第57回・10月五湖短詩句会・作者発表
皆さん こんにちは。 第57回・10月五湖短詩句会・作者発表です。 よろしくお願いします。
01 白濁の湯にひとひらの色葉散る/みえ 02 新酒呑みこの世の憂さを発散す/猫玉 03 惜しみなく散り敷く秋や万華鏡/うづら 04 知らぬ間に金木犀の世界地図/遊凪 05 散るものに意味とはずして秋深し/一八 06 行く秋や唐臼ひびく陶の里/照草
07 つかのまの紅(くれない)に酔ふ素風かな/うづら 08 彼岸花袖擦り合ひし人のこと/みえ 09 背伸びしてやっと咲いたか曼珠沙華/遊凪 10 神木に深き洞穴地虫鳴く/猫玉 11 独り居の静寂に木の実落ちる音/照草 12 檀の実手をくすぐりて母の声/一八
13 マンションの積み上げ工事天高し/猫玉 14 柿吊るす祖父の背中に陽は差して/一八 15 月皓々天突くごとき白骨樹/照草 16 徒然に胡桃あそばす掌/うづら 17 葉音して秋雨の降る狭庭かな/遊凪 18 秋風に言の葉散りてしまひけり/みえ
#兼題当番# >令和7年11月の兼題は うづらさん にお願いします。 前月の作者発表後28日頃までにここに書き込んで戴くか、 遊凪まで電子メールで次月の兼題案をお知らせ願います。 よろしくお願いします。
≧^_^;≦ 感想や意見交換などございましたら、 「五湖短詩3」のグループラインでもどうぞでございます。
No.588 遊凪 2025年10月23日 (木) 05時51分
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