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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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昨日(17日)から3日間の日程で大阪府表具内装協同組合主催の「表具内装工藝展」が開催されています。場所はエル・おおさか(大阪府立労働センター)の3階ギャラリー1・2・3で、午前10時から午後5時(明日の最終日は午後4時)まで、入場は無料です。(他府県の組合の行事だからイベント情報には掲載しませんでした)
お昼過ぎにJR宝塚駅から同志社前行きの快速に乗って東西線の大阪天満宮駅へ。天神橋筋商店街を南にぬけ、天神橋を渡ってすぐにある近畿郵政局の東隣が会場の「エル・おおさか」です。(昨年まではその先にある地下鉄谷町線天満橋駅の上にあるOMMビルでした)
先週の京都の「表美展」に比べると会場は小ぢんまりとしていて、作品を鑑賞するのに程好い広さでした。(兵庫県表具内装組合連合会の「表装美術展」ももう少しゆったりとしていれば作品を落ち着いて鑑賞できるのですが…) 出展数は全部で52点で昨年より少し増えていたのですが、特筆すべきは屏風の多さです。屏風だけで約20点の出品がありました。
それと、これも大阪の特徴ですが、青年部の活動が盛んで、今年は和紙を使った壁装の実演をやっていました。「表具師の仕事」で少し触れましたが、壁装は本来は表具師の仕事で、「張付壁(はりつけかべ)」「襖壁(ふすまかべ)」「腰張(こしばり)」など、和室の壁装はクロス屋さんではなく表具師が担当しています。(この辺りの事は「内装について」に纏める予定です)
ちなみに、うちの組合の青年部は活動休止中で、現在は各支部単位で活動している状況です。しかもうちの支部は青年部を再結成しようと言ったまま宙に浮いた状態で数年経ってしまいました。今日、大阪の青年部が活躍している姿を見て、現在活動中の神戸支部、東播支部と連携をとり、一日も早く組合全体の青年部として再結成しなくてはならないなと再認識させられました。
そうそう、大阪も会場内の写真撮影は基本的に禁止で、京都と同じ様に写真集を売っていたのですが、こちらは写真集が3,500円、CD-ROMが2,500円というそこそこ良心的な値段でしたよ。(笑)