予感が漂う。注目の佐藤・石垣コンビがともに新2年というのも好材料。というのも、ここ(健大高崎)は投手育成に正直あまり良いイメージがなく、投手の好素材が中学時代のポテンシャルで戦えるのは、2年春がギリギリだと思っているので。つまり、2年夏以降なら買えないが、2年春なら文句なしに今が旬と断言できる。おまけに、今年は上級生の野手にタレントが多いのも好材料。山下らがいた世代のように、高校通算ホームランばかりが目立つ大味な打線ではなく、勝負強い中距離打者が多く揃う点は非常に魅力に映る。練習試合の戦績を見る限りでも、バット影響もあまり関係ないと見た。おまけに箱山らは昨年の選抜で苦渋を舐めているという点も、今大会の大爆発を後押しする。とにかく、佐藤・石垣コンビ在学中に健大高崎を買うなら、それは今大会しかない。健大高崎は2011年に颯爽と登場し(当時はアナウンサーも"高崎健康福祉大~"と律儀に読んだりしていた)、2012春に大ブレイクを果たし、以後全国の常連と化したが、ここ数年は往年の機動破壊も影を潜め、むしろ大型チームへと変貌。前橋育英の台頭もあり、2010年代後半以降は甲子園にもあまり出てこなくなって迷走の感もあったが、いよいよ溜め込んだエネルギーを爆発させる、一世一代のタイミングが来た。関東の新勢力が低迷期から脱却し、一気に戴冠するという昨年の山梨学院・慶應からの流れに続きたい。
四枠 創志学園
門馬帰還祝い…というわけではないのだが、ここは創志か山梨で迷う。正直なところ、門馬就任効果で創志学園が巨大戦力化するのはもう少し先の話で(今年の4月入学組から門馬リクルートらしい)、いくら相模時代、就任直後の2000選抜でチームを優勝させた門馬といえど、大激走はまだ時期尚早。しかしながら、門馬は相模時代の攻撃的なイメージ、大一番のやらかしのイメージが強い一方で、経験の浅い投手を効果的に駆使、奇襲する戦法に長けた老獪な男であることを忘れてはならない(大一番でのやらかしが多いのはその裏返しでもある)。例えば優勝した2011選抜などは、エース近藤が故障明けで不安定な中、公式戦初登板の投手を二枚も三枚も使い分けて勝ち上がった。2021選抜でも、初戦・東海大甲府戦で直前に登録変更でメンバー入りした石川を先発させたのも記憶に新しい。現有戦力でも、このヤマで8強入りするだけのポテンシャルは十分に持っている。
五枠 中央学院
消去法の感は否めないが、エース・蔵並のフォークは昨夏から話題になっており、純粋に楽しみ。ここは数年前に選抜出場した際のエース大谷も良いフォークを投げており、伝統的なものなのかもしれない。中央学院はあまり練習試合の情報が出てこないが、敢えて情報統制を敷いているのか?そういった慎重なチーム体制は、パドック派としては寂しいところではあるが、勝つためにすべきことを徹底している、という意味では評価しておきたいところである。昨秋大激走した耐久は、どうやらエース冷水の調子が悪そうだ。
六枠 青森山田
個人的に予想最難ブロック。直前まで青森山田や高知と迷ったが、結局はここ。単純に、練習試合を見る限り仕上がりが順調と見た。近畿圏の強豪相手に安定した勝ちっぷりで、どうやら秋の戦績はフロックではないようだ。広陵は、昨夏慶應戦でギアチェンジした高尾が忘れられないが、土居や只石らが大会直前になっても木製バットでの対応を進めているのがイマイチよくわからない。本大会でも木製を使うのだろうか?相変わらずよく分からない中井式で、あまり食指は伸びない。どうでもいいが広陵は昨秋、青森山田に負けたということで、これで2022秋から4季連続で全国優勝チームに敗れたことになる。不気味なジンクスだが、要は大事なところで勝ちきれないチームということか…。高知は不気味だが、見たところ練習試合での失点が多すぎる。辻井らが投げているかは不明だが…
七枠 ◯神村学園
パドック好調&昨夏メンバーが多数残る打線も元気で、買わない手はないと思わされるチーム。昨年からの大きな変化として、黒木という柱が抜けたが、それでも選手権準決勝から僅か練習試合2試合で新チーム公式戦始動→九州大会準決勝まで突き進む対応力も併せ持つ点は、純粋にガチンコの殴り合いが想定される今大会ではかなりの強みとなる。今岡、正林、岩下ら主軸や入耒田、上川床ら経験豊富な打者も上位、下位に散っているのは今大会屈指と言って良く、昨年の戦績の割にさほど人気していないように見えるのが謎である。打線に比べるとやや影が薄めな投手陣も、新入生~下級生主体とはいえ中塚、延末、八木ら擁する慶應相手に8安打程度に抑えたのだというから、高校レベルでは全く問題ない水準にあるのではないか。このヤマには大阪桐蔭がいるが、今大会はさほど興味がわかないし、北海にも苦戦を強いられるのではないかと思っている。
八枠 ▲日本航空石川
我ながら、変則的な印の打ち方をしてしまった。◯と▲が勝ち上がると、必ずどちらかは8強で消える。しかし他にどうしても大激走するチームを見出せなかった。まず、大前提として航空石川は練習試合でかなり調子が良い。今大会懸念された震災影響は、少なくともこのチームに関してはあまり関係無いと見て良いだろう。むしろバッティングの調子はかなり良いのではないかとすら思える。球場の雰囲気は恐らく航空石川に味方するだろうが、こういう球場外の影響は、必ずしもチームにプラスになるばかりではないと思っている。要は、チームの性格・気質によっては、むしろ気負いすぎて逆効果になるパターンもあるわけだ。その点、もともと県外出身者が多く揃い、メンタル面で強いものを持っている航空石川にとって、この雰囲気はむしろ「気負って空回りパターン」よりも「更にイケイケになるパターン」の方が可能性は高いと見る。むしろ、一枠の星稜あたりは、本来の実力であれば航空石川よりも上かもしれないが、あちらは逆に気負ってしまうチームカラーな気がする、何となくだが。また、今更気づいたが航空石川は過去、出場した大会は全て初戦突破している点も好材料。初戦で一気に勢いづく可能性は十二分に秘める。このヤマでは、報徳よりもギリシア氏一推しの愛工大名電が怖い。大泉は昨年の徳島商戦でも良い球を投げていた。単純に春の名電というだけで買ってもよかったが、ここは航空石川の勢いをより評価したい。
というわけで、三点予想は以下の通り。
◎健大高崎
◯神村学園
▲日本航空石川
[82] 題名:24センバツ ベスト8予想 名前:ギリシア 投稿日: 2024/03/16(土) 21:59
1枠 星稜
去年は有名なミュージシャンの相次ぐ死が話題になった。
▼1月11日 高橋幸宏 71歳(YMO)
▼1月29日 鮎川誠 74歳(シーナ&ロケッツ)
▼2月14日 恒岡章 51歳(Hi-STANDARD)
▼2月23日 黒田隼之介 34歳 (Sumika)
▼3月28日 坂本龍一 71歳(YMO)
▼8月5日 ISSAY 61歳 (DerZibet)
▼10月8日 谷村新司 74歳(アリス)
▼10月18日 もんたよしのり72歳(もんた&ブラザーズ)
▼10月19日 櫻井敦司 57歳(BUCK-TICK)
▼10月末 HEATH 55歳(X JAPAN)
▼11月9日 大橋純子 73歳
▼11月12日 KAN 61歳
▼11月26日 チバユウスケ 55歳 (THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、The Birthday)
坂本龍一や谷村新司あたりまでは年相応かなあと思っていたが、BUCK-TICKの櫻井敦司の死は衝撃だった。しかもLIVE中に3曲目を歌い切った直後に・・・魂を削る歌い方ではあったが・・・
ミュージシャンは短命。50代で亡くなった方も多い。美空ひばりにマイケルジャクソン、プリンス。
もっと若くして亡くなった尾崎豊やhide、Fishmansやフジファブリックのボーカルの人もいるので贅沢は言えないが。
BUCK-TICKは87年の派手なデビュー当時は何とも思わなかったが、コンサートの告知がTVのCMで流れてきた93年に「ドレス」という曲でハマって以来、30年応援させてもらって幸せだった。
物事は30年努めて極められると改めて思い知らされた。
去年、倉敷のLIVEに行こうと思いながら行かなかったのは悔いが残る。
毎年恒例の年末の武道館LIVEを12月だけ加入するWOWWOWで観ればいいと思っていた。
最後に行ったのは6年前、18年の倉敷まで遡る。熱狂的なファンに「そこまでのファンじゃないね」と言われても仕方ない。
去年の最新アルバムも発売日に買ってないし(しかしながら、デビュー37年。2年ごとにコンスタントにアルバムを出す活動には頭が下がる。
野球で言えば3000試合ぐらいフルイニング出場を続けながら3割打ち続けてるようなもの)
その後も、HEATHにKAN、チバユウスケとミュージシャンの訃報が続いた。チバユウスケは世代的にど真ん中でダメ押し的にショックがでかかった。
そんな時に行われていた明治神宮大会で気になったのが、
関東一のエースの帽子のツバに書かれている「魔王」の文字。
「魔王」
これはBUCK-TICKの櫻井敦司の代名詞。
ギリシアくんにとって櫻井敦司は王者殿にとっての吉田拓郎のような存在と言えばわかりやすいだろう。
「魔王」を語った坂井投手には神宮大会で当然注目していたのだが、普通の右投手でしかなかった。まあ帽子のツバに「魔王」と書いたセンスだけは二重丸だが。
左ピーもまとまってはいたが打てない投手ではない。
打線は中々いい選手が揃っていて、大阪桐蔭を倒した時は「魔王」の力で優勝を期待したが中途半端なベスト4止まり。
東京代表としてホームの神宮球場のアドバンテージがありながら・・・
3連覇を狙っていた大阪桐蔭を倒したのは神宮大会のハイライト。
そこから一気に優勝出来なかったことがこのチームの限界値。その後の上積みもあまり感じられない。
開幕戦で甲子園を知り尽くす光星というのも相手が悪い。
まあそれでも光星vs関東一は激戦にはなるだろう。
そうなると、ここは漁夫の利を得られる星稜でいく。
星稜のキャプテンがあの天理で全国制覇した時の芦硲選手の息子さんとは。
王者殿は97年のセンバツの天理優勝をズバリ的中されているので縁起がいいと思われていることだろう。
あの時の王者殿の予想法は未だに語り継がれる伝説的なものである。
中学時代、有名な投手だった東選手が捕手になっていることに疑問を抱いた王者殿が天理高校に直接電話して聞くというものだった。
そこで控えの長崎投手の存在を掴んで、優勝を確信して大勝負できたと。予想の何たるかが詰まっている。
コンプライアンスがゆるゆるの時代ならではの仰天エピソード。
2枠 阿南光
昔の新野高校と聞いて新鋭と言うほどではないがフレッシュな印象。センバツだけ激走する無名校とみた。
王者殿が昔から狙い目と教えてくれた四国の初出場校に近い。
戦力も魅力的。
エース吉岡暖が抜群にいい。中学時代から有名だったというのも納得。全身バネといったフォームから投げ込まれるボールの質が一級品。
加えてブレイキングダウンにでも出そうなヤンチャなところも投手向き。
1年生の時からエースで投げすぎによる金属疲労は気になるが・・・
去年の秋にその兆候が見られた。調子がもうひとつ上がらず防御率2 。悪いなりに何とか踏ん張って甲子園当確圏内を決めたという感じで物足りなかった。
0と絶好調だった昨春の四国大会の出来が本来の姿。そこに戻せるかが鍵を握る。一冬越えて充電は完了したとみる。戻っていると直近の練習試合から窺える。
さらに今春からOKとなった2段モーションがしっくりきて、今までにないほどのボールが投げられているという。楽しみしかない。
大舞台に臆するタイプでもなく、初の甲子園で大いに力を発揮するだろう。
打線も吉岡に負けず劣らずの経験豊富な面子が並ぶ。
豊川、熊本国府との無名枠争いを中学時代の実績で制する。常連の近江は今回後方でポツンをやりレースに参加しない(京都国際の代わりに出た2年前のお返し)
3枠 健大高崎
敦賀気比vs明豊は3年連続初戦敗退中の敦賀気比が意地をみせる。
去年の大阪桐蔭戦でも好投した竹下投手が精神的に成長している。
本人いわく北信越大会準決勝の日本航空戦の大ピンチを凌いだことで掴んだものがあると。
明豊の打線は評価するがあの投手陣では苦しい。夏に向けては2年生サウスポーの成長かスーパー1年生でも出てこないことには。
敦賀気比は一戦必勝態勢。明豊戦で必ず消耗するとみる。4年連続初戦敗退だけは避けたいからだ(こういう不名誉な記録は意外と選手は気になる)
健大高崎が余力十分に差し切る。
4枠 創志学園
組み合わせに恵まれたのは間違いなく創志学園。
これで勝ち上がれないのはちょっとあり得ない。
別海で驚いたのは平成ノブシコブシの徳井の母校だということ。牛が人より多いより余程ビックリした。あの破天荒なキャラとクサリ芸人はあの土壌で育まれたのか。
山梨の吉田監督は対門馬の相性はどうなんだろう。関東に来たばかりのころは東海大相模時代の門馬にかなりいじめられたのだろうか。
去年初優勝して、ようやく重圧から解放されて思う存分に乗ってきそう。今回2年生中心だけに大胆に何でも試せて楽しくて仕方ない戦い方ができるだろう。
それでもね・・・創志にチャンス。
5枠 中央学院
実は2年前から「低反発バット」の導入は既定路線だった。使用期間を経ての本格採用。
そこに対する準備が早かったのは中央学院ではないだろうか。
機敏な選手を揃え、機動力を前面に押し出す野球がそう思わせる。
エースこそ長身だがそれ以外の選手は小柄。バッテリー以外全員走れるのは魅力がある。
その中でもキラリと光る珍名、颯佐選手の運動能力。投げては最速148キロに50メートル5秒8の俊足。
名前ならあるあるだが苗字でこれほど体を表す人間がいただろうか。スターの要素満載。ロッテはドラフトで予約済み。
関東・東京の6校目は神奈川の大型チーム桐光学園が選ばれるものと思っていたがこのチーム面白い。
「従来のバット」でも木更津総合、習志野、専大松戸を倒す地力も持ち合わせている。
組み合わせにも恵まれ旋風の予感。
6枠 青森山田
広陵vs高知は高みの見物をさせてもらう。
高知の辻井投手はかなりいいので番狂わせに期待したい。
広陵の高尾投手は秋は良くなかった。投げすぎによる弊害だったのだろうがここにきて調子は上がってるようにみえる。
フォームを変えたことで制球が安定しだしたと。本人がコメントしている。
▲単穴に推した青森山田としてはどちらが来てもロースコアでは分が悪い。持ち前のスケールの大きいストライドで圧倒したい(慶應高校のような)
その走りならば、ピッチ走法の広陵高知は差し切れる(慶應高校のように)
7枠 北海
大阪桐蔭の投手は今年も
「素でエグイ」byバトルスタディーズ。
ダイヤのAが終わったので、去年の秋からようやくバトルスタディーズを読み始めてやっと追いついた。バトルスタディーズ、ダイヤのAの10倍面白い。
その中で頻繁に使われるのがこの言葉。今年の大阪桐蔭にまんま当てはまる。
毎度毎度150キロトリオを形成する投手陣。その中でも新2年生の森がいい。その上に同学年に中野がいるんだからほんまに素でエグイ。
西谷は相変わらずスカウティングに重きを置いている。大昔の巨人のように選手を集めれば勝てると思っている。
高校野球界のソフトバンク、巨人、オリックスである。育成で根こそぎ選手を指名しては3年ほどで切り捨てる。
そこを高野連に睨まれての「タイブレーク」からの「低反発バット」という流れ。まさか「7回制」にはならないと思うが・・・
そろそろ母校、関西大への転身をお勧めしたい。PLの中村監督のように。観客がほぼいない関西学生野球では物足りないだろうとは思うが。
ご不満なら青森山田高サッカー部監督からJ2町田の監督になった黒田監督を見習ってほしい。
黒田監督は就任されて、僅か1年でJ2優勝の快挙を成し遂げて町田をJ1に導いた。とんでもない戦術眼と手腕の持ち主である。
腕に自信があるならプロ野球の監督のポストを用意してもらうといい。
駒大苫小牧の香田監督は引き際が早かった。鶴見大ー西部ガスを経て今春から念願の母校、駒大の監督に就任されるとか(そんな矢先に起きた駒大苫小牧の万引き事件はあまりにも酷いが)
作新vs神村は興味津々。
作新、小川投手はこの世代で最も早く雑誌に名前が躍った選手(報知参照)
最終学年でダービー戦線に躍り出てきた。何億円もの高額馬である。朝日杯2着からの皐月賞のローテーションもいい。
神村の慶應大に勝った練習試合には驚いた。1、2年中心のメンバーといえど慶應の優勝メンバーの延末や八木、報徳から行った林なども出場していたのに。
作新、神村、北海とも大阪桐蔭を倒す実力を持っているとみる。
そんな中から選んだ北海は▲単穴をつけようか最後まで迷ったほど。
いち早く「低反発バット」へのアクションを起こしたのがここだった。
神宮大会において不利を承知の上で唯一「低反発バット」を使ったのだ。
それは北海道という土地柄によるところが大きいと平川監督は語っていた。
本州のチームのように頻繁に強豪校との練習試合を組めないため、「低反発バット」の貴重な実戦の場として神宮大会から試したのだという。
その心意気に打たれた。神宮よりも甲子園で結果を出したいと読める。
元々、前チームの夏から北海を推してたというのもあり、大阪桐蔭との初戦の組み合わせが決まっても戦えると思った(エース平嶋なら何とか、怪物候補、森は嫌)
夏はベスト8予想には推したが印は回せなかった。
結果はベスト8にも届かないベスト16だったのだが・・・▲単穴はつけたかった思いは残っていた。
試合内容は悪くなかったからだ。
初戦の明豊戦。2-7の劣勢を跳ね返しての逆転サヨナラ。「優勝宣言」の主将、今北のタイムリーが光った。
2回戦の浜松開誠館戦も初戦の乱打戦から一転して投手戦を制し、2試合連続のサヨナラ勝ち。
大黒柱の2刀流、熊谷や有言実行の主将、今北が抜けてもまだまだ選手は残っている。
前年のチームが持っていた諦めない粘り強さは引き続き持っている。
今秋も4点差を跳ね返したり、5点差を逆転したりと驚異的な粘り強さは健在。
今回印はつけないがベスト8では買う。夏も追いかけたい。
8枠 名電
報徳の2枚看板に人気が集中しているので名電は絶好の狙い目。
報徳有利の予想が圧倒的に多い。
2強ではなく、報徳1強状態。
報徳 1.4倍
名電 5.0倍
常総 10.0倍
航空 20.0倍
これは美味しい。
報徳の間木投手の2年連続、防御率0点台は凄いの一言。分かった上で重箱の隅をつく。
24年 報徳 ?
間木 防御率0.22 7試合3完投 41回3分1 23被安打 43奪三振 6与四死球 2失点 自責点1
23年 報徳 準優勝
間木 防御率0.87 8試合1完投 31回 16被安打 29奪三振 12与四死球 5失点 自責点3
10年 興南 優勝
島袋(ソフトバンク) 防御率0.00 7試合5完投 50回3分1 22被安打 63奪三振 7与四死球 1失点 自責点0
09年 興南 初戦敗退
島袋(ソフトバンク) 防御率0.59 9試合4完投 75回3分2 46被安打 54奪三振 13与四死球 10失点 自責点5
興南の島袋以来の快挙。
だが島袋といえど2年連続好走とはいかなかった。
それと去年準優勝して決勝を戦ったことで「ある程度ペース配分が分かった」と答えていたのが気になった。
特進クラスに在籍するほどのかしこらしく(卒業後は林のように慶應進学内定か)計算は得意なのだろうが上ばかり意識しすぎではないだろうか。
[81] 題名:24センバツ 優勝予想 名前:ギリシア 投稿日: 2024/03/16(土) 21:52
いわゆる飛ばないバット「低反発バット」が遂に今大会から採用されてしまった。
タイブレークとのダブルパンチ。高校野球への逆風。
気になるデータが既に出ている。
去年、行われた中学野球の全国大会「ジャイアンツカップ」
「低反発バット」が試験的に導入され、打撃の数字が激減している。
総得点は昨年大会の320から165と半減。
柵越えの本塁打は8本から1本と大幅に減少。
「低反発バット」の導入が高校野球を根本から破壊しないことを祈る。
「低反発バット」の導入前に行われた
地区大会、神宮大会とも順当な結果のように思えた。
それらを踏まえて予想するのが例年のやり方だが・・・
「低反発バット」導入後の予想は全くの別物になる。
今年からは様子見。しばらくはデータが出揃うのを待ちたい。
◎本命 愛工大名電
◎本命に名電。
去年の夏も▲単穴を打ったがあえなく初戦敗退。激戦の愛知を勝ち抜いた力を信じていただけに・・・
6試合も戦った愛知の疲れが残っていたか。
大会2日目という早い日程も運悪く、初戦の難しさに序盤の拙攻もあって、徳島商のプロ注目投手を乗せてしまい圧倒されてしまった。
これは相手が良過ぎただけで致し方ない。
それでもその試合に出ていた石見、宍戸らが残っているので改めて印を打つ。
去年の予選前から倉野監督は選手層の厚さによる激しい競争を語っていた。
「使いたい1、2年生がたくさんいるんですよ」と嬉しそうに答える様が雑誌に載っている。
ここを見逃さない。自慢の1、2年生が先輩の無念も背負って大挙レギュラー入りしている。
東海準優勝で明治神宮大会に出ていないので強さが目立っていないのも好都合。
左腕エース大泉は去年バーチャルで見て即座にいいと思った。
東2世(DeNA)の形容がピッタリの好投手。
初戦敗退の甲子園では1イニングのみの登板に終わったが新チームでは大車輪の投球。
安定感抜群でどこが相手でも失点は計算できる。
後は激しいレギュラー争いを勝ち抜いた猛者たちが何とかしてくれる。
去年の夏、中京らと鎬を削っていた愛知のレベルの高さ、強さをバーチャル越しにだが肌間で感じた。
そこに今度は◎本命印を賭けたい。
〇対抗 健大高崎
〇対抗は去年も対抗に推した健大高崎。来年も対抗に推すかも。まあ今年優勝すれば妙味がないが。
1年前は期待を裏切られる初戦惨敗だった。夏に巻き返すかと思ったが出場を逃したことで、より強いチームになって帰ってきてくれた。
2年生左腕、佐藤龍月とキャプテン箱山のバッテリーが抜群にいい。
佐藤の予選の数字は素晴らしい。防御率0点台に投球回を上回る奪三振。
24年 健大高崎 ?
佐藤 防御率0.82 6試合2完投 33回 26被安打 34奪三振 14四死球 7失点 自責点3
防御率0点台の左投手は過去に結果も出している。
10年 興南 優勝
島袋(ソフトバンク)防御率0.00 7試合5完投 50回3分1 22被安打 63奪三振 7与四死球 1失点 自責点0
03年 横浜 準優勝
成瀬(ロッテ) 防御率0.97 11試合6完投 74回 40被安打 67奪三振 8与四死球 9失点 自責点8
01年 仙台育英 準優勝
芳賀 防御率0.54 11試合5完投 67回 35被安打 77奪三振 20与四死球 4失点 自責点4
00年 智弁和歌山 準優勝
白野 防御率0.69 7試合2完投 39回 21被安打 44奪三振 22与四死球 6失点 自責点3
17年 秀岳館 ベスト4
川端(2枚看板) 防御率0.62 6試合1完投 29回 16被安打 32奪三振 9与四死球 4失点 自責点2
16年 秀岳館 ベスト4
田浦(ソフトバンク)防御率0.77 5試合0完投 11回3分2 6被安打 13奪三振 10与四死球 4失点 自責点1
(2番手)
14年 佐野日大 ベスト4
田嶋(オリックス) 防御率0.49 7試合5完投 55回 33被安打 52奪三振 11与四死球 5失点 自責点3
21年 仙台育英 ベスト8
古川(2番手) 防御率0.00 4試合1完投 15回 10被安打 15奪三振 10与四死球 0失点 自責点0
12年 名電 ベスト8
東(DeNA) 防御率0.52 5試合2完投 17回3分1 11被安打 16奪三振 1与四死球 3失点 自責点1
(2番手)
▲単穴 青森山田
▲単穴に青森山田。
「低反発バット」に対して「木製バット」の使用を明言するチームをどうしても買いたかった。
当初は広陵の主軸が使うと中井監督が匂わせていたのだが・・・開幕が迫ってきてどうやら使わないとのこと。
「木製バット」といえど付け焼き刃ではしっくりこない。直前からでは上手く使いこなせなかったのだろう。
その点、青森山田の中軸は昨秋から本番で「木製バット」を使用することを念頭に打ち込んできているという。
怪我のため、秋の東北大会と明治神宮大会を欠場した吉野の復帰も心強い。直前の練習試合において「木製バット」で快音を連発している。
戦力は言わずもがな。
Wエースに骨太な打線。身体能力抜群のメンバー。才能豊かな2年生が脇を固める。守備力も自慢。
青森山田シニア出身の実績十分のエリート軍団。
挫折を経験したエリートは強いとは王者殿の教え。
昨夏の青森大会準決勝の光星戦がまず最初の挫折。
今大会にも出場する最大のライバル光星、洗平の前に6安打に封じられ完封負けを喫した。光星は甲子園でもベスト8と躍動。
そこから這い上がって、昨秋、光星を県決勝と東北大会決勝と2度倒したことに強さを感じる。
2度目の挫折は神宮大会の星稜戦。星稜が神宮大会を制したことで新たな闘争心が芽生えている。
「全国大会の借りは全国大会でしか返せない」この合言葉で一致団結。
青森山田シニア時代から大舞台を多く経験してきた強者たちの言葉だけに説得力がある。
[80] 題名:選抜予想2024 名前:585 投稿日: 2024/03/16(土) 14:26
1枠 光星学院
バット変更の影響が如実に出そうな今大会。開幕戦の勝者が走りそうな気配がプンプンの枠、大会の趨勢を左右しそう。経験十分の光星学院か出るとしぶとく走る関東一高か悩ましいところ。上位進出を見据えると経験十分とはいえ左腕が3枚の光星学院のバリエーションの乏しさが気になるところ。関東一は神宮で大阪桐蔭に打ち勝った。総合力では関東一が上かも知れない。トレンドの青年監督の初優勝枠で言うとギリギリ関東一高の米澤監督も当てはまる。
光星学院もいつ優勝してもおかしくない位置にいる。加えて投手陣の仕上がりにはかなりの自信があるようで、鼻差で光星学院が関東一高、星稜を連破するか。
2枠 豊川
ニキータ君にスターの予感が漂う。瀬間仲ノルベルト、オコエ瑠偉その系譜である。この手のキャラはだいたい皆の予想通りに活躍するもの。前回初出場の時も豊川を予想して当てた。その時もお祭り属性のチームだったが今回もそれ。投手力がやや不安だが低反発の不利をニキータ君が振り払いそう。阿南光は前回も好投手を率いての出場だったが完敗。ただ野手にも実力者が揃い、雪辱なるか。ニキータ君を抑えればここも躍進の気配がある。
3枠 健大高崎
2年生コンビに躍進の気配、近年のチームとしての不完全燃焼が続いている鬱憤を晴らすチャンスか。
監督自身も手応えがあるようで偽りはないだろう。打撃上位の明豊は気比の左腕竹下に苦戦しそう。
明豊も青年監督枠で優勝予想に加えておきたいところだが、辞任から一転留任し、すかさず甲子園に乗り込んできた気比の東監督も流石の一言。学石はここで健大を食って一気に復活したいところ。食えば面白い展開になりそう。
4枠 山梨学院
昨年ついに殻を破った山梨学院の勢いを買いたい。ポンポン勝つチームに変貌するのではないか。
創志学園は普通のチーム、今回は顔見世興行だろう。
5枠 中央学院
非坊主校で取り組みも今時、投手も3枚おり関東の中でも実力上位。ここも青年監督枠。
東海大福岡は剣道部員がいじめが原因でなくなった件で、学校の対応が酷すぎるので出場辞退してもらいたいぐらいだな。こんなところは例え他の競技であっても学校自体として応援できないね。
6枠 青森山田
広陵は昨夏と同じような渋い激戦ブロックに入った。バッテリーが残っていることや総合力を見ても優勝候補だがまず初戦の高知が地味ながら強い。そして高尾は好投手だがまとまりすぎていてちょっと面白みがない。高知は広陵を鼻差でかわせる力がある。選出した青森山田だが東北大会、神宮大会を少し見てここの投手陣が光って見えた。加えてここも非坊主校で雰囲気も良い。京都国際も同じく守備型のチームで同じく難敵だが直感を信じたい。
7枠 作新学院
大阪桐蔭の扱いは投手が複数だがエースはと言うと誰になるのかよくわからない。別にいなくてもいいが
ケチをつけるとすればそこかなと。それとやはりどっかでこけろと思う自分がいる。そこには逆らわない。らまる君はニキータ君とは違う匂いがする。従来は夏のチームだがエースが確立している作新が来るのではないか。
8枠 報徳学園
今朝丸って名前がドカベンチックで好感。間木も真木ではないのがまた劇画っぽくていい。
打つ方が課題かとは思うが、今大会はやはり投手力がより重要、この2枚が揃っているのは強い。
名電の豪快な野球も楽しみであるが、やはり投手力に分があるチームが有利ではないか。
優勝予想
◎ 報徳学園 今朝丸、間木の名前力。
◯ 光星学院 左腕3枚の経験値と洗平父の無念を息子が晴らす。
△ 健大高崎 下級生の躍動に期待。攻守のバランスが良さそう。
[79] 題名:星稜、秋の日本一 名前:王者のカキコ MAIL 投稿日: 2023/11/21(火) 02:03
3度目の神宮大会優勝おめでとうございます。特に荒木ダイスケの早実に勝って初優勝した時はずいぶん興奮しましたが、まだあの当時は西日本地区は雑魚しか出場しない大会でした。ゴジラ松井を擁して優勝した2度目の時もそうです。そういう意味では真の日本一ではありませんでした。しかし全国の地区大会優勝校が顔を揃えるようになった1997年以降は間違いなく秋の日本一です。つまりこれまで春夏の甲子園大会も含めて準優勝が3度ありましたが(夏甲2回、神宮1回)、今回でようやく初の日本一になったという事です。舞台が神宮か甲子園かの違いだけで日本一である事には変わりありません。特に5年前、エース奥川を擁して絶対優勝できると思いながら決勝で北海道の無名雑魚に負けてハヤシが茫然自失となったリベンジを果たしてくれてよかったです。まさかヘボ下の息子が監督でそれを成し遂げるとは思いませんでしたが。これまでヘボ下ジュニアには、今夏、昨夏の甲子園でのブザマな初戦敗退でファンは激怒しまくり、5ちゃんの最弱校スレの主役にもなり、こいつはハヤシ以上のドヘボ、とにかくすぐに監督を辞めろと王者氏も思っていたのですが、今回の神宮優勝で観方を180度変えます。
そして松井の時以来の優勝ということで、あの時の試合(帝京との決勝)で松井が4敬遠された話もちらほらと出ています。あの試合では松井が敬遠された後、5~7番が打って松井をホームへ還したので大量点が入りました。試合後、ヘボ下監督が鼻高々になって「松井を歩かせてもウチは後続の打者が打つからむしろ大量点が入るケースが多いんですよ」と語っていた姿が忘れられません。現地で試合を観ていた王者氏はあのインタビューを見た瞬間、(甲子園で同じことをやられたら今度は後続が打てなくて負けるんじゃねえのか?)と、翌年夏の明徳義塾戦での悲劇を早くも予感していました。今でもあの5敬遠の是非はたまに話題になる事がありますが、それ以前に神宮で4敬遠されても勝ったから松井はそんなに敬遠されないと高をくくっていた事が一番の問題だという事を皆さんにも知って欲しいです。もう一度言います。明徳戦の5敬遠がどうこう以前に神宮で4敬遠されても試合に勝ったから高をくくっていた事が一番の大問題なのです。もし神宮の決勝で松井が4敬遠された後、後続が打てなくて負けていたら気を引き締めていた事でしょう。もっと5~7番打者を強化して敬遠対策も考えていたでしょう。そうしたら翌夏の明徳戦の悲劇はなかったかも知れません。だから秋の新チームの神宮大会は下手に勝つより負けたほうがいいくらいに王者氏は思っています。
しかし今回のチームはこれまで観てきた中で総合力で間違いなく歴代最強です。左右2枚の安定した投手陣と素晴らしい捕手、日本一とも言える内野の守備力と走塁、ここぞの集中打。どれを取っても穴のまったくないチームです。そしてチーム全体で向上心が高い。神宮で優勝して浮かれるなんて事はまずないでしょう。後はヘボ下ジュニアの采配だけです。こいつが本当に覚醒して名監督に変身したのか?それとも元のドヘボ監督に戻るのか?その答えは来春のセンバツで出ます。神宮とセンバツの連覇というのはかなり至難の業ですが、王者氏はこのチームならやるかも知れないという期待を持っています。心配なのは主力選手の怪我と女風呂覗きなどの不祥事→出場辞退だけです。王者のカキコ氏ファンの皆さん、王者氏は今回の神宮優勝を大変に喜んでいます。神宮を勝ったからセンバツでは勝てないとか悲観的な観方はまったくしていません。逆にこれからもっと強くなるんじゃないのか?くらいに思っています。とにかく来年の春を楽しみに待ちましょう。久々に予想大会にも本格参戦しますので宜しくお願いします。
[78] 題名:2023夏 振り返り・反省 名前:烏 投稿日: 2023/08/27(日) 07:20
まず慶應優勝おめでとうございます。そして仙台育英も大会通じてもどかしい戦いが続く中、準優勝は流石。両校に感謝。
そして585氏、佐々木氏、ギリシア氏ありがとうございます。昨年も◎仙台育英を的中させたはいいが8強予想では敗退、未だに春夏通じて完走がなかった中での初の完走&本命的中。決勝戦は、ここで外したら格好つかんだろという状況ながら、何とか面目を保てた格好。須江監督も触れているように、決勝は初回の若き血大合唱&丸田初回先頭打者弾で全て持っていったような試合。何気に、表の攻撃だったのは慶應にとってデカかったのでは。また、ネガティブな情報なので予想時は敢えて触れなかったが、準決勝まで慶應のホームランは今大会ゼロ。正確に調べたわけではないが、選手権でホームランゼロのまま優勝したのは恐らく2003常総学院が最後(違ったらスミマセン)なので、何とかどこかで一本欲しかったのだが、あの一発で救われた。懸念していた渡邉千・加藤はやはり後ろに下げてきたが、鈴木の先発・力投は想像以上だった。585氏と同様、正直引っ張りすぎでは(早よ小宅出せ)と思うような展開だったが、鈴木の粘り、そして森林の胆力が一枚上だった。交代後の小宅の安定感は流石で、土浦戦に続き零封。結果として今夏点を取られたのは横浜と広陵だけという化け物じみた結果になった。仙台打線最大の起点、橋本を完全に封じ込めたのも大きい。しかし橋本の甲子園通算23安打は歴代4位タイだとか(ちなみに1位・2位は清原・桑田、3位は水野という錚々たる顔ぶれである)。昨夏の時点ですでに地味ながら優れたトップバッターだったが、間違いなくこの2年間の仙台を支えたのは尾形とこの橋本だろう。花巻東の佐々木ではないが、ラストバッターが彼になったのも何かの巡り合わせといえる。
仙台育英は、あれだけ投手王国と言われながら今大会は不安定なコンディションの選手だらけで、結局は湯田・高橋頼みになってしまったのが痛かった。それでもあの組み合わせで決勝まで来てしまうのだから流石である。しかし慶應打線にとって湯田・高橋の速球はやはり得意なタイプだった。終盤は田中が無失点に抑えていたが、仮に田中先発で来られていたらまた違った展開だったかもしれない。結果論だが。
しかし慶應も優勝か。2000年代中盤以降の再興もいまや隔世の感があり、特に上田退任後はしばらくなりを潜めていたようなイメージがあったが(2018も記念大会だし)…。しかしまるで慶應があらゆる点で高校野球新時代の旗手のような取り上げられ方をされている点についてはどうか。相変わらず的外れな「文武両道」報道には、毎度のことながらウンザリさせられるが…。今年の慶應はそもそも小宅・加藤が中学全国優勝バッテリー、鈴木も軟式全国準V、他にも延末筆頭に世田谷西シニアも5人くらいいたはず。普通に野球エリート軍団で、むしろ仙台育英の方がよほど中学時代そこまで有名ではなかった選手が多いのではと思うくらい(ちなみに私は私立のリクルーティングや越境入学は肯定派ですが)。まあ、確かに慶應にスパルタな雰囲気はあまり無いのだと思うし、内申がかなり厳しいのも事実だとは思うが。確か10年くらい前だったか、関東の名門シニアに所属する某日本代表中学生が慶應推薦に落ちたというニュースは衝撃だった。よくよく考えると、大学も江川や高橋宏斗を落としたりしていて、慶應って普通にそういうことをやるんだよな。
で、今後の慶應はどうなるか。秋以降は同じく下級生に良い選手が残る相模や横浜も黙ってないだろうし、少なくとも、来年も慶應の黄金時代だなんて簡単な話にならないのが高校野球の面白さ。しかし、来年の神奈川はホント読めない。単純にいったら確かに慶應が強そうなのは事実だが、神奈川のチームは2年が主力で躍進した翌夏はあまり戻ってこられないイメージがあるので。2010→2011相模、2011→2012横浜、2012→2013桐光、2013→2014横浜なんかがそう。このパターンで戻ってきて夏優勝したのが2014→2015相模だが、慶應はどうなるか。
一枠 沖縄尚学◯
慶應戦前半における東恩納の投球は見事。しかし結局のところ、一人の絶対的エースで勝ち上がるスタイルはもはや限界があるのかもしれない。しかし今大会、5回終了時の休憩前後でガラッと展開が変わる試合が少し多かったように思うが、慶應はこの時間の使い方も事前にシミュレーションしていたという記事をどこかで読んだ。今後はこういう制度的な"間"の活用も、勝ち上がるうえで大切な差になっていくのだろうか。例えば大胆な継投とか。
二枠 慶應義塾◯
慶應打線の序盤の攻勢で埋もれているが、北陸の竹田が思ったより高い出力で驚いた。流石は北信越優勝経験チームである。広陵戦は結果的に今大会のハイライト。後半の高尾には迫力があった。広陵は決勝の仙台戦と同様、1番田上が6打数無安打で完封されたのが痛かった。ポイントとなる選手が機能しないと、巨大戦力とはいえあっけなく瓦解する好例か。結果として広陵は今年度、練習試合含めて僅か4敗だったという。1敗は練習試合で、残りの3試合は全て秋春夏の全国優勝チーム(大阪桐蔭、山梨学院、慶應)に敗れたことになる。これも広陵らしいといえばらしい。高尾は来年どうなるか?野手にタレントが揃ってた昨年と今年よりは、チームとしてはワンランク落ちる気がするが。
三枠 八戸学院光星◯
光星の左腕は強力だったが、土浦戦はもう少し洗平を引っ張っても良かったような気もする。あそこは準々決勝以降で唯一外した試合になったが、ああいう土浦の勢いを予想できないところが反省点である。
四枠 上田西(不正解)→土浦日大
上田西、横山はやはり魅力的だったがチームとしては肩透かし食らった…とも思ったが、結果的に土浦日大が単に強かった。土浦は大躍進の4強。これは読めなかった。小森が順調だったら、更に上もあったかもしれない。
九国はこれが本来の実力。佐々木真鍋はともかく佐倉は最後まで良さが分からなかったな。ドラフト掛かるんでしょうか?大学行った方がいいと思うが…。ここはやっぱり若生サンのように大型素材の育成に長けた人が指揮をとった方がいい。そんな人材めったに居ないのですが。
五枠 仙台育英◯
大会後にも色々考えていたのだが、何気に仙台育英は初戦の浦学戦で全てのリズムが崩れたのではないかという疑念を抱いている。19-9という意味不明なスコア、得点も失点も内容も全てにおいて今の仙台育英が経験していない領域。あれは須江監督も頭抱えたと思う。今大会の仙台育英、結果的に準優勝したはいいが全然良いところが出せてなかった。ずっと靄が立ち込めている状態。しかし、それでも勝ち上がってしまうのだから、とんでもないチームであった。ところでモリシが最近始めたYouTubeチャンネル(しかもチャンネル名がモリシチャンネル)で、モリシと須江の対談動画を見たが、須江・猿橋仙台育英は当分強いなと感じさせる。
六枠 前橋商(不正解)→花巻東
いやこれはムズイ。予選の花巻東も観ていたが、特に魅力を感じられなかったので…。しかし、上田西の予想文で「大会最注目株の野手がいるチームは8強まで行くケースが多い」というところまで読んでいたのだから、ココも用心しておくべきだった。そんな中、群馬のスピードガンが緩いことを理解しておきながら前橋の投手を評価して買ってしまうトンチンカンなことをやっているわけで(なんか健大高崎の1年生投手陣の球速も怪しい気がしてきた)。しかも「智辯と名電では名電が来る」なんてことまでホザいており、的外れも良いとこ。昨年の富島・日高が頭によぎって徳島商の森も無意識にスルーしていた。ここは特に大反省。しかし暴れ馬・智辯がもし花巻東を千切っていたら、慶應・仙台にとって脅威になっていたことは間違いない。
前橋の清水は、球速はさておいても予選時の投球は中々だったのだが…来年に向けて再び頑張って欲しい。
花巻東の佐々木。敗退後にあの佐々木監督が泣いていて私も貰いそうになったが、それはそれとしてコンディション不良の影響か、最後はあまり持ち味を出しきれなかったのが残念。一時期、一部の私立のせいで高校通算本塁打を過度に軽視する風潮が蔓延してしまったが、基本的には参考にして良い指標。佐々木は公式戦でもかなり打っていた選手だったのだが、また今大会をきっかけにそうした風潮に拍車が掛かりそうで暗澹たる気持ちである。それにしても佐々木・真鍋・佐倉が結局甲子園で不発のまま引退か。しかもBIG4で唯一、最後の夏を逃した前田だけがU-18入りというのも皮肉めいていて。なんだか尻すぼみ感がすごくて心配になる。
七枠 日大山形(不正解)→おかやま山陽
ここは反省という次元通り越して、もう分からんですね。自分には当てるの無理。ギリシア氏が予想で触れていたのは流石。日大三は1,2回戦の安田の投球を見て「しまった」と思ったが、まさかおかやま山陽にあそこまでやられるとは。ここの三木新政権に評価を下すのはしばらく様子見か。しかし関東の名門は、西と違って監督交代がピリッとしない。何となくなイメージだが、院政を敷きたがる大御所がいるチーム、あるいは大御所の影響がある種の呪いとして作用してしまっているチームが多すぎるんじゃないだろうか…。ちなみに前者は横浜、後者は常総をイメージしてます。あと、上手く行ってるチームも、相模や菅生のように勝手に自爆してくイメージ。そう考えると関東的には本当に森林が頼みの綱かもしれない…
八枠 東海大熊本星翔(不正解)→神村学園
まず、準々決勝予想で「北海は星翔・浜松開誠館を連破した」と書いたが、正しくは「明豊・浜松開誠館を連破」の誤りですね、失礼致しました。星翔も中々のチームだったが…浜松開誠館の力量を舐めていた。やはり佐野心の指導力は認めざるを得ない。静岡は永田親方の日大三島が天下を取ると思っていたが、ここがいたか。しかしこの山は神村も北海も素晴らしいチームだった。特に北海の熊谷はU-18でも見たかったが。実は、全体の平均値が一番高いブロックはここだったかもしれない。
U-18といえば、馬淵ジャパンの選考方針が話題になっているが、確かに高校カテゴリだけ異質な感じがするという井端の指摘もごもっとも。とはいえ高校野球はプロともまた別の意味でメガコンテンツということもあり、様々な政治が絡む世界なのは間違いないのではあるが。大した選手がいない年ですら、ほぼ毎年選ばれるような学校とかね…
ではこのへんで。
皆様また来春お会いしましょう。
[77] 題名:23選手権 反省文 名前:ギリシア 投稿日: 2023/08/26(土) 19:50
◎本命〇対抗ズバリ的中の烏氏おめでとうございます。
◎慶應をセンバツ前から狙ってたとは凄すぎる。
私も小宅投手いい投手だなとはセンバツの時に思いましたが・・・
緒方、杉山の横浜に入れ込んでいたので横浜一択で慶応はノーマークになってしまった。
惜しむらくはあの疑惑の判定がなく、1死1塁から逆転していたら慶応に目がいっていたかもしれない。
実際あの打線なら普通にひっくり返したんじゃない。
佐々木氏の言うように騒然とした雰囲気を物ともせず、3ランで逆転した事実も重く受け止めるべきだった。
王者殿に教わるまであの試合、横浜の応援のほうが多かったとは知らなかった。
慶応の「エンジョイ・ベースボール」本当に強かった。
2005年のセンバツに超久しぶりに出場してからの復活劇。
46年ぶりの出場となった2008年選手権ベスト8のチームもよく覚えている。
2015年に森林監督が就任してからは、推薦入試制度の導入で野球部強化。
しかしメチャクチャハードルが高い。中学の内申点、満点45点中、38点以上あることが最低条件。そこから面接と作文の試験を経て合格者を決めるとある。
3塁コーチャーを務めた守備職人、宮尾選手のように最難関の一般入試で入った強者もいる。
ジャニーズのアイドルが嵐あたりから学歴をこぞって取りに行った現象を思い出した(SMAPは中卒か底辺高か通信制)
野球ができるだけじゃ負け組と瞬時に悟り、中学のイケテル野球少年たちが慶応に集っていた(県央宇都宮ボーイズの小宅ー加藤のバッテリーが正にそう)加藤など自宅の目の前に作新学院があるそうなのに・・・SINCE氏の胸中やいかに
文武両道。慶応の時代が来ていることに気付かなかった。
根尾が大阪桐蔭じゃなく、当時噂されていた慶応に入学していたら今回の慶応フィーバーは5年前に起きていて分かりやすかったのに。
根尾ほどの超有名中学生はいなかったんじゃない今回の慶応には。
根尾に振られて2018年の春夏連続出場が102年ぶりの優勝ではなく足場になっていた(闘将、下山とか宮尾とか今秋のドラ1候補の広瀬に生井投手といいメンバーいた)
今回は、世田谷西や県央宇都宮ボーイズの優勝メンバーの主力をごっそり揃え、走り時だったのを見誤った。
慶応が優勝した衝撃は大きい。
大阪桐蔭のような野球専門学校じゃなくても優勝できるんだという事実。
根尾のように頭が良い子でも野球を突き詰めるために大阪桐蔭を選んでいたのに慶応でよくなる。
585氏が言うように慶応一択時代。まず最も優秀な子は慶応を第一志望にする。
今回が時代の転換点だったが私学の雄の
横浜、広陵、土浦日大とこの夏買ってたチーム全て粉砕された。
センバツのガイドブック(慶応が表紙)の冒頭の記事に慶応の優勝の答えが詰まっていた。慶応を表紙にした週刊ベースボールお見事。
大村主将を「日本一の男にしたい」というフレーズでまとまってるなあとセンバツ予想時にちょっと気になってはいたのに・・・(そこからすっかり忘れていた)
センバツ後から追いかけて狙っていなければならなかった。
大村主将はダイヤのAの稲城実業の主将に似ている。人間性で個性派集団をまとめ上げていた。
打撃も守備もしぶとくて、表のMVPは美白王子に譲ったものの影のMVP。
センバツのリベンジVは史上4校目という素晴らしいデータもあったんですね(知らなかった)
慶応vs仙台育英
両校は今春センバツ初戦で対戦しており、延長10回タイブレークの末に仙台育英が2-1でサヨナラ勝利。
センバツ初戦で対戦した2校が同年夏の決勝で再戦した例は過去3回あり、いずれも春の敗者がリベンジを果たしていたのだ。
1940年春:島田商 5―4 海草中
1940年夏:海草中 2―1 島田商
1963年春:下関商 5―0 明星
1963年夏:明星 2―1 下関商
2019年春:星稜 3―0 履正社
2019年夏:履正社 5―3 星稜
2023年春:仙台育英 2―1 慶応
2023年夏:慶応 8―2 仙台育英
優勝予想の反省から。
◎土浦日大 A 慶應 土浦日大 神村学園
◎本命、土浦日大に一片の悔いなし。
>[58] 題名:まいったな…… 名前:王者のカキコ 投稿日: 2023/08/06(日) 01:22
たまたま茨城県の決勝を見て、このチームは甲子園でもかなりいいとこあるぞと、秘かに穴馬として買っていた(リアルの賭博のほうで)土浦日大を、なんと!ギリシアが本命に推してやがるwww
滅多なことではコメントなどくれないあのお方に太鼓判を押されたので優勝いけるかもと。
「旗を取りに来た」という塚原主将の力強い言葉通リ優勝に向けて快進撃を続けてくれたが・・・
107年ぶりの日本一を目指していた慶應の前に力尽きた。
100年を超える慶應の歴史に負けた。
去年の仙台育英や今年の慶應とダービーを走った世代は運が悪い。ディープインパクトと同世代ならダービー馬になれないのと同じ。3400校ノーチャンスに近かった。仙台育英の年であり、慶應の年であった。
ネットには慶応の記事が溢れている。
>今年最初の練習。森林監督はナインに説いた。
「慶応で学ぶ者が心にとどめておく言葉だ」。福沢諭吉の言葉「自我作古(じがさっこ)」をホワイトボードに書いた。
前人未到の新分野に挑戦し、困難や試練が待ち受けていても、それに耐えて開拓に当たる―という意味だ。
「歴史を創る1年にしよう」。日本一への挑戦を選手へ呼びかけた。
>主将の大村昊澄は口癖のように言ってきた。
「日本の高校野球を変えたい。新しい価値観や常識を率先して発信したい」
丸刈りから自由な頭髪へ。指示待ちの上意下達から選手自身が考える野球へ。
「日本一とか大きいことを言って笑われることもあった。
それに耐えて、そういう人を見返して、絶対に日本一になるんだと頑張ってきた。つらい思いが全部報われた」
指揮官も言った「うちが優勝することで高校野球の新たな可能性、多様性を何か示せればいいなと。高校野球の新しい姿につながる勝利だったんじゃないか」
うーむ。深い。
慶応大学に合格していたという故木内監督なら、慶応を相手にしても何とかなったかもしれないが。
慶応優勝の大きなうねりには抗えなかった。
小宅投手をもう少し打てるかと思ったが・・・8回の太刀川の当たり落ちたと思ったけど伸びすぎた。
藤本投手は良く投げて試合を壊さなかったのは流石。
小森投手が絶好調だったという春先の出来にあれば、藤本をリリーフに回さず慶応戦頭からいけたかもしれない。0-0の展開なら・・・
〇広陵 ハズレ A 慶應 仙台育英 土浦日大 なし(横浜)
慶応戦、試合内容では勝ってましたよね。9回終わって3ー3。広陵13安打に対して、慶応6安打。
高尾も4回から9回のピッチングは完璧。初回からフルスロットルでいけといったのに・・・慶応であろうが高尾の才能は舐めプしちゃうんだろうか。
先制の2点タイムリー延末に打たれた配球は小学生以下。野村監督がいたら試合終わるまでずっと説教される。追い込んで外側に何であんな甘い球を・・・
高尾vs小宅で高尾を選んだんだが・・・立ち上がりの課題がね。甘かった。
優勝した後の小宅投手も高尾投手には投げ負けたと素直に認めていただけに。「150球近く投げてスピードが落ちないことに衝撃を受けた」と。
打線も前述したように13安打に6安打。9番松下とかいかにも広陵のレギュラーというしぶとさだった。0-3から追いついたのは当然もタイブレークまでに決めきれないようでは・・・
タイブレークって表が圧倒的に有利だと思う。強行して3点入れちゃえば貰ったも同然。強いところは守備がいいから1点でもいいかもしれない。
烏氏が勝因と語ったように田上を6タコに封じられてはね。ボンズはあんなもんだからいいんだけど9回は打たせないと。
中井監督も自分のせいで負けたと潔く認めてたがホンマにそう。森林監督との器の差。ついでにビジュアルの差。慶應幼稚舎の先生の肩書は反則。
「陸の王者」慶応の大応援団の声援も凄まじかった。広陵のチャンステーマが画面越しにだが悉くかき消されていた。
決勝戦の仙台育英の湯田投手の眼前にも広がったあの異様な応援。慶応のOBがこれだけ甲子園に関心があるとは高野ヲタとしては嬉しい誤算。
ギリシアくんが21世紀枠は拡大して、全地区から出せばいいのにと言っているのはこういう層を掘り起こせるからである。
湯田投手、慶応が3塁側だっただけに、右投手の彼にとっては地獄だったろう。
近いうちに実現するであろう甲子園での早慶戦は高野連のドル箱となるだろう。
関西の名門大学付属校も早急に強化したほうがいい。同志社とか立命館とか。立命館がベスト4ぐらいに勝ち進んでたような。甲子園に出てた立命館宇治じゃないよ。同志社香里とか立命館慶祥とかじゃなくて本体がいい。早稲田佐賀もノー。早大学院はOK。
関西は兵庫の関西学院が09年に出て以来めぼしいところは出ていない。それではダメだ。
近大付とか関大北陽とか大阪桐蔭など恐るるに足りない気概で慶応に続いて欲しい。
▲名電 ハズレ A 仙台育英 土浦日大 神村学園 おかやま山陽
▲単穴、名電は大失敗。
去年のベスト8は確変。いつもの夏の初戦に弱い名電だった。
もう1頭いた穴馬、神村学園買いたかった。
ここの薩摩隼人ぶりは凄かった。中央のエリート何するものぞ。鹿実をコールドで下した試合。バーチャルでチラッと見たような感性鈍かった。反省。
仙台戦は運がなかった。モイネロをコピーしたという黒木投手の魔球良かっただけに。気持ちの切り替えが出来ずに打たれた痛恨の2ラン。
神村vs慶応の決勝戦見たかった。物わかりの良すぎる須江の仙台育英では役不足。
3勝5敗に終わったベスト8予想も反省する。
1枠 沖縄尚学 的中
2枠 広陵 ハズレ A慶応
U-18の主将が広陵の小林って。横浜の緒方に任せて欲しかった。
早大との練習試合で2番ショートで早速活躍して相手監督、小宮山監督の目に留まったとか。
ドラフト下位でプロ入りするぐらいなら早稲田に行ったほうがいいんじゃないかなあ。慶応の連中と早慶戦を戦ってもらいたい。横浜だと法政か明治が王道なルートな気もするが・・・
3枠 光星 的中
4枠 土浦日大 的中
5枠 履正社 ハズレ A 仙台育英
仙台育英って負けそうで負けなかったのは流石だったが走りのフォームは無茶苦茶だった。
大会前に須江監督が湯田投手を世代最強投手と持ち上げたのが良くなかった。
湯田の凄さを認識するようになるとかなんとかかんとか絶対余計だった。
湯田って目立ちたくないタイプじゃないの。どんな凄い球投げるんだと注目され過ぎて終始フワフワしていた。
慶応戦は開き直ってストレートで押しまくって欲しかった。顔が紅潮して実力が出せなかったような。
山田も最後のほうの打席は何故かほとんどがこねるようなポップフライ打ちになっていた?
6枠 名電 ハズレ A 花巻東
この枠は花巻が勝ったとはいえ、智辯が抜けてました。中山投手が全試合先発なら慶応とも互角に戦えている。
この辺りは組み合わせの妙。
自慢の強打で点差つけて、中山投手ショートに一旦下げて才能のある1年生Pにつなぐ勝ちパターンを確立していれば。
徳島商の投手をメッタ打ちにした打撃力は大会屈指の評判通リ。
松本は浜風でホームラン1本損してたけどバックスクリーン横に打ち込んだし。U-18で熊谷とのMK砲が見たかったが。馬渕のスモールベースボールにはハマらなかったか。
徳島商の中山投手、名電に勝った投球はスプリットが面白いように決まってて金足農の吉田輝星になるかもと一瞬思わせた。
花巻は去年のセンバツに出場した残党が残っていたので選択できなくはなかったが・・・
智辯戦は得意の奇襲がハマった。
7枠 大垣日大 ハズレ A おかやま山陽
>予想ですが、山陽を応援しつつ(この面子なら山陽3勝できるかもと悪魔の囁きはあった)ずっと買い続けてる岐阜の大垣日大でいく。
山陽3勝できるかもと思ったんですよ。でも地元の人は全裸ランニング事件を思い出すのでなかなか買えない。
三宅投手ぐらいは通用と思ってたら、西野投手も良かったです。渡辺主将も親父さんの成績(96選手権、倉工ベスト16)を越えると公言して越えましたし。大垣日大の山田投手のストレートを6番飯田がセンターにはじき返した当たりが鋭くて、いろいろ驚かされました。
山陽は全裸ランニングのイメージの払拭に成功しました。
8枠 北海 A 神村学園
北海、自信あったんですけどね。
北海のいた8枠のレース。やはり時計が出ましたね。
北海vs浜松開誠館はベストゲーム。
北海vs明豊もいいタイム出てました。
明豊の1球で甘い球を仕留める打撃技術の高さには驚嘆した。とにかくファールが少ない。解説を務めた方も舌を巻いてましたね。
神村戦の北海の投手起用はクソ。
王者信長殿が本能寺の変で死んでなくて生きているという噂が。
声出し禁止の大会無効説には唸らされた。そういう大会に優勝する東北も不憫だが・・・
王者殿の復活を待ちつつ、まずは今夏の王者、烏氏に大いに吠えていただこう。
[76] 題名:2023反省文 名前:585 投稿日: 2023/08/26(土) 17:01
5枠 履正社→仙台
ここは余力十分の履正社が寄り切ると踏んだ枠。そもそもまず連覇をさせたくない。
それに加えて予選で東北のハッブスに苦戦していたので全国レベルのPが相手だと
仙台育英はどうなんだというのがあった。まあ紙一重だったと言える。
にしても浦和のPは酷かった。関東勢の下馬評は当てにならない。聖光学院はもう一人Pがいれば面白かったと思う。
6枠 英明→花巻
ここは難解だったのでないかな。予選をみると花巻は買いづらい。クラーク前橋も互角に見えるし選択に悩むところ。智弁のPではとても優勝に届かないのは甲子園で見れば自明だが、にも関わらず下馬評では名前が上がるのがまた厄介なところ。当然全部のチームはさらえないので一部マスコミを当てにせざるを得ない。香川勢は高松商業が復権してから他のチームを勢いが増している。英明にしても智弁と殴り合える打力がありブーメラン継投にこだわらなければ上に行けたように思う。
7枠 近江→おかやま
近江は買っては行けないところだった。大垣とは話にならない力の差があった。しかし阪口監督は凄いわ。見た目は完全な爺様だが采配がずばずば当たるしとにかく動かしてくる。岡山はここのところの岡山旋風を忘れていた。まだ継続中なんだな。秋中国で鳥取城北に完敗だったので侮っていた。まあここを当てるも難しい。日大三高の安田に対応したのは見事。こうなると社の肩身が狭いな。鳥栖の松延はまた甲子園で見たいな。
8枠 明豊→神村
熊本、浜松、明豊、北海ここに注目が集まる中、神村指名は困難。普通に強かったな。
初戦のベストバウトは熊本と浜松。