このサイトの管理人、表具師かっぱの日記です。
(新規投稿は出来ませんが、ツッコミは入れられます)
別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
※ 当日記はレイアウトに CSS2 を使用しています ※
(CSS2 未対応のブラウザでも閲覧・投稿は可能です)
なお、IE3 と NN4 は CSS への対応が不完全ですので、設定にかかわらず適用されないようにしています。ご了承下さい。
こちらの記事へツッコミを入れる場合は下のフォームに書いて下さい。
内容が異なる場合はブラウザのバックボタンで戻って下さい。
朝食をホテルで済ませて建築現場へ。13日(木)の予定通り、いよいよ今日が最終チェックです。
修正をお願いしていた壁の傷も、ペンキの塗り直しをお願いしておいた部分も全て綺麗になっていました。ペンキはまだ下塗りではありますが、下地がしっかりしていれば仕上げも綺麗なので大丈夫でしょう。クロスは家が完成する7月以降に自分達で張る予定なので、下地の処理が綺麗に出来ているから大丈夫でしょう。これで一安心。
最終チェックが終わったので、職人さん達は現場の後片付けをしたら月曜日までお休みです。皆さん現場に泊り込んで仕事をしていますから、週末は家族の所に帰るそうで、最終チェックが早く終わったから嬉しそうでした。
そして、もう一つ、彼らが楽しみにしていたのがお給料です。一人ずつ設計士さんと現場監督の所に呼ばれ、お給料を貰い、帳面に受け取りのサインをします。お給料は現金で渡すのですが、一人分のお札が纏められて、名前を書いた紙と一緒にホッチキスで止めてあるんです。
まあ、日本人がお札10枚ごとに1枚を折って束ねるのと同じ感覚でフィリピンの人はホッチキスで束ねているのですが、初めて見たらきっと驚きますよ。(笑)
お昼前に最終チェックが終わったので、タガイタイ(Tagaytay)周辺をぶらぶらしようという事になりました。
昼食はマッシュルームバーガー(Mushroomburger)へ。ここはキノコ農場直営のハンバーガーショップで、キノコ類の販売もしています。ファーストフード店とは違い、注文を聞いてから作るスタイルなので、常に出来たてで美味しいですよ。値段も手頃なのでお奨めです。
食事の後、タール湖(Lake Taal)を見下ろしながらのんびりとドライブをして、3年前に見つけたコーヒー屋さんへ。タガイタイ(Tagaytay)の南、バタンガス(Batangas)州は、御存知の方もいらっしゃると思いますが有名なコーヒーの産地でした。にもかかわらず、フィリピンには美味しいコーヒー屋さんが殆ど有りません。ここは、フィリピンで見つけた数少ない美味しいコーヒー屋さんです。現在、フィリピンで多く栽培されているのは、インスタントコーヒー用のロブスタ種とアラビカ種ですが、かつてはリベリカ種のバラコ(Baraco)が盛んに栽培されていました。このコーヒーを復活させようとしている人達がタガイタイ(Tagaytay)にいて、バラコがタガイタイの名産になりつつあります。ここのお店はバラコが飲めるんですよ。お店にはイングリッシュガーデンがあり、アップルパイやパンも売っています。すごく感じの良いお店ですよ。
夕食の後、ホテルに戻って帰国の為の荷造りを始めました。姉はそのままフィリピンに残るので、姉の荷物を分け、設計士さんに渡した資料も減ったので、荷物が非常に小さくなりました。これに頼まれていた地酒とハチミツとコーヒー豆を入れても、母と2人分の荷物で25kg未満。空港で運び屋になってくれと頼まれないようにしなきゃ。(笑)