投稿日:2018年09月24日 (月) 16時42分
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ランドルフ・スコットの「暴力部落の対決(‘57)」という映画をネットで見せてくれているので見ました。50年以上前に映画館で見たときは、不出来な作品だと思ったのですが、これは当時作られていた鮮烈なラナウン・シリーズの印象が強かったためと思われ、今改めて見ると、別に名作ではないけれど不出来と決めつけることはないと思います。
むしろコメディ西部劇の傾向がありますね。スコット大尉と、弟分のジェームズ・ガーナー軍曹、ゴードン・ジョーンズ一等兵はコメディアン3人組というわけです。
主演女優はアンジー・ディキンソンとダニー・クレインの2人で、クレインという人は、小生はこの作品でしか見たことがありません。割と寡作なうえ、TV作品が多いようです。
アンジー・ディキンソンはこの2年後に「リオ・ブラボー」で脚線美を見せてくれましたが、この作品で脚線美を見せるのはクレインの方で、アンジーは地味な雑貨店の娘役です。それを見て、スコットの「静かなる対決(’46)」で、後に妖艶の誉れ高かったロンダ・フレミングがやはり雑貨店の娘だったのを思い出しました。
上記3人の女優さんは、60年かそれ以上前の映画に出た人たちで、80才代、90才代と高齢ながら、ご存命なのはファンとして嬉しいですね。ご長命をお祈りします。
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