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養護学校の「みんなどこから?」 |
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森のくまさん
(1880)投稿日:2007年03月26日 (月) 06時25分
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先日、兵庫の支部例会に行きました。 前日、38度の熱を出しましたが、なんとか持ち直し行くことができました。 そして、初めて養護学校で取り組まれた性教育実践に触れました。私たちの実践「みんなどこから?」を養護学校の子どもたちの実態に合わせ、工夫されて取り組まれていました。 生徒ひとりひとりの赤ちゃん時代の写真や、お腹の中のようすもわかる絵なども加えながら、「クラスのみんながどこから?」(仮名)というような大きな絵本を作成され、それをもとに授業を展開しておられました。きっと前回ジャイコさんが兵庫へ行って報告してくれたクラスのふたごのお母さんがつくった紙芝居がもとになっているのかなって思いました。養護学校のクラスの小集団のみんなが登場する絵本になっているところがすごくいいなあと思いました。クラスの子と楽しいやりとりをしながらすすめていくようすがほのぼのとしていてとてもよかったです。 それと、養護学校の実践報告の最後に大阪健康Pが今年度学習会で取り上げた『性教育の課題は、性本能を押しつぶしたり、無力化することでは決してなく、反対に性本能の昇華、すなわち、意識下のほかより、高次な興味に押し出すこと、それによって創造力を補給することであり、それこそが性教育の基本路線』ヴィゴツキー入門よりが載せてありました。養護学校では、親などから出される性にまつわる相談が非常に深刻であったりするわけですが、その困難さを教師集団で解明し、より創造に満ちた実践をひっしで追い求めてるようすがうかがえてとても元気づけられました。 それから、例会のはじめに「どこでもバンド」が登場して、あのともこさんの歌声を聞くことができました。仲間とつながってこそうまれるあたたかさや、ほがらかさを感じました。
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□実践のひろがりがうれしいね/ヤマユリ
(1881)投稿日 : 2007年03月26日 (月) 21時45分
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1月20日に報告し、今回も会場になった加古川市の小学校や神大附属あたりから性教育の実践が広がっていると聞いてうれしかったです。宮城の制野さんの「子どもの見方が変われば実践も変わる!」の基調講演もよかったです。昨日組合の「貧困と格差から子どもを守る実践交流会」という緊急会議に参加させてもらい、制野さんの言う「生活台」を学んできました。小・中・高・障といろんな学校、職種もいろんな立場の方(事務職、栄養士、養護教諭)の話を聞きました。実態のすごさに圧倒され、でもその中でがんばっておられる話に勇気づけられました。この学習会でも、「貧困と格差に苦しめられている親にどう寄り添い、理解していくか」なしにはすすまないことが出されました。 私も、みんどこの話をあげながら「みんなちがうからこそ豊かに学び合える学校のすばらしさ」をもっとみんなにアピールしないといけないのではとの思いを強くしました。ヴィゴツキーの言葉に「(様々な)子どもが学校に在籍することが全面発達の道具となる」がありましたが、それを思い出しました。 |