鷲見

ハンドルネームというものが如何に使用者の良識を反映するものか、最近のやりとりを拝見していると痛感するものがあります。
シルビアさんのおっしゃるとおり、相手を想っての発言であればメールという手段があるわけですから、そこで存分に論争を充実させ、その先にある理想を切り開いてゆけばよいことですし、敵意を正義面で上塗りした醜い争いを不特定多数に晒すこともないでしょう。
しかし、ハンドルネームのありかたについては、こうして多くの方の目に留まる場での発言が望ましいと思い、改めて述べさせて頂きます。
言葉を選ばなければ折角のご意見も・・という内容を以前書かせて頂きましたが、また同時に、意見のやりとりをする時には互いの対等性に尊厳を払うことが大きな意味を持つのではないかと、『礼を持って人に接し、人々相信じて初めて自他の独立自尊を得べし』との福沢諭吉の言葉は現代的なネットの世界にこそ忘れられるべきではない教訓であろうと、私は切に感じます。
確かに部外者に個人情報を漏洩せず、仲間内で個人を識別する為のハンドルネームの使用は非常に道理に叶っています。しかし形はどうあれ、自らの顔を隠して他者に意見し、ましてそれが公開の場で相手を批判するものであれば、それはもはや非礼としか取られません。どう正当化しても、矛盾の上にある正義ははき違えです。
有名なあの掲示板然り、また悪戯メールや迷惑メール然り、自分の姿が見えないようにして、自分は傷付くことも責任を問われることも無い場所から誰かを攻撃したり迷惑行為に及ぶことは、どんな言い訳をしても悪です。腰抜けのする卑劣な行為です。私はそう思います。
この掲示板が、そういった人の弱さの吹き溜まりと化さないことを切に望みます。
どうか、特別公開の必要性のないご意見はメールで頂けませんでしょうか。私のアドレスは川久保先生もご存知ですし、ギター協会HPほか、コンサート情報のページでは公にしています。
川久保先生、失礼致しました。この投稿は、先生のご判断で削除して頂いて結構です。

[105]2007年11月05日 (月) 18時57分