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[206]Home
kojiro
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ドアを開けた瞬間 誰もいない薄暗い部屋の中
遠い過去の幻影が 現実との温度差を 遠く隔てていく
何時までも慣れない この部屋で
何度の夜を越えればいい? 何度の朝を迎えればいい?
贖え切れぬ罪の多さと 守りきれぬ者への後悔を この胸に抱きながら
傷つき疲れきった 心と体を静かに横たえ
せめて夢では あの頃の 安らぎに満ちたぬくもりを
明日という 現実と戦うために
君のいるあの場所へ きっといつか 帰り着くために
僕は静かに目を閉じる
[2005年05月06日 (金) 23時00分]
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