このサイトの管理人、表具師かっぱの日記です。
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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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10時半にホテルをチェックアウトして空港へ。15:05 のフライトなので13時半頃に空港に着けば十分なのですが、どこでどのような交通渋滞に巻き込まれるか判らないので、とりあえず空港の近くまで行って、そこで時間を潰すのがベストです。初めてのフィリピン旅行なら、空港のすぐ隣にあるナヨン・ピリピノ(Nayong Pilipino)で遊ぶのも良いですよ。フィリピン各地の民家などがあるテーマパークで、朝7時頃から開いています。
途中、何のトラブルもなかったので、11時半過ぎに空港の近くまで着きました。昼食を KFC で食べ、雑談で時間を潰し、少し早すぎるけど12時50分頃に空港に着きました。
ニノイ・アキノ国際空港は、T1 T2 共にターミナルには入れるのは航空券を持った旅行者だけで、見送りの人はターミナル内に入る事が出来ません。姉達とはターミナルの外で別れてここからは母と2人です。
関空行きフィリピン航空 PR422 便のチェックインカウンターは予想以上に混雑していました。順番待ちの列に並んでいると、案の定、荷物の重量がオーバーしているので、余っている分があれば分けて欲しいと言って荷物の少なそうな人に片っ端から声をかけている人が居ました。もちろん僕にも声をかけてきましたが、何が入っているか判らない荷物を預って密輸品の運び屋にされては大変です。キッパリと断りました。皆さんもお気をつけ下さいね。
チェックインを済ませ、出国税(Passenger Service Charge) PHP550.00 (550ペソ)を支払って出国審査場へ。出国審査場に入ってしまうと両替が出来なくなるので、フィリピンペソから日本円への両替は出国審査の前までに忘れずに済ましておく事。1万ペソを超える現金は持ち出せない事になっているので、特に T1 を利用される方はお気をつけ下さい。(財布の中身もチェックされて確実に没収されます)
出国審査場で出国カードを提出しパスポートにスタンプを押してもらったらセキュリティーチェック(手荷物のX線検査)です。イラク情勢が緊迫する中、テロ対策も有りかなり厳しいようで長蛇の列が出来ていました。(早目に空港に来て正解でした)
いよいよ僕の番が来ました。手荷物を籠にのせ、機械を通し、僕も金属探知機を通ってボディーチェックを受けます。ところが、手荷物が引っ掛ってしまいました。中に何かあるのでもう一度機械を通すように言われたんです。別に変な物を持っている訳ではないので素直に応じたところ、原因は小さな鋏である事が判明しました。そんな物を入れた記憶が全くなかったのですが、荷物を開けて判りました。それは裁縫セット。過去に何度も飛行機に乗っていますが、裁縫セットの小さな鋏(刃渡り 2.5cm)が引っ掛ったのは初めてです。こんな物でハイジャックできるのでしょうか?(笑)
女性係官も笑っていましたが、許してくれる訳ではなく、裁縫セットは機長預けになっちゃいました。
14:45 にようやく搭乗のアナウンスがあり、飛行機に乗り込みました。飛行機は A320 で、いつもの小さいやつです。セブ(Cebu)からの飛行機が遅れているらしく、乗り継ぎ客を待ち、定刻より25分遅れで離陸しました。
A320 は狭い上に、12インチ程の液晶モニタが4列毎に天井からぶら下がっているだけです。当然、楽しみにしていた「007/Die Another Day」も、日本語字幕版でも読めない大きさ。またヒアリングのテストです。(笑) でも、今度はイヤホンの調子も良く、2回目と言う事でかなり聞き取れそうな感じでした。ところがです。今日は気流が不安定なのか、ベルト着用のサインが何度も点灯し、その度に英語、フィリピン語、日本語でのアナウンスが有り、映画が中断しました。ただ中断するのなら良いのですが、中断中も裏で流れているから、再開した時には話が数分進んでいます。2回目じゃなければ、ストーリーの把握も難しかったでしょう。そしてさらに、追い風に乗ったのか、関空到着が定刻よりも40分も早まりましたから、映画はラスト10分を残して終了してしまいました。(T_T)
飛行機は定刻より40分も早く着いたのに、ターンテーブルになかなか荷物が出てきません。その間に例の裁縫セットは返して貰えたのですが、ターンテーブルに荷物が出てきたのは到着から30分後の19:50頃でした。税関は問題無く通過し、ロビーに出たのは飛行機の到着予定時刻(20時)でした。
空港には父が迎えに来てくれていました。父の運転する車に乗り、道路事情の良さと左側通行に少し違和感を感じて、日本に帰ってきたんだなぁと実感しました。
家に着いたのは21時半頃。ちぎれるんじゃないかと思うくらいシッポを振ってカールが出迎えてくれました。