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[264]あの球は強烈だった
投稿者:旅立つ55番
(2002年11月07日 (木) 02時54分)
“真っ向勝負”心ゆくまで楽しめる地へ (報知新聞) 松井が忘れられない試合がある。9月16日の横浜戦(東京ドーム)。松井はこの試合で、自己新となる 43号アーチを放ったが、忘れられないのはその一発ではなく、迎えた最終打席だった。右ひじへ死球。 珍しく怒りをぶちまけた。 試合後、原監督は「意図というのがどういうものなのか、心の奥を聞きたい」とコメント。 誰もが故意と疑った。松井の思いも同じだった。
個人名は決して明かさない。しかし、松井によれば今季、たびたび同じような光景が繰り広げられていたという。内角をえぐるだけならまだいい。ブラッシュボールならまだ許せる。当たるようでは、まだ自分に技術がないだけなのだから。でも、指先からボールが離れた瞬間、明らかに体に向かってくるボールが数え切れないぐらいあったという。「いくら何でもね」避けようがない。相手は故意に当てにきているのだ。
ファンは耳をふさぎたくなるような話かもしれない。だが、実際プロのレベルではこのような “暗部の闘い”も存在する。 巨人の4番になり、脅威になればなるほどマークもきつくなる。そのたびに松井は長嶋終身名誉監督から「ワンちゃん(王貞治・現ダイエー監督)もそうだった。それを乗り越えるしかない」と励まされた。 しかし、あの日の一球には、さすがに我慢がならなかったのだろう。 その夜、松井は「オレが日本でプレーする限り、この状況は続くんだろうね。その点、メジャーはいいよな。ボンズ(ジャイアンツ)は別として、真っ向勝負してくるもんな」と話していた。
*殺人球を投げたのは福盛でした。見ていてあまりにショックだった。
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