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[136] 題名:25年選抜予想 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2025/03/17(月) 23:13

揺り戻しをテーマに据えたい。

【1枠】二松
春は初戦敗退続き、ここらで。昔日の面影無しとはいえ日大三にコールド勝ちを見てしまうと。

【2枠】健大
前半最大の分水嶺が石垣投手が投げるのかどうか。
最近の選手ファースト、2連投すらヤフコメ民から「選手を潰すつもりか」と大バッシングされる状況からして、結局今大会ほとんど石垣投手は投げない、イヤ投げさせてもらえないのでは。それでも下重投手が好投してなんとかなりそう。馬淵翁、下重くんの方が嫌だったりして。

【3枠】横浜

【4枠】山梨
総論としてはレベル 関東≫近畿だろう。みなまで言わないが昨夏山梨予選で下品なプレーがあったにもかかわらずギリギリ高野連から選出、吉田翁上層部に取り入ってるのかな。まぁ選手の能力は述べるまでもなく高いし、首の皮選出校はアッサリ負けるか上位進出するかどちらか。

【5枠】姫路
誰が見ても強いのは間違いないが練習試合調子が上がってこないのは想定通りなのか。プロ野球と比べるのはナンセンスだが、昨年の横浜ベイのように肝心な時にピークに持って行けるかどうかが真価が問われる。

【6枠】和智辯

【7枠】聖光
低反発バットであそこまでボロ負けするかという屈辱の神宮。神宮で評価を下げた学校は買いという鉄則に従い。昨夏まさかの逆トーナメント制覇もよし。最近東北勢同士以外では負けてないよな。

【8枠】航空
北陸の巨人星稜と同県で2年続けてでてきた潜在力。原貢翁が亡くなった14年ではなく15年に相模が走ったように、能登震災の翌年の今回を狙う。

最近の優勝校
24夏 京国際(直近の甲子園でサヨナラ負け続き)
24春 健大(前年口の悪いオタクから最弱校に指定されたリベンジ)
23夏 慶応(春サヨナラ負けの雪辱)
23春 山梨(前評判裏切り続きからの突然開花)

あの闘将、健大の箱山ですら春優勝後、夏は正直モチベーションが上がらなかったと語っている。高校生に緊張感の維持は難しい。逆
にサヨナラ負けなど非常に悔しい負け方を経験しているか、巨大戦艦学校のくせに1.2回戦での敗退を続けている学校、これが狙い目。そこで

◎横浜 
神宮も接戦続きでそこまで圧倒的でないという指摘はもっともだが、そもそもこのバットでは往年の日大三、光星のように打力でねじ伏せるのは無理。愛知→神奈川ルートは23年慶応の小さな大主将大村のように吉兆、相性よし、今年も主将はじめ愛知県民だらけ。06年優勝時エースの川角も愛知出身。23年山梨のように、期待を裏切り続けている巨大戦艦学校は必ずどこかで爆発する。2年続けて夏、神奈川決勝で負けているのも好材料。慶応戦は疑惑の判定に泣いたし。準優勝校にとって閉会式は地獄でしかない。一番甲子園に飢えていた世代。

◯和智辯
ほとんど一人で投げ抜いた山梨の林は例外として、シンプルに複数の強力な投手を擁している学校が戴冠している。中谷ダメなんじゃねえの、21年は所詮くじ運優勝やしの声がでてきているのもむしろ良し。昨夏霞ヶ浦の左の軟投投手に翻弄されたが、打線は結局一度追いついていた。敗因の守備力は強化された。

▲航空


[135] 題名:25年選抜 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2025/03/17(月) 22:56

高野連、7イニング制本気ですね。国体から外堀を埋めるという。下手したら2027年甲子園ぐらいから導入か?運営団体がつまらないほう、つまらない方へ誘導するからどうしょうもない。
高校サッカーは決勝を成人の日に固定し超満員の観客、高校ラグビーも準々決勝以降再抽選(明らかに夏甲の影響)。少しでも大会を面白くするのが主催側の大人の責任。高野連も少しは見習わんかい。前売りチケットガラガラやん。


[134] 題名:25センバツ 優勝予想 名前:ギリシア 投稿日: 2025/03/17(月) 17:57

◎本命 常葉菊川
◎本命に常葉菊川。
07年の初優勝から18年。当時の主将を監督に据えて狙う2度目の優勝に賭けたい。
08年の沖縄尚学と同じパターン。

センバツ

99年 沖縄尚学 優勝 エース 比嘉公也
08年 沖縄尚学 優勝 監督  比嘉公也


07年 常葉菊川 優勝 主将 石岡諒哉  
25年 常葉菊川 ?  監督  石岡諒哉


選手として優勝した後、僅か9年。監督就任3年目での早すぎる戴冠の比嘉公也監督には及ばないが。
選手として社会人野球の名門、ENEOSと東海REXでプレーした石岡監督。
母校の監督に就任して5年。比嘉監督に続く選手としてに続いての監督としての優勝あると見る。
若いうちにすぐに結果を出してそこからの長い冬。これは監督あるある。

ちなみに選手と監督両方で優勝した人はこれだけいるようだ(以前拾って保存してた)

「選手と監督の両方で甲子園優勝を経験した人」

なお、戦前の大会は監督の登録に関する規定が明確でなく、資料も不完全なため、監督についての記録は戦後だけの集計とするのが各メディアとも通例。
一方、選手としての記録は戦前の中等野球時代も含んで取り扱われる。
本項もそれにならい、選手としての成績は戦前も含むが、監督としての成績は戦後だけのものであることをお断りしておく。


選手・監督として甲子園優勝を経験した人


木村進一

選手:平安中(京都)1938年夏優勝

監督:平安(京都)1951年夏優勝


広瀬吉治

選手:浪華商(現・大体大浪商/大阪)1946年夏優勝

監督:洲本(兵庫)1953年春優勝


真田重蔵

選手:海草中(現・向陽/和歌山)1939年夏、1940年夏優勝

監督:明星(大阪)1963年夏優勝


杉浦藤文

選手:中京商(現・中京大中京/愛知)1959年春優勝

監督:中京商(現・中京大中京/愛知)1966年春、1966年夏優勝


迫田穆成

選手:広島商(広島)1957年夏優勝

監督:広島商(広島)1973年夏優勝


岡本道雄

選手:高知(高知)1964年夏優勝

監督:高知(高知)1975年春優勝


石井好博

選手:習志野(千葉)1967年夏優勝

監督:習志野(千葉)1975年夏優勝


川本幸生

選手:広島商(広島)1973年夏優勝

監督:広島商(広島)1988年夏優勝


永田裕治

選手:報徳学園(兵庫)1981年夏優勝

監督:報徳学園(兵庫)2002年春優勝


森下知幸

選手:浜松商(静岡)1978年春優勝

監督:常葉菊川(静岡)2007年春優勝


比嘉公也

選手:沖縄尚学(沖縄)1999年春優勝

監督:沖縄尚学(沖縄)2008年春優勝


中谷仁

選手:智弁和歌山(和歌山)1997年夏優勝

監督:智弁和歌山(和歌山)2021年夏優勝



最初の例は1951年夏に平安高を優勝に導いた木村進一。平安中の遊撃手として1938年夏の甲子園で優勝。プロ野球・名古屋軍(現・中日ドラゴンズ)でプレーしたのち、応召。戦地で右腕を失いながら、義手にボールを乗せてノックを打って母校・平安の選手を鍛えた。のち西村と改名し、龍谷大の監督なども務めた。

戦後復活の1946年夏の大会で優勝した浪華商で豪腕・平古場昭二とバッテリーを組んでいた広瀬吉治は、淡路島の洲本を率いて1953年のセンバツで優勝し、2例目に。

1963年夏に明星を優勝に導いた真田重蔵は海草中で夏の甲子園2連覇(1939、40年)。エース・嶋清一が全試合完封の39年は三塁手、40年にはエースとして優勝投手になった。戦後、プロ野球・阪神、松竹などで活躍したのち、明星監督に転じていた。

中京商・杉浦藤文は1959年春のセンバツ優勝の二塁手。早大を経て母校の監督に就任、1966年に史上2校目の春夏連覇を達成した時は25歳の若さだった。

 
その後、1957年夏優勝の広島商で主将を務めた迫田穆成が監督として1973年夏に、1964年夏優勝の高知で遊撃手の岡本道雄が監督として1975年夏に、1967年夏に習志野のエースとして優勝の石井好博が監督として1975年夏に相次いで達成。

迫田監督率いる1973年夏優勝の広島商で二塁手だった川本幸生は、1988年夏に監督として広島商を優勝に導いた。迫田はのち如水館監督としても春1回、夏7回甲子園出場。

報徳学園の外野手で1981年夏優勝の永田は、母校の監督として2002年春に優勝。その後、静岡・日大三島の監督に転じ、2022年は春夏連続甲子園出場を果たした。

1978年優勝の浜松商で主将の森下知幸は、2007年春のセンバツで常葉菊川を優勝に導き、現在は御殿場西で指揮を執る。注 最近お亡くなりになりました。


石岡監督の恩師の故森下監督もそうだったの忘れてた。これは益々いいかも。あの広商の迫田、川本の師弟に続きたい。


2年前の監督としての甲子園初采配で何も出来なかった(0−3専大松戸)反省から打線の強化に務めたことで、07年優勝のイケイケ野球を彷彿とさせる打線に仕上がった。
中軸に下級生時からのレギュラーを置いて打ち始めたら止まらない。
秋は1番を打たせた橘木を本来の4番に戻しての練習試合も機能している。1番を打たせたことで身につけた積極性は鬼に金棒。長打連発している。
さらにいいのが代役で4番を努めて結果を出し続けた児玉。顔が怖くていかにも打ちそうな雰囲気。
投手陣も公式戦未登板の下級生、佐藤大介をエース番号に抜擢するギャンブルに出ている。
無論、初戦の先発投手は制球のいい秋のエース大村と思われるが・・・秋は外野手としても活躍していた佐藤大介だけにとんでもない2刀流の可能性もある。
投打にポテンシャルを秘める常葉菊川だが、完全に空気の扱い。誰も注目していない。
神宮ベスト4からの臨戦だった07年以上に(まあ07年もヤンキースヤンキース言われてるだけで空気だったが)
ノーマークなのがいい。






〇対抗 明徳 
〇対抗に明徳。
池崎投手は去年の実績からしたら、昨秋の投手成績がパッとしないがこれは馬淵が無理をさせたせい。
競馬でいえば馬柱が汚れてしまっているが気にしなくていい。
昨秋の四国大会は発熱の中、投げていたというから驚きだ。馬淵は下手すりゃ児童虐待。逮捕されてもおかしくない。
そんな状態で悪いなりに試合を作り、勝ってしまうのだから池崎投手は並大抵の勝負根性ではない。エースの自覚も十分。
調子の悪い状態でトライアル好走した馬は絶対買いが競馬のセオリー。
防御率0点台の無双状態で乗り込んでこられてたら、人気になって買いにくいところだったがラッキー。

馬淵監督、21年前の04年と11年前の14年に獲り損ねたセンバツの紫紺の大旗を本気で獲りに来ている。
前年の選手権に2年生エースで出場して惜しくも負けた翌年のセンバツというのも共通項。

03年 選手権  2回戦敗退 1−2平安
04年 センバツ ベスト4  6−7済美

13年 選手権  ベスト8  3ー4日大山形
14年 センバツ ベスト8  5−7佐野日大

24年 選手権  3回戦敗退 2ー3関東一
25年 センバツ ?

04年は戦力的には十分過ぎる面子が揃っていたが(エースに鶴川、主将に02年の優勝メンバー梅田)02年の選手権の優勝直後で油断があったかベスト4止まり。
新進気鋭の愛媛の済美に初出場初優勝を決められた。馬淵監督はライバル上甲監督に秋季四国大会に続いて、本番のセンバツでも負けて相当悔しがっていた。
14年も1年生からレギュラーの岸潤一郎(西武)を擁し優勝候補の一角だった。
最初のチャンスから21年。上甲監督も亡くなりライバル不在は寂しいが墓前に報告したい。
三度目の正直。あの時の忘れ物を獲ると見る。







▲単穴 青森山田
▲単穴に青森山田。
3季連続出場。3回とも印を打つ。
青森山田中時代からの早熟メンバー。夏は帰って来られないイメージも沸く。
頂点を獲るならここしかない。
去年の夏は◎本命に推して自信があったがベスト4止まり。
青森山田中シニアの全国制覇組を高校でも優勝できると買ったのだが・・・
足を引っ張ったのは別のシニアのエース関であった。

24年

1番ライト   佐藤洸(2年)
3番センター  対馬
5番ショート  吉川
6番キャッチャー橋場
7番セカンド  蛯名 (2年)
8番サード   菊池 (2年)

控え投手    桜田


25年

1番ライト   佐藤洸
2番レフト   葛西
4番セカンド  蛯名
5番サード   菊池

先発投手    乕谷
中継ぎ投手   菊池統


青森山田中からのエスカレーター組も21、22年の連覇組が主力になり、今年のほうがいいと思う。


[133] 題名:25センバツ ベスト8予想 名前:ギリシア 投稿日: 2025/03/17(月) 17:32

585氏の帰還は嬉しい限りですね。
反省文を書かずに消えた予想家を何人見てきたことか(SINCE氏は仕事が忙しいので仕方ありません)

センバツを高校野球を楽しめるのも今年かぎりか。
来年のセンバツからは悪夢の7回制になる可能性が高い。
手始めに決まった今秋の国体からの7回制が正に蟻の一穴。
一つでも認めてしまったら、なし崩し的に決まっていくのが世の常。

しかし日刊スポーツの記事。これが真っ当な声。

>実際にグラウンドでプレーする選手は将来的な7回制導入についてどう思っているのか。
第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)における6日のキャプテントーク、7日の組み合わせ抽選会の取材の合間に、出場全32校の主将に独自のアンケートとして尋ねてみた。


▼賛成=0票

▼反対=30票

▼どちらでもよい=2票


反対のうち「絶対反対」と断言する選手が多かった。
特に共通していた声は
   「8、9回のドラマがなくなると、高校野球の醍醐味(だいごみ)がなくなってしまう」だった。
他にも「野球のおもしろさがなくなる」
   「終盤に試合が動くのがおもしろいのに」
   「3回ずつの序盤、中盤、終盤の流れを崩したくない」
   「疲れてきた中で最後に意地と意地のぶつかり合いが高校野球の楽しさ。それがなくなるのは寂しい」
   「サッカーも走りっぱなしですし、野球も熱中症があるのはわかりますけど、それを予防するために練習しているので」
などの声が寄せられた。

2票の「どちらでもよい」は、時代の変化に理解を示す中での意見だった。
とあるチームの主将は「時代によっても変わってくる部分もあると思う。そこに自分たちは対応することしかできない。9回であろうが、7回であろうが頑張りたいと思います」と冷静に受け止める声もあった。

日本高野連が選手の将来、健康を思って7回制の導入を検討しているという気持ちも十分に理解している。
その上で、高校野球の指導者に話を聞いて「もっと現場の声を聞いてほしい」との意見があり、今回の調査に臨んでみた。選手の本音をアンケートと記事を通じて代弁した形となったが、現場の意見はハッキリとしていた。【アマチュア野球担当=古財稜明】

この現場の声が全く聞き入れられてない独裁には笑った。



現場の声と違うと言えば似ているのがボクシング。
黄金のバンタムと言われ、日本人ボクサーの憧れだった階級のベルトを日本人選手が独占する黄金時代が到来しているというのに。
(世界チャンピオン0人の時代から見てるだけに信じられない思い。こんな時代が来るとは)
井上のジムの大橋会長が韓国の張正九にどうしても勝てなかったり、せっかく獲得したベルトを不世出の大天才リカルド・ロペス(この時点でプロアマ通算66戦無敗)にあっさり獲られたり
(この試合はリカルド・ロペスを見られるという喜びが勝っていたが)(リカルド・ロペスは最終的に92戦無敗1分)(アマ40戦無敗28KO)(プロ51戦無敗38KO1分)で負けを知らずに引退した。
あの井上でもプロでは29戦無敗26KOだが、アマチュア成績は81戦75勝6敗48KOである。ロンドン五輪に出られなかったことはまぎれもない事実である。いかにリカルド・ロペスが天才であるか。
オリンピックの金メダルは世界チャンピオンになったボクサーでも一握りしか獲っていないぐらい難しい(ゴールデンボーイ、オスカー・デラホーヤなど)村田は層の薄い重量級でのもの。
古くは辰吉丈一郎はじめ獲りに行くのだが挫折している(辰吉さんの場合はプロ指向が強すぎたようだが・・・アマチュア戦績19戦18勝18KO1敗は井上尚弥を遥かに上回る)
ただしプロ転向後の井上尚弥はリカルド・ロペスに匹敵する。稀有な才能の出現は大谷の何倍も溜飲を下げてくれる。そこに中谷潤人まで現れた。
野球に例えると井上は大谷と双璧。中谷も無理に例えるならイチローを彷彿させる。
来年には、東京ドームで井上(大谷)vs中谷(イチロー)が実現するとのこと。パウンドフォーパウンドの2位vs8位。中谷は8位からもっと順位を上げるかもしれない。
ただここに水を差しているのが、野球でいえば清宮レベルの那須川天心だ。
那須川御用聞きの解説者の歯が浮くような話は聞いていられない。現場の声は言論弾圧されている。天才でも何でもないことは明白。
ボクシングほど天才しか見たくない競技も珍しい。
那須川が世界チャンピオンになるのは既定路線。高校野球の7回制と同じ。
黄金時代の日本ボクシング界に那須川はいらない。高校野球7回制もいらない。







1枠 花巻東    
柳ヶ浦の2年生サウスポーがどれだけ投げられるかによってこの枠の行方は大きく変わってくる。
宮城(オリックス)に憧れているサウスポーは大勢いると思うが、なかなか上手くコピー出来ている。宮城という名字まで同じで完璧である。
監督さんの腕も確かなようだがまずは顔見世か。

二松学舎の打線は秋は良かったが一冬越えて維持できているのか?
巨砲を多数揃えていた去年のチームはもろくも崩れたが・・・より実戦向きということなら大丈夫か。
切り込み隊長、入山は確かにいい。
秋は不発に終わった花巻東のほうが伸びしろがある気はする。
古城ジュニアに代表されるように、今年の花巻東は右の長距離打者が例年に比べて多いと佐々木監督も認めている。
秋からメンバーを大幅に入れ替えてもいいと言っていたように、競争を相当に促しているようだ。
どんなスタメンで来るか読めないのが予想泣かせだが。
迷う。
花巻はサウスポー萬谷、4番古城、5番赤間が経験積んだ来年買いたいんだが、強い下級生チームあるあるの前年センバツベスト8は過去に多くありここでも来る。
迷ったあげく花巻東の将来性に賭ける。
センバツ5大会連続初戦敗退中の二松学舎は初戦にかかる比重が重い。開幕戦も相まって相当エネルギーを消費する。
花巻は初戦楽勝なので、金野ー萬谷ーその他の余裕の継投。その為、中5日の2戦目も余力十分。
荒れ球系左腕はセンバツ走るの法則もある。萬谷は面構えも汚く勝てる投手。





2枠 明徳    
健大は優勝した去年のチームより強いのでは疑惑がある。byトーカイカイロ風。
ただ初戦に明徳を引いたのはいただけない。クジ運が悪すぎる。
まあ馬淵の石垣口撃もいただけないけど。
明徳は馬淵がやたらと自信満々なのは買いづらいと最初は思っていた。少々泣いてるぐらいのほうが走るイメージなだけに。
ここは敦賀気比の漁夫の利を狙っても面白いと思ったが。
4年連続初戦敗退中だが今年は負ける相手ではない。
鬼門の初戦を突破した勢いで、死闘を制した相手の足元を掬う。うーん。無理かな。投手力が弱すぎる。
振り出しに戻って明徳vs健大を真剣に予想した。
人気は健大のほうが上は想定外。
それだけで明徳を買うことにした。






3枠 青森山田
横浜vs青森山田は有力馬が弥生賞で激突するイメージ。勝つのは1頭。皐月賞に1番人気で駒を進めるのはどちらか。
青森山田には去年の春夏と印を打った。

24センバツ ▲単穴 ベスト8
 選手権  ◎本命 ベスト4

25センバツ ?

今年も印を回すつもり。

リアルバトルスタディーズ狩野笑太郎こと阿部葉太率いる横浜1強の今大会。
奥村と織田の左右のエースに阿部葉太。
横浜の単勝は自分の中では1.9倍。横浜1強もその通りだと思う。
疑惑の判定から始まって、慶應優勝のどん底から這い上がってきた物語も神宮優勝で終わったとは思わない。

それでも青森山田で横浜1強と戦いたい欲が上回った。
 




4枠 西短 
西短と天理で迷ったが、西短エース中野と天理エース下坊を比較した結果、西短、中野のほうが伸びていそうな気がした。
天理、下坊は手投げで球がバラツキ過ぎる。
西短、中野は生真面目タイプ。この冬黙々と走りこんでいそう。沖縄尚学にコールド負けが買い材料。
15年秋季近畿大会、大阪桐蔭にコールド寸前まで打たれた智弁学園の村上(阪神)に似ている。危機感から奮起して翌年のセンバツでは見違えるような投球を見せて優勝した。
西短、中野投手にそこまでの成長は期待していないがこの枠ぐらいは突破できる。
今や日本ハムの開幕投手を任されるまでに成長した高校時代の金村(岡山学芸館)にも似ている。
金村は岡山城東の山崎監督の最後の教え子。
山崎監督、学芸館最後の夏となった18年の選手権予選決勝で1学年下の西(阪神)のいた創志学園に敗れて甲子園には届かなかったが。
富士大で成長してドラ2でのプロ入りには驚いた。
一方、西は投手でドラ1でプロ入りしたものの伸び悩み。今年もケガで出遅れ絶望的な状況。
打者としてのプロ入りを推していたギリシアくんとしてはもどかしいかぎり。鈴木誠也に憧れているなら打者一択だったと思うのだが。
6年目の24歳。打者転向するならそろそろタイムリミットか。超人、糸井が25歳ぐらいだっただろうか。
金村がここまで化けるとは・・・小柄な身体と賢そうな顔は西短、中野投手もそっくり。この手の顔は試合を作れる。
打線も昨夏選手権16強のレギュラーが複数いる。1番奥のスピードは魅力。

タナボタ出場の山梨学院は二刀流、菰田のお披露目。
夏に照準を合わせている。低反発バットの王道、低く強くを全否定。真っ向から逆らう打撃は二重丸。夏にこそ買いたい。
群馬の東農大二選んで欲しかった(横浜に1点差の惜敗なのに。夏に健大、前橋育英に勝って出てこいは酷というもの)






5枠 東洋大姫路 
毎日新聞の連載記事を読んだが、広商の野球部の部内部活動とも言える細分化作業は素晴らしい。
社内ベンチャーじゃないが部員全員に何らかの役割を与えるというのは理想的な姿。
全国一レベルの低い中国大会から、神宮準優勝は立派だったが裏方の働きの賜物か。
神宮準優勝で広商復活の狼煙は上がったが夏のほうが向く。
センバツには、初戦大勝して優勝候補、大阪桐蔭戦前にコロナ辞退した2年前の借りがあるが東洋大姫路に勝って激走するイメージが湧かない。

組み合わせに恵まれた東洋大姫路が順当に勝つ。
初戦に21世紀枠を引き当てたのは大きいと見る。
履正社監督時代含め、岡田監督が初戦で21世紀枠と当たるのは2度目。
履正社時代の14年以来。その時は小山台に快勝して準優勝している。
準優勝に終わったものの初の決勝進出と結果を出した。
今センバツ。神宮準決勝の横浜戦の悔しさを晴らそうと優勝への意識がチーム全体に浸透している。
エース阪下は評判通りの好投手。意識も高くプロに行く素材。手足が長く柔軟性もあり伸びしろ十分。
初の実戦で無名の八王子とやらにメッタ打ちされたのは気になるが。
ちょっと決勝の横浜戦を意識しすぎ。逆算してピークをそこに持っていきたいのは分かるが。
左の末永がかなりいいのでそっちメインのほうが楽に勝ち上がれそう。
打線も神宮で力強さを感じた。
守備力もトップの数字を叩き出している。

この記事にも惹かれた。

>今大会の帽子は、最盛期と言える時代のデザインが踏襲される。
同校では2000年春から22年春の間にあった計7度の甲子園出場時に、帽子にある「T」の文字縁を白から金色に変更する甲子園特別仕様で臨んでいた。
今回の縁色は通常時と同じ白のまま。
1979年春の選抜に出場した岡田監督の現役当時や日本一になった77年夏などで採用されていた伝統のデザインが、今世紀初めて聖地に戻ってきたのだ。
岡田監督は「選手として出た頃のような気持ちだった」と振り返った。
図らずも、選手時代と同じデザインで臨む今大会。
帽子と同じく、黄金期の「TOYO」が帰ってきたことを告げる春が始まる。







6枠 智弁和歌山 
選手権優勝から3年半。
金星を献上しまくっていたがそろそろ勝ち上がると見ていたら、そうなるクジを引いた。
ミスターゼロ、宮口投手の剛球はどれほどなのか。ここに集中して観戦することができる。
楽な相手ばかりだから。
千葉黎明もエナジックも至学館も智弁和歌山にはボロ負けするイメージ。






7枠 常葉菊川
早実vs高商は第一回大会決勝の再現だとか。
去年夏の早実vs大社を思わせる好カード。
高野連やったなと一瞬思ったが。
高野連が早実推しなのは理解している。
どこかで優勝させたいと考えている。王監督がご存命な間に。今センバツがやや臭いという気もするが。中村心投手ってそこまでの器かなと??
早実vs高商は第一試合なので、早実vs大社戦のようにカクテル光線には照らされないが大いに盛り上がる。
勝ち上がったチームは高野連のお墨付きを与えられる。錦の御旗のようなものを掲げられる。
そんな空気を全く読めないのが境界知能のヤンチャ校、常葉菊川である。
ケーキを切れない少年たちを買いたい。





8枠 滋賀学園 
浦和実の苦節37年目の監督さんには頭が下がる。
あの浦学と目と鼻の先にグラウンドがあり、否が応でも浦学の威勢のいい掛け声が聞こえてくるという環境なんだとか。
ヤンチャな子が多い浦学とは真逆の選手層。そこからよく甲子園初出場にこぎ着けたものだ。
選手権の話だが、88年の浦和市立のように初出場ベスト4を期待したいが・・・
初戦の滋賀学園は何とかなっても(私、滋賀学園が大阪桐蔭に勝った試合をほっともっとフィールド神戸まで行って生観戦してきました。滋賀学園は大阪桐蔭倒して役割終えてます)
昨秋に起こった滋賀の乱(滋賀短大付が大阪1位の履正社に完勝)は98年ぶりに大阪勢がセンバツに出られないという事件にまで発展して歴史的使命を果たした(大院大高は普通に選べたと思うが)
大阪ゼロで佐々木氏のテンションが下がらないか心配だ。
浦和実は応援したいが、石川を背負う航空石川とサウスポー矢吹がいい東海大札幌の勝者はちょっと荷が重い。

1枠の二松学舎、花巻東、柳ヶ浦と8枠の航空石川、東海大札幌、滋賀学園は迷った。
こういう競馬でいうところの相手△ヒモが一番難しい。
頭や軸はある程度覚悟して買える。明徳vs健大=明徳。横浜vs青森山田=青森山田。
だが4番人気以下から18番人気までのいわゆるどうでもいい馬同士が2着3着に突っ込んでくるケースも3連単をメインにする私はカバーしなければならない。

ちなみに今年の重賞25レース(ダート障害除く)終わって21レースで人気薄が2着3着に絡んでいる。
4番人気以下の馬がこれだけ突っ込んできているのだ。


25スプリングS (★フクノブルーレイク)7人2着
25金鯱賞     キングズパレス△ 6人3着  
25弥生賞      (アロヒアリイ△)  5人3着
25中山牝馬S ホーエリート△  8人2着
25フィリーズR   (チェルビアット△)14人2着
(ボンヌソワレ★)  7人3着    
25チューリップ賞 (△ウォータガーベラ) 7人2着
25オーシャンS (ウイングレイテスト△8人3着 
25小倉大賞典   ラケマーダ△ 12人3着
(★ショウナンアデイラ)7人2着     
25ダイヤモンドS (ジュンカズマ△) 12人2着
(ヴェルミセル★) 10人3着
25京都記念      リビアングラス  6人2着     
マコトヴェリーキー7人3着
25共同通信杯   (カラマティアノス△) 6人2着
(リトルジャイアンツ★)4人3着 
25クイーンC   (マピュース△)  8人2着
(エストゥペンダ★) 6人3着    
25東京新聞杯   (メイショウチタン△)16人3着
25AJCC    (△マテンロウレオ) 6人2着
25小倉牝馬S コガネノソラ△   5人3着
25日経新春杯   マイネルエンペラー△7人3着
25京成杯      (ミニトランザット△)9人3着 
(ドラゴンブースト★)7人2着 
25シンザン記念  ウォーターガーベラ△14人3着
25フェアリーS  (△エストゥペンダ) 9人3着
(Xティラトーレ◎)  4人2着
25京都金杯     ウォーターリヒト△ 4人2着 
25中山金杯    △ボーンディスウェイ 8人3着
         (△マイネルモーント★)6人2着




△ヒモの印をなかなかつけられていないが・・・
今こそ競馬の3連単で鍛えた腕を見せたい。

2季連続出場の滋賀学園かな。
大阪桐蔭倒して役割終えたと書いて1度は消したが、拾った(相手探し△ヒモ穴はこの作業が重要)面子見て勝てそうな気がしてきた。
去年の選手権ベスト8からレギュラーは総入れ替えとなっているが体格のいい選手が多い。
去年夏、話題になったスタンドの「キレキレダンス」のメンバーも本業の野球で結果を出して嘲笑した外野を黙らせたい。
実際に球場で生で観た5番の吉森も強打者のオーラがあった。出場選手中、最高打率も納得。
滋賀学園も常葉に似て遠慮とは無縁のカラーなので震災石川も気にならない。


[132] 題名: 名前:585 投稿日: 2025/03/17(月) 15:30

2025選抜予想

 まずは夏の反省文を書かなかったことをお詫びします。大社の躍進により放心状態でした。あの大社です。ここぞで負け続け県内では毎年有力候補に上がりながら30年以上何度も甲子園を逃していた大社、肝心なところで点差をつけられて負けることから大差高校なんていう揶揄もされていました。早実戦、神村戦甲子園のナイターは美しかった。あれ以上の光景、夜景はこの世に存在しません。

また近年高校野球のレベルが上がりすぎて私の眼力では見抜けないことが多く他の参加者に比べて内容も薄く限界を感じていました。が、選抜の予想成績は比較的精度があるのでラストチャンスとして予想大会に参加する次第です。よろしく哀愁。

優勝予想
◎横浜
◯明徳義塾
△智弁和歌山

今大会に掛ける思いがどこが一番強いのか。それは横浜一強です。近年の高校野球界で一番悔しい思いをしているのは横浜をおいてないでしょう。その無念を知る世代が率いる横浜は精神面において他校を圧倒しており隙がないと言えます。横浜の試合を見ていて気になるのが村田監督の表情です。とにかく硬い、硬すぎます。勝たなきゃならない、負けてはいけない悲壮感がひしひしと伝わってくる。余裕がないんですね。その指揮官の姿が選手に伝播しています。しかし今年のチーム、年末に村田監督主催でお笑い大会を開いたそうでこれが保護者、チーム内で好評を博したとか。あの顰めっ面で難しい顔つきをしていた村田監督がお笑い大会とは一皮剥けた印象ですし、神宮王者として余裕を感じます。人生においても緊張と緩和は一つの大きなテーマです。奥村、織田の左右の2枚看板は今大会屈指の陣容。左打者がスタメンに多くそこが懸念ですが、この二人が打ち込まれる姿は想像できません。

次に明徳ですが私的NO1投手は明徳の池崎です。彼の所作、顔つき、投げっぷりは私の好みにピッタリで高校野球で勝てる投手のそれです。打線は小粒ですが得点力はありますし、低反発バットを克服するところまで行っていない現在の高校野球においてスモール野球の権化である明徳が優勝する最後のチャンスかと思います。

智弁和歌山については評価を落としている実力チームの代表として選出します。夏に軟投左腕に捻られ大きく評価を落としましたが、選手の質は投打ともに高く今大会でも同じ近畿の東洋大姫路の影に隠れ気味なのがまた良いです。初戦が軟投左腕を擁する千葉黎明、これは楽しみです。

1枠
二松学舎

花巻と悩むところですが、花巻は古城が怪我で初戦を欠場、米子松蔭も数字的には弱いながらも守備はよく機動力もあり不気味な存在です。二松学舎は打撃を評価。開幕戦に勝利したチームは走る法則に従います。

2枠
明徳義塾
ケン大高崎は佐藤が不在。これが私的には大きなマイナスです。昨年優勝の立役者は佐藤、追われる立場になってその佐藤がいない、これはどう考えても不利です。下重が成長し秋は活躍しましたが甲子園で活躍する姿は想像できません。そして初戦が明徳義塾、嫌な予感しかしません。

3枠
横浜
青森山田の打線は今大会屈指ですが投手力は枚数こそあれ昨年ほどの威力はなく押しづらいです。沖縄は末吉次第で横浜にどこまで迫るかというところもありますが、青森山田は左投手に強い傾向があり初戦がまず大きな壁です。

4枠
天理
山梨学院は投手力が未知数で推し辛いですが守備と打線はかなり強力です。西たんの打力も捨て難いですが、監督が交代したチームはビキナーズラックで走るという原則に従います。

5枠
東洋大姫路
優勝という観点で見るとなんだが経験値不足な気がするんですよね。そんなにすんなり行くのかなと。確かに組み合わせ的には絶好の位置にいますが直前の練習試合で八王子にボロ負けしたのも気になります。
広島商業は相手なりに試合を作る嫌なチーム。強くはありませんが堅守でどこまで迫れるのか見ものです。ただ相手なりというところで横浜清陵にもチャンスがあると思います。

6枠
智弁和歌山
智弁は曲者の千葉が不気味ですが、ここを乗り切るとエンジンがかかりそうな予感です。

7枠
早稲田実業
ここは中々渋いブロックですね。高松はお祭り属性満載で連対まであり得るチームです。チームの雰囲気がとにかくいい。お祭り属性でいうと常葉もかなりのものがあります。橘木は今大会イチオシの打者です。そんな中推挙するのは早稲田です。そうです、あの夏の敗戦を知っているバッテリーです。エースの中村が怪我で2月までノースローだったのは懸念ですが経験値で上記2校を上回るのではと思います。

8枠
航空石川
皆さん能登半島のこと忘れてませんか。被災地への冷たい扱いに憤りを覚えている私です。国民に冷たく諸外国に優しい日本政府はおかしいですよね。日本への侵略行為が始まっています。戦争はドンパチありきでなくこうしてじわじわ進行するのです。本当に嘆かわしい。国士はいないのでしょうか。そこでそのハンデを諸共せずに2年連続でひっそり出場したのがここです。しかも昨年比で考えても全く注目されていない。ここに妙味があります。非坊主の浦和実に期待したかったのですが、あまりにも投手の投げ方が
ガチャガチャだったので消します。東海札幌の右腕も良いですが、接戦になると見て日本的な優しさで航空石川とみます。


[131] 題名:旧管理人 引退 名前:関根数之◆7K0LuwjcMU 投稿日: 2024/08/31(土) 10:02

(決勝前)
ヤミコ 楯の會解散 @kusodemataiji

思う所は同じですが好き嫌い感情を度外視した所で甲子園観戦歴50年の全責任を賭けて断言予想をします。

関東一高 勝利確率100%

京都国際より1試合少ない2回戦登場からのアドバンテージと、これまでの全試合が朝か夕方からの消耗度の少ない恵まれた日程。優勝するチームはこういう運も味方につける。

(決勝後)
ヤミコ 楯の會解散 @kusodemataiji

もう来年から甲子園大会は観ません。高校野球ヲタクもやめます💢😠💢


[130] 題名:24選手権 優勝予想 反省文 名前:ギリシア 投稿日: 2024/08/25(日) 19:23

野球専門学校「京都国際」祝初優勝。
前にも触れましたが、全校生徒160人に対して、男子生徒73人。うち野球部員61人。
バラ色の学園生活捨てて「野球、野球、野球」の覚悟に我が◎本命ツーブロック軍団が負けた(別に髪型では1ミリも買ってないけど)
皆さん言われるように小牧監督の手腕によるところが大きいですよね。
あとは右腕の投手コーチ宮村部長ですか。フォームのバランスを重視した指導で毎年のようにプロ野球選手を生み出している。
1人の有望株を徹底的に個別指導することで、大勢の有名選手を集める強豪校に打ち勝った。見事な弱者の成り上がり。
グラウンド設備を考えるととてつもなく優秀。
小牧監督は学校側とは犬猿の仲だとか。校歌の変更も何度もお願いしているのに無視され続けているという。
あれだけ優秀な方だが学校への愛着はないので、あっさりヘッドハンティングできるのではないか。
ただ「京都の野球を強くしたい」と京都への愛は強い方なので京都府内の高校限定か。


烏氏も触れてましたが
大会前から「関メディ旋風」という記事が踊ってて、気になってたらなるほどな結果になりました。

関メディベースボール学院 出身者

中崎 (京都国際)  選手権  優勝
才田 (東海大相模) 選手権  ベスト8
金本 (東海大相模)
今朝丸(報徳)    センバツ 準優勝
山田 (智弁和歌山)
山田 (鳥取城北)



「低反発バット」の影響は夏も色濃く出た。
清宮ボールでやり過ぎて最多を記録した17年の68本から最小の7本とは。
去年が23本。
10本はいくと思ったけどなあ。
メジャーリーガーのようにバンバンホームラン打てないもんかなあ。大谷と同じチームのベッツなんて日本人みたいな小さい身体でホームラン打ちまくってるのに。
京都国際を見習ってはダメだ。低く強くは高野連の思うつぼ。
帝京のように強靭な肉体に改造するしかない。
帝京が出場していたら青森山田や智弁和歌山の2本は超えたと思う。
打てるところは打てるのだ。諦めてはいけない。
ホームランは野球の花形。
バットがダメならせめて清宮ボール使うしかないのか。
それも夢のまた夢。ボールも飛ばない。
それなら接戦になる確率が高く、より投手のコンディションが重要になってくる。
前の試合から「中2日」「中3日」だとどうしてもパフォーマンスは下がる。こういう投手は接戦だときつくなってくる。
関東一のようにエースを「リリーフエース」にしたり、
京都国際のような2枚看板のWエースが理想。
エースに1試合任せるか(無論、大差がついたら即降板)
ブルペンデーのような試合を作る必要がある(3人の控え投手で3イニングづつ繋ぐ)
夏の暑さ対策とは投手起用にあり。
投手のマネジメントが出来たチームが上位に来たのも必然。
来年は投手の起用法を中心に予想しようっと。

7回制の議論はエモやんが断固反対おかしいと声を上げてくれました。高野連がアホやから。
「18ホールあるゴルフを14ホールにしろとはならんでしょう」と正論でした。
ホンマにそれ。競馬のダービーを2400メートルから1400メートルにしろと言ってるようなもんなんですよ。
伝統も格式も何もかもなくなる。1400メートルの勝ち馬を歴代ダービー馬に並べられますか。
その他に例えると、2時間映画は禁止。1時間で作れと言ってるようなもんですよ。何故ならお客さんの目に悪いから。暑いからはこれと同列の暴論。
もはや総裁選に立候補した次期首相、小泉進次郎に頼むしかない。彼も高校まで野球をやってたわけだから話は分かってくれるだろう。
現役選手は是非とも長文のお手紙を書いて、小泉事務所に送って切々と訴えてほしい。
直接、演説してるところに乗り込んで渡してもいい。それぐらいしないと7回制になる。



反省は悔しさが残るうちに。



◎本命 青森山田 ハズレ A 京都国際

うーん。期待した関投手。ストレートが良くなっていると思って買ったんですが・・・
大事なところでストレート勝負しませんでした。もっと強気にストレートで押し込んでくれるとみてたのに。
リベンジに燃える京都国際相手に弱気過ぎた。相手はこの4ヶ月間「打倒、関」を掲げて死に物狂いで練習してきたチーム。
ストーカーに「命を狙われている」ぐらいの自覚と備えが必要だった。まんまと刺されました。
6回に関が出てきて「スイッチが入った」と言われてるようでは「投手失格」
「凄い投手」とは出てきたら、相手が諦める投手を言う。中日のマルティネスのような。
予想の時に◎本命一択でいけなかった理由として書いた制球難が最後までついて回った。
京都国際のMVP藤本主将に当てたデッドボールは「藤浪」を彷彿とさせる。彼も藤浪のように大きな身体を持て余している。いくら剛速球を投げられてもコントロールが悪いと投手としては致命的。
それでもあの組み合わせで優勝できないとは。信じられない。
2番手投手で頑張った下山投手の成長は読み通り。
組み合わせにも最も恵まれて、あれだけお膳立てしてもらっての関には・・・改めて言葉がない。
フォローすると立ち上がりが悪いということで、先発して9回あったほうが力を発揮できたのかもしれない。
立ち上がりに失点しても打線が奮起してくれたはず。実際に鮮やかな先制パンチだった。3点目が取れなかった攻撃には問題あったが・・・メッチャンネルが指摘してたが何故ゴロゴーしなかった?
本人の中では、準決勝、決勝は全部自分が投げて優勝する気満々だっただろうし(これは負け惜しみだが、広陵の高尾にも言える)
選手の気持ちを引き出すのは難しい。




〇対抗 広陵 ハズレ A 京都国際  

去年に続いて広陵を買ったのは恥の上塗りだった。
せっかくセンバツでは無印にして成功したのに。
広陵を完全に見切っていた烏氏が言うように高尾のピークは去年だった。
復活に期待して買ってるようでは甘かった。

◎本命に青森山田を推すなら〇対抗は京都国際が正解でした。
青森山田としてはセンバツで勝ってただけに嫌な相手だった。
負ける可能性があるとしたら京都国際。したがって〇対抗にするという予想が必要だった。





▲単穴 明豊 ハズレ A 関東一 青森山田 神村学園 大社 滋賀学園 小松大谷 明徳 早実 木更津総合 

▲単穴はまあ好きなところにつけていいんじゃないかな。正解も多い。

ベスト8で悶絶した大社。▲単穴、大社とか打てたら渋すぎですよね。玄人の打ち筋。
大社vs早実を現地観戦された佐々木氏羨ましい。「甲子園であの試合観た人凄い」の上位ランク間違いなしの試合。

小松大谷に▲単穴も渋い。こちらは能登の震災に、神宮王者、星稜に5−0と買える材料はあっただけに。
大阪桐蔭相手にマダックスはさすがに読めないですけど。
それにしてもあの投手、明豊もうちょっとでKOできたんですよね。
3ー3で迎えた4回裏2死満塁、明豊絶好の逆転のチャンス。2ストライク3ボールのフルカウントから3番バッターが明らかなボール球に手を出してピッチャーゴロ。
ここでフォアボール選んで4ー3になってたら、次、当たってた4番だったし大量点が入っててもおかしくなかった。
それを切り抜けてリリーフを仰いだとはいえ、試合に勝ち、その後、大阪桐蔭相手に完封ですからね。野球人生わからないもの。彼は金沢学院大とか地味なとこじゃなく、六大学行けるんちゃいます。


関東一は印つけようと思ってたんですよ。

>関東一は代表に決まった時は印をつけようか迷ったほど。
センバツでは「魔王」を語った坂井投手を散々罵ったが、リリーフエースに成長しているからだ。
さらに言うと去年までサブローの息子「大村勝星」が主将だったというのも何とも買いたくなる要素。
推しの子なのである。

坂井投手、最後は押し出しでマウンドを降りて「魔王」にはなれなかったですけど・・・
素晴らしい投球でベスト8予想、準々決勝予想、準決勝予想といずれも勝ち予想に貢献してくれました。
関東一はセンバツからのディフェンスの強化が素晴らしかったです。神村との最終回の攻防は神村の強力左打線相手にあれしかない勝ち方。

せめて▲単穴打って完走したかった。





>烏氏

失礼しました。

神村学園はセンバツに出場していたのでそちらの3校に近かったですね。

神村学園

24年選手権  ベスト4
  センバツ 2回戦敗退
23年選手権  ベスト4
  



近江

22年選手権  ベスト4
  センバツ 準優勝
21年選手権  ベスト4
  

常葉菊川

08年選手権  準優勝
  センバツ 3回戦敗退
07年選手権  ベスト4
  センバツ 優勝 


智弁和歌山

00年選手権  優勝
  センバツ 準優勝
99年選手権  ベスト4
   



[129] 題名:反省文続き 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/08/25(日) 15:31

【5枠】X桐蔭(奈智辯)
まさか小松西川投手をあそこまで打てないとは。星稜、明豊に勝っているチームだから油断はなかったと思うが、悪いお手本のような外野フライの連続。昔のバットなら起死回生の一発もあり得るだろうが、今は無理。地味にセンター返ししていくしかない。
個人的に西谷翁に余り悔しさを感じなかったのが気になるが、来年森、中野の投手陣は心配なし、しかし相手投手の沼に嵌まった時にどうするか。(どこの学校もだが)
奈智辯、昨年は春近畿優勝だったが今年は正直ノーマークだった。懲罰交代も多いがチームに良い緊張感がある。ユーチューバー田端のお兄さん、智辯が高崎に勝って岐阜城北が救われたの一言は当に至言。高崎にボロ負けしていたら岐阜の立場がない。誤審はひっくり返らないのだから。
高崎箱山はまさに闘う主将、大黒柱の彼が引退して強力2年生投手陣どうなるか。

【6枠】◯京都
今後エナジックなんとか高校とか、こうした少数精鋭野球学校の時代でしょうね。あとは去年ギリシア氏の指摘した、名門大学の系列高校。鍛治舎翁、所詮公立校を強化しての日本一は流石に無理があった。見本は女子バスケの岐阜女子商、非県民と外国人ばかり 笑。

【7枠】X中京(神村)
1点差ではあったが、最近常に甲子園百戦錬磨の神村と夏は7年ぶりの中京の経験値の差か。神村、闘将小田のもと、選手も気合入りまくりだが、広陵のようにあと一歩届かない感が拭えない。

【8枠】X報徳(大社)
地味に終わりそうな今大会に華を添えた大社、私のような浅学のものには到底当てられない。報徳戦はうっちゃりでもなんでもなく力勝ち、スピードキング藤原(俊足なのに右打ちなのもキャラが立っていて良し。応援歌キューティハニーも良し)が初回右前安打で二塁を狙ってアウト、報徳相手にもったいない事するなと思ったが、報徳に名前負けしてない、全力特攻の現れだったのだろう。9回報徳追い上げたのも、球審が際どい球全部ボールにしていたのが要因。
今後、強力な投手がいて守備の硬い公立校が十分上位進出できることを示した。選抜は2つ勝てばベスト8、うーんこれは確かに予想者泣かせ。

大社早実戦は球場で観戦、確かにエラーも多かったが高校野球の原風景のような試合、年甲斐もなく試合後は感動して拍手が止まらなかった。和泉翁も言っていたが、ナイトゲームの幻想的な雰囲気(あと涼しくて最高)、アレはプロ野球では絶対味わえない、一度負けたら終わりの高校野球ならでは。絶対絶命での内野5人シフト、あれも日本人の琴線に触れるところ。
この試合を盆休みで多くの老若男女が見ていたと思うし、高校野球って面白い、最高だなとなったはず。再三言うが、高野連はチケットの再販制を検討してほしい。(実際自分の座席の後ろのカップルは一試合だけ見て帰る罰当たりっぶり)外野は例えば第四試合からは小学生なら無料で入れるとかしたら、野球少年の減少に多少の効果はあるのでは。

大社の大地を揺るがす大声援、あれも新興私立野球学校ではありえない。仮に人数は動員できても、声はいやいややらされていては決してあの声量は出ない。

高野連が高校野球をつまらない方つまらない方に持っていこうとしているが、やはり甲子園は最高ですね、結論として。また選抜でお会いしましょう!


[128] 題名:106回夏 反省文 名前:佐々木しのぶ 投稿日: 2024/08/25(日) 14:44

いやあ、凄まじきは低反発バットの威力、木製バット時代の高校野球を見ていた先人たちはこの光景を見ていたのだな(自分は愛甲世代ぐらいから)。結局、春夏通して3点差をひっくり返したのは選抜の青森(広陵戦)のみ、というかそもそもなかなか3点も入らない 笑。清宮球が猛威を振るった17年と比較して、本塁打は約10分の1、得点は200点減。もはや違うスポーツ。

京都国際、春の近畿王者を舐めていた。優勝まではいかないだろうと。フライを打ったら罰金のような、低いライナーを徹底した打撃、桐蔭、和智辯が嵌まったのとは対照的。ボウフラ氏指摘するように、校歌の件ではトッチャン坊や小牧将、学校と揉めてるみたいですね。しかし決勝10回、西村氏代打と、結果に応えたのは見事、これぞ曲者、仙台須江氏とはタイプは違うが、怖さを感じた。ピンチで異常にねちっこい守備、おそらく岐阜県民ならどこかで精神的に耐えきれずにポロリしていたはず。

【1枠】X広陵 (相模)
高尾氏結局無冠に終る。このバットであそこまで打たれたら諦めもつく。相模恐るべし。
しかし最近の高野連、改革の拙速さが目立つ。突然次回からは7イニング制正式決定しましたと宣言しそうで怖い。

【2枠】◯関東
穴狙いで北陸に賭けずによかった。守備の堅さ、相模戦はレベルの高い試合だった。サッカー並みに点が入らなくなり、1点の重みは増すばかり、守備のできない選手は使えない。

【3枠】◯青森
正直一番疲弊していないから、4強時点でここが優勝かとふんでいた。もしそうならくじ運優勝と揶揄されるから、むしろよかった。ロンゲのスタイルといいノリがサッカーに近い、同じくサッカー強豪の神村がツルツル頭、旧日本軍の雰囲気だったのと対照的。
星稜、仙台といい、こうした中高6年で鍛えるのも時代のトレンド、近いうちにあっさり優勝するのでは。

【4枠】X和智辯 (滋賀)
バントと守備が駄目では取り返せない、このバット時代では。あの2本塁打は確かに見事、強烈だったが、その成功体験が忘れられずまたポップフライの連続になることを憂う。


[127] 題名:2024夏 反省文 名前:烏 投稿日: 2024/08/25(日) 00:05

準決勝に◎と▲が残り、2年連続で三点予想同士の決勝、また3年連続◎優勝もあるな、という下心を持ちつつ胡座をかいていたが、まさかの両校とも準決勝敗退。初心に帰らねばならぬ。

京都国際初優勝。相手スコアボードにひたすらゼロを並べ続ける中崎・西村の両看板、強力打線の前評判を誇るチームが次々と貧打に泣くのを尻目に、藤本を中心に相手野手の間隙を縫う打球を連発するいやらしい打線。投打ともに最もいち早く低反発バットに上手く順応した好(巧)チームであった。2021年に中川、武田、森下らを擁したときも中々の好チームで、近い将来必ず訪れる再激走のタイミングは逃すまいとしていたが、完全に好機を逸した。春夏ともに8強予想には組み込めていた関東一はともかく、今年のここを評価できなかった点は猛省。そして、改めてこのチームを作り上げた小牧監督には脱帽。

京都国際は1999年の創部。かつ夏の初戦は前年選手権準優勝の京都成章相手に0-34の記録的大敗だったというが、この試合に内野手として出場していたのが小牧監督だそう。四半世紀の時を経て、指導者の立場で京都国際を全国優勝に導いたということになる。思えば川口のいた平安、松坂にノーノー喰らった京都成章、駒苫2連覇の前に屈した外大西など、京都勢はここのところ選手権決勝で引き立て役に甘んじ続けてきただけに、往年の京都高校野球ファンからすれば感慨深いものがあるのだろうか。

準優勝した関東一。名勝負製造機と言っても過言ではない勝ち上がりで、決勝は正直このままいくかとも思ったが、そうは問屋が下さなかった。私は準々決勝予想の際に「明徳戦がベストバウト」というようなことを述べたが、その後の相模戦、神村戦、京都国際戦も好ゲームであった。大魔神・坂井の唸るようなストレート、堅すぎる守備陣、個々の選手の集中力と高い技術、どれを取っても良いチームだった。しかしこのチームで優勝できないと中々厳しいな、というのもまた事実だが。

金属バット導入後としては初めて二桁を割ったという大会本塁打については、低反発バット初年度ということも大きいと思っている。昨年秋の段階ではまだ旧バットを使用していたところも多かった今世代とは異なり、来年・再来年はより現行バットに適応した世代ということになる。もう少しは本塁打も増えるだろう。流石に以前の水準には戻らないとは思うが。関東一・高橋のように高校通算60本超えの選手なんてのも、しばらくはお目にかかれなくなるかもしれない。

逆に、そこそこの投手でも強豪私学の重量打線相手にも充分やれてしまうことが分かってしまった。準々決勝予想でも触れたが、これは予想する立場からすると死活問題。もともと私の予想は、特定の目ぼしい地域(チーム)を中心に地方大会を見て、印を打っていくスタイル。これがもう通用しなくなりつつある。事実上ほぼ全チームに目を通さないといけなくなった(無視して良いチームが事実上無くなった)というのは、限られた時間で予想する身としては非常に負荷が高いなとも感じる。

一方で、1点勝負の試合が増えた分、粗い野球ではなかなか勝ち上がれなくなり、結果的として好守のチーム同士の引き締まった試合は増えた。これを吉と取るか凶と取るかは人次第だろうが…。個人的には、もう少しホームランは出てほしいなとは思う一方、近年の甲子園でしばしば目にしたような、大会終盤に投手が力尽きてワンサイドゲームが多くなるようなことは、一応生じにくくなったのは良かったと思う。しかし、酷暑もあって必然的に複数投手で回さないといけなくなったからか、球数制限はあまり話題にならなくなったものの、タイブレークは未だに違和感あるな。

一枠 東海大相模(的中)
東海大相模・藤田は最後まで凄みを見せつけたが、打線に県大会ほどの迫力が無かった。高尾から三連続二塁打を打ったのがピークで、あまりにもゲッツー祭りが酷すぎた。とはいえ、才田による相模伝統の職人系遊撃手っぷりは素晴らしかった。アレを見て、門馬野球の遺産はまだ食い潰されてないなと思えた。もし東海大進学なら高校の先輩・大塚との二遊間を見てみたいものだが…。あとは才田弟が意志を継ぐ。

二年生については、中村は天才の片鱗を見せつけたし、柴田や日賀にとっては自信に繋がっただろうし、金本や福田には良い勉強になったか。相模の来年には期待…したいところだが、そこは魔境神奈川。小宅鈴木加藤が残った慶應が秋以降県大会上位進出すらろくにできないまま終わったように、来年も易々と出てこれるほど甘くはないのではあるが。横浜もいるしね。

ところで、横浜の夏8強が渡辺時代の2008年が最後だと考えると、少し前まで叩かれまくっていた原が、ここ十数年の横浜の戦績をあっさり超えてしまったのは色々と考えさせられる。というか最近の横浜が早期敗退しすぎなんだよな…。

二枠 関東一(的中)
今大会を見終えたところで改めて、この低反発バット時代に馬淵明徳がまた一花咲かせそうな気配を感じた。馬淵自身、昨年の世界選手権初優勝から、再評価の波に乗っている。盟友・高嶋御大が引退間際の2018春に智辯和歌山が大激走したように、明徳激走の気配を嗅ぎ分ける準備を始めておきたいところである。

三枠 青森山田(的中)
石橋は伊達に作新、國學院を倒してないなというチームだったが、流石に相手が悪すぎた。しかし今回の京都国際以外のベスト4に残ったチーム全てに言えることだが「今年のチームで優勝できなかったのは痛すぎる」ということ。なんなら京都国際はまた他の年にアッサリ優勝しそうな雰囲気があるが、他の3チームは優勝するなら今年だろ、という世代だっただけに、来年以降はかなりキツくなるのではなかろうか…。

準決勝の京都国際戦については、継投タイミングのことを色々言われているが、本来ツインエースであるはずの櫻田が秋から順調に育っていれば、また違った結末もあったかもしれない。

四枠 智辯和歌山(外れ、正解は滋賀学園)
滋賀学園、やたらと荒井団長がクローズアップされるが脇本投手の安定感は素晴らしかった。なんだか社会人投手の風格すら漂っていたのは気のせいか。滋賀学園といえば、神村月光を擁して選抜出場した2016・2017年のチームが印象的だったが、今回のチームはそれ以上のインパクト。京都国際ではないが、案外、滋賀が優勝するとしたら近江ではなくこういうところな気がする。

智辯和歌山が霞ヶ浦に負けたのは完全に想定外。霞ヶ浦エース・市村は完全に視界外からの刺客だった。だが、よくよく考えれば頻繁に好投手を輩出する霞ヶ浦で二年生左腕がエースナンバーを付けている時点で只者ではないことは明らか。ここに気づけないあたり、まだまだ甘ちゃん。智辯和歌山も高桑、花田の連発で盛り上げたが、あそこで勝ちきれないのが今の智辯和歌山でもある。世田谷西シニアからやって来た渡邉も途中抑えてはいたが、やたらと吠えまくっててあまり感心はしなかった。あれで140キロ台連発なら絵にもなるのだが…。

しかし中谷智辯、優勝以後どうも雲行きが怪しい。どうするんでしょ。相変わらず来年のスカウティングは関東からもそれなりに取ってくるらしいが。今回初参戦のボウフラ氏も花巻東のくだりで触れられているように、これって難しい判断なんですよね。県外選手を重視し始めると戦力的には当然充実するが、県内ではやっかみは強くなる。智辯和歌山レベルの学校がそれでいいの?という。青森山田や神村学園なんかも今年のチームは県内、同地区(東北・九州)出身者が多く、優勝した年の仙台育英もそんな感じだった。意外と地域内で固めた方が上手くいってるチームも多い中で、中谷智辯の戦略の行く末は気になるところである。

五枠 健大高崎(外れ、正解は智辯学園)
健大高崎は石垣が想像以上の出力になっていて度肝を抜かれたが、智辯の出来(というよりも初戦からの立て直し)が想像以上に上回っていた。智辯学園は昨年の松本世代がかなり荒削りなチームだったので、そのイメージに引っ張られたが、各パラメータが高水準のチームだった。勝負根性もあった。恐らく大阪桐蔭とやってもここが上がっただろう。

大阪桐蔭を倒した小松大谷、ここも霞ヶ浦同様にほぼノーマーク。並いる強豪を退けて石川代表になっている点を軽視しすぎた。大阪桐蔭を倒した次でアッサリ智辯に敗れるあたりは、一昨年の國學院栃木と被ったが。

大阪桐蔭、この世代は例年にもましてスカウティングが凄かった世代のはずだが、あまりにも寂しすぎる幕切れ。もともとこの世代は中学ナンバーワンの打棒ラマルに、平嶋・安福・川上・南(境も投手候補の一人だったか)など将来のエース候補と目された怪物投手が綺羅星のごとく並ぶ世代だったのだが…。蓋を開けてみればラマルは代打、投手も下級生の森や中野に主戦の座を奪われ、平嶋はかろうじて機会がある程度に。川上や南はベンチを温め、安福に至ってはメンバー外という結果となってしまった。

印象論になるが、高校野球の強豪は監督が変わらない限り、旬はせいぜい20年くらいで終わるようなイメージがある。1973年から2006年まで優勝経験のある渡辺元智ですら、一度途中で監督業を離れている。よく調べたわけではないが、最初の上位進出から20年以上に渡ってチームを高い位置で保ち続けられている監督というのは、ほぼいない。

その視点でいくと、西谷親方が大阪桐蔭で最初に一世を風靡した2005年から数えると、そろそろ20年が経過する。初優勝の2008年を起点としても、あと数年である。相変わらず、来年のスカウティングでは怪物選手の名前が複数挙げられている状況だが、御大のピークはいつまで続くのか?個人的に注目している。

ちなみに…先程「馬淵がもう一花咲かせるのではないか」と書いたので「矛盾してるじゃないか(馬淵明徳のピークは明らかに90年台後半〜10年台前半)」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実は馬淵氏は初優勝後の2005年に一度、一年間だけ監督を辞めてるんですよね。したがって、このジンクスに関しては一度リセットされているということで…

六枠 花咲徳栄(外れ、正解は京都国際)
はい、新潟産大もほぼノーマークです。大反省。県大会で見たあの勝負強さ、粘り強さはどこへ行ったのか?まったく別のチームを見ているようだった。

新潟産大は、Xで数年前から同校の野球を高く評価している方がいて驚いた。霞ヶ浦しかり、今後は情報収集をより強化しなければならないのか。消去法などと言っていられない。

ところで、京都国際のエース中崎は関メディベースボール学院出身。報徳の今朝丸や相模の才田兄弟・金本あたりも同チーム出身とのことで、近畿中学硬式球界の虎の穴的が気配が早くも漂う。中学硬式といえば湘南、世田谷西、枚方、神戸中央などのイメージが強いが、中学でもここ然り東京城南然り、新興勢力が台頭してきている。どのチームとのパイプを構築できるかという点も、高校野球で勝ち上がる重要なファクターになりつつある。

七枠 神村学園(正解)
昨年の選手権準決勝後、神村学園宿舎で前主将・今村兄が正林・増田・岩下・上川床(当時から主力だった2年生四人)に優勝の夢を託してから一年。またも神村は準決勝の壁に阻まれてしまった。今年の打線は満遍なく個々の能力が高く、低反発バットにも上手く対応した打撃が出来ていただけに優勝すると思っていたのだが、文字通りあと一歩の差で敗れた。しかし正林が本来の調子からかけ離れた状態の中、最後のイニングも岩下・上川床・代打玉城の三連打は今年の神村打線のしぶとさを象徴する攻撃で、負けてなお強い印象を残した。試合後の小田監督の発言で明らかになったが、もし勝っていたら決勝は上川床先発予定だったらしい。甲子園通算打率.500、選手権通算20安打は林裕也に並ぶ歴代7位タイの恐怖の6番打者。入来田、今岡弟、木下、藤田も好選手。今村も気迫が感じられる投手で、良いチームだった。

小田監督としてはこの世代で優勝できなかったのは痛恨の極みか。

八枠 早実(外れ、正解は大社)
ここを当てるのが真の玄人。道はまだ長い。
早実は花咲徳栄とは異なり、良い意味で県大会とは別人のチームだった。まさか中村があそこまでよく投げるとは思わなんだ。大社戦の和泉マジックばかりが騒がれるが、内野守備も安定していて良い意味で驚かされたのだが。

大社は何よりポイントゲッターの藤原が素晴らしい選手で、よくいる脚だけが取り柄の選手とは明らかに一線を画していた。プロ志望という話も出ているが、指名されても全然不思議ではない。

馬庭も低反発バットの恩恵はあるとはいえ、あれだけの投手をスルーしていたとは…。蓋を開けてみれば、最初の報徳戦も一発勝負のブロックではなく、勝つべくして勝ったということを自らの力で証明した大会に。


しかし暑いな。皆様、体調にはお気をつけて。
来年春、またお会いしましょう。




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