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バランゴンバナナ、勉強したからおいしかった! |
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ヤマユリ
(1576)投稿日:2005年02月23日 (水) 20時50分
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昨日の参観は、食べ物がたくさん登場して目が輝いていました。産地当てクイズも盛りあがり、時間がかかってしまいましたが最後のオレンジにはみんなビックリ。アメリカだと答えた班が多かったのに答えは日本。よく見ると虫食いなどのあとがあります。無農薬の国産のオレンジでした。これも今日、切ってみんなで分けて食べました。給食でもいよかんが出たので「これは無農薬かなあ?」と関心を持ったのはなかなかいいなあと思いました。 ↓の授業の流れ234はバッチリ答えが出ました。ノートを見ると2などは「外国にばれないから」と書いていた子がいて後で読んで驚きました。「あぶない野菜」のビデオでは農薬の検出されないブロッコリーがどうしておいておいても花が咲かないのかを調べていました。日本で検査項目に上がっている農薬以外の農薬だったからでした。子どものいうことがその通りでした。 「未来の子どもたちのために私たちのできること(出た意見)」 ・フェアトレードをする。 ・農薬を使わないようにする。 ・海の水をよごさない。 ・食べ残しをしない。 ・環境にいいことをする→例えば、ポイ捨てをしない。 ・給食で余ったパンなどを食料のない国に送る。 ・日本も公平な貿易をする。 など ☆世界の子どもたちのことを考えて自分たちの食生活も振り返って食べ残しをしないことや給食の残ったパンをわけてあげたいという気持ちはすごくやさしいなあと思いました。(パンは持って行くまでに腐らないの?輸送費は?とか思いましたがあまりにも子どもらしくてけなげなのでつっこめずでした。)
バナナがどんなところでどんな人たちが作っているのかを学習したから、ことさらおいしく感じたと思います。仲良くバナナを分け合っている姿がやさしくて見ていてよかったとも懇談で言われました。私も初めて食べましたが、とてもおいしかったです。 ■子どもたちの感想・疑問 ・ほかの班からもいい意見があった。世界のことを考えて勉強になった。バランゴンバナナは農薬を使ってないのですごくあまかった。 ・無農薬のバランゴンバナナはあまくておいしい!(これが多かったです) ・無農薬の果物や野菜は栄養があって環境にやさしい。 ・バナナのことを勉強したからおいしかった。 ・中国では1秒間にたたみ48枚分も砂漠になっていると聞いてびっくりした。 ・砂漠化になる前の状態は?どうしたら砂漠になる前になんとかなるのか? ・未来を守りたい。無農薬は美味。アメリカでは砂漠化がすすんでいるか? ・ほかにもなにかできないのかな? ・やっぱり平等な貿易がいい。
■お母さんの感想 ・バナナは農薬や防カビ剤などたくさん使っていると言うイメージがあったのですが、今日学校で無農薬のバナナを試食させて頂き子どもも喜んでいました。おいしいしその上バランゴンバナナを買う事で生産者の人達の暮らしを応援できると言う事!とてもいい勉強になったと思います。 ・バランゴンバナナというのを初めて知りました。子どものうちから食品の安全性や将来のことについて考える事はとてもいい事だと思います。参観の最後に自分達でできる事を聞いてみんな優しい気持ちを持っている良い子達だなあとうれしくなりました。 ・水俣病やバランゴンバナナ等について勉強したことで環境問題について考えたり、世界の国々へ目を向けたりと、いろいろなことを自分でしっかりと考えるきっかけになったように思います。 また「もやいなおし」を家でもいっしょに読んで、そこから話題が広がったこともありました。教科書だけではない幅広い学習をさせて下さったことに感謝しています。親子共々勉強になりました。どうもありがとうございました。 ・兄弟がいるとじっくり参観に参加することもできず我が子には申し訳ないと思っています。環境等を勉強しているのは大人になった時に「あ〜あの時勉強した〜」と感じるのでしょうね。今はまだ少しむずかしく、又、実感できないことだと思います。親となった今でも悪いことはわかっていても悪い方が楽だったり、安価だったりするとそちらの方へ流されてしまい反省する毎日です。
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