このサイトの管理人、表具師かっぱの日記です。
(新規投稿は出来ませんが、ツッコミは入れられます)
別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
※ 当日記はレイアウトに CSS2 を使用しています ※
(CSS2 未対応のブラウザでも閲覧・投稿は可能です)
なお、IE3 と NN4 は CSS への対応が不完全ですので、設定にかかわらず適用されないようにしています。ご了承下さい。
うちのお風呂は24時間いつでも入れる所謂「24時間風呂」で、こんだ薬師温泉のお湯を使っています。(ちょっと自慢) 宝塚にも温泉が出ますし、うちからほんの数百メートルの所に「市民給湯所」もあるのですが、泉質が浴槽と機械に合わないので、片道1時間ほどかかる篠山市今田町まで「タダ」のお湯を汲みに行ってるんです。(笑)
機械がお湯を循環して濾過と殺菌をやってくれますから、1次フィルターをこまめに洗えば1〜2ヶ月はお湯の継ぎ足しだけで問題なく使えます。年末にお湯を交換したので、今日は、今年初めての水汲みでした。
ポリタンク15個(計300リットル)を車(バン)に積んで、水汲みと往復で2時間半でした。帰ってからお風呂と機械の中を洗い、お湯(既に水になってますが…)を入れて完了。あとは適温になるのを待つばかりです。
新しいお湯は気持良いですね。
今日は二十四節気の一つ「立春(りっしゅん)」です。今年は(旧)正月1日と立春が3日ずれましたが、八十八夜(はちじゅうはちや)も二百十日(にひゃくとおか)も「立春」から数えることから判るように、「立春」が本当の1年の始まりです。
現在、日本ではキリスト教国を中心に世界中で広く使われている太陽暦を使っているので一般には馴染みが薄くなりましたが、御存知の通り、昔は太陰太陽暦(旧暦)と農作業の基準となる節気が使われていました。
昔の中国を中心とする東アジア地域は農業国で、気候の移り変わりに敏感でした。春は農作業の始まりであり、1年の始まりになるのは容易に想像がつくと思います。季節と太陽の高さは密接に関係しているので、太陽を観察する事によって季節の移り変わりを知ることが出来ます。二十四節気は、以下のようにして決めていました。
まず、太陽が最も低い所を通る日(冬至)を基準に1年を4等分し、冬至・春分・夏至・秋分を決めます。(余談ですが、北欧では「冬至」が1年の始まりでした) そしてそれぞれの中間点を立春・立夏・立秋・立冬とし、四季の区切りとします。さらに1年の12ヶ月と組み合わせる為に、今の8つの区切りをそれぞれ3等分し、全部で24の区切りを決めます。(8と12の最小公倍数は24です) もっとも、区切りとなる日の名称は、当時の中国の気候に合わせて付けられていますから、現在の日本の気候とは合わない物もありますが……。
一方、太陰暦は、月の満ち欠けを基準に1ヶ月を決めます。観察が容易なので短期間の暦を作るのは容易ですから古来より多くの国々で採用されてきました。ただし、イスラム暦のような純粋な太陰暦を使っている例は少ないです。なぜなら、月の満ち欠けの周期が29.5日ですから1ヶ月が29日または30日で、平年は354日または355日となってしまいますから、太陽暦の1年(365日または366日)に対して年間10日程のずれが生じてしまうからです。そこでほぼ3年に一度、閏月をはさみ、1月1日が「立春」付近に来るように調整しなければなりません。(実際は「大の月」「小の月」での調整も加わりますから「閏月」は3年に一度とは限りません) こうして修正されたのが太陰太陽暦で、日本は天文学上世界で一番正確な太陰太陽暦である「天保暦」を明治5年まで使っていました。(閏月は19年に7回です)
季節感を大切にしてきた日本の文化が、近代化・西洋化される中で忘れ去られて行くのは寂しい事ですね。
新しいスタイルシートを作成する為に、現在のスタイル「氷重(こおりがさね)」を微調整しました。理由は、これをベースに、新しいものを作る為で、コメントを入れて、自分なりに見易くしました。
新しいスタイルシートが完成すると「氷重(こおりがさね)」はお役御免となりますが、代替スタイルシートとして存続させる予定です。Gecko エンジン系ブラウザや Opera7 ではブラウザの機能として切替が可能なのですが、IE にはその機能がありません。そこで、以前から採用に向けてテストしてきた「スタイルシート切替スクリプト」を使うことにしました。この日記での最終テストを終えたら、サイト全体で採用する予定です。(長かった)
明日の立春(2/4)までには間に合いそうにありませんが、方針だけは纏まったので良しとしましょう。
「せっかく掲示板」のシステムがバージョンアップしました。今回の目玉は、iモード 及び J-SKY の絵文字に対応し、パソコンからの入力と閲覧にも対応した事のようですが、他にも色々と追加・改良された機能があります。
中でも僕が一番注目したのは、システムが書き出す HTML の一部が修正された事です。1/7 の日記にも書いたのですが、僕の修正案が一部採用されたようで、W3C の仕様にかなり忠実なマークアップになりました。この日記を Another HTML-lint gateway でチェックしても、97点
という高得点が出ます。
ただ、結果を見てもらうと判るのですが、アクセス解析の <script> タグに type="text/javascript" ではなく Language="JavaScript" が指定されています。この1行の為に Valid な HTML4.01 Transitional にならず、バナーを貼る事ができません。
HTML3.2 以前は、Language 属性でスクリプト言語の識別子を指定していましたが、HTML4.0 以降では、type 属性でスクリプト言語の MIME タイプを指定しなければなりません。Language 属性は JavaScript のバージョンを記述してエラーを回避する為になら使えますが、厳密に言うと IE が搭載しているのは JScript ですから、Language 属性によるスクリプトの振り分けは、NN の 2.0〜4.x 以外では正しく認識する保証がありません。Language 属性を利用したエラー回避よりも if 文を使ったオブジェクトの設定によるエラー回避の方が現実的かつ有効でしょう。
とは言うものの、「SEKKAKU-NET」さんの至れり尽せりのサポートと対応の速さには頭が下がります。これからも宜しくお願いしますね。
恵方(えほう)に向かって切っていない太巻(巻寿司)を無言で食べるのは関西だけの習慣ですか?
群馬県では聞いたことありませんが、
栃木県ではその風習があります。
太巻きもその日ばかりは「恵方巻」として売られていますし。
ただ若干の差異があり、無言で食べるのではなく
にこやかに食べることになってるようです。
(2003年02月07日 (金) 14時44分)
その後、いろいろ調べてみました。
やはり「恵方巻」は大阪発祥の習慣のようです。大阪から日本各地に引っ越した人たちによって広められたと言うのが有力なようですよ。
さすが関西人。他人を同化して行くのが得意です。(笑)
でも、関西以外では、にこやかに食べるのが主流のようですね。
(2003年02月11日 (火) 22時23分)
昨夜、悲しいニュースが飛び込んできました。スペースシャトル・コロンビア号が地球への帰還途中に空中分解を起こし、乗員7名全員が死亡したそうです。
最近では打ち上げすらニュースになる事が少なくなってしまったスペースシャトルですが、コロンビア号の初飛行(1981年4月)のニュースは今でも覚えています。打ち上げ前の最終チェックでカウントダウンが何度も止まり、点検のやり直しで打ち上げが延期されたので、成功した時はかなり興奮してました。その勢いでオービターのプラモデルも買ったんですよ。
スペースシャトルの成功で、一般の人が気軽に宇宙に行ける日が近付いたと、当時は言われていましたし、実際、チャレンジャー号の事故(1986年)までは合衆国上院議員も乗せたりしていたのですが、最近では特別な訓練を受けたミッションスペシャリストのみの搭乗です。今回の事故で、一般人が搭乗する日はさらに遠退いたと言えるでしょう。
打ち上げと大気圏突入は最も危険なのですが、スペースシャトルはその部分を完全にコンピュータが管理し、事故は起こらないはずでした。ところが過去2回の事故は打ち上げ時と大気圏突入時に起きています。事故原因が究明され、この部分の安全性が確保されない限り、一般人の宇宙旅行はおろか、スペースシャトルの打ち上げそのものも再開されないでしょう。7名の宇宙飛行士の死を無駄にせぬよう、徹底的な事故原因の究明と安全確保に努めて欲しいものです。
謹んで哀悼の意を表します。
と言っても暦の上でのお話。
今日は旧正月です。暦の上では節分の翌日、立春からは春になります。茶室に掛ける軸も、季節を先取りした春の取り合わせに変わるので、この日記のスタイル(氷重)も、近々デザインを変更する予定です。
* { font-size: inherit; }で、CSS のお話です。
inherit とは「継承する」という意味なのですが、総称セレクタ(*)に font-size: inherit; を指定するとどういう効果があるか判りますか? これは、全ての要素について、親要素のフォントサイズを継承するという意味で、通常は継承しない要素間でも、最上位要素(body 又は html)のフォントサイズが絶対値として継承されます。似たような指定で、* { font-size: 100%; } というのが有るのですが、こちらは相対値としての継承になります。まあ、絶対値・相対値は、内部的な問題なのでこの時点では見た目はあまり変わりません。
この設定、意外と便利なのですが、Opera にとっては鬼門です。font-size: 100%; を指定すると、なぜか文字が一回り小さくなってしまうので、* { font-size: 100%; } をやってしまうと、階層が深くなれば文字が読めなくなっちゃいます。また、font-size: inherit; を指定すると悲しいくらい文字が小さくなり、* { font-size: inherit; } をやっちゃうと、Opera 6.05 の場合クラッシュします。
散々クラッシュに見舞われたことがトラウマになって、最近は Opera を使ってないのですが、バージョンアップした Opera 7 ではクラッシュしなくなったようです。まだ英語版しか無いので普及には時間がかかると思いますが、* { font-size: inherit; } を安心して使える日も遠くないようですね。
ちなみに、IE6 は、inherit 自体を知らないようなので、何も起こりません。(笑)