| [1871] Ｕ－１２ ニッポンハムカップ関西大会 |
- 亮コーチ - 2013年12月15日 (日) 18時04分
12/14.15（日） 堺ＪＧＲＥＥＮ Ｓ１３
予選リーグ
①大阪市ジュネッスＦＣ○１２－０●紀城
②大阪市ジュネッスＦＣ○６－０●愛知ホワイトスター
予選一位通過
決勝トーナメント
①大阪市ジュネッスＦＣ○８－２●ポルベニル
準決勝
②大阪市ジュネッスＦＣ○６－０●ＳＳクリエイト
決勝
③大阪市ジュネッスＦＣ●０－１○ディアブロッサ高田
結果：準優勝
《コメント》
コメント更新遅くなりました。
関西大会準優勝おめでとうございます！と言いたいところですが、とても悔しい気持ちが残っております。このチームの目標は、【ニッポンハムカップで優勝する！！】でした。その目標に向けて、これまで努力してきました。しかし、結果はついてくることができませんでした。チームとして何が足りなかったのか？指導者として何が足りなかったのか？たくさん考える事があります。サッカーのコーチを始めて１０年が経ちます。たかが１０年ではありますが、とても中身の濃い１０年だったように思います。
少し、昔話をします。。
１０年前は今のようにスタッフの数も多くなく、選手も各学年が10人いたらいいぐらいでした。自分たちが選手の時からお世話になっていた大阪市ＦＣ（ジュネッスの前身）で指導をスタートした時は、コーチというよりもお兄ちゃん的な存在で、選手からは「あき君・りょう君・大辻君」と呼ばれていました。今のセレッソ大阪の丸橋選手もそう呼んでいましたね。そんな状況の僕たちに米田顧問や中西代表、清水夫婦（おとんとおかんですが・・・）は、指導する機会を与え続けてくれました。最初の頃は、指導についてや選手の起用方法など色々な面で叱られていました。若さゆえの過ちというのが多々あったようです。その時はわからないものですね。。今の年齢になってみると、若かったんだなと思えます。
ジュネッスのサッカースタイルを確立させることができたのも、指導しだして５年が経過してからでしょうか。それまではスタッフ内でもたくさん言い合いをし、目指すべき理想を模索してきました。ジュネッスの最大の強みは、【スタッフ間の信頼関係】だと思っています。この部分においては他のどのチームよりも固い結束力で結ばれていると自信をもって言えます。今はスタッフが増えていますが、当初は米田顧問・中西代表・清水夫婦がいましたが、現場の指導はアキコーチ・大辻コーチと僕だけでした。その期間がとても長く、この３人のジュネッスサッカーの考え方が共通していることが最大の強みだと言えます。アキコーチと僕は実の兄弟ですが、大辻コーチも弟のような存在で、ずっと一緒にいる状況でした。
ほぼ毎日清水家に集まっては、あのプレーがどうだったとか、あいつがこんなプレーをしただとか、ずーっと話していた気がします。どちらかというと僕はサッカー命！！というわけではないのですが、アキコーチと大辻コーチは完全なるサッカーバカですね。。ずーっとサッカーの話しています。疲れないのかな？と思いますが好きなんでしょう。。(笑）
そうやってコミュニケーションの時間を大事にして、意思疎通ができるようになって今のジュネッスがあるのだと思います。それを陰で支えてくれていた、米田顧問・中西代表・清水夫婦には本当に感謝しています。
徐々にジュネッスのサッカーが評価されたり、結果が伴ってくることで自分達の指導に自信をもつことができてきました。それでも、大阪でＮｏ１になるには足りないものがありましたね。「ジュネッスの子はうまいね！」と言われることが増えてきても「ジュネッスは強いね！」と言われることはありませんでした。そこが僕たちスタッフが壁にぶち当たった所でした。「うまい」と「強い」の両方を備える為には何が必要なのか？悩みました。。
その答えが出たのかはわかりませんが、今の６年生には「うまさ」と「強さ」と「賢さ」がありましたね。ジュネッスのサッカーをきちんと理解して、実行する技術を持つ選手が揃っていました。
小学年代のサッカーが１１人制から８人制になったこともジュネッスには追い風になったのではないでしょうか。８人制では「うまく強いチーム」が必ず勝ちます。１１人制のようにまぐれや、やりようで勝つことが難しいです。
４年生の時にチビリンで吹田千里に負け、関西の切符を逃しました。。とても悔しかったのを覚えています。そこから這い上がってきて小学生大会で優勝することができました。ただ、フジパンカップでは決勝トーナメントでフォレスト京都に負け。。そこでもまた悔しさを味わいました。もう一度気持ちを入れて取り組んだ全日で優勝する事ができジュネッス初の全国への切符を手にしました。しかし、全国では一度も【Ｊチーム】に勝つ事ができず、またまた壁が現れました。。全国に行ったことで【燃え尽き症候群】になってしまうチームが多いと聞いてきましたが、それと同じになるのだけは絶対に嫌でした！！予てからの目標であった【ニッポンハムカップで優勝！】に向けて、再スタートでした。。今大会中とそれまでのみんなの取組みは素晴らしいものがありました。みんなの良いところは、常に全力でひたむきに努力しつづける事です。全日が終わってからも、だらける事無く一生懸命頑張ってくれましたね！！そして大阪大会で見事無失点優勝！！３冠を達成することができました！そして、待ちに待ったニッポンハムカップ！！！決勝までは危なげなくジュネッスサッカー全開で勝利することができました。そして迎えた決勝戦・・・。 ０－１の負け。。目標達成寸前でまたしても壁が現れました。。勝負の世界には必ず勝ち負けがつきます。残酷なまでに勝者と敗者が存在します。勝者にしか得られないことがたくさんあるでしょう。負け犬の戯言かもしれませんが、敗者にも得るものがたくさんあるはずです。そして、ここで目標達成できなかった悔しさをバネに次のステージで大きく羽ばたいてくれることを期待しています。
６年生のみんなへ・・・
小学生年代の協会のメイン３大会が全て終了しました。この３大会がどうでしたか？全力でやりきれましたか？これから成長する為には、今の自分をしっかりと見つめて、振り返り、何が良くて何が足りないのかを理解する事が大事です。２ｎｄメンバーや試合に出れなかったみんなも、サッカー人生はまだまだこれからです。小学生の頃は負けていた相手でも、これからのみんなには大きな可能性が秘めています。諦めることなくひたむきに努力してほしいと思います。来年度のジュネッスジュニアユースには、お陰様でたくさんの入部希望者がいます。それもみんなの頑張りがあっての事です。しかし、これからは強力なライバルがたくさん出現します。単純に部員数も増えますし、レベルの高い選手が集まってきます。当然、ジュニアからジュネッスにいる選手がジュニアユースになってもチームを引っ張ってくれることを期待しますが、新しいメンバーが入りサッカーが１１人制になり、また化学反応が起きる事も期待しています。試合に出れていた選手が出れなくなることもあるでしょう。逆に出れていなかった選手が覚醒することもあるでしょう。どうなるかは自分次第です。亮コーチはジュニアの監督なのでジュニアユースの試合にはたまにしか行けないですが、みんなの活躍を期待しています。
キャプテン（隆）へ
まだ終わりではありませんが、一旦ご苦労様でした。たくさん怒られましたね。たくさん泣きましたね。亮コーチの事が怖くて嫌いになったこともあるのではないでしょうか。ですが、その分体に似合わない存在感が出てきたように思えます。そんな隆を亮コーチは信頼していますよ。言葉にできないくらい感謝の気持ちがあります。隆をキャプテンにして本当によかったと思えます。ありがとう。
保護者の皆様
僕たちスタッフが見えていない所で、たくさんのサポートをしていただき本当にありがとうございます。皆さんのお蔭で、ここまでくることができました。子どもたちがサッカーで落ち込んで帰ってきた日も、優しく支えてくださり感謝しています。毎週末の試合が楽しみで、仕事の疲れを吹き飛ばしてくれるような子どもたちのプレーでしたね。残り数か月ありますので、引き続きサポートの程よろしくお願いします。
５年生の選手・保護者の皆様へ
これからはみんなの番ですね！亮コーチも今まで６年生の大会が多く、なかなか５年生の試合を見る事ができていませんでしたが、これからはガッツリ見ていきますよ。そして、スタッフ全員でみんなを「うまく」「強く」「賢く」していきます！６年生のような結果が出るかはわかりません。ですが、全力でみんなを育てていきますので、付いてきてください。時には、嫌なこともあると思います。ですが、それを乗り越えられる集団をつくっていきますので、チーム一丸となって頑張りましょう！これからのみんなに期待しています。
長々と書きましたが、まだまだ書きたいことがあります。ですが、今回はここまでにしておきます。卒団の時に書くことがなくなりますね（＞＜）
とにかく！
みんなのお蔭で、とても楽しくサッカーができました。指導者として最高の経験をすることができました！！一生の宝物です！
ありがとう！！
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