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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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とうとう始まってしまいましたね。
この戦争は正義の為の戦い
だそうです。しかし、戦争はいかなる理由をもってしても悪であると僕は考えます。たとえそれが正義の為の戦いであっても、善であるはずがないのです。
阿修羅という仏教の神様を御存知ですか? 天龍八部衆(または二十八部衆)の一人で奈良の興福寺に有名な像があります。阿修羅は釈迦の教えに従い仏法守護の神になったのですが、その前は帝釈天と飽くなき戦いを続ける魔族でした。しかし、阿修羅は魔族になる前はアスラという正義の神だったのです。
インドの神話にアスラという正義の神とインドラ(帝釈天)という力の神の戦いの話があります。アスラの娘をインドラが力尽くでさらって行った事が原因で戦いは始まります。娘をインドラに嫁がせたいと願っていたアスラでしたが、インドラの行為が自らの正義に照らして絶対に許せなかったのです。しかし、何度戦ってもアスラはインドラに勝てません。アスラの娘もインドラの妃になり幸せに暮らしていると知っても、過去の出来事が許せず、執拗に戦いを挑み続けました。その結果、アスラは天界から追放され魔族になってしまったのです。正義への拘りが神をも魔族に変えてしまったのですね。
相手の立場を考えず、自らの正義のみを主張して、それを強引に押し付ける為には多少の犠牲も仕方がないと言い切るアメリカの正義はアスラのそれに似ているとは思いませんか?