第56回・09月選句感想
第56回・09月選句感想です。 よろしくお願いします。
07 へぼ将棋つかぬ勝負に秋刀魚の香 ○ 縁台での昭和の風景が想い出されます。
08 寒蝉の早口ことば昂れり ◎ たしかに、生きている証を吐き出しているようです。 中七の捉え方も面白いですね。 10 山の湖水面に乗せる星月夜 ○ 静かに時の流れと余韻を感じます。
11 丸窓に居坐わる猫やカシオペア ○ 猫も物思いに耽っているようです。
12 待宵や針に通らぬ糸ばかり ○ 針が小さすぎるのでしょうね? 14 待宵の月と歩まん古都の径 ◎ 愛しい人との散策でしょうか? 思い出深い月夜となりましたね!
・・・恐々謹言・・・
No.575 遊凪 2025年09月22日 (月) 08時44分
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