このサイトの管理人、表具師かっぱの日記です。
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別冊 表具師かっぱの「脱 三日坊主 宣言!」もちまちま更新中
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と言っても暦の上でのお話。
今日は旧正月です。暦の上では節分の翌日、立春からは春になります。茶室に掛ける軸も、季節を先取りした春の取り合わせに変わるので、この日記のスタイル(氷重)も、近々デザインを変更する予定です。
* { font-size: inherit; }で、CSS のお話です。
inherit とは「継承する」という意味なのですが、総称セレクタ(*)に font-size: inherit; を指定するとどういう効果があるか判りますか? これは、全ての要素について、親要素のフォントサイズを継承するという意味で、通常は継承しない要素間でも、最上位要素(body 又は html)のフォントサイズが絶対値として継承されます。似たような指定で、* { font-size: 100%; } というのが有るのですが、こちらは相対値としての継承になります。まあ、絶対値・相対値は、内部的な問題なのでこの時点では見た目はあまり変わりません。
この設定、意外と便利なのですが、Opera にとっては鬼門です。font-size: 100%; を指定すると、なぜか文字が一回り小さくなってしまうので、* { font-size: 100%; } をやってしまうと、階層が深くなれば文字が読めなくなっちゃいます。また、font-size: inherit; を指定すると悲しいくらい文字が小さくなり、* { font-size: inherit; } をやっちゃうと、Opera 6.05 の場合クラッシュします。
散々クラッシュに見舞われたことがトラウマになって、最近は Opera を使ってないのですが、バージョンアップした Opera 7 ではクラッシュしなくなったようです。まだ英語版しか無いので普及には時間がかかると思いますが、* { font-size: inherit; } を安心して使える日も遠くないようですね。
ちなみに、IE6 は、inherit 自体を知らないようなので、何も起こりません。(笑)