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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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母上様、××歳のお誕生日、おめでとうございます。(u_u)
3月25日から始まる我が家の誕生日ラッシュはこれにて終了致しました。次は僕の誕生日ですが、6月で一人離れているのでいつも忘れられています。カールの誕生日はみんな覚えてるのに……。(T_T)
タイトルは悪乗りイギリス英語です。ここまで回りくどい言い方をする人は絶対に居ないでしょうね。(笑)
さて、昨日の日記に対して、哀さんから御自分の日記上で御返事を頂きましたので、昨日の補足と言うか、そんな感じの事を書いてみますね。
今回の狼狽して拒否する『頼むよ〜…』は「ああ、そう言えばそういう使い方もするなぁ」程度の表現であって、私たち日本人が常々
認識している表現とまでは言えないと思うのですが、どうでしょう。
この場合の「日本人」の英語レベルをどの程度と設定するかによって答えは変わりますが、アメリカ留学中の哀さんが、この表現を聞いて驚いた事に驚いたんです、そんなに使わない表現なのかと。とは言うものの、ヒアリングやスピーキングやライティングがあまり得意ではない平均的な日本人を対象にした場合、確かに一般的な使い方とは言えないかも知れませんね。
英語でも日常会話では日本語並みの省略をする事があります。昨日も書きましたが、今回の表現は、省略された部分にこそ意味があり、please 自体には拒否の意味はありません。昨日の日記で言いたかったのは、if you please (または may [or if] it please you) の省略形である please は、「薦める」「求める」「拒否する」等、あらゆる表現で使いますが、please 自体に薦める意味と求める意味の二つがあって便利
なのではなく、主文に副詞的な「お願い」の意味を込める「喜ばせる」とか「〜の気に入る」といった動詞だという事です。(この辺りの話はホストファミリーの方から聞いたと思うのですが、昨日の哀さんの日記には書かれていなかったものですから……)
さて、次に if you please の件です。
if you please は古典英語ではなく、現在も使われている丁寧な表現だと思うのですが……。違うのかな?
現代英語では常套句とは言えないのではないでしょうか。何故なら代わりに please とだけ言うことが通例なのだから。実際に、私にはあまり聞き覚えがないです。少なくとも、please の方が頻繁に用いられます。
現代英語というか、アメリカの日常会話においては、if you please ではなく省略された please が常套句となっているんでしょうね。学校の友達同士とか、既に何ヶ月もお世話になっているホストファミリーとの会話で、please の代わりに if you please を使うと他人行儀な感じがして変な顔をされるかもしれません。でも、初対面の人や目上の人に対する丁寧な表現として、そんなに畏まらなくて良いよと相手が言ってくれるまでは if you please を使う習慣をつける方が社会に出る上では良いと僕は思いますよ。
正しく綺麗な日本語を話す人が少なくなっている今の日本のように、いくらアメリカの英語に砕けた表現が多くなってきているとしても、やはり一定水準の教育を受けた階層の人と初めて話す時には敬語表現が使えないと相手にしてもらえません。(これは日本でも同じですよね) そういった点からも、イギリス英語やビジネス英語の畏まった表現も教養としてで良いですから身に付けて下さいね。(ちょっと偉そうかな?)
留学は大変な事も多いと思いますが頑張って下さいね、応援しています。