このサイトの管理人、表具師かっぱの日記です。
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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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喉が痛くて目が覚めました。なんか風邪をひいたような感じです。今日、お休みにしていて本当によかった。
ホテルから徒歩でオリバラス・プラザ(Olivaraz Plaza)のスーパーマーケットへ。部屋で食べるおやつを買って、帰りに Chowking (超群)に寄ってお粥を食べました。
背中の辺りがゾクゾクしてきたので早々に引き上げて部屋で寝ることにしました。
寝ていてもつまらないので、テレビを見ていました。タガイタイ(Tagaytay)にはケーブルテレビ局があって、NHK の海外向け放送は見られるのです。ケーブルテレビ局があるという事は、インターネットサービスもあるのかと期待したのですが、ネット接続はダイヤルアップのみとの事でした。近日中にサービスが開始されると言っていましたが、こちらの「近日中」は年単位かもしれません。(笑)
ホテルのレストランでフィリピン料理を食べました。ホテルでの食事と言うと割高のイメージですよね。でも、日本円に換算すると日本のファミレス並みの値段になります。確かにフィリピンの一般のレストランに比べると少し高いですが、ボリュームも有ってそれほど割高感はありませんでした。
早朝から設計士さんの車でメトロ・マニラ(Metro Manila)へ。サンタローサ(Sta. Rosa)から高速道路(South Super Highway)に乗りました。途中で朝食を摂り、高速を降りて C-5 を通りパシグ(Pasig)へ。大きな渋滞に巻き込まれる事無く、思ったよりも早く着きました。
システムキッチン、風呂、洗面台、トイレ、給湯器、ポンプ、電灯など、住宅用品を展示販売している大きな展示場へ行きました。置いてあるものの大きさを考えると万引きは不可能だと思うのですが、入り口で持ち物チェックを受け、大きな鞄は預けなければ入れません。(笑) 持ち物チェックの際にカメラを見せ、購入予定の商品を撮影するつもりだと言ったら何も言わずに通してくれました。ところが、いざ写真を撮り始めると、フロアを警備していたガードマンに写真撮影は禁止だと言われたんです。入り口で何も言われなかったと言っても「そんなはずはない」の一点張り。埒があかないので、手荷物検査の係員に確認しようと言う事になって入り口まで行きました。すると、さっきの係員までが撮影禁止と言い出す始末。さらに、いくらか払えば見逃してやるとまで言ってきました。そんなお金を払う気は無いので「写真は撮らないが、カメラは貴重品なので賄賂を要求するようなやつに預けるつもりは無い」と言ってその場を離れました。その後もそのガードマンは僕の近くをうろうろして、本当に写真を撮らないかどうか監視していましたが、その様子があまりにもおかしくて腹を立てた事があほらしくなってきました。
この国では、警察官も平気で賄賂を要求してきます。命の危険が無い限り、払う謂れの無いお金は絶対に払わないという毅然とした態度も必要です。(命の危険がある場合でも、フィリピン人は根が善良だから、交渉次第では金額がどんどん下がるそうです。試した事無いけど…。(笑) )
エドサ(EDSA)の SM Megamall で昼食を摂り、父の知合いの中古車屋さんに行きました。生憎、おじさんは日本に帰国中で不在だったのですが、前もって連絡をしておいたので工場と車を見せてもらう事が出来ました。
工場というのは、日本の中古車を左ハンドルに改造したり、日本から安い車を買って来て、5台の中古(と言うよりスクラップ)から3台の中古車を作ったりする所で、見ていて楽しかったです。
工場の敷地内でイヌを飼っていたのですが、その中になんとハスキーが居ました。この暑いフィリピンでハスキーを飼うなんて…。木陰でのびてました。
マンダルーヨン(Mandaluyong)から渋滞を避けつつサン・ファン(San Juan)を通ってマニラ(Manila)のエルミタ(Ermita)へ。途中、運休中のフィリピン国営鉄道(PNR)の線路をわたります。PNR 自体はマニラのパコ(Paco)からルソン島南部のアルバイ(Albay)州レガスピ(Legazpi)まで運行していますが、運休路線は、事実上廃線と同じで、運転再開の目処は立っていませんし、既に軌道上にも家が建ち人が生活しています。
エルミタ(Ermita)のロビンソン(Robinson's Place Mall)で夕方の渋滞が解消されるまで時間つぶし。買い物と夕食を済ませて20時過ぎに出ました。
20時過ぎまで待った甲斐があって渋滞は殆ど残っておらず、ホテルに帰り着いたのが22時過ぎ。むちゃくちゃ疲れました。
外は暑いし、建物の中は冷房が効き過ぎていて寒いし、道路は混んでいる上に運転マナーは最悪だし、街はお世辞にも綺麗だとは言えないし、メトロ・マニラ(Metro Manila)に行くと本当に疲れます。今日もフラフラになると予想していたので明日はスケジュールを入れていません。
タガイタイ(Tagaytay)のオリバラス・プラザ(Olivaraz Plaza)にあるマクドナルドで朝御飯。なぜ朝食でなく朝御飯かと言うと、フィリピンのマクドナルドには御飯(米)メニューがあるんですよ、初めて行った時は驚きました。フィリピン人は、御飯(米)を食べたら食事、その他はおやつという感覚があるらしく、世界規模で展開するファーストフードチェーンでも御飯メニューがあります。次回は写真付きで紹介しますね。
タイル一式を選ぶ為にタイルの卸屋さんに行きました。そのお店はスペイン製とフィリピン製のタイルを主に扱っているのですが、Class A はスペイン製ばかり。もっとも、Class B と言ってもフィリピン製の1級品な訳で、彼らは自国の製品を信用していないのかなぁ? それとも、スペインからの輸送中に割れた分の価格を上乗せする為にスペイン製を Class A に設定してるのでしょうか?
結局は Class A Class B を気にせず、気に入ったデザインで割れ難い素材のタイルを選びました。どちらかと言うと Class B の方が多かったかも。
昼食はイムス(Imus)のピザハットで済ませました。と言っても宅配ピザではありませんよ。サラダバーもあるのでちょっとしたピザレストランって感じです。日本の宅配ピザに比べ、値段は非常に安く、焼き立てが食べられるので美味しいですよ。で、やっぱりここにも御飯メニューがありました。(笑)
タガイタイ(Tagaytay)に戻る途中、家具屋さんによりました。そのお店は工場が併設されていて、言わば直売所のような感じです。竹で作ったソファーセットやナラの木の家具を売っていました。ナラの木の家具は丈夫でシロアリにも強いので一生物なのですが、ナラの木は国が管理しており、供給量が少ないので非常に高価です。一方、竹製品は価格が安いので消耗品感覚で購入でき、飽きたら別のデザインのものに買い換える事ができます。
部屋のイメージが決まってから購入すれば良いので、今回は価格調査だけでお店を後にしました。
昨日の予定通り、サンプルの下塗りが出来ていると言う事なので、壁と天井の色をチェックする為に建築現場へ行きました。ところが、家に入って目に飛び込んできたのが天井の色です。指定した色は白(Almost Winter)だったのに、実際に塗られていたのはピンク(Paradise Pink)じゃないですか。ペンキを塗った職人さんに確認したところ、塗っていておかしいと思いながらも、監督から指定された通りに塗ったとの事。その紙を見せてもらってびっくり。字が汚くて、数字の "4" と "6" が判別しできないんです。(笑) 改めて指定しなおして、水曜日までに塗りなおしてくれる事になりました。
夕食は中華系ファーストフードの Chowking (超群)で食べました。今日は三食ともファーストフードですね。(笑)
超群はセットメニューも豊富で、フィリピン料理が口に合わない日本人でも大丈夫だと思うので、覚えておくと良いですよ。一応中華だからあたりまえだけど、ここにも御飯メニューがあります。
朝、設計士さんが迎えに来てくれて現場へ行き、部屋の壁について打ち合わせ。クロスを張るところと、ペンキを塗るところを指定して、日本から持って行った色見本を示しながら、ペンキの色を決めました。明日の午後にはサンプルの下塗りが出来ているらしいです。
日本から持って行ったペソだけでは心許無いので、両替と、必要なものを買う為にバコール(Bacoor)の SM へ。その途中の水上レストランで昼食。田舎は素手で食べる所もありますが、一般にフィリピン料理はスプーンとフォークを使って食べます。慣れるとこれが便利なのですが、日本のレストランでやると変な顔をされるので注意しましょう。(経験者)
大都市ではクレジットカードを使えるお店も多いですが、小さなお店や地方都市ではまず使えません。トラベラーズチェックはさらに使えないので、基本的に現金しか使えないと思った方が良いでしょう。
円からペソへの両替は、田舎に行かない限り困る事はあまりありませんが、レートが悪くなるので大きな町で両替しておく方が良いです。SM 内の両替所は、銀行やホテルなどよりもレートが良いし、市中の両替商よりも安全なので、僕はいつも利用しています。(市中の両替商でも、顔見知りになれば安全かつ有利ですが、旅行者は避けた方が無難です) 出国の際に持ち出せる現金が1万ペソまでに制限されている上、ペソから円への両替が出来るところが少なくレートも悪いですから、両替は計画的に行いましょう。(物価が安いですし、大量の現金を持つのは危険です)
タガログ語では目上の人や初対面の人に対して話す時、日本語の「です・ます」にあたる "po" を文末に付けます。英語で話している時も、"po" は登場します。例えば、お店で買い物をすると "Thank you, po." と言われます。(タガログ語では "Salamat po" です)
SM 等の館内放送では、この "po" が使われるのですが、破裂音なのでマイクを通すと、ぽっぽ、ぽっぽとかなり耳に残ります。僕も慣れるまでは気になりました。
某巨大掲示板界隈から流行した「もうだめぽ」の「ぽ」も、案外タガログ語が起源かも知れないですね。(嘘)
タガイタイ(Tagaytay)に帰る途中のシラン(Silang)という町で韓国人が経営する本格的な美味しい韓国料理店を見つけました。レシートを紛失したので、お店の名前は紹介できませんが、次回も行く予定なのでその時にでも詳しく紹介しますね。
睡眠時間2時間でした。
チケットを先に貰っておくともう少し余裕があるのですが、今回は空港で代金を支払いチケットを貰う事になっているので、フライトの2時間以上前に着かないといけないのです。大阪国際空港(伊丹空港)だったら20分もあれば着くのに、関西国際空港までは約1時間半。身支度を整えて6時半過ぎに家を出ました。
関空からマニラへの直行便は、現在、フィリピン航空が週5便、タイ国際航空が毎日1便、飛んでいます。いつもは毎日飛んでいてスケジュールが立てやすいタイ国際航空の TG621 を利用する事が多いのですが、今回利用したのはフィリピン航空の PR421 を利用しました。
PR421 の飛行機は A320 で、TG621 の A330 より小さくて狭かったのですが、今回は A330 だったので少しビックリしました。もともと TG621 よりも空いている上、飛行機が大きくなった分、座席にも余裕が出来、思ったよりも快適でしたよ。
睡眠不足解消の為に寝て行こうと思ったのですが、機内で上映される映画が「007/Die Another Day」と言う事なので寝ていられません。上映開始を心待ちにしておりました。しかし、始まってみると、中国語字幕版で、ヘッドホンの調子が芳しくなかった為、セリフも聞き取り難く、寝不足の頭では半分程度しか理解できませんでした。と言う事で、帰りにもう一度見て、判らなかったところは補完する予定です。
着陸、下手でした。
フィリピン航空の飛行機は専用のターミナル(T2)に着きます。ニノイ・アキノ国際空港にはフィリピン航空以外の全ての国際線が利用する国際線専用ターミナル(T1)、フィリピン航空専用の国際線国内線兼用ターミナル(T2)、フィリピン航空以外の国内線が利用する国内線専用ターミナルがあり、各ターミナル間の移動はタクシーで10〜20分以上かかりますので、国際線から国内線へ乗り継ぐ場合はフィリピン航空が便利です。と、観光案内のような事を書いていますが、今回は乗り継ぎをしませんから、どちらでも同じです。(笑) ただ、初めてフィリピンに行かれる方は、現在建設中の T3 が完成するまでは、フィリピン航空の御利用をお奨めします。なにしろ、T1 は利用している航空会社が多い為に混雑していますし、外国人目当ての客引きが多いですから。
約束通り、空港には設計士さんが迎えに来てくれていましたので、彼の車に荷物を積み込み、空港を後にしました。
空港から南へ約60km、タール湖(Lake Taal)とその湖に浮かぶ世界最小の活火山、Taal Volcano を見下ろす町が「タガイタイ(Tagaytay)」です。急流下りで有名な「パグサンハン(Pagsanjan)」と並んで、マニラからの日帰り観光コースとしてパック旅行のオプションに入っている事も多いですし、標高約700m の場所にある為、マニラよりもはるかに涼しく、避暑地としても有名です。この町に建築中の家があります。ホテルに行く前に建築現場を見に行きました。明日から本格的に内装工事の打ち合わせにかかります。
Days Hotel Philippines の Tagaytay に宿泊しました。週末で結婚式があった為にほぼ満室。予約をしていなかったからドキドキでした。