第58回・11月五湖短詩句会・作者発表
皆さん こんにちは。 第58回・11月五湖短詩句会・作者発表です。 よろしくお願いします。
01 旅路より帰る独居の木守柿/一八 02 秋深し鏡の傍のアロマ瓶/みえ 03 農道をとぼとぼゆけば時雨なり/遊凪 04 錆色のオブジェに光冬隣/猫玉 05 時雨るるや離島フェリーの影あわし/照草 06 現し世の熊の出没間近なり/猫玉
07 立冬や蕪の酢漬漬かりゆき/遊凪 08 沁み入るはポストの朱(あか)や初時雨/うづら 09 時雨来て雲水の笠急ぎけり/一八 10 剥落の摩崖の仏木の葉散る/照草 11 仕舞ひ湯にひとひら浮かす散紅葉/うづら 12 音沙汰のなくて気になる片時雨/猫玉
13 立冬や毛虫が急ぎ径帰る/遊凪 14 下駄履きの翁の闊歩片時雨/みえ 15 太鼓待つ九州場所や豆腐切る/うづら 16 石蕗のひかりに温む胸の奥/一八 17 万鬼祭ここから先は行き止まり/みえ 18 冬立つや夫の残せし日記帳/照草
#兼題当番# >令和7年12月の兼題は 猫玉さん にお願いします。 前月の作者発表後28日頃までにここに書き込んで戴くか、 遊凪まで電子メールで次月の兼題案をお知らせ願います。 よろしくお願いします。 ≧^_^;≦ 感想や意見交換などございましたら、 「五湖短詩3」のグループラインでもどうぞでございます。
No.601 遊凪 2025年11月23日 (日) 08時46分
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