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  「日本キリシタン墓碑総覧」を発刊
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投稿者:宮田 学

 大石一久さん(長崎県歴史文化博物館・研究グループリーダー)の新たな業績の紹介です。

 大石さんが編集者となって、島原の乱の舞台となった「原城跡」や「日野江城跡」「吉利支丹墓碑」などが存する南島原市の教育委員会が、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録の推進をめざして、「日本キリシタン墓碑総覧」を発刊されました。

 この本は、江戸前期までのキリシタン墓碑と確認された全国202基(うち3分の2が島原半島に存在)の一つ一つについて詳細に記録したうえで、様々な角度から論考を加えています。

 世界遺産指定には教会群が注目されていますが、この本で「その背景にも貴重な史跡が数多く存在している」と実証されたことにより、世界遺産の指定に大きく前進することを期待したいと思います。

 A4版、638頁、非売品。800部が発行され、県内をはじめとする各地の図書館に寄贈されたようですので、ご覧になりたい方はお近くの図書館にお尋ねください。
 長崎新聞5月3日付もご参照ください。

 なお、大石さんによると、佐世保市にはこの本で取り上げられたような古い時代の墓碑は存在しておらず、黒島のキリシタン墓碑も後の時代のものだそうです。

[104]2012年07月07日 (土) 11時35分

日経新聞にエッセイ掲載
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投稿者:宮田 学

「日本キリシタン墓碑総覧」の刊行の中心になった大石一久さんが、本日(2012年8月28日)付日本經濟新聞の最終面(文化面)に、この本ができるまでの苦労話等を披露されています。

 調査対象の墓碑は全国で192基、それらの全部について拓本に落とす作業をしたという。そして、その作業の過程で、金泥の痕の発見という思わぬ副産物が生まれたこともあったとか。
 1549年のキリシタン伝来以来、50年を経て、始めて特有の伏碑が造られるようになった謎など、いくつかのエピソードも語られています。

 そして、今回まとめた「基礎資料」を、次代の研究者が「うまく料理してくれること」を望んでいると記されています。

(写真は、還暦同窓会時)

[105]2012年08月28日 (火) 09時09分



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